21日夜、ネットにつながらなくなった。PCの故障かと思ったらLANが可笑しい。ルータ・HUBのCOREGA/CG-BARMX、夏は高温で不具合多発のため、裸にしファンを付け6年も生きながらえたが、潮時か・・・。ipconfigコマンドを打ったり、PPPoE設定をPCへ移そうと努力していた。ところが24日朝、何事も無かった様に復旧している。絶対にCOREGAが悪いと、発注したBUFFALO/BBR-4MGがこの日届いた・・・。ネット依存甚だしい生活に天罰だったのかも知れない。 5日、7MHzで懐かしい友人の声。呼ぶがANT同調NGで交信に至らず。直前まではOKだったのに、電源投入だけで同調OKになってしまう。26日、雪の舞う中、屋上のATU/SG-230を外すと中に水(オンマウス)。乾かすが全くNG。投入した予備機もまたNG・・・一昨年雷でやられた事を忘れていた。これらを突きだすとドツボは間違いないので早々に修理出し。 FL-2100シリーズでロシア球改修を行った(写真)。3台やったが内2台でバンドSWが溶解。1台はFL-2100Bで未使用接点を移植し技ありの復旧。ところがもう1台のFL-2100Z、ローターごと溶解し接点移植は不可能。友人のハムショップへSWを打診するが有るかどうか・・・。不具合があると手を入れたくなる性格はどうしようもない。 |
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週末の空き時間はFL-2100Bの改修にあてた。ソケット穴が油圧パンチで開けられるようになったら作業が格段に早い。単身赴任と言えど家事洗濯に食事の支度などで意外と時間がない。点けっ放しのTVも誘惑する。作業が終盤に入ると手作り部分も多くなる。FL-2100Bを眺めつつFL-2100Zでの経験を含め改修イメージを固める。オリジナリティは尊重したいが、あまり個性を出しても…と葛藤、似て非なりの2台だから。Esg回路は自作で決まり。Ecg用はオリジナルでは不足なのでこれも自作。FL- 2100Zと同じ3倍圧回路をEsg基板に同居させる。そして形になったものを後部箱へ実装。そんなこんなで気づくと22時半。こりゃまずいと早々に電源投入し電圧確認。ここまでは良かったが問題はその後。エキサタをつなぐと漏電NFBがトリップ。おかしい。調べるとAC側巻線の一つが地絡。そんなことがあるものかと何度も電源を入れ直すがその度に部屋は真っ暗に…。電圧設定端子で地絡していた。そう言えば、頭の取れたビスが残りにっちもさっちも行かない状況だったのを掘り出していた。端子の中に金属屑が残っていたのだ。なってこったぁ!だったが、これで見事動作。時間は25時。写真は800Wで連続60分キーイング中の改修FL-2100B。 |
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早いものでもう3月。今日は桃の節句だと言うのに昨晩から冷え込み雪が積もった。帰宅した22時頃は横殴りの雪であおられて寒く、傘が逆さまになる状況だった。 さて、転がり込んでいるFL-2100Zの2号機改修作業は極めて順調に進んでいる。受電電圧を200Vに変更し、7MHz/CWで動作テストを行うと40Wのドライブで約800Wを出力する。ちなみに1KW出力を得るためには70Wの入力が必要になる。この場合はすでに飽和領域に達している。これらの数字は1号機とほぼ同等であり、極めて再現性が高い事が分かった。ただ残念なことに1.9MHzと3.5MHzバンドで、プレート補助コンデンサを開閉するバンドSW接点が溶解しており、現在同調点が得られない状況。おそらく前オーナーがハイバンドでチューニング中にVHF帯で寄生発振が起こり、放電した熱で溶解したと推測される。なお2号機には50MHzを組み込む予定はない。 写真は凡そ1ヶ月振りに雪が降り積もった福市内。雪は日中に融けてしまった。オンマウスはいよいよ改修の始まる3号機FL-2100B。FL-2100Zの兄貴分にあたるリニアアンプで友人からの依頼品。改修サイトを立ち上げているのでご覧頂きたい。 |