2000年 夏 沖縄紀行 (Part3)

6日目 朝食後、恩納村のルネッサンスリゾートホテルでイルカと触れ合って遊べるツアーに参加する為
ホテルへ向う。 ホテル内はペット禁止な為、ジェスパは1時間ばかしペンションでお留守番させることにした。

本日のイルカは『ココ』と『アレカ』だった。 
シュノーケルを着けて仕切られたビーチ内を浮かんでいると、イルカが人間の下を泳ぐ。 
そして、桟橋からボール投げをしたり、ジャンプしたり、頭を撫でたりするのだ。
イルカに触るとツルツルして滑らかなゴムの様だった。
私達は、三宅島で野生のイルカと泳いだ事があったが触った事は無かったので、大変興味深かったし
友人のOちゃんは初めてのイルカとの大接近で大満足出来たようだ。 

人間がイルカと楽しく遊んだ後、ペンションでカンカンに怒っているジェスパを黙らせる為 海水浴に出かけた。
恩納村のリゾート地では、犬お断りのビーチが多いので 「ふん! こんな汚いビーチで遊べるかっ!」と
負け惜しみの暴言を吐き、本島北部の瀬底島に行く事にした。

瀬底島は、友人・ジャムちゃん一家が推奨してくれた所で、サミット会場にもなった名護市の先、
本部半島から橋で繋がっている小さな島だ。

恩納村から車で走る事1時間、本部の町へ着いた。 海水浴場に行く前に軽く腹ごしらえと言う事で
沖縄そばで有名な『きしもと食堂』に寄った。  ここのメニューは沖縄そば(大600円・小450円)しか無い。
店の前には麺やスープを作るのに使われる薪が山積みされていて、店内には扇風機。 
田舎のおばあちゃんの家に来たみたいで、どこか懐かしい。  
甘辛い三枚肉が入ったそばは、評判どうり本当に美味い! とにかく1度食べて欲しい!

           
瀬底ビーチは流れが早く、すぐ50メートル位流される。     とにかく陽射が強く、日焼け止めしても真っ黒になる。

午後の2時をまわった頃、瀬底島に到着。 
この日、ずっと留守番だったジェスパは、車を止めた途端 「待ってましたぜぃっ!」と言い残し 稲妻の様に
海に向って消えて行った・・・・。  自分が犬だと気付き、陸に上がってくるまで 放って置く事にしよう。

瀬底ビーチは、海の家が1軒、シャワー、トイレのみのリゾート化されてない地元民のビーチで
穴場てき存在であるが、かなりの実力派だ。
真っ白い砂浜が続き、海の中に入ると 胸の深さ位の所には珊瑚が点在し多くの魚が見れる。
岩影では、家族がお弁当を食べていたり とにかくのどか。 ジェットスキーもバナナボートも無縁の楽園。
この日は、まだ台風の影響があったので 水中の透明度はイマイチだったが、再び訪れたいビーチだった。

ビーチを後にして、ペンションに帰る途中 ジュンコがまた「腹が減った」と言う。
またかい?と思いつつ、従う事にした。  この日の夜はステーキ。
「沖縄に来たらステーキでしょ!」と、地元の人で賑わう 名護市にある「朝日レストラン」へ行った。 
ナマで食べてもマジで美味い肉を 目の前の鉄板で たっぷりのバターとニンニクで焼いてくれる。 
そんな贅沢をして1900円だった。 お願いだから東京に支店をだしてくれぇ〜っ! 

   
 
朝日レストランのステーキ 
思い出してただけでも涎が垂れる。

夜はペンションに帰って来て、少し休み、本島中部の北谷と言う町にぶらぶらしに出かけた。 
北谷の町はかなり遅くまで賑わっていると聞いたが、それはやはり飲み屋の事なのか?
10:00過ぎていたので店が締まっている所が多くて残念・・。 はぁ〜、今日も1日良く遊んだ。

  沖縄のお台場(?)
 北谷に新しく出来たショッピング街。
 
    



7日目 今日の予定はシーカヤック。  「シーキャプテン」にお世話になった。
ジェスパを連れていくことを交渉してみたが、他にも人がいるので無理と、あえなく断られた。^_^;
またまたカヌーショップの犬達と共に木陰でお留守番。 当然ずーっと吠えていたことだろう・・。

シーカヤックは初めて乗ったが、リバーカヤックとの違いはまず船体が長い為、結構 楽に進む。 
そして、操縦舵が後ろの席に付いているので、方向転換がし易い。 
おまけに 底まで透けるような真っ青な海を、風をきって漕いで行くのは気持ちが良い。 ご満悦だ。  

台風が去って、ムチャクチャ良い天気。
距離はかなりあったのだが、波も無く初めてでもなかなか良い感じ♪
             見よ!この海の色を。 
        ク〜ッ、今日、ダイビングしたかったよ〜。(T_T)
           と、いつまでも未練タラタラのジュンコ。
   

本島では有名なダイビングポイント真田岬に上陸。 ここで1時間位シュノーケルをして遊ぶ。
沖に向って少し泳ぐと、ドロップオフとなり、それはそれは竜宮城のように魚がいっぱい。
下の方にはダイバーが潜っているのも見える。 さらに洞窟の中へ行くと、ギンメモドキの大群がまるで1つの生き物
の様に縦や横に動いて、洞窟に差込む光に浮かび上がり、なんとも言えず綺麗だった。
帰りはまた同じコースを漕いで帰る。  さすがに最後はちょっと腕が疲れた。 

半日コースのカヌーツーリングを終え、ペンションに戻る。 
夕方、沖縄最後の夜なので、ビーチサイドのバーへ繰り出しカクテルを飲み、タコスとエスニック料理で乾杯した。

         
 バーの前のビーチに夕日が沈む。     何度も検問を受けた山形県警のお巡りさんと記念撮影。

 

           

 宿   本島・恩納村  サーフサイドイン万座  098−966−8663   犬同伴O.K(犬料金あり)

 

 

                      

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