25日名古屋で所用があり特急しらさぎと米原乗り換えの新幹線で出かける。所用後は同僚達との懇親会に参加し、静岡行き最終のこだまで帰省。静岡からも最終の東海道線で清水に着き、家まではTAXIを飛ばし24時15分辿り着く。26日ほぼ最後と思われる青島温州の撰果(生食と加工用に)と発送。27日はるみの撰果と発送。由比に所用で出るついでに、久し振りに家族で蒲原御殿山裏の善福寺蕎麦処を訪ねる。随分暖かくなったが、この日は何故か風が強かった。軒先でもり蕎麦定食を頂くが、伝票が風で飛ばされカミサンがそれを追いかける。部屋の中で見ていた人達には滑稽だったろう。帰路に就く直前にジャガイモ用にテイラーで畑の土起こし。15時過ぎ、カミサンに駅まで車で送って貰い、清水→名古屋→米原→福井とつないで帰ると19時半。かかる時間は車と大して変わらず。しかし駅や電車を眺めていると多くの人が行き交い旅情をそそる。またそれが色々な思いを抱かせてくれ面白い。 FL-2100Zの改修2号機のRFテストが始まり、予定通りの動作。しかしLowBandのプレート同調CがバンドSWで切り替わらず同調しない・・・色々楽しませてくれる。 写真は27日12時頃の善福寺蕎麦処。オンマウスは26日のミカン撰果の様子。 |
富山で会議があり北陸線の特急で往復した。10時半開会の予定だったが、この時間帯で富山方面の下り電車は意外と本数がなく困惑。普通なら8時過ぎに出れば間に合う筈なのに、7時30分福井発で8時58分富山着の「はくたか」しかないのだ。これに乗車するためにはアパートを7時には出なければいけない。まったく能率が悪い。また富山に着いても1時間半も時間を持て余し、何とも中途半端でうまくいかない話である。しかし余った時間は有効に使おうと、富山駅と岩瀬浜を結んでいる路面電車「ライトレール」を中心に写真撮影して時間を費やす事になった。 写真は富山駅から出て最初の交差点を右折する「ライトレール」。綺麗にカラーリングされた低床車体と見事なターンに見とれてしまう。我が福井の路面電車は整備も怪しく幾度も脱線している。所用の会議は昼までに終わり、13時6分の「しらさぎ」で福井へ向かった。1月30日に降った大雪の痕はまだそこかしこに残り、車窓を流れていくのが印象的だった。 オンマウスは昨日友人が運び込んできた八重洲無線のFL-2100B。これにGU-74Bが組み込まれ改修3号機となる予定だ。 |
名古屋に所用があり車で往復。静岡から新幹線で来るカミサンと11時に合流し13時過ぎまでに所用を済ませる。福井ICに8時頃に入り、春日井ICを下りてR19を下り、事のついでに大曽根のヒラマル無線を訪ねると10時過ぎ。土曜だがこの時間になるとそれなりの交通量。所用後はカミサンとは別行動になり開放される。一年振りに大須第一アメ横2Fボントンラジオを訪ねた。昔は多くのJunk屋や部品屋があったが、面影は殆ど無く今やボントンラジオは貴重な存在。品揃えの良さと安さは、我々自作派にとっては本当に有り難い。周り物作りから程遠い店ばかりだがボントンラジオはその中で頑張っている・・・嬉しい!とご主人に率直な気持ちを伝る。そして良く見るとご主人に似た顔の青年がレジに・・・何と息子さんだった。FL-2100Zの改修を進めている折、タイマーリレーや100V級ケミコンに高圧セラミックコン、そして金属スペーサなどを購入。その後リレーソケットを求め第二アメ横1Fタケヤ電子に行くと、東北弁の親父も元気だった。やっと見つかったと伝えると、東京・大阪から車で買いに来る奴が居ると豪語。しかしあの訛りでは半分も解読できない。14時半帰路に就き17時半福井に帰還。写真はボントンラジオ。オンマウスは購入の品々。 |
富山に所要があり車で北陸道を往復した。10時半頃、福井北ICから入り途中小矢部川SAで昼食をとり、富山西ICで降り、K62で富山市街へ入った。高速はなるべく省エネを目指し平均速度は80Km/h程のノロノロ運転に努めた。そして13時過ぎ所要先に到着、凡そ1時間で所要を済ませた。帰路に就こうとNaviを見たら、TMTサービスが近い事が分かり立ち寄った。久しぶりに店長の中村氏とオーナーの南日氏とアイボール。2年ぶりでしょうかと中村氏。実は改修したFL-2100Zの前側の長いゴム足が無かったので、後ろ側も含めてセットで購入した。TMTは旧式のアマチュア用無線機を新品同様にレストアする事で有名だが、昨今は色々なユーザーが現れ、わがままな事を言う輩も多いらしい。有名になってしまったので近年はハムフェアへの出店は止めているそうだ。来た道を逆に辿って帰路に就き、福井へ戻ったのは16時45分頃だった。往復約300Km超の行程は、同じ北陸道でも福井〜米原方面と異なり海・山と変化に富み楽しい。写真はK62で呉羽トンネルを抜け富山市街へ向かう様子。オンマウスは5年振りに購入のARRL HANDBOOK2011。JA9TTT加藤さんのブログを覗いていら急に欲しくなった。やっぱりアマハンはスゴイ。 |
およそ1ヶ月振りの帰省。2週前にその予定があったが、福井方面の大雪で大事をとり帰省を先送りにしていた。今回は10日20時半頃福井を発ち、丁度4時間を要し清水の実家へ戻った。道中の高速道路は渋滞も無く快適だった。 週末は太平洋側でも雪とする予報が出ていた。11日の朝は名古屋方面で降り、12日は静岡の市街地でも降った。実家では朝起きると時折雨に混じって雪が落ちていた。東側の山を見ると稜線の竹薮が冠雪している。もしやと思い、この辺りでは一番高い山「大峰」へ車で上ると写真の如く銀世界。こんなにまともに雪が積もるのは何年振りだろうか・・・。しかし住宅街ではないので、人々の生活には全く影響が無い。影響があるのは、冷たくびしょ濡れになるため、農作業ができないこと位だろうか。この日は倉庫で青島温州と太田ポンカンの撰果や発送に時間が流れた。 写真は12日朝9時過ぎ、カミサンとHanaを連れて登った大峰からのスナップ。Hanaは初めて見る雪に腰が引けていた。北斜面の道路には雪があったが4WDの軽ワゴンで問題なかった。我々が子供の頃は山に登り雪遊びをしたものだが、今の時代は誰も現れず、物好きなのは我々だけだった。 |
2月13日、6時20分起床。天気快晴なるも、昨晩から冷え込み寒暖計はマイナス2.5℃。Hanaと散歩に出ると道路に霜。また路面に浸みた昨日の雨が凍りツルツルだ。道路の水たまりもバリバリに凍っている。朝食を済ませた7時過ぎ、懸案だったミカン畑の間伐が始まる。収穫量を第一としたかつてのミカン栽培手法は規格外の売れ残りミカンを持て余す。木は大きく一部はジャングル状態。日当たりは悪化し果樹の成長を妨げ病気も招く。薬剤散布や収穫作業に困難さを招き快適な作業環境は程遠い。ちょっとした剪定作業の域は既に超えている。質的な改善と快適な作業環境を目指したいなどと反省があり、ミカン畑の間伐に至った。植えて30年、親父は名残惜しいだろうが…時代だと割り切って欲しい。今回は友人のN氏から粉砕機の支援を受け、伐採した木をその場でチップ状に砕き畑に戻した。見事な循環でミミズも増えるとN氏。自分はチェンソーで木を倒し、N氏が後から粉砕。作業は親父とカミサンの支援を含めて17時頃まで続いたが、昼食後やや後ろ髪を引かれる思いで自分だけ福井への帰路に就いた。福井へは17時前に帰還。写真はカミキリ虫に食われたミカンの切り株とチェンソー。オンマウスは大活躍したN氏の粉砕機。 |
八重洲無線のリニアアンプFL-2100Zの出力エンベロープにリップルがある。人手に渡ったFL-2100Zを2006年にテストした時の印象だ。そして昨年末、FL-2100ZにGU-74Bを組み込んだところ同じ現象に遭遇、その一件を思い出した。絶対と平滑コンの容量不足を疑い交換したがハズレだった。これは本機の特徴とも思えてきた。800W出力時、近傍に -33dB程度の不要成分が現れ、使うにはちょっとためらう。キーイングすれば漏洩磁束による震動が鉄シャシに響く。かつてGU-84Bアンプを製作したとき、周りは非鉄のアルミなのにキーイングでシャシが鳴った事があった。その経験から、トランスにショートリングを撒けば漏洩磁束が抑制できると確信していた。8日昼休み、マルツ電波へ走りサンハヤトの銅シールを買い求めた。帰宅後早る気持ちを抑えながら作業に取りかかった。トランスの配線を外し4角のナットにCRCを塗布して緩め取り外す。銅シールは30mm、これを2周60mm幅で巻き、末端を半田付けしてループにする。これで完璧と思いきや、実装すると震動はやや抑えられたものの、リップルは相変わらずだった。一体どうなっているのだろう…好奇心をくすぐられる。写真はショートリングを巻いた電源トランス。オンマウスは作業風景。 |
2月 5-6日で会合があり石川県の能美市へ出掛けた。巷では福井が大雪と話題だが、車で走るとそんな事はなかった。小松や能美も大雪だった。いやむしろ、残雪はそちらの方が多く感じられた。我々は新聞やTVの情報しか知らない訳だが、大騒ぎしているのはマスコミと交通関係者に通りすがりの人たちだけだなぁと思ったりする。北陸は元々雪国だが、何年かおきには必ず大量の雪に遭遇してきた。だから賢い。地元では当たり前の話なのに、その情報はあれこれと装飾され全国へ流れる。ふと振り返ると、それって困っている人たちに本当に役立っているのかと疑問を感じたりする。携帯も届かな山間部で渋滞した車が先ず期待するのはRのはず。だけどRよりTVが慌ただしい。昨今の田舎も情報化された一面もあるが、その恩恵に預かれない人たちも多い。「慌てず・騒がず・落ち着いて」、そして「弱者優先で、必要なところに必要な情報を」がこうした非常時の基本だとつくづく感じる。さて、写真は車から見る能美市のR8付近の風景。オンマウスは6日晩までにほぼ目的を果たしてFL-2100Z改修機の雄姿。真空リレーを組み込み50MHz切替を可能にした。パネル右下に見える小箱が切替えスイッチ。これで600〜700W程度を出力する。 |
1月30-31日の大雪による福井県下の状況はマスコミで報道された様に大変なものだった。JR北陸線・北陸自動車道・R8と全滅で、復旧は31日晩から翌朝までかかった。また農業用温室も倒壊する被害が多数でている。名古屋から北陸道で敦賀へ向かった同僚は、長浜ICで下されR8を北上したが、福井県に入り敦賀を目前にして1時間で数mしか動かない大渋滞に遭遇。琵琶湖からのR161も合流する手前で渋滞は酷くなる一方。それで普通はやらないのだが、R8を引き返し琵琶湖を左回りして湖西に向い、R303いわゆる鯖街道で若狭に出てR27で敦賀に入った。所要時間は10時間近かった。とんでもない長旅だが渋滞に並ぶより早かったらしい。
さて写真は、天候が回復した2月1日朝9時15分のアパート駐車場の様子。右端にある雪を被ったダルマの様なのがマイカー。オンマウスは2月2日朝8時56分、自宅サンルームから覗いた宝永交差点方面。路地はまだ十分な除雪が行われず雪に埋まっている。マイカーは最初から除雪を諦め、自然に溶けるのを待っているが果たして何時なるのだろうか。朝熱心に雪かきをされる御近所の御老人に、会釈だけして通り過ぎるのが非常に忍びない。そんな毎日である。 |