スノーキャンプ 前編
3月18日
初めてのスノーキャンプに挑戦♪ 天気予報もハズレて晴れたし、買い出し&準備も万端。
今回は忘れ物は無いぞー!!
午後1:30、東京を出発。 一路、猪苗代湖へと向う。
猪苗代インターを降りたのは日も傾き始めた頃だった。
「あっ、コハクチョウだ。」 そう、猪苗代に来たからには『白鳥』である。
でも、まだ湖は見えない。 「??」 私は白鳥というものは湖の上に浮かんでいるもの
だとばかり想像していたのに、今、私の目の前には 田んぼの中に雑然と並び必死で、
穀物を突付く10羽の白鳥の姿があった。
「う〜ん・・。
なんて堕落した白鳥なんだ! こう、白鳥の正しい姿と言うのはね・・・。」
私が正しい白鳥について力説していると言うのに 「えっ、雪ないじゃん!!」とジュンコに
遮られた。
確かに猪苗代湖に着いたのに白鳥はおろか(もういいって?)雪がぜーんぜん無い。
これじゃぁ、スノーキャンプと言うよりも残雪の中でキャンプしました程度になってしまう。
思い直して、進路を裏磐梯へと変える。
午後5:00、日がかなり傾いてきた頃、裏磐梯の桧原湖畔にある「こたかもりキャンプ場」に
到着した。
裏磐梯はさすがに雪がたっぷりあった。 一同大満足。
しかし、このキャンプ場・・料金はしっかり取るのに、水道は止まってるわ、炊事場は雪で
使えないわ、トイレの入り口は見つからないわ(埋まってた)で、タンクに水を持って運んだ。
まずはサイトを圧雪されてある見晴らしのいい場所に決めて、さっそく、設営に取りかかる。
圧雪されてはいるが、一応 テントを張る部分を踏みしめて固める。
こうしてしっかり踏んでおかないと、翌朝起きてみると体のあった位置だけが解けて
沈んでしまうのだそうだ。
踏みしめ作業。フォークダンスじゃないよ〜。 さっそく、雪の下のボール探しに没頭するジェスパ
次にぺグの代りに雪を詰めたビニールを埋める作業。しっかり4箇所を固定した。
今日はとりあえず寝るだけなので、タープは建てずにテントの中で食事の準備&寝仕度。
テントの中には一番下に銀マット、その上にビニールシート、そのまた上にダンボールを敷
き詰めた。
これで、中で食事を作ればきっと暖かいはずだ。
一通り設営も終えて、ホッとした頃には夜のとばりが降りてきた。
夜は豚しゃぶをテントの中でする。 ボール探しで外を走り回っていたジェスパを呼び寄せ
ゲージにしまう。 「まだやりたい・・。」恨めしそうにこっちを見てるが切りが無いので無視。
換気をしっかりして、小型ガスストーブも焚いたのでテント内はポカポカ、居心地満点。
その晩は星も出ていて、雪で外もうっすら明るく、風も無い静かな夜となった。
3月19日 私達のキャンプはいつも朝が遅い。 その上今回は外が激寒でなかなかシュラフから
出られないので、結局また朝食と昼食が一緒になった。
今日のメニューはチーズフォンデュ。 パンとジャガイモとブロッコリーとスナックさやを
付けて食べた。 と〜〜〜っても、美味しかった。
春スノーキャンプは、昼前にはポカポカして外でも気持ち良い!
ただし、雪の照りかえりが凄いので シミ・ソバカスが出来ちゃうのが難点。
起きてまずタープを建てました。木の向こうは桧原湖です。 今回大変お世話になったY氏
&ジェスパ
昼過ぎまでジェスパとボールで遊ぶ。 投げていたのでは、すぐ持って来てしまうので
ジェスパから見えない木の向こうまで、ボールを持って行きシャベルで埋める。
そうすると探しに行ったきり、暫く帰ってこないので安心してビールが飲めるのだ。
よし、よし。
1人がジェスパに付き合ってボール埋めをやらされてる、その隙に雪洞堀を始める。
これがまたとっても楽しい。 子供の頃、近所の仲間と路地に集めた残雪でカマクラを
作ろうとした記憶があるが、こんなに積もった雪の壁に穴を掘るのは初めて。
堀リ始めたらやめられない! 「私も掘りたい〜」とみんな交代に堀進めて行く。
「会津磐梯山は〜♪宝〜の、こりゃ山〜よ〜♪ フンフンフン♪」
雪洞が、だいたい完成した頃になっても、ジェスパはボール探しに夢中。
深く埋めて踏みしめても探し出し、切り無くボール埋めをやらされるので
3人ムッとしてきたところで、夕食の買い出しをしに猪苗代町に行くことにした。
続く・・・。