![]() | 2009年3月30日、7MHzバンドが遂に拡大された。7.0〜7.1MHzの時代が長く続いたが7.1〜7.2MHzが追加され、アマチュアバンドは7.0〜7.2MHzまで200KHz幅になった。まさに待望久しだ。この記念すべき日を逃すまいと、7時半過ぎバンドをワッチする。伝搬状態が悪くアマチュア局の声が聞こえない。と思っていると7.143MHzで北海道三笠市のJA8RC局がS9で入感。相手は関東のJA1AAA局だったがスキップで全く不感。交信終了を待ってJA8RCを呼ぶと直ぐ応答があった。3KHzアップの指示があり7.146MHzへ移り交信が始った。こちらの信号もS9で届いている模様。ANTはWindom+ATU。OMはメールとHPのリンクで交友があり話が弾んだが、オンエアでの交信は初めてだった。生憎朝食や出勤の準備等があるため交信は早々に切り上げざるを得なかったが、記念すべき7.1MHz台初運用となった。このバンド幅拡大には半世紀近い歳月がかかっている。関係者の努力に感謝したい。しかし国際間の周波数調整の難しさも同時に感じる。写真は交信後に撮影したトランシーバーIC-756のLCDパネル。撮影時間はLCD表示から7時58分と読み取れる。ちなみに下段の周波数927KHzはJOFG。なお長波の135kHz帯も同時に解放になった。 |
2週間振りに帰省。20日4時前に福井ICへ入り、ETC深夜半額割引のお世話になる。賤ヶ岳SAでトイレ休憩。睡眠不足がたたり守山PAで遂に仮眠45分。自宅へは9時過ぎようやく辿り着く。この日はWBC日韓戦でくつろいだが、21日は朝から野良仕事。親父が仮植えし3年目になるミカンの苗木を移植。3年にもなると相当に根が張り、掘り起こすのは相当な重労働。苗購入時にそのまま植えればと誰もが考えるが、出来不出来があり様子を見る必要があるのだと親父は持論を展開。それにしても3年は長過ぎるんじゃない!とその労力の無駄を唱えると、労力はいとわない文化で話にならない。土の付いた3年目は50〜70Kg程あり気合を入れないと持ち運べない。これを6本移植したが久し振りの力仕事だった。来週になって体に痛みが来なければ良いがと今から心配している。写真は、中央に移植完了の3年目が見える。紺のヤッケは親父。昨年から実を付けているし、やっぱり苗木って呼ぶのは可笑しい!と呟く。すると1年長かったかと親父。 オンマウスはTL-922と5T31アンプのツーショット。TL-922の上にはRF Amplifire ClassicsとCQ誌4月号。東京単身赴任中、SOTECのPCケースに組み込んだこの5T31アンプからは色々な事を学んだ。 |
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2月9日の夜、ある出版社編集長O氏の紹介でご一緒させて頂いた福井大学の葛原教授、本日念願かなって福井市宝永4丁目のひさだで一杯やることになった。話の種にと職場の同僚2名も引き連れ同席。教授は、お名前でインターネット検索すると分かる様に、半導体デバイス、とりわけGaN(窒化ガリウム)については国際的な権威である。GaNは本質的に高耐圧・高電力を取り扱えるデバイスで、将来GaAs(ガリウムヒ素)などに取って代わると言われている。既に世に出ている高輝度LEDや青色LED、それにKu帯の高能率・低歪みの100W超級SSPAの実現はこのGaN技術によるものである。教授によれば100GHzで1Wを取り出せるデバイスも可能だとの事。耐圧もSiやGaAsに比べて一桁以上高いので、真空管的な使い方も出来るらしいが、本当だろうか。アマチュアハンドメーカーとしても非常に興味深い。それにしても本業の話から、趣味の世界やご家族と交友関係にまで話題は豊富で驚き、気が付くと23時を回っていた。帰り道が途中まで同じと分かり、おせんすい通りのスーパー・ハニー前まで一緒に歩いた後、再会を誓い分かれた。有意義な時間に同僚も含め皆大満足の様子だった。写真は同僚撮影の、キムチ鍋越し教授との「酔っ払いツーショット」。 |
6時過ぎのR1「なぎらけんいちのあの頃のフォークが聞きたい」で目が覚める。今日はサルビアの花を「もとまろ」と作曲者の「早川義夫」の唄で紹介しその違いを解説していた。毎日曜日聞いているが中々面白い。さて今朝は久し振りに晴天の朝を迎えた。午後から所用が有るので、午前中に大阪堺市のN氏からの依頼品の製作を行った。個別部品からの工作とレタリング、さらに動作テストまで済ませ、その旨をN氏にメールする。何を頼まれたかと言うと写真の如き怪しい箱。あるアンテナチューナーのリモートボックスである。その概要は拙作HPのTest&Dataコーナーに早くもUpした。N氏は当初、回路図が読み難いのでもう少し見やすいモノをと尋ねて来られたが、目のコンディションが余り宜しく無いご様子のため、製作してお届けしようと決めた。この規模の製作なら、手持ち部品を中心に何とか形にしてしまうのはオタクに見えるだろうか。しかしそんな事より、自分の持っているノウハウが困っている人のお役に立てる事が嬉しい。このボックスはエアーキャップに包みクッション封筒に入れ夕方に郵便局で投函した。箱の角には「JA3・・・from JH2CLV」と記させて頂いた。末永く活躍してくれることを願っている。オンマウスは内部配線の様子。 |
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7日は東京目黒で親戚の結婚式があり、関係の皆さんと共に東名高速をマイクロバスで往復。朝6時50分に自宅発、帰宅は19時過ぎだったが、楽しい一日を過ごさせて頂いた。神社で行われた式は古式にのっとり粛々と進む。ところが披露パーティは土地柄もあるのだろうが、我々の時代とは随分と趣が異なった。しかし、多くの友人や関係の皆さんに支えられた手作りのパーティは、冒険心一杯で大変好感が持てた。密かに形じゃないよなぁと呟く。振り返ると、そのポリシィは自分達のときと余り変わっていないなぁと帰りの車中カミサンと笑う。そして子が結婚するときの親の気持ちをそろそろ勉強せよとカミサンから促された。新郎新婦の末永い幸福を祈る。 ところで6日の夜は、三男を豊田で拾うために福井〜米原、米原〜豊田をそれぞれ100Km未満ETC通勤割引、そして豊田〜清水を深夜半額割引でつなぎ24時過ぎ帰省。ETCの商品を理解しないで高速に乗ると大損をする。しかし土日でルールが変わるなどは、もう少しわかり易すい商品にして欲しいものだ道路公団さん如何だろう。 写真は7日昼、目黒の大鳥神社。オンマウスは8日朝実家の南の土手で発見したツクシ。小川のせせらぎが聞こえて来そうだ。 |
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先週友人のシンガーソングライター小川ロン氏から手紙が届いた。3月10日(火)4時5〜45分、ラジオ深夜便「こころの時代」出演を知らせる内容だった。これは聞かなきゃとばかりカレンダーに印を入れた。「こころの時代」でも歌は歌えるの?などと今から興味津々…と思いを寄せていたら昨日と今日、NHK-FMが40周年記念番組を編成。FMを語るとき絶対に落とせないのが「FリクことFMリクエストアワー」。50歳前後の皆さんは30年程前、この番組に大いに胸躍らせた筈。小川氏は当時JUNKと言うデュオバンドでデビューした頃で、静岡のFリクに出演された事がある。その昔、DJの松下かおる氏と音楽活動をされていた事もあってか、静岡にはJUNKの曲が良く流れた。アマチュアのシンガーソングライターが数多く登場し、中にはプロデビューを果たした人も…。アルバイトしてFMラジオを買ったり、リクエストカードを毎週送ったり、片道2時間の道のりをスタジオまで通ったり、エアチェックに苦闘したりと、其々に懐かしく熱い思い出がある。私もその一人で多くを学んだ。デジタルネット社会の現在、あのような穏やかなアナログ的番組の再来を期待してはいけないのだろうか。写真は小川氏から届く味のあるスタンプ。オンマウスはFMを鳴らすミニコンポ。 |