JH2CLV's Topics & Memorandam
July 2024

Ju1 31, 2024 灌水ポンプ接地と摘果…屋敷オグルマとモチノキ広場他草刈り
連日の暑さで柑橘類への影響が出ている。枝葉が萎れる程度なら未だ良いが、果が日焼したり挙句は割れだしたりすると黙って見て居れない。日焼けは気温が高く太陽の直射が強いと発生する。焼けたら商品にならないのでそのまま摘果する。葉っぱが掛ってくれれば温度上昇が抑えられ、そうはならないのだが、どうしても一部に日焼が出る。割れも果も同様で、大地の水気が減って来ると枝の先まで水分が届き難くなるからだ。日焼けも水分が行き届いていれば救える可能性があるのかも知れない。色々と思いが馳せるが、やはり水をやりたくなる。軽トラタンクで水場を往復するのも面倒なため、今年も山切川から水を汲み上げることにした。写真は伊野沢の出口に灌水用ポンプを設置し、山切川から水を揚げている様子。ポンプの出は伊野沢の暗きょ(バス通り)を潜って、直近のグレーチング経由でホースを引き畑へ引き込んでいる。今のところ影響が出ているはるみへ灌水している。木の間にホースを導き出しっぱなしで数十分流す。その間にオンマウスの様にはるみの摘果を行う。はるみは着果数がやたらと多く3/4程度は落としてしまう。1000個辺りまで数えたがそれから先は面倒で数えきれない程だ。程々のサイズの果を作ることが目的だが、それをやらないと樹勢が落ち木が自滅してしまう。
写真は自宅前のゆら早生畑に自生しているオグルマ(キク科)。カミサンが一昨年頃から大切にしていたモノだが、最近は幅を利かせてきて、周辺のゆら早生が遠慮している状況だ。種が飛んで増えるのではなく地下茎が伸びて増えるらしい。HexBeamAntのマストから撮影したが、来年はどうなってしまうのだろうかと心配だ。要はここはミカン畑だから。ゆら早生も多分うっとうしいと思う。周辺は切り取り離隔を保っていても、知らぬ間に地面から新しい芽が出て来ると言う悪循環(?)に悩まされている。
オンマウスはゆら早生畑の南側にある広場。勝手に名前を付け、手前がモチノキ広場、奥を柿木広場と呼んでいる。ここ2日程かけて草刈りを行った。モチノキ広場は葛のツルが網の様に張巡り、その中に通常の草木があり草刈り機の使い方にコツが要る。水平に刈ったり斜めに刈ったりと、ツルと草木の状況により刃の入れ方を工夫する。ここは元々背丈ほどの雑草や雑木が生えていた耕作放棄地。昨年、景観維持を目的に地主殿へ草刈りを申し出て了解を得た。カミサンが前述のオグルマを柿木広場の一部に植えだしている。他の雑草を駆逐してオグルマ一面になったら、ちょっとした名所になるかも知れない。奥に自宅のタワーが見える。

Ju1 29, 2024 佐野川温泉再び…白鳥山公園
玄関の温度計は今日も38℃辺りを上がったり下がったりしている。とんでもない暑さが続いている。人間も大変だが、気付くと今年は蚊が居ないなぁと話題になった。確かにこないだまで居た気がするのだが、この暑さと共に激減した感がある。てことは他の昆虫類も同様で、暑さに弱い連中は軒並みダウンってことか…。そう言えば飼育箱へ入れたゴマダラカミキリが昨日のチェックで全て死んでいた。寿命もあると思うが捕獲して来た奴が早々に息絶えることは余りない。やはり暑さだろうと推測する。まだ人間は知恵があって暑けりゃ何か対策出来るが、彼らには容易なことじゃないだろう…。
さてその暑さ対策の一つ、またしても佐野川温泉へ出かけた。熱い湯はたまらないが、源泉は長時間使っていても大丈夫。今日は1時間以上も浸かってしまい新記録。しかしカミサンが随分待ったと苦言。また佐野川温泉では初めて体験する人の多さ。皆同じことを考えているのだろう。行きは中部横断道で帰路はR52を走った。帰路に就くと白鳥山へ行きたいとカミサンが呟いた。R52を南下する途中の案内標識が気になっていたらしい。案内に従って左にハンドルを切る。ゴルフ場の中を進み終点まで行くと広場があって登り口がある。そこから15分程度歩くと白鳥山山頂に出る。写真はめったに撮らないツーショット富士山と富士宮方面が見える。オンマウスは「恋人の整地」の碑と富士山を写真に収めようとするカミサン。

Ju1 29, 2024 メール・一部インターネットで不具合…ルーターが可笑しい
28日早朝、ブラウザがBiglobeのHPを表示出来ない。GoogleやYoutubeなど一部サイトは見える。メールも同様でBiglobeのサーバーに繋がらない。他のPCも同じで、Biglobe光(ルーター)にぶら下がっている端末は全滅。OCNのプロバイダからだと繋がる。状況から、IPv4/6の設定違いを感じルーター(PR-400MI)を疑った。 画像は配信済事業者ソフトウエア一覧の「IPv4設定」の「Top」画像。通常は「有効」であるべきIPv4が赤字で「無効」になっている。これを「有効に」にする設定を繰り返すが変更出来ない。不一致状態に陥っていると判明。再起動程度では解決しないため、設定ファイルを保存し、設定画面をキャプチャしてから初期設定(工場出荷時)に戻した。工場出荷時に戻すとユーザー名やパスワードの設定から始めないと中を覗けないし、設定ファイルも読み込めない。そのままだとLAN内はOKでもWAN側に出ることが出来ない。取説にメモしてあったデータでルーターに入り設定ファイルを読み込む。ところが静的NAPT設定が空っぽ。キャプチャした画像から設定データを手入力。インターネット(WAN側)からリモートシャックへ繋ぎ、icomやFLEXを操作するためのルーティング情報等を書き込む。過去に何度もやったが、この年になると記憶には全くない。紙や画像で残すことが本当に有効になる。結局ルーター内の不一致(IPv4無効)が原因だった。何もしていないのにどうしてこんなことが起こるんだろう。床に就いたのは29日午前3時過ぎ。色々勉強になった。

Ju1 27, 2024 佐野川温泉…猛暑中の草刈りで待望の雨が
連日38℃前後の猛暑と熱帯夜が続いている。もううんざりだ。とても日中の農作業などする気にならず、外に出てはダメとするカミサンチェックも煩い。26日は先日行ったばかりの温泉に向かった。休みで入れなかった佐野川温泉。自宅から30分も掛からない。昼食を含めて15時過ぎまで滞在し帰宅すると16時頃。それから田んぼの草刈りを、30℃以上ある中始めるから困ったもの。このところ、たんぼのはるみの枝葉が暑さで萎えだし、割れた実も散見する様になり気になっていた。一度水をやると更に欲する様になるのを分かっていても、もう限界だと判断し、はるみに3000リットル程の灌水を行った。27日は、朝から軽トラタンク6杯分の水を灌水用ポンプで散水。ところが、カンカン照りだった天気が午後から曇り出した。これ幸いと田んぼの草刈りを再開。何とか今日中に刈り上げたいと夢中になっていたら15時頃から雷が鳴り出し、15時半頃に待望の雨になった。シャツとズボンはずぶ濡れ状態だが何故か嬉しい。予定の草刈りを終了。朝の灌水は何だったんだろうと思ったりするが、雨は十分な量とは言えず1時間程度で上がってしまった。単なる夕立だった。写真はその時の様子。連日夕立が降ればそれなりに有効だが、忘れた頃の夕立では焼け石に水だったかも知れない。暫く朝の灌水作業が続きそうだ。タンクで給水するか、山切川の水を揚げるか…毎年同じことが繰り返されている。

Ju1 24, 2024 暑さを忘れる珍客
猛暑日と熱帯夜が続き、もううんざりの毎日だ。そこへ珍客が現れた。写真はカミサンが屋敷の南側で捕まえた玉虫。この季節は毎年飛んでくるが、素手で捕まえるケースは少ない。それを広口瓶に入れ布の蓋を掛けてあったが、撮影しようと縁側に解き放った。それをカミサンはスマホ、自分は小型デジカメで子供の様に撮りまくるから面白い。玉虫より、撮影風景の方が見応えがあるのではと思ったりする。写真は縁側のサッシの上に跨って一休みする玉虫。休むことを忘れ、ウンチを落としながら飛んだり跳ねたりしているから疲れるのだろうか。ちょっと見慣れない格好だと思う。最後は縁側の戸を開放し様子を見ていると、戸の上部まで歩いて上り、羽音を立てて一気に飛び去って行った。
オンマウスは同日、伊野でゴマダラカミキリの産卵痕対策をしていたら遭遇したカブトムシのオス。余り大きくはないが、軍手の甲にに載せると外すのが大変な位に足の爪が軍手を捕まえている。伊野では以前も同様のカブトムシと遭遇しているが、ひょっとしたら彼等は兄弟かも知れない。自宅へ持ち帰り飼育箱へ入れるが、孫たちが帰省する頃まで生きているだろうか…。
いずれにしても猛暑の中、その暑さを忘れさせてくれる出来事だ。人が暑いのと同様に虫も暑い筈だから、彼らもこの夏を乗り切ることで精一杯なんだろうか。

Ju1 23, 2024 早朝の瓦屋根作業…下部温泉に浸かる
5時半過ぎから母屋の屋根に生えたクワを取り除くために、2Fの南窓から脚立を伸ばして屋根へ上る。ヘルメット姿にミカン切りバサミと除草剤を詰めた瓶を持参。地上からは2本しか見えなかったが、大小5本程度出ていてビックリ。何故かクワが毎年瓦の隙間から芽を出す。太いのは1cmを超えていた。放置すると瓦を動かしたり割ったりするので、取り除くのが夏の恒例行事になっている。ちなみに前年の切り口は刈れていた。切り口から除草剤を吸わせて枯らす。カミサンは2階の洗面所の窓から顔を出し(写真)、サーカスを見物しながらブツブツ言っていたが、馬耳東風だ。それでも共同作業だと双方思っているみたいだから可笑しい。
午前中、両河内の交流館を訪ね12月実施のイベントの調査と打ち合わせ。そして請求の支払いをしたりで時間が過ぎる。
ところで今日は誕生日。遂に70だ。朝食時にカミさんと歓談中、昼食後温泉に行くことになった。12時半頃、新東名で宍新清水IC経由で佐野川温泉へ向かったが、何と今日は休み。それではと奥山温泉へ方向転換するが、カミサンがネット検索して調べるとこちらも休み。それで、しゃぁないなぁと下部温泉へ向かう。大衆向きの温泉があるか心配だったがあった。サンロードしもべの湯(オンマウス)。14時45分頃から風呂と施設内のレストランで軽食を楽しみ16時過ぎに帰路に就いた。日中は36℃を超え、ファンベストを着ても暑くて農作業などやってられない。たまにはこんな日も有っていい…。

Ju1 20〜, 2024 梅雨明け後のクソ暑さ…農薬散布と草刈り
梅雨中の合間に今月の農薬散布を試みようとしたが、天候とのタイミングが合わず延び延びだった。18日ようやくその時機が来たと、朝5時から農薬散布を始めた。今回はペンコゼブx600倍、エクシレルx5000倍に液肥と展着剤をx500倍で水600リットルで薬調…これ3回。3日掛で凡そ2000リットルを全柑橘へ散布した。ところが18日は梅雨明けと同時に猛暑。自宅の温度計は軽く39℃を超えた。ファンベストを着ても全く効かない。体中に汗が流れ、長靴に汗が溜まる程だ。2日の予定だったが、木が茂り用意した農薬が無くなる。かつ時間切れとなり3日目の朝200リットル程散布。この時期の農薬散布は本当に重労働だ。そして散布中気になった雑草の伸び。ミカンの木の裾を突き上げ好ましくない。21日からは草刈りに転戦。酷かった汁見谷ハウスのゆら早生、舞台の早生とスルガエレガントの草を刈る。草は長いものでは腰高もあり、刈るとやたらと重い。結構な力で払うので、夜になると腕や腰の疲労感は相当なもの。こないだ刈ったばかりなのに、、よそ見している間に伸びる感で、雑草の凄まじさに驚く。除草剤を使わないミカン栽培も、場所(法面等)によっては考え直しても良いかなぁと思ったりする。ミカンとは別に蜂場の草も同様。暑くなければ気持ちで行けるんだが、連日続く39℃前後のクソ暑さでは気持ちも萎える。
写真は20日、汁見谷ハウスのゆら早生。多くのゆら早生が草の中…これじゃ雑草園だぁ。

Ju1 15, 2024 IC-PW1電源ユニット不良…修理断念リペアセンターへ発送
IC-PW1が7月12日19時過ぎの運用を最後に電源投入できなくなった。2005年11月、友人からQSYし19年半経つが、トラブルもなく良く働くと感心していた矢先だった。そのまま修理出しするには、70を前にした年でもアマチュア精神に反すると、分解が始まった。とにかくビスが多い。外カバーは通常の4oビスだが、それ以外は3oのセルフタッピングビスが殆ど。通常ビスと混同すると復元時にネジ山を潰すので、分解時から慎重に仕分けする。前面エスカッションを外すと、右下にあるのが電源ユニット(PX-1981)。背後にACコードが直接続され、前面にPA用の48Vがハモ端に2系統出ている。PA2台ずつが共締めされている。他に制御用のマルチケーブルが小型角形コネクタでMAIN UNITへ接続されている。ACコードを繋げば、待機系回路に電源が供給されボタン操作を待つ仕掛けだ。試みに出力を外した状態で電源投入を試みたが、ウンでもスンでもない…無負荷ならSW"ing電源も多少は起動し易くなるかと思ったが、どうやらそんなレベルじゃない。電源ユニット回路は非公開なので、ネット上に転がっていないか探すがダメ。YouTubeにIC-PW1のクラブがあり支援を受けられそうだったが、それまでに外したビスの多さを眺めていると、不確実性の高さや作業時間等々の課題があり、アマチュア精神は何処かに吹っ飛んでしまった。早々にicomサポートとやり取りを行い修理出しすることになった。10年前だったら、何も考えずにユニットの基板を突いてハズだから、年を感じる。写真は一度外した部材を元通りにしている様子。オンマウスは14日梱包してリペアセンターへ旅経つIC-PW1。

Ju1 13, 2024 7月盆
当地は7月盆だ。同じ学区内でも7月盆と8月盆の地区が点在し困惑する。写真は12日にカミさんと行った盆飾りの準備。雨露の中裏山へ赴き笹竹を切って来たが、何故か今年は竹の成長が良くない。それもそのはず、上の畑の地主殿が境目にある笹竹の藪にバスターを散布したらしい。軒並み枯れ地が滑る程になっている。中心がそちらにあるため言わば出先の当畑も影響を受けている模様。笹竹を1m程に切断し、そこに時期の食物を吊って飾る。サトイモ1株、栗の枝、ミカンの枝そしてホウズキ。ホウヅキ以外は屋敷内で揃ってしまうから田舎だと思う。栗やミカンの枝にはしっかりと実が着いている。カミサンは花とコウバナを生け、三段下足に団子や果物を飾っている。何か足らないと指示がでて、写真には無いが貯蔵庫から甘夏をテキトウに持ってくる。先日JE2WWEが手土産に置いていったメロンも大活躍。ほかに提灯を出して縁側に吊る。電池が消耗しホタルの様は光しか放たないが、まぁイィか。こんな調子で盆飾りが完成する。
その姉妹や親戚がゾロゾロと出入りする。子供たちは盆などとは無関係に縁側で飛んだり跳ねたり、飼育箱の虫を突いたりしている。気温は連日35℃程度になり暑いの一言。ひとしきりしてお寺やご近所の新盆宅を回るが、焼香と挨拶だけでは終わらず暫く話し込む。毎年のことだが、何とものどかでゆったりとした時間が良い。
オンマウスは13日、庭先で焚いた迎え火。殆ど緑一色だ。

Ju1 12, 2024 福井からの友人…カモシカと遭遇
福井時代の友人が午前10時頃やってきた。朝3時に福井を出て御前崎経由での到着だった。会社の先輩が4月に逝去され、遺品の整理をその友人が行い一部を静岡まで届けてくれた。遺品の中に松下電器が1960年頃Kitとして販売したCRV-1が、整理初期に送られてきた写真に写っていてビックリ。早々に引き取りたい旨をお伝えするやり取りとなった。このCRV-1の存在はネット時代になってから知ったものだが、実はそれに使われている周波数直線VCは、1967年の「初歩のラジオ・10月号」の記事で初めて知ることになった。そのVCを使った自作受信機は、最初の7MHz運用時(SSB)に使用した、思い入れのあるモノだった。アマチュア無線界はTRIOの9R-59が主流になって行くが、私的には良質な周波数直線VCを手にしながら、CRV-1の後が続かなかったのか疑問でならない…TV等の製造で手が回らなかったのか。回路的には9R-59と殆ど同じ構成ながら、周波数直線VCによるメインダイヤルとスプレッドダイヤルの使い易さや読み取り精度は、完全に優位に居た筈だから…。
写真は取り敢えず車庫に収容した品々。動作不良のアンリツRG-55A/E受信機の上に鎮座する松下電器CRV-1。実は相当お疲れモードのCRV-1が2台届いた。2個1で良いから、先ずは洗浄してガサガサの糸掛けダイヤルを直し、オリジナル相当の回路で復元を試みようと思う。
ところでオンマウス。本日8時過ぎ、リモートシャックから下山中に遭遇したカモシカ。突然車の左側に現れて先に行き、道路左手の谷川へ逃げ去った。

Ju1 9, 2024 伊野草刈…モスピランSL効果でゴマダラカミキリ37匹捕獲
朝から伊野(太田ポンカン畑)の草刈りを始める。東側から始めるが、ゴマダラカミキリの産卵痕の泡が根元に目立つ。更にゴマダラカミキリの死骸や瀕死状態が数多く転がっている。先日(7日)実施したモスピランSLの根元散布がタイミング良くかなり効いていると言うことだろうか。午後も草刈りを継続し16時半過ぎまでに終えるが、産卵痕対策は明日実施する。途中先日レスキューした先輩が現れ、山中での出来事を回顧するが既に笑い話。それよりモスピランSLの根元散布の効果に興味がある様だった。ゴマダラカミキリは西側の草刈でも多く発見され、記憶の中の勘定では37匹に及んだ。1反程の園地では異常な数字だろう。そして自園の脱出孔は2個程度しか確認できないので、殆どが外園からの侵入。その内生存し持ち帰ったのは7匹程度だった。また甘酸っぱい独特の産卵痕臭に誘われ、コクワガタ、ノコギリクワガタ、カブトムシ、カナブン、ミヤマカミキリが集まって来る程の賑やかさは、ゴマダラカミキリの数と共に初めて体験するものだった。こんなに多種の昆虫がミカンの根元に集まることなど記憶になく特筆すべきだが、併せて今年の自然の状況は例年とは明らかに違うと印象付けられた。ミカン園の雑木林化が始まるのだろうか…。
写真の指先はゴマダラカミキリの産卵痕。手前は息絶えたゴマダラカミキリのメス2匹。根元は毎年彼らがやって来るので歴戦の跡を感じるが、10年経ても脱出孔は無い。オンマウスは持ち帰ったコクワガタのオス。元気にハチミツを舐めている。

Ju1 7, 2024 七夕…葵区の山中からヘルプ…静岡市で初の40℃
昨日モスピランSLを250倍で水200リットル超で薬調、田んぼ→寺山で根本散布。今朝は5時過ぎから伊野→汁見谷→舞台を根本散布、ようやく終了した。出現が早かった分、散布が遅かった園地も有ろ。伊野(ポンカン)は、ゴマダラカミキリの産卵痕が目立つ木が何本かあった。ふ化直後で、樹皮に白い泡が噴き出ているので直ぐ分かる。この程度なら叩き潰し専用殺虫剤塗布て対策する。放置すると幼虫が成長し樹皮下をかじり出すから危ない。1週間早ければ樹皮をかじり口にした時に異変を感じ他へ移るか息絶えるハズ。新たな脱出孔を散布中に数個発見、手の抜けない闘いを感じさせる。
ところで今日は七夕。昨日裏山から切って来た竹の枝に、カミサンの指示で飾り付けを行った。写真がそれ。祈・7F71Rアンプ完成とかBLF188XRS SSPAと短冊にあり笑っちゃう。ところでオンマウス、農薬散布中に先輩からヘルプ。R362の山間部から入る林道で車が動かなくなったと…。道具を車に積み凡そ1時間で駆け付け救済。コンクリ舗装からダートへ下ったらスリップして抜け出せなくなった模様。バックで4WD軽トラを寄せ、太ロープを4本折りでつなぎ引き上げた。この道は地図に無く近くにあったTV中継所を見て、お前なら道を知っているだろうと連絡して来たらしい。林道は涼しかったが、R362を下っていたら何故かエアコンが効かない。後から分かったが、静岡は初の40℃だったそうだ。

Ju1 4, 2024 静岡市で39℃超…何ともならないクソ暑さ
このところやたらと暑いので、農作業の中心は日の出前と日の入り後にシフトしている。今朝は6時には西谷津で注文のあった甘夏の収穫を始めた。この気温だと自然落下が始まり、もう終わりだろうと思っていたら、未だ元気に実を着けていた。見た感じでは未だ100kg程度は生っている感じだ。殆どが老木の上部なので、地上からは高切バサミが届かないので、木に上ってから高切バサミを操る。結構なサーカス作業だ。切り上げてしまうと、この気温では腐敗が進みやすいので、木生りが貯蔵庫役を担っている。
朝は25℃だった気温が、帰宅後の8時には30℃、そして10時には34℃、更に昼には38℃となり我家の今年の最高気温を更新した。ところが静岡地方気象台(静岡市駿河区)では39℃超を記録しニュースの話題になっていた。
この暑さだから、ゴマダラカミキリも静かにしているのだろうと思いがちだが、実はそんなに甘くない。写真は本日日中に屋敷のゆら早生を見回った時の写真。オスがメスに覆いかぶさり、しっかりと交尾(管を繋いでいる)している。写真を撮るために近付くと、その形を維持しながら樹皮の上を歩き始めるから可笑しい。そして最後は耐え切れなくなって管を外し逃げ出す。彼等にしたら一生に一度のことなんだろうが、こちらにすれば迷惑もいいとこだ、

Ju1 3, 2024 NTS Letter…ホッ!とする写真
今朝6時丁度にARRLからNTS Letterが届いた。NTS(NationalTraficSystem)は時々送られてくるのだが、今回はARRL Field Day 2024の案内だった。文章による案内もさることながら、イベントのロゴマークが楽しい。画像はメールに挿入されていたそれ。覗いてみたくなりそうな雰囲気だ。大人になっても愉快で遊び心を忘れないARRLの連中って良いなぁ。妙に大人びて、ラジオ少年の心を隠してしまう何処かのOM陣とは違うと感じる。
ところで、連日ミカンの木の根元を回りゴマダラカミキリの脱出孔塞ぎや樹木の補修をしていると、思いがけないモノと遭遇する。地面では大小のミミズ、ムカデ、ヤスデ、ダンゴムシ、ハサミムシ、ナメクジ、カタツムリ、アリ、クモ…etc、樹上では数えきれない程の昆虫。それでオンマウス。舞台早生の枝に作られていたホウジロの巣と産み落とされた卵。人が近付いてきたので親鳥は近くへ退避したと思われる。巣には手を触れず携帯で写真だけ取らせて貰い早々に場所を変えた。余り長時間居ることが親鳥に知られると、巣に返って来なくなるかも知れないから。生き物たちの営みと上手く共存した生活が続けば良いと思っている。何処かでバランスが取れているのだろうから、あんまり手を入れたくないのだが、ミカンが虫にやられても困る。エラそうなことを言っても現実は難しくテキトウに楽しむのが良いのかもだ…。

Ju1 1, 2024 BLCU188XRS用SSPA基板届く
今冬、知人から頂戴したBLCU188XRS。何もしないまま半年近く経過した先月、知人から再び同じモノが転がり込んできた。何とかしたい思いと、自分を戒めるために6月24日のTopicsに状況を記した。その時に注文した基板が本日午前中に到着した。丁度1週間だ。早々に開梱し、BLCU188XRSの前後に並べてみた。写真はその様子を撮ったもの。何となく雰囲気が出て来たぞ。放熱器に取り付け、電源を供給すれば直ぐにでも動きそうな雰囲気だ。正直良く出来ていて無駄がなく、半田付けも綺麗だ。ただ梱包は基板のみで、説明書や回路図は何も付属していない。日本人なら回路図位は付け、ユーザーへの配慮を考えると思うのだが、どうもそこまでする考えが無いお国柄の様だ。回路図が無いまま作業をするのは危ないので、基板を追いながら回路を書き出している。写真の左が入力側、右が出力側。
当面は電源やヒートシンクを用意し、PA動作の確認に時間が取られるだろう。それが終ればいよいよ運用を考慮したアセンブルが始まる。今時のRF-AMPは出力が出るのは当たり前で、保護回路や運用性を考慮したシステムとしての完成度が求められる。果たしてどうなるか。こういうことを始めると、俄然目が輝き、深夜でも眠くならないから困ったもの。来生少年は70を前に元気になっている。

Jun 29-30, 2024 ゴマダラカミキリ飼育箱清掃…脱出孔塞ぎ
ゴマダラカミキリ飼育箱の清掃を行った。今季2回目だ。清掃の外にゴマダラカミキリの数も確認する。最近は記憶力が落ち、捕獲した数や飼育箱へ投入した数がアバウトになっている。Excelの表に捕獲記録を付けているのだが、どうも1匹2匹のずれがありピッタリ合うことが少なくなった。捕獲して腰にぶら下げた容器(ペットボトル改修)から取り出す時に逃げらりたりもするから危ない。清掃は一旦深い段ボール箱へ全数を退避させ、生存と死骸を区別する。飼育箱のミカンの枝は取り出し水洗いする。ミカンの枝には卵が産み付けられたりするが、元より散乱環境は良くないので、産み付けるスペースが少なく、そのまま箱の底に転がっている方が多い。交尾の後、必死に卵を飼育箱のアクリル面へ産み付けたのだろう。今回の清掃では数10個の卵が確認できた。清掃が終った飼育箱には、新たにミカンの枝を入れ、退避させたゴマダラカミキリを1匹ずつ投入する。オンマウスは6月30日現在の捕獲数・捕獲場所と生存数や死骸の数。今シーズンは既に50匹以上と遭遇し、現在45匹を飼育している。最初の遭遇は例年より2週間以上早かったので、今後の出方が注目される。6月30日までに、脱出孔塞ぎをほぼ終了したので、今後は根元に濃い目のモスピランSLを散布する予定。ただ、産卵痕が既に確認出来るので急いだ方が良さそうだ。梅雨入りしているため中々タイミングが取れないでいる。