2000年 夏 沖縄紀行 (Part4)

最終日 ペンションをAM8:00に出発、那覇と逆方面に1時間車を飛ばし、本部の渡久地港へ向う。
目的地は水納島。 クロワッサンの形をした島で、真っ白な砂浜が延々と続くこれまた隠れ家的ビーチだ。
港から高速船で15分で島に到着。 船着場から見降ろす水中は、透明度が今までで1番良いみたい。  
台風が去り、沖縄の海の実力を見せ付けられた・・。  ク−ッ、何でまた最終日に・・・。(まだ言うジュンコ)

水納島ビーチは、砂地の遠浅な海。 瀬底ビーチに比べると少々観光地化されている。
透明度が高いので、島を取巻くリーフを見に行こうと、ボートで沖まで行くスノーケルツアーに申込んだ。
たまたまこの時間に申し込んだのが私達だけだったので、ジェスパも同乗させてもらえた。
浜から5分の所で、アンカーを降ろし、今度はジェスパも一緒に海に飛び込む。
「今度こそ、良い素潜り写真を撮ってやる〜ぅ。」意気込むジュンコ。 ユウコは気ままに魚探しの旅にでた。

     
     海の底まで見える透明度。 最高!             水納島のビーチ

水納島のリーフは、一昨年の白化現象で浅瀬の部分はほとんど死んでしまっていた。とは言えテーブル珊瑚が
一面に広がって沖なのに足が立つ所もある。  これが元気な珊瑚だったら、どんなに綺麗なのだろうかと思う。
新しく生まれた珊瑚が元の大きさに成長するまで あと何十年も掛かる事だろう。

あっと言う間に今回の旅行 最後の海ともお別れの時間になった。 
嫌だ嫌だ、あと1週間!いや、1ヶ月! ふやけるまで居たいよぉ〜っ!  (充分ふやけ過ぎな気もするが・・。)
しかし、連絡船に乗り遅れては大変というユウコの冷静な判断で、バタバタと帰り仕度をして、どうにか出航。
那覇に向けて帰路についた。

途中、国道を少し入り 「焼物(やちむん)喫茶・シーサー園」へ寄り道。アイスコーヒーと氷ぜんざいをいただく。
この喫茶店は、天然記念物の蝶が周りに生息している、静かな自然の中にあり
山原(やんばる)の森はこんな感じかなぁ?と思わせる程 雰囲気が良い。 沖縄は海だけでなく、森も凄いのだ。

         
「シーサー園」だけに屋根には無数のシーサーがいる。        ジャンバルターコのタコス。 皮から全て手作り。

お腹が空いたので、名護市のタコス屋「ジャンバルターコ」でランチにする。
沖縄には、タコスの美味しい店があちこちにある。 「ジャンバルターコ」も小さいお店だがナカナカやる。
店先には、チキンが丸ごとグリルされてクルクルまわっていた。
私達は、ビーフタコスとグリルチキンタコスを頼み アボガドとトマトをトッピングした。 ムチャうまい!

名護市近辺の食べ物屋(沖縄そば、ステーキ、タコス)は3軒とも本当に美味く、食いしん坊のジュンコを
虜にしていたようだ。

そして、そこから高速道路を使い、一路那覇市にひた走る。 
那覇市で、伝統工芸館を覗いたり、やむちんの故郷・壺屋界隈でお土産のシーサーを買ったりしていると
予定の時間が過ぎてしまい、慌てふためきながらレンタカーを返し、那覇空港へ向った。

しかし、もうこの辺になると私達3人と1匹もいささか「お疲れモード」に突入。
気が付くと、口から魂が抜けていた。
そりゃそ〜だ、もうみんな若くもないのに、欲張って遊び過ぎたツケが廻ってきたのだから・・。 (ーー;) 

こうして、へなちょこ隊の夏休みは終わった。  え〜ん・・。

 

                      
                        ジェスパ、楽しかった? また一緒に来ようね。

 

                                    最後まで読んでくれてありがとう。m(__)m  

 

水納島への交通 高速船ニューウィングみんな 片道780円 0980−47−5179 夏期間は増便。 運航時間は要確認。

               

 

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