訳あって130MHz帯で使える2回路2接点の同軸リレーが必要になり製作してみた。
過去OMRONのLY-4シリーズで製作した同軸リレーは144MHz帯でも問題のない動作を示していた。
ここでは秋葉原の鈴商より購入した松下電工のリレーAR1021を使ってみた。
このAR1020はLY-4の様にリレー内にリード線を使用せず可動接点がシーソーの様に動く構造になっている。
したがってLY-4よりはハイフレまで安定に使えるだろうと考えたのだが、実は期待はあっさりと裏切られてしまった。
構造的な問題も考えられるが、手っ取り早く集中定数(コンデンサ)で補償を実施した。
最終的に130MHz帯で問題のないSWR値を得る事が出来た。
ちなみにこの同軸リレーの目的は、2系統のDUTをリモートで瞬時(30ms以下)に切替え比較するためである。
写真はSWR特性を取ってレタリングを施した2回路2接点の同軸リレーと内臓した松下のリレーAR1020/SP2-DC12V。
AR1020の側面に見えるリン青銅板がシーソー型の可動接点片で、中央がコモンで長手方向にMake接点とBreak接点がある。これが両側面に組み込まれている。
一見すると相当ハイフレまで使えそうな感じがするが、周辺の引き回しに注意しないと中々f特が伸びない。両面プリント基板で伝送路Zを考慮して作ると好結果が得られると思われる。
Case:TAKACHI TD884N
CN:N-BR
DC:Metal DC Jack
Relay:AR1020/Matsushita
C:5PF/3KV Ceramic
Wire=2mmΦ/Snメッキ