JH2CLV's Topics & Memorandam
July 2013

Jul 29. 2013  もうダメか・・・NASの予備HDDが復活
NAS予備HDDが反応しない。電源を入れ直すが緑のパイロットLEDに赤のLEDが点滅するだけ。USB接続してもPCの反応は無し。耳を近付けるとカチンカチン音、触ると何となくザワザワ感。過去幾度も修復に成功してきたHDDだが今度ばかりはダメかと直感。新しいHDDに挿げ替えようと通販チェック。しかし違うPCで覗いたらと浮気心。職場PCにつないでみたが同様。すると後輩がSATA_HDD用USBアダプタを持ってきた。こんなモノをと思ったが、ダメ元と問題のHDDをスロットイン。電源を入れUSB接続。すると全く死んでいたHDDの認識はもとよりファイルが覗けるではないか。ラッキィ!。HDDの気が変わらない内にコピー。そしてファイルチェックとデフラグ。最後に元箱へ戻してUSB接続するとOK。見事復活だ。狐か狸に騙された様でが、冷静に考えると後輩提供のアダプタの功績と言える。これが無かったら今頃はHDDを買ってきて挿げ替えを始めていたかも知れないからだ。HDDなのか箱のボードやそのソフトなのか、或いはPCとの相性なのか理由は良く分からない。しかし全く認識せずゴミ箱行を覚悟していたHDDが復活したことは紛れもない事実だ。 アダプタにはCENTURY・スライディング裸族・MODEL CSDRU3・Made in Chinaと記され怪しそう。HDD特有の制限を無視する機能があるのかも・・・。
そもそもNAS予備HDD復活に拘ったのには理由がある。NAS本番HDDの大切なファイルが読めなくなり予備HDDに求めたもの。復活は大変喜ばしい事のなのだが、ファイルは本番HDDと同じモノがバックアップされており復活の望みは絶たれてしまった。全くもって物好き親父の一喜一憂のPCingだ。
写真は自宅のNAS。上側に組み込まれた1TB_HDDが不具合に陥ったが復活。オンマウスはそのUSBアダプタ。

Jul 27-28. 2013  汗ビッショリの植木屋もどき
27日、田んぼのミカン畑周辺のマキの木のツル払いと剪定で殆ど植木屋。暑く、着していたツナギは上から下まで汗ビッショリで異常な重さ。剪定だけなら良いのだが、切っちゃダメとする野ブドウのツルやカラスウリのツルがマキの木に絡み、レモンやミカンの木まで伸びている。野ブドウなんてどうでも良いと思うのだが、御婦人方はツルを工芸に使うとか何とか言って切らせてくれなかった。ミカン畑なのにそれ以外のモノを作ると作業を単純化出来ないと言うのが持論。さすがにだらしなく見えた様で、根っこだけは残してとカミサン。途中から先を全て引き抜いた。近所の子供達には青いツナギ姿の変なオヤジに見えたに違いない。午前と夕方に作業し、気温が上がる日中は工房でFL-2100Bスペシャルを突く。Esgや-Ecg回路を組み込もうと思ったが、やや目論みが外れた部分もありこの週末は大きな進展はない。ただ500W出力で連続30分のKeyingを行い安定に出力することを確認。電源の組み込みは来週以降の楽しみだが、今月中に完了するか危ない状況になってきた。
28日も同様。午前中昨日の続きでツナギを着たが、午後は工房で電源の予備実験等を実施。写真は天板ネット穴から覗くGU-74B。

Jul 25. 2013  地デジ受信USBチューナでSDR
19日サムウエイ社で恒例の納涼祭に同社に関係のある出版社の友人を誘った。メール交換はあるものの再会は福井時代以来で3年振り。随分と盛り上がり楽しい時間を過ごさせて頂いた。
さて、その友人からお土産にUSBスティックの地デジチューナーDVB-T+DAB+FM R820Tを頂戴した。何やらこれがネット上のフリーソフトでSDRに変身するらしい。その辺を解説したメモも一緒だ。
それで早速試してみることになったがメモのタイムスタンプはだいぶ古く浅学な自分には不明な点が多い。そこで困ったときのインターネット。チューナーの型名などで検索すると有るは有るは。多くは海外サイトだがその中でJA7VRA局のサイトで非常に分かり易く解説されているのを発見。 指示通りにソフトウェアとインストールツールをダウンロードしてデスクトップのフォルダに解凍。ドライバを組み込んでCOFIGを書き換えるなどして起動したプログラムをPLAYさせると、スペクトラムとウォーターフォールなるエネルギー画面が映し出された。
モードをFMにして周波数を88.8MHzのNHK-FMに合わせるといとも簡単に受信ができるではないか。付属の15cm程度の卓上ホイップアンテナだが十分なクオリティで鳴っている。こりゃ驚きだ。

Jul 23. 2013  工房の珍客
7月は気温が上がり虫の季節。工房には陽が落ちてから昆虫や小動物が出没する。 窓を開けていると先ず一番迷惑な蚊が舞い込んでくる。そしてカナブンやコガネムシ。さらに家で飼っているミツバチ。そしてミカンの大敵ゴマダラカミキリ。時としてセミ。得体のしれないガやカゲロウ。一晩で昆虫採集が出来てしまう程だ。 左は窓ガラスの外側に張り付いたヤモリ。ガラスの内側には測定器や反対側の棚などが写っている。このサイズでは確認できないが、拡大してみるとヤモリの足の裏は、細い筋が幾つも横に入った奇妙な作りになっている。内側から指先でコツコツとガラスを叩いても逃げないから、人間のことを良く知っている奴かも知れない。 オンマウスは窓際のレモンの木にやってきたナナフシ。実家周辺ではナナフシの出現はかつては殆ど無かったが、ミカンに一斉農薬散布(共同防除)をしていた時代が終わり、個別散布になって四半世紀以上も経つことで復活して来たようだ。見ると枝か葉か分からないのだが、近付いて行くと急に動き出してビックリする。長さは20cm程度あるだろうか。大井川上流には30cm近いナナフシがいて出くわすと驚愕する。子供の頃はこうした小動物に一喜一憂したものだが、今は懐かしさの方が先だ。

Jul 20-21. 2013  FL-2100B改修急ピッチ・・・週末の諸々
20日朝、昨夜の納涼祭のアルコールが残りやや動きが鈍い。外は雨でウィークエンドファーマーも休みだ。工房のFL-2100Bの改修に時間が割けた。年のせいか思い違や誤配線が多く苦笑。それより依頼人も忘れてしまったという不可解な配線や配置が随所に。
21日もはっきりしない天気。雨を気にしながら、最後の甘夏切りと意気込んで午前中西の谷津へ入る。これを袋詰めして市場へ出したが、もう盆も過ぎた甘夏は盛りを過ぎている。川野甘夏が残っているが…この辺が潮時かとカミサンと頷く。
夕方からカミサンは同級生の女子会があり外出。これ幸いと、親父と2人の夕食後FL-2100B改修で工房に入った。それでも高圧以外を実験用電源で供給し基本動作を確認。当初はDCでの確認のみに留めようと思っていたが、-Ecgの増減で心地よくIpが変化するため欲が出てきた。RF20Wで駆動すると400W程度出てくる。だだ、プレートVCが入り切りでアジャストチューンできない。またロードVCのシャフトが電位を持ちノブが熱くて触れない。VCロータの接地銅板がインダクターと化すことは最初から想像はしていたが、それにしてもRFのエネルギーは凄い・・・要対策だ。

Jul 19. 2013  THAMWAY社の納涼祭を尋ねる
友人のJH2UVLとサムウエイ社の納涼祭に赴く。JRで吉原駅で下車、岳南鉄道で本吉原駅で降りて徒歩。過去何回も歩いている道だが年に一度だと怪しい。それでも開始時間の17時をちょっと回った頃には到着。今回もデバイス・部品・製造・出版・放送・Ham・自治会等々、多くの皆さんとアイボールが実現。耳を傾けると、昨今のRF技術は本物か?とか、どうしてデバイスメーカーはスペックを保障する実装回路とデータを開示しない!その役割をかつては出版も巻き込んでやっていた!などと声高の議論が聞こえた。そうか、そういや1990年前後には新しいデバイスをデバイスメーカーが実装してデータ取りした記事が出版によって紹介されていた。既に四半世紀を経過してしまったが、当時の記事が今でもバイブルとなっていると気付く。そして多くのアマチュアや機器メーカーがその影響を受け市場が賑わい技術力が継承されていった。しかし昨今のLD-MOSなどの新デバイスはどうだろう。HPA等の実装データを紹介した例は殆ど見られない。かつての常識を超えたパワーデバイスが出現しており、新しい視点でそれを評価する実験やリポートを期待したい。それにしてもこの納涼祭、THAMWAY社の心意気と優しさを今年も感じてしまった。

Jul 17. 2013  1/4インチ系シャフト用ノブの入手情報
近年インターネット通販でワールドワイドな買い物が居ながらにして出来るようになった。 大変便利なのだが、反面色々な規格の物が身近に氾濫する結果も招いている。 例えばインチ規格のネジにVRやVC等のシャフト。せっかく苦労して購入したUSA製のVRやVCの1/4インチ径のシャフトに、国産の6mmノブが合わずガッカリした経験をお持ちのOMも多いはず。揚句は6.4〜6.5mmのドリルを取り出して6mm穴の拡大を試みるのであるが、巧く出来た試しは少なく、出来てもガタガタだったりの苦渋は何度も味わっている。実はこの作業、ドリルの選定や部材の固定、そして潤滑剤の注入等で何とか逃げられるのだが、ただの穴開けとは違いノウハウが要る。
今回USA製の小型10ΩVRを購入すると予想通りシャフトは1/4インチ径。それで穴の拡大はもういいかげんに止めようと、ネット上で直ぐ購入でき品揃えのよさそうなWebショップを発見した。Garrettaudioがそれで、社名の通りオーディオや楽器用中心かと思いきや、これが通信機用のノブまで揃っていて結構楽しめる。発送対応も早く丁寧で、送料も定形外郵便も可能で輸入の1/4インチなのに割高感がない。ぜひ一度お試し頂きたい。左はGarrettaudioへのリンク。

Jul 14-15. 2013  7月盆・・・週末の諸々
7月盆で、月曜までの3連休は兄弟や親戚が訪れ仏壇とお墓に線香を上げて行った。飾られた仏壇、庭の花とたいまつ、そして縁側の提灯…これ日本の夏の風物詩。89になる親父は炎天なのにわざわざその時間に野良着姿で草むしりやミツバチの世話をはじめるマイペース。年取ると暑さ寒さの感覚が鈍るらしい。止めて!と言う訳にもいかず冷たい飲み物を用意し熱中症対策。自分は工房を出たり入ったりしてRC-SERVOのプリセットチューン制御ボックスの仕上げ。久々に文豪ミニ7RXを登場させレタリング作業。カミサンも忙しく友人宅や在所を往復。そして友人からの要請でサンフルーツの収穫。実は残っていたスルガエレガントも最後。サンフルーツの木は数人が登れる巨木。家では何故かこの一本だけ。スルガエレガントとサンフルーツは粗方片付いたが、実は川野甘夏が未だ多数ある。ご要望の向きにはお届けしたいがどうだろうか…。写真は遂に実運用に供した管球式HPAプリセットチューンシステム。バンドSWでプリセットしたバンドへ瞬時に切替ができる。エキサイタからのバンド情報(接点)をつなげばエキサイタのバンド切替に連動する。一度体験すると元には戻れない。細々としたことが多くあっという間の3連休。

Jul 13. 2013  当地は7月盆・・・来客と草刈とラジオライフ
当地区は7月盆。11日からカミサンと仏壇周辺の飾りつけや供え物を用意。毎年のことだがお盆グッズを天袋から下ろして記憶にしたがって用意するのだが、近年は記憶力が乏しく前年の写真が頼りになってしまう。記憶メディアに頼れなかった時代の先輩方の記憶力は大したものだと思う。
2週間程前に見た舞台の草が膝から腰くらいに伸びている。カミサンが上段に草刈機を入れていたが、その続きを午前と午後に分けて実施。作業服のツナギの下はパンツ一丁。それでも汗びっしょりに濡れ、ツナギの重さは尋常ではない。
昼前後の親戚や兄弟がやってきて昼食や歓談。何時に現れるか分からないから近くに居る必要があり気を使う。
留守番を兼ね工房でアンプのプリセットチューンの運用実験を行い好結果。よく使うバンドでチューニングを取りVRにデータを残した。スイッチ操作一つで瞬時に目的バンドへ移行。一度やってしまうと元には戻れない。エキサイタのバンド情報をつなげば連動し、SSPAの様に何も操作を必要としない環境が実現。写真はテストの様子。

Jul 7. 2013  今年最高気温・・・ミカンの農薬散布
午前中からミカンへ農薬散布を始めたが効率が上がらない。それもその筈、午前10時には気温が35℃に達し、暑くてカッパを着けた作業などやってられない。水分を取りながら休み休みやったが暑すぎて力が出ない。途中からカミサンが現れ支援してくれたが、午前中に完了できなかった。このまま午後も続けると効率が上がらないばかりが体にも悪いと昼寝で体力温存。外出するカミサンのアッシー等を勤め、日の入りを待って17時頃から約2時間作業して何とか完了。何しろ長靴の中が汗で田んぼになる位だった。
写真は午後2時の気温。36.5℃あり、当地は気象台発表の気温より高い。こんな気温じゃ何もする気にならない・・・。
さてオンマウスは気温がようやく30℃を切った21時過ぎ、工房でプリセットチューン制御箱内の配線を行った様子。基板はまだ取り付けていないが、LocalにとりバンドSWを回すとLED点灯が移動し、バンド情報が入力される。Remoteにすると9PinD-Subコネクタで外部からのバンド情報(接点)を受け付ける。パネル空きスペースには設定値を決めるVRの調整穴36個を空け、調整後は上から蓋をする。RC−SERVOからはリード線が背面穴から導かれ基板コネクタへつなぐ。

Jul 5-6. 2013  久々の箱根・・・相変わらずの週末
4-5日で箱根宮城野で一泊した。旧職場のOB連の集まりがあり若い(?)私にも声が掛かった。考えたら自分もOBなんだと独り言。年は58で一番若かったが、直ぐ上は68で74まで総勢10名。番組制作技術を生業としてきた皆さんで、逸話がポンポン飛び出し、床に就いた24時近くまで楽しい時間が流れた。でもツワモノだった皆さんもさすがにお年、昔は夜明け近くまで騒いだモノだったが随分とおとなしいHi。先輩の幹事殿には大変お世話になり恐縮している。
4日、実は伊豆で急用が発生し出向。その仕事が16時に終了し、その足で箱根を越えた。ところがこの日、箱根周辺はとんでもない濃霧で視界最悪。箱根峠の信号機は信号機の下に来るまで赤か青かが分からない状況だった。
6日は9時に解散し、往路と同じ道を辿ったが、峠は前日と同様の濃霧。何とか抜け三島からは伊豆縦貫道経由で長泉ICより新東名。箱根の下りから清水の50MHz仲間JA2JZと交信しながら家路を急ぐと10時半には帰宅。
オンマウスはその日の午後、またしても西の谷津に入り川野甘夏の収穫。

Jul 3. 2013  所用で久々に車で名古屋往復
今年も半分過ぎてしまった・・・7月だぁ。あれもこれもと懸案を幾つも抱え、時間ばかり過ぎている様な気がしてならない今日この頃だ。
3日は名古屋市守山区大森に所用があって休暇を貰った。カミサン・オヤジそしてHanaを車に乗せ久々に名古屋を往復。 6時半に家を出て、マイインターチェンジの如き「清水いはらIC」から新東名を使って往復。帰路には睡魔の発生を恐れ浜松SAで長めの休憩を取り帰宅は15時頃だった。出発時は傘を忘れ取りに戻ったり、更に携帯を忘れ再び戻ったりと慌しく、話の種に事欠かないことばかりで笑える。
写真はプリセットチューン用リモコンボックス。パネルレイアウトが徐々に決まってきた。この日は、Remote/Local_SW、Fine-Tune_VRを組み込んだ。またBandSel_SWのノブを小振りにしてLEDを1個追加して初期の予定数12個にした。基板は底板に乗せ、パネルの調整VR位置に計36個の調整穴を開ける。しかし米国サイズの1/4インチシャフトに国産6mmシャフト用ノブが合わず、ドリルによる穴の拡大などで苦慮している。後は時間とヤル気の問題。
オンマウスは2日、仕事で堂ヶ島へ行く際に駿河湾を渡ったフェリー県道223号(フジサン)・・・中々粋なネーミングだと思う。

Jun 29-30. 2013  甘夏の樹上でモリアオガエルと遭遇・・・その他
29日、午前は所用で出勤。午後、この日もカミサンと西の谷津へ入り甘夏収穫。植樹から50年以上の巨木に上って作業。頬に何となく湿った感触が走る。甘夏の葉にしては湿り気があり重い。もしやと振り向くと何と蛙が動いた。よーく見るとモリアオガエルだ。胸ポケットからカメラを取り出し撮影したのが左。甘夏の黄色に緑葉と、小枝にしがみ付くモリアオガエルの緑が何とも言えないトーンだ。曇り空の下、浅く淡いコントラストで、これ完璧な保護色じゃん。こうした環境も完全無農薬栽培の効用だろうか・・・地上に降りてカミサンとデジカメの再生を見ながら呟く。
30日、小雨の中再び甘夏収穫。この日はカミサンは所用のため一人。御依頼のモノと友人への箱詰めと発送。そしてにわか植木屋に変身しツツジの刈り込み。今週末も中々忙しい。オンマウスはプリセットチューンのリモコンボックスの工作風景。ようやく箱が出来て穴が開きだした。LEDやSWそれにコネクタが徐々に付き、そのうち配線も始まるだろう。ただ欲を出して小振りにし過ぎたため基板の配置と調整VR穴位置に苦慮している。夕食後、「工作する」とカミサンに宣言して工房にもぐり込んだ。物作りは本当に楽しい。