JH2CLV's Topics & Memorandam
June 2024

Jun 29-30, 2024 ゴマダラカミキリ飼育箱清掃…脱出孔塞ぎ
ゴマダラカミキリ飼育箱の清掃を行った。今季2回目だ。清掃の外にゴマダラカミキリの数も確認する。最近は記憶力が落ち、捕獲した数や飼育箱へ投入した数がアバウトになっている。Excelの表に捕獲記録を付けているのだが、どうも1匹2匹のずれがありピッタリ合うことが少なくなった。捕獲して腰にぶら下げた容器(ペットボトル改修)から取り出す時に逃げらりたりもするから危ない。清掃は一旦深い段ボール箱へ全数を退避させ、生存と死骸を区別する。飼育箱のミカンの枝は取り出し水洗いする。ミカンの枝には卵が産み付けられたりするが、元より散乱環境は良くないので、産み付けるスペースが少なく、そのまま箱の底に転がっている方が多い。交尾の後、必死に卵を飼育箱のアクリル面へ産み付けたのだろう。今回の清掃では数10個の卵が確認できた。清掃が終った飼育箱には、新たにミカンの枝を入れ、退避させたゴマダラカミキリを1匹ずつ投入する。オンマウスは6月30日現在の捕獲数・捕獲場所と生存数や死骸の数。今シーズンは既に50匹以上と遭遇し、現在45匹を飼育している。最初の遭遇は例年より2週間以上早かったので、今後の出方が注目される。6月30日までに、脱出孔塞ぎをほぼ終了したので、今後は根元に濃い目のモスピランSLを散布する予定。ただ、産卵痕が既に確認出来るので急いだ方が良さそうだ。梅雨入りしているため中々タイミングが取れないでいる。

Jun 27, 2024 ディーゼル発電機の燃料ホースに亀裂…ミカンの木陰で脱出孔塞ぎ
2・3日前からリモートシャックの発電機を起動すると、起動直後シャックリして瞬断したり、エンジン停止することが時々あった。そして本日6時過ぎに緊急出向。現場への道中、原因について考えたが、ディーゼルだから燃料系だろうと結論付ていた。現場へ着くとビックリ。エンジン底に敷いたオイル交換用バットが液体で一杯。触って匂いを嗅ぐと灯油だ。エンジン側面にも液体が垂れ輝いている。これも灯油だ。明らかに燃料が漏れている!。燃料ホースを揺すっている内に、インジェクションポンプへつながるホースに亀裂を発見。亀裂部分から先をハサミで切り落として差し込みクランプ。仮復旧だがようやく正常動作に戻った。写真は切り落としたホースの端。亀裂と切断の区別がし難い。
ところで、昨年7月と今年3月に依頼された園地のゴマダラカミキリ対策を始めている。昨年産み付けられた卵がふ化し木の中で1年(又は2年)過ごしたゴマダラカミキリが成虫になり出て来る。その脱出孔を塞ぐ作業をしている。成虫は捕獲し子孫を残さない対策をするが、この孔を放置すると他の生物の住処になったり腐敗を進めるのでコーキング材で蓋をしている。オンマウスはポンカンの根元。今年の脱出孔2個と前年までの脱出孔がそれ以上あり悲惨な状態。おまけに孔の上にかじった痕があり、念のため殺虫剤を浸み込ませバッチレートを塗布。元気になれば良いが、これだけやれていると辛いかも…。太陽の直射が当たり難い木陰の作業だが、気温35℃超では早々に汗だくになる。

Jun 24, 2024 BLCU188XRSを知ってますか…暑い!遂に36℃超え
もう何ヶ月も前だが、友人からパワーLD-MOS-FETがQSYして来た。型名はBLCU188XRS。休憩で何時か試してやろうと思ったが、その種のデバイスは環境が整っていないと中々本格的に手が着かない。そして最近になり再び同じデバイスをプレゼントされた。内心このままじゃいけないと思い、これが実装できる基板の出来合いが無いものか中華サイトAliExpressを探してみた。するとあるある。こんな状態じゃ自分で基板を製作するなんて根気のいることは誰もやらないだろう。幾つかある販売ショップの中を覗くと全く同じ基板が複数社にある。恐らく供給元は同じだろう。値段も概ね揃っているが高値方向に飛び出しているサイトを嫌い、標準的な価格のサイトを選びチェック。送料無料で割引サービス期間中のため、円安と言えど想定以上の安値だった。デバイス以外の部品は搭載しているから、基板製作と部品集めを考えたらやっぱり格安だと思う。写真はBLCU188XRSのクローズアップ。銅板に半田付けされている。PHILIPPINESとあり同国で製造されている模様。メーカーはAmpleonだと思うが…NXP Semiconductorsと言った方が馴染みがあると思う。2015年にRFパワー事業部がAmpleon社になった様だ。この業界も再編があり良く分からない。世界のルーツはモトローラかフィリップス何だろうが…。そんなわけで、久し振りに本格的SSPAと戯れてみようと思っている。
ところで今日の暑さ。午前中に30℃を超えていたが昼食後はオンマウスの如く36℃を超えた。屋外の作業は全くヤル気にならない。

Jun 23, 2024 日帰りで群馬往復
5時過ぎに目覚めると予想通り雨。朝食を取り荷物の準備をしている内に時間が過ぎ出発は7時40分に。やっぱりなぁと呟く。清水いはらICから新東名を東走。厚木の手前から今まで無かった新東名の案内板が見え、神奈川県内でも一部開通かぁと、標識の情報量の多さに苦笑。厚木JCTから圏央道へ移り定番の厚木PAで一服。毎度の渋滞ポイント八王子方面を目指すが、何事もなく過ぎ去った。こんなの始めてだ。東京都を過ぎ埼玉県に入り狭山PAで休憩(写真)。実はこのPA幾度か通った道だが、今回初めて入った。その後も順調で鶴ヶ島JCTから関越自動車道に入る。時計を見ると順調過ぎて大分早い。結局寄居PAで昼食をとるなどして時間を潰す。本庄ICを下り利根川を渡って伊勢崎市の三男宅へ着くと12時半頃。いきなり孫からトカゲやダンゴムシを見せつけられ仰天。カミサンは孫相手に年甲斐もなく運動会モドキをしていたが大丈夫だろうか。友人親子も訪れてて殆ど託児所状態だった。15時半頃、佐波郡玉村町に所用があり皆に別れを告げる。ところがナビ入力を誤りとんでもない所に案内される。可笑しいと方向転換。結局30分程度のところを1時間程度掛って辿り着くと16時半(オンマウス)。所用は15分程度で済ませ、道の駅玉村宿に立ち寄り買い物。玉村宿スマートETCから関越道に乗り帰路に就いた。帰路もスムーズで足柄SAで休憩しても20時半には帰宅。慌しかったが孫たちの元気さが忘れられない1日だった。

Jun 20, 2024 6月の農薬散布
ミカン作りの大先輩が6月の農薬散布が一番大事だと口癖のように言われている。今年は未だ梅雨入り宣言が無いが、長雨になる前に一定の防除をしておこうとする考えだと思う。黒点病・カイガラムシ・チャノキイロアザミウマ・そうか病、それにゴマダラカミキリ・アゲハ・・・。初夏はミカンの成長に合わせてこれらの活動も盛んになる。個配は別として、JAや市場ではこれらの害虫や病気の影響を押えた果で無いと荷受けしてくれない。JAカレンダーによると、6月は4種混合(トランスフォーム・アグリメック・マネージ・エムダイファー)で薬調するのだが、さすがに多く毎回入れている液肥は止めておいた。問題は天気。快晴でも雨露が残っていると午前中はダメ。他に、草刈りは雨でも出来るけど、未だ残っている木生り甘夏の収穫も露があると出来ない。結局19日までは他の仕事に時間を取られたり条件が合わずで、20日早朝から一気に散布を始めた。2000リットルで足りるだろうと思ったが、初夏で木も成長していて農薬不足。そのため時間が掛かり、朝7時から頑張っても18時までに終了しなかった。結局一部は明日以降の天気の良い日に回すことになった。
写真は午後、伊野の太田ポンカンを散布中のスナップ。草刈り後で気持ちよく散布できる。ちなみに今日は散布中に10匹程のゴマダラカミキリを捕獲。しかも大半は屋敷南側の園地(借地)に集中している。いよいよシーズン到来かと思わせる日だった。

Jun 18, 2024 今年のゴマダラカミキリ
写真は11日、孫たちへクワガタやカブトの代わりに見せた飼育箱のゴマダラカミキリ。オンラインで画像が送れちゃうんだから最近は凄い。しかし孫たちは「ノーサンキュー」だった。夏休みまでにクワガタかカブトを捕獲しなきゃいけないハメに…。
ところで今年のゴマダラカミキリは最初の発見が5月26日。例年より2週間以上早かった。しかし気温が余り上がらなかったせいか、その勢いは幸いにも伸びていない。ところが先週から30℃を超える日が幾度かあり状況が変わって来た。一昨日16日までに捕獲した数は5匹だったが、昨日17日は、同じ屋敷南の園地で6匹も捕獲している。皆草刈りの最中に遭遇したものだ。全て飼育箱へ投入したが、当初はオスばかりだった所にメスも交じり、交尾が盛んにおこなわれている。屋敷南の園地は、今春より管理を依頼されているもので、明らかに今年の脱出孔が複数の木の根元にあり、木自身も弱っている。早々に脱出孔を埋め、出入り調査を始めてみようと思う。恐らくこれからも脱出孔が開きゴマダラカミキリが出てくると思われる。16日は伊野の草刈りを終日行ったが、注意していても1匹も遭遇しなかった。またここ3年程継続している、モスピランSLの根元散布は、6月下旬には実施したいと考えている。そして2回目は7月下旬に。オンマウスはこれまでの捕獲状況。

Jun 16, 2024 遠方からの客人
昨日の甘夏収穫時(西谷津)ノコギリを紛失してしまった。朝8時に現地へ赴き辺りを探す。最後の切断痕は分かるので、それ以降動いた場所を探すとモノラックのレールの下にあった。こんなことでも気が晴れ嬉しい。可笑しなものだ。そして伊野の草刈りへ転戦し午前が終る。
13時過ぎ、甘夏の引き取りに長野から後輩T君がやって来た。自分の栽培する果物と一緒に地元の店舗へ出すらしい。週明けより西谷津へ通い、依頼された200kg超を確保して置いたが、結局228kgを持ち帰った。それ以外にカミサンから様子伺いでハチミツのポリ容器入りを数個持ち帰った。車に積んでからは玄関前の長椅子でカミサンも含めて世間話に興じ15時帰路に就いた。安曇野まで帰るのが3時間もかからないらしい。
入れ替わりに袋井からJN2BTC田北氏がやって来た。過去仕事の関係で幾度かお会いしていたが、Hamであることを直前まで知らなかった。余剰部品をゴミするのは勿体ないと、確保してある旨メールを頂きこの日の再開となった。懐かしいMIL規格のコネクタが段ボール箱にぎっしり。新たなストックとなった。オンマウスは無線部屋での歓談風景。彼が手にしているのはTP-Link/CPE710。これで長距離無線Lanを構成し、リモートシャックを運用していると盛り上がった。彼は昔のMR-2に乗り、独特のエキゾースト・サウンドを奏でながら帰路に就いた。

Jun 11-13, 2024 西谷津甘夏収穫…ニホンカモシカと遭遇…このところの備忘録
頒布案内した木生りの甘夏が好評で、注文のある度に西谷津の段々畑へ通っている。これまでに300kg超さばけたと思うが、現地に赴いて見ると未だ大分残っている。6月11日午前中、100kg程度収穫するためにモノラックで斜面を上っていると、左手からバカでかいニホンカモシカが現れ、モノラックのレール沿いに先へ走り去った。一瞬のことで驚いたが、カメラを取り出す間もなく視界から消えた。周辺は笹竹が密集していているためか、野生動物でもりモノラックのレール沿いが逃げやすいんだろう。ところで何故ニホンカモシカなのか・・・西谷津では初めてだった。甘夏を収穫するモノラック終点で作業を始めていると妙。木から落ちた甘夏は自然に腐敗して朽ちて行くはずなのに、人手で皮を剥いた様な状態があちこちで散見され、そこにコバエも…。最初はハクビシンかと思っていたが、過去経験からハクビシンは甘夏を食べないし。それで来る途中で遭遇したニホンカモシカを思い出した。そうか、彼らの食痕なのか…。そんなことを考えながら収穫するとあっという間に時間が過ぎる。次はカメラで撮ってみようとか…でも相手は天然記念物だから妙な扱いは出来ないなぁとか。いずれにせよ週末には友人の引き取りが大量にあるので、ここ2・3日の内に必要量を確保しなければいけない。写真は11日、収穫後荷を積んで下山するモノラック。オンマウスは12日の収穫と軽トラ。そして13日はニホンカモシカの糞痕を発見。
甘夏収穫は涼しい午前中に済ませ、午後はカミサンの指示でハチミツの長距離配達。11日は藤枝姉夫婦に届け、足を伸ばし島田市蓬莱のJA2AGP矢澤OM宅へ赴く。御礼にワインを頂き、更に牧之原市勝俣のJA2JW星山OM宅へ。清水の仲間は皆元気?と90の声が玄関に響く。奥様も出て来られ特産のトマトを頂く。毎年のことだが気持ちが穏やかになる。さて、牧之原市静谷に青年団時代からの旧友夫妻が住む。茶農家だ。東名の北側になるため縁遠かったが、ハンドルを切り北側へ抜ける道を探す。ナビへ住所入力すると妙なルートを示すので自力で走る。道路標識はなく、ヤマ勘で茶畑の中を抜けようとするが幾度か失敗。その内牧之原SAの東側から下る道を発見。そのまま下り東名を潜ると田園風景が展開。気付くとナビが使えるようになり、その瞬間目的地を発見。何と一軒家で間違え様がなかった。時すでに16時、17時より清水で所用が有るため訪問は諦め帰路に就く…次の楽しみにとっておこう。写真は12日午後、富士市の御仁依頼のANTローテータ交換作業。16時前から始め、終わると18時を回っていた。土産に予備機や分解したローテータを持たされたが、どうするのコレ。ところで作業中、ネジが落ちて来ない!と見上げる御仁、妙なところに感心されていた。オンマウスはANTの雄姿…ロケーション劣悪には見えないけど。

Jun 9, 2024 思い付きで訪ねた奈良田温泉
8日晩、明日は雨だからとカミサンが温泉行きを宣言。9日は所用を済ませてから温泉に行くことになった。11時頃、雨ではないが曇天で、こりゃ間違いなく午後は雨を思わせる空模様。温泉も、最初は掛川の倉真温泉を考えていたが、車に乗ってからネット検索すると、チョッとタイプが違うと判明。曲目変更で富士川支流の早川上流にある奈良田温泉を訪ねることにした。中部横断道を走るとあっという間に山梨県境を超え、下部ICを下りるまで30分程しかかからない。その後富士川クラフトパークで昼食をとり、早川沿いのK37(南あるプル街道)を1時間程上る。道路が良くなり、危険な個所はトンネル化され、道幅もあるのでスピードも出せる。昭和50年代、赤いHONDA1300を親父に貸したら、隣組のご夫婦とこの道を上り、奈良田を過ぎ広河原から夜叉人峠入口まで行ったらしい。現在はこのルートでの一般車乗り入れは出来ない。奈良田のバス停に居られたバスの運転手さんのお奨めで、早川町営の女帝の湯に浸かる。やや温めだったが、あのヌルヌルでトロッとした感触は個人的には大好きだ。国分寺から来た学生さんとカミサンが世間話を始める…次男が台東区だとか言って。写真は温泉近傍の古民家カフェ鍵屋さん。軒先でコーヒーと紅茶を頂く。カップを持ったまま庭先を回り、虫や草花を見て喜んでいるお客はそうはいないだろう。早川沿いも自然豊かで、カミサンの指示で幾度も止まり写真撮影。オンマウスはその極めつけで日本鹿との対面。16時半に戻るが結局雨にはならなかった。

Jun 7-8, 2024 リモートシャック・ソーラーパネル交換
購入済みのソーラーパネルを何時投入しようか様子を見ていたが、家業多忙で中々その気にならなかった。初夏の百花蜜搾りの終盤、7日15時過ぎ、思い切って南西向きのパネルを交換した。ロープにカラビナを付け、それにフック付き強力ゴムベルトでパネルを吊り、地上でロープを引き吊り上げた。旧パネルを外し、これもゴムベルトで吊り、邪魔にならない所に引っ掛ける。吊り上げたパネルは所定位置のボルトに引っ掛け、3本の強力ゴムベルトで、上・中・下を3角タワーの南西面に固定する。時間は16時を回っていたが、南東面の旧パネルと並列接続するとバッテリ電圧は13.2Vが14.0へ上がりビックリ。この日は所用のため、片面だけの交換で作業を終わり、旧パネルは引き下ろして持ち帰った。そして8日午後、もう1枚のパネルをタワー南東面へ投入、前日投入のパネルと並列接続。不用になったケーブルとパネルを撤去した。これまで、給電は収容箱ハモ端まで2系統で行っていたが1系統に集約した。以上の作業により、日中は薄曇りでも13.9〜14.0V程度を確保している。これまでの13.2〜13.5V程度から比べると大幅な改善で、リン酸鉄リチウムイオン電池の効果と相まって、直流電源システムの信頼性が大幅に拡大されたと思われる。写真は交換完了のソーラーパネル(200Wx2)。オンマウスは南西面パネル。遠方は山梨県境。

Jun 6-8, 2024 初夏百花蜜搾り
カミサンが屋敷の蜂場から、初夏の百花蜜が溜っていると3枚の巣枠を取り出してきた。試しに遠心分離機へ掛けて搾ってみるとそれなりの量で糖度も78%程度ある。例年は真夏の8月までは搾らないのだが、急遽初夏の百花蜜を搾ることになった。連日朝4時起きして、人の生活が始まる前に巣枠の回収を終える様に努めた。6日は屋敷、7日は平石、8日は二本松を回った。百花蜜だが花の中心はモチノキと思われる。それ以外にミカンの残りや栗等も混入していると考えられ、味はまろやかでうまい。また全体に粘度が高い。写真は最終日の8日朝4時半頃の二本松。遠方に日本平や清水市街が見え陽が当たり出している。二本松は東方に茂畑地区の稜線があり未だ陽が差していない。カミサンが巣箱のふたを開け燻煙器でミツバチに煙を当て弱らせている。この中から適度に蜜が溜っている巣枠を持ち帰る。上段は隔王板で仕切られ女王は進入できない貯蜜エリア。よって蜂蜂は居ないので絞ってから箱へ返すが戻す箱は不特定。たまに蜂子がいる場合があるが、この場合は元の箱へ戻す。オンマウスは二本松のハチミツを糖度計で計っている様子。普通は78%だが81%もあり上出来だった。蜜搾りが終ると瓶詰・ラベル張り、そして配達・発送があるが、ミカン蜜の作業が未だ終わらないので暫くはこの忙しさが続きそうだ。

Jun 5〜, 2024 続く草刈りの日々…
こないだまで草刈りをやっていたと思ったらもう草が伸びている。雨が降り気温が上がるとどうしようもない。草や雑木も必死なのだが、こちらも必至だ。写真は5日舞台スルガエレガント畑の草刈りの様子。エレガントの手前に笹竹が10数本伸びているが、実は奥にある笹竹の根がエレガントを通過してここまで届いている。昨年までは木の中までだったのに…。早々に草刈り機を入れるが、スパッと切れて気持ちが良い。なんてのんきなことは言っていられない。何らかの対策を施さないと来年が怖い。イネ科に効く農薬を撒くか、笹竹に除草剤の原液を注入するか。草や笹竹は、上手に活用すると雨による土壌の崩れや流れを抑制したり、夏季の渇水対策になるので、程々の付き合いをする必要がある。オンマウスは田んぼの草刈り後の様子。青々とした草を何百kg刈っても、数日たつと太陽の熱でしおれて乾き、地面に伏して大地に返って行く。その時に青から茶色に変わって行く過程が何とも言えず好きだ。その草刈りでバッタ等の羽のある虫は何処かへ移動するが、地に伏した草の下にはミミズやダンゴムシにハサミムシやムカデなど、多くの虫が生活する世界が見える。除草剤で草を根こそぎ枯らしてしまったらそんな世界は無くなる。彼等の排出する物質は大地に浸み込み土を肥やす。適度な草刈りで夏場の地表温度の上昇を抑え渇水対策にもつながっている。この草との対話(闘い?)は何時まで続けられるだろうか…。

Jun 3, 2024 ホタル観賞会…自宅にもホタル
「山切わいわい倶楽部」がホタル観賞会の案内を有線放送で流している。夜には、「現在何匹飛んでいる!」と細かな情報まで伝わって来る。自宅より500m程下流にある山切公園付近で、ホタルの幼虫のエサとなるカワニナの飼育続け、毎年その周辺でホタルを観賞できる。また山切川へ注ぐ沢にもカワニナが放たれ、それまで田んぼだった昭和30年代中盤頃から途絶えていたホタルが自宅付近でも飛ぶ様になっている。わいわい倶楽部の努力がもたらす貴重な自然だ。今年の自宅での初ボタルは5月末だったが、晩の気温が上がらないためかそれ以降未確認だった。そして6月3日、後輩のJE2ERRが所用で訪ねて来た時、玄関から外に出て無線談義をしていると屋敷ゆら早生畑の南に舞うホタルを発見。その後1時間超の間に数匹のホタルが舞った。何とものどかだが、神秘的な風景に癒される。写真はわいわい倶楽部がバス通りに設置した案内看板。昨年からは鑑賞コースに小型のLED照明を仮設するなどして歩き易い環境を作っている。今回はホタルの映像を未だ撮っていないので、取れたらオンマウスにアップする予定でいる。

Jun 2, 2024 春の環境整備…思わぬ珍客
6月2日は恒例の春の環境整備の日。朝8時から山切川沿いバス通りで雑草の刈り取りを行うのだが、今年は何故か草が伸びていない。農道組合が土手に除草剤を撒くのはもっと後だから、どうして?と疑問が湧いた。バス通りを挟んだ先の、通称「田んぼ」じゃ先月記したようにカタバミがやたらと元気だし…こりゃ何かある年かも知れない。環境整備は1時間も経たない内に解散。その後、田んぼ周辺の草刈に鞍替えしていると、川沿いに下の組の皆さんが集まっている。話に加わると何と川に3匹のでかい鯉(写真)。大雨で何処かの池から逃げたのではと告げると、3年程前から居るらしい。それも下流の堰堤付近に居たが撤去したためここに移って来たと。へぇーだった。これだけでかいとハヤやオイカワは群れを成していても迂回して川の端を通るから面白い。末永く居て欲しいと思うが、小魚を食べない様にして欲しい。ところでオンマウス。3日自宅車庫に迷い込んだ子猫。作業中に鳴き声が聴こえ、動かないでいると足元に出て来た。もしやと外に出ると母猫が心配そうに見ている。子連れて移動中、シャッターが開いていたので一時退避していた様だ。それから捕獲作戦が始まった。野良猫なので危機意識が強く爪を出し反抗的。結局1匹しか捕まえられなかったが、外で待っていた母親の元へ放つ。残りも暫く鳴き声が聞こえていたが母猫の元へ戻ったと思われる。この騒ぎで半日近くが潰れたが、おかげで散らかっていた車庫内の整理整頓が出来た。

May 30, 2024 再び草刈の日々…何故か多いカタバミ
このところ時間があると草刈機を手にすることが多い。今の草刈りはミカンの木の根元の草をさらう(カタツムリ、ゴマダラカミキリ対策)ので、余り刃が鋭くない方が良い。すなわち多少使い古してあった方が、誤ってミカンの木に接触した時の被害が少ない。草刈の効率は悪いのだが、精神的な安心はやっていると重要なポイントだ。さて、今年はその根元に生えた草の中で、カタバミ系がやけに目立つ。植物好きのカミサンによるとオンマウスの黄色い花を付けている方がカタバミで、写真はムラサキカタバミって言うらしい。何れもカタバミの仲間なんだが、花の色の違いの他に良く見ると葉の大きさや生え方が違う。ムラサキカタバミは葉が大きく茎が長く宙に浮いた感じがするが、カタバミは葉が小振りで茎も短かく地を這う様な生え方をしている。これらは草刈り機から見ると良いカモで、実に綺麗に刈り取る感じで刈れる。カタバミ以外に、日陰を好むツユクサ系も相変わらず元気でしつこい。こいつは刈ったモノを重ねて置くと生き返ったりするので、日なたに散りばめて乾かす様にしている。いずれにしても、ミカンの根元に振った肥料から栄養を吸い上げているので刈っても成長が早い。毎月こうした草との闘いが秋まで続く。