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今日は大晦日。時間不足でやり残しがいっぱいあって落ち着かない中、庭の草むしりをやっていたら郵便屋さんが国際郵便を届けてくれた。身に覚えの無い差出人だが宛名は間違いなく自分である。恐る恐る開封すると何とDUBUSの3/2006号(写真)だった。知人の福島氏(JH6RTO)が拙作3-500Z/144MHzアンプの紹介を同号の中で行なっている。併せて編集部に当該誌の配布をお願いして頂くなど、粋な計らいに感謝している。氏とは今年の5月27日、FEDXPとSDXRAの合同ミーティングで初めてお逢いしたもので、その際私の持ち込んだ資料の利用を申し出て来られた。 さてこのアンプは1997年(CQ誌1998年10月号掲載)の作品である。f-max=110MHzの3-500Zを144MHzで使うと言うことで、当時ちょっと話題になった。ところが、中々理解して頂けず水面下では色々と物議を醸し出した記憶がある。プレートタンク回路はLC集中定数による直列共振、即ちλ/2線路共振と等価な回路を3-500Z側面に配し無理の無いRF経路を構成。信号源に対して直列共振であるから、動作はIp最大点が出力最大点になる。並列共振(λ/4線路共振)に慣れ親しんだOM諸氏には、この怪しげな直列共振とプレート電源供給は中々理解されなかった。 |
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ミカン切りも終盤。16日は前夜の雨が露として残り、作業するとビショビショに濡れる状態だった。天候は回復しているので露が消えるまで待つのがベターと思っていた。ところが7時半頃、気の早い親父は小さい木から切ると言い出し作業を始めてしまった。それに連られ作業がスタートした。しかし、始めると直ぐ軍手が、30分もすると靴の中も濡れだした。朝は8時半にならないと陽が差さない土地だから、指先はかじかみ大変な状況になった。そんな事はお構い無しの親父は黙々と切っている・・・どういう神経構造かと感心する。指先がふやけ感覚がおかしくなり、途中から軍手と靴下を交換し長靴に履き替えて作業を続けた。15時半、日没で撤収が始り作業は16時に完了。翌17日は朝から曇天で寒い朝だったが午後になると雲がはけ好天になった。天気が良いと会話が弾み活気が出てくるのが面白い。両日の収穫量は約2トン。叔父さんや姉夫婦をはじめ親戚の皆さんの応援を頂き感謝に耐えない。青島の他に少量だがはるみ(写真)と太田ポンカンも収穫した。16日夜は名物秋葉羊羹(みのや栗田菓子店販売)目当てで秋葉さんの祭りを覗くが中々の人出で驚いた。しかし羊羹は既に売り切れゲット出来ず類似品を買い求め帰宅。 |
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昨日の雨は夜まで降ったようだ。露が残りポンカン切りの作業が出来ない朝を迎えた。それで貯蔵用の箱を準備をしたりで露が乾くのを待った。藤枝の姉夫婦・聖一色の叔父さんも手伝いに見え様子を伺っていた。 10時頃になって中河内の従兄弟夫婦が携帯ブロア持参で来られ梅雨を払い出した。暫くすると天候の回復に併せ気温も上昇し作業が出来る状況になった。10時半頃、本日の作業についての説明会(切った後の仕分け方について)を行なった後待ちかねたポンカン切が始った。仕分けの作業は3種類(2L以上・2L未満・不良)に分けて箱に並べ積み上げる。不良は色が来ていない物や形が悪いものなど・・・貯蔵段階で色や甘みが付くので復活する場合もある。 この日は昼食や休憩(カミサンの「しるこ」が出た!)を挟んで16時頃まで作業を行い、屋敷南側の約8割を切り取った。皆さんお疲れ様。 太田ポンカンとは、地元の太田敏雄さんが発見した庵原ポンカンの枝変わりが発展した品種で、昭和58年5月に登録されている。親父と太田氏は親しい間柄で、昭和50年頃から栽培を続けている。 写真はポンカンの枝越しに見るタワーとアンテナ群。 |
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まだ少年だった頃に夢見た真空管に国産最後の7F管(プレート損失1KW〜5KW未満の4極管)7F71Rがある。最初に手にしたのは19歳の頃(1973年)だったが、その容姿に圧倒され初対面にも関わらず「7F71R」の名称を一瞬にして覚える事になった。当時は813や3-500Z等のガラス球を指をくわえて眺めていた時代で、自前のアンプはTV受像機の水平出力管をかき集め4〜5本パラッた物がせいぜいの時代だった。
したがって、こんな球を使うのは夢のまた夢だろうと決め付けて30数年が経過した。その辺りの話と製作を7F71R HPA Makingコーナーで紹介している。 さて写真は、7F71Rのフィラメントに通電した様子。さすがに直熱管で白熱電球を燈すのと同じ位のタイミングで明るくなる。東芝の規格表によれば余熱時間は15秒とされている。余熱のための待ち時間を嫌うDXingや、業務用途の障害対応(予備)用には最適と言えよう。余熱時間が3分もあるアンプなんてとても使えないのも、この様子を見ると良く分かる。 フィラメントの光がセラミックを通して外に伝わってくる様子が分かるように、オンマウス映像は前明かりを落として撮影している。ピンクセラミックは東芝製であるが、NEC製は白セラミックである。 |
以前から同僚に奨められていた、サーバー(ネットワークハードディスク)がようやく完成した。実家には複数のPCでLANが構成されている。どのPCでネットワーキングするかはその日の気分だったりする。それだとデータは各PCのローカルディスクに分散されてしまうため、後で覗こうとした時に探すのが大変であった。と言うことで、複数のPCでデータやファイルを共有するためのサーバーを立ち上げた。このために新規に部材を購入するのは芸が無いので手持ちの小型PCを生かす事にした。またこの目的に最適なソフトが最近マニアの間で人気のあるFreeNAS Server。USBメモリやCDにインストールしそのまま起動、設定は他のPCからIPアドレスを指定してWebリモートで行なうスグレモノ。使い出すとこんなに便利なものかと感心する。 写真は玄関欄間に設置したPC(左)とルーター群(右)。PCは4年程前の秋葉ツアーで購入したEzGo+(セレロン1.1GHz)。 |
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