JH2CLV's Topics & Memorandam
March 2018

Mar 31 今年度も終わり
田んぼのミカン畑で青島の苗木の移植(定植)作業を行ってきた。本日までに目標の30本を移し替えた。4年間つけた苗木を地面から抜ぐ(こぐ)時に、馬鹿力を出して腰痛を促進させたり、冬眠(?)から覚めたことによる慢性的な筋肉痛などもあったが、何とか一定の形になった。ところが、実は1本だけ極端に育ちの悪い苗木が未だ苗床にある。写真がその苗。とても4年もつけたとは思えない程小さく細い。しかししっかりと葉っぱを付け枯れて行く気配が無い…マイペースなのか人生を感じさせる。同じ穂を接いでいる筈だが、購入年には違いが分からないのに年を重ねると明らかな違いが出てくる。台木が悪いのか…植物って本当に面白い。このままにしておく手もあったが、環境を変えようと後日(4月4日)別の場所に定植した。新天地での成長を願っているが、まるで子の成長を願う親の様だ。
ところで今桜が満開だ。オンマウスは田んぼのミカン畑の北側に沿った貯蔵庫から北側のお宅を眺めた様子。家の南側にあるソメイヨシノの巨木が満開で美しく、通り行く人々の目を楽しませてくれるい。これを見ながら畑でBBQってのもありか…。実はここ、昔保育園(たちばな保育園)があり、2期生として昭和34年から2年間通った。何時頃だったか、転勤で当地を離れているうちに閉園となり民家が建っていた。

Mar 27 劇団四季「リトルマーメイド」観賞
劇団四季のミュージカル「リトルマーメイド」の観賞。新幹線で名古屋を往復した。長男の嫁と、春休み中の孫の大芽といづみに名古屋駅で合流。駅ビルから鉄道の俯瞰を見たり、夕食につけ麺を食べるなどして四季劇場へ徒歩で赴く。
写真は劇団四季の「リトルマーメイド・ギャラリー」へリンクしたもの。さすがプロの公演、演技も音響も照明も舞台操作も素晴らしかった。内容の話に至らないのは職業病なのか…。
眠くなる時間だった孫たちもしっかりと観ていた。何か感じるものがあったに違いないと、帰りの新幹線の中でカミサンと盛り上がった。



Mar 25 シニアクラブ総会イベント支援
25日は清水区庵原地区シニアクラブの総会とイベント(演芸会)が庵原小学校体育館であり、音響(PA)関係の支援を行った。「シニアクラブ」とは聞こえが良いが、昔からある老人クラブのことだ。事前に届いた音源を整理しPCへデジタイズ。無いものはネット上を探して何とか形にする。PCの不具合発生に備え、予備PCやバックアップファイルも用意。スピーカーはトーンゾイレがステージ上下外の壁に設置してあるが、位置が高く客席に芯が来ないため却下。どうしてこんな所に設置をするのかと疑問になるのだが昔から改善されない。音に芯が無いので明瞭度が悪く、どうしても音量を上げたくなるのだが、逆に反響ばかり増大し館内はエコールームと化す。そんな訳で全て持ち込みによるシステムを構築した。主催者も演目の内容を見るのは殆ど当日が初めてで、出演者も初めて合わせるなんてのが多い。ただカラオケは音が高い低いを急に言われても困るので、前日の24日音合わせをさせて頂いた。またマイクが有れば何でも音が取れると思っている方が多く、それには限界が有ることをお伝えするのだが中々上手くいかない。さらに予定にない緞帳上げ下げがいきなり行われたりで危なくてしょうがない(ステージスタッフも知らない)。それでも9時半から式典から始まり、14時頃までにイベントも何とか終了。撤収時「今年は音が良く聞こえた」と声を掛けてくれた帰りがけのご老人の言葉に疲れが吹き飛ぶ。

Mar 22 OB会参加…久し振りの呉服町通り
22日は放送記念日式典がありJOPK新会館を訪れた。静岡地区在住のOBの皆さんが30数名集まった。最高齢は89のT先輩。自分は63で下から2番目だった。懐かしい顔・顔・顔だ。来られなかった先輩の情報に一喜一憂する。病気の方や亡くなられた方がいらっしゃるのは寂しい。式典の後は新会館見学会があり、屋上から各階を案内して貰う。機能的な配置が行われ、旧館時代とは全く異なる作業空間を間近に見た。拘りと言うより割り切りの時代か…。無事故で移転工事を完了したそうだが、関係者の長きに渡る知恵と努力の賜物だろう。見学会の後は静岡駅ビル・パルシェまでゾロゾロと歩き、6Fの沼津魚河岸で昼食会が行われた。寿司と天ぷらに若干のアルコールで楽しい時間を過ごさせて頂いた。来年もまた逢いましょう。
写真は昼食会後の15時頃、ウッディすみやを訪れた際に歩いた静岡呉服町通り。一番奥が静岡駅。昨年来、特に理由は無いのだが昔を思い出してTakamineのギターで弾き語りをしている。40年程前に友人から譲り受けたYAMAHAの12弦ギターがあることを思い出し、2Fの押し入れから出してきた。ところが弦が3本程切れていて本来の音が出ない。それで本日ウッディすみやまで足を延ばしてみた。Martinの12本セットを購入、¥1200だった。夜弦を張り替えるも、柔らかい弦のため6弦を張りすぎてプッツン。一瞬トホホだったが、オンマウスの如く電工スリーブでつなぎ難を逃れた。

Mar 21 Hi-Qトロイダルコイルに挑戦
One Tube Competitionの基礎実験も終盤。そろそろ1号機の実装を始めようと思っているが、FacebookのサイトではHi-Qコイルの議論が続いている。1号機の追加修正か、2号機に生かすために手持ちのトロイダルコアで試しにコイルを巻いてみた。写真は0.5mmフォルマル線4本をリッツにして40回巻いて220μH程度のコイルを作りQメーターに乗せたもの。Qは230程度を示している。実はこの実験の前にリッツにしないで1本線で巻いているが、結果としてQは横ばいでリッツによる効果は確認できなかった。そりゃそうだ、トロイダルコイルの場合、磁束の殆どはコア、すなわちコイルの内側を通り、外側には殆ど漏れて来ないのだ。だから、周辺磁界の影響を受けずにコイルを巻けることを忘れていた。
ところでTRIOのスーパーや高一コイルの同調側Qはせいぜい100前後である。したがって容易に200超のQが得られるトロイダルコイルは大いに魅力である。それでこのコイルを実験中のレフレックスラジオの入力側に入れ感度テストをしてみた。僅か1ターンのリンクコイルへSG(1MHz/1KHz40%変調)をつなぐと、出力AFでS/N=10dBを得るために必要な入力は-86dBmに達していた。こりゃ使わない手は無いとホクホク顔になった。前述の理由でQの改善は期待できないと思うが、秋葉原のオヤイデ電気へ0.08mmx30本のリッツ線を注文中で、これを巻いたテストも後日行う予定。

Mar 17-18 リモートシャックPC交換と発電機不具合
17日23時頃、発電機EG-2600を停止しようとしたら止まらない。緊急出向すると制御はかかるものの発電機が受け付けていない模様。暴走状態で回転数(音)も異常に高く、出力はハンチング状態で蛍光灯が点滅していた。年末より発電出力が突然断になる現象があり調査中だったが因果関係は不明。制御不能になるのは初めのことで、出力断はこの日数回あった。 深夜のため状況把握のみで下山。翌朝6時半代替発電機を持ち込み交換…全面復旧。不良発電機は購入元へ修理の打診をする予定。以前より停止時にカチャっと金属音があり気になっていた。ひょっとしたらカムチェーンやスリッパー・テンションが暴れているのか…。1号機のディーラー代替で、投入後早々に不良になった2号機(販売元へ返納済み)の状況に似ている。ちなみに不具合発電機は1号機で最初に購入したもの。 写真は7時頃のスナップ。既に入れ替え完了、手前が不具合機。
以前から件案のサーバーPC交換、昨日ようやくWindows7機が復活。中古のDYNABOOK-N12(interl CORE2Duo)ノートを投入。WindowsXpのVersaPro(intel Pentium M )より格段に動きが良くなった。「良くXpでやってたな」って声が聞こえそうだ。 写真が投入したDYNABOOK_N12。消費電流はバックライトが消えた状態で1A弱程度(14V)。最終的にWindowタブレットを考えているが、電源供給しながらUSBポートを使う機能が曖昧で停滞している。

Mar 16  4年越しの青島苗移植…老人会支援の準備
写真は田んぼのミカン畑の老木撤去あとに植えた青島の苗木。先週から定植作業を行っている。実はこの苗木、2014年に一度伊野のポンカン畑西側に1年生で定植したモノ。1年経過しても根付きが悪いため、思い切って全て(32本)扱ぎ田んぼの苗床につけていた。今年は2018年だから、手前の不精も手伝い5年生になってしまった。これ以上つけると扱ぐのが大変、今年が限界と判断しようやく定植となった。(その後西側は東側と同年の太田ポンカンを定植。)
狭い所に4年もつけた苗木は扱ぐのが大変。重機が入るスペースも無く手掘りで対応するのだが、活き活きとした根を切断するのは辛い。テイラーで土を掘り下げながら土壌改良剤を混ぜ、手堀りした所へ苗木を入れ根を伸ばす。そして土を戻し水を撒く。その後根がついた頃配合肥料をやる。毎朝葉っぱの様子を見に行きながら水をやり、しっかり根付く様に祈っている。
3月25日に老人会の総会があり、その際行われるイベントのお手伝いの準備をしている。要するにセレモニーと演芸大会の音響支援だ。例によって主催者から届いたテープやCDをPCへファイルとしてコピー。相変わらずの頭切れに音切れとS/Nの悪さなどに苦笑。この日は会場の庵原小学校体育館の下見が行われ、設備の概要や位置関係を把握してきた。さてどうなるか、24日設営で一部音合わせが予定されている。

Mar 10-11 週末の諸事情…遠笠山と春施餓鬼
ようやく春めいて来たのに色々な対応があり想定している畑仕事が遅れ気味だ。 写真は10日、前の勤めの関係でヘルプがあり、遠笠山へ支援に上った帰り道で遭遇したニホンジカ。つがいでいたが、もう一頭は道路の前方反対側へ逃げて、我々を見守っていた。視界は霧のため30m程度、車から数mのところでガラス越しで2〜3分にらめっこしていたが、振り返る様に林の中へ走り去った。この日は未明に積雪があり登頂した10時半頃の気温は-3℃だった。出向路は雪で白くなり山頂付近からの樹木は樹氷状態だった。17時過ぎに下山したがその時の気温は0℃で、結局真冬日だった模様。遠笠山は未だ冬だった。
オンマウスは11日に行われた保福寺の春施餓鬼の様子。この日は昨年引退された大和尚殿も現れお経を上げられた。朝は曇天だったが、始まる10時頃には快晴となり、ポカポカ陽気でお穏やかな一日となった。
ところで3月になると色々な事が始まり忙しい。もう少しのんびりできるかと思っていたが、勤めをしていたときに比べ忙しさ感が増した。一日がやたらと早い。このままだと何事も中途半端で適当に終わってしまう危惧感もあり一寸した悩みだ。しかしこれが田舎の生活なのかも知れない。どうしたものだろうと振り返ることも多いが、まぁ気楽にやることにしよう。恐らくカミサンも同様だと思う…。

Mar 9 単球レフレックスラジオの行方…梅ヶ島(黄金の湯)を訪ねる
One Tube Competitionの単球ラジオ製作の方向性が見え、1号機の製作に取りかかることにした。入れ物をどうしようか考えていたところ、本日カミサンの依頼で静岡のニトリを訪ねた。
私的な目的は無かったが、カミサンを追いながら何気なしに展示物を眺めていると良い感じの木箱が目に入った。手にしてみると、テスト中のスピーカーユニットに合いそうだと即決。白木とグレイと黒の3種類あったが、取り敢えずと言うことで白木のを購入。写真はそれにスピーカーユニットをはめ込んだ様子。上にレフレックスラジオのテストベンチを置いてローカル放送を鳴らしている。両サイドに取っ手用の穴があいていて、中にダクト板を入れるとバスレフ効果が期待できそう。でもこのままでも相応のHi-Fi音だ。VR/PowerスイッチとTUNEノブを前面に出して、あとはサブシャシに乗せて中に放り込み、ANT端子を背面に出すつもり。
ニトリから先はカミサンと地元の温泉に向かった。当初は玉川経由で口坂本温泉を考えたが、カミサンの機転で阿倍川をそのまま上り梅ヶ島の黄金の湯を訪ねた。玉川へ渡る橋のたもとで口坂本は休業中と判明。オンマウスは黄金の湯の駐車場からのスナップ。ここは静岡市葵区だが、稜線の向こうは清水区で河内か大平辺りかなあと呟く。

Mar 8 One Tube Competition佳境
基礎実験とデータ取得が続く単球レフレックスラジオ。生憎の雨で、これ幸いと工房に詰めレフレックスラジオと闘う。年取ると色々考えるのだが、直ぐやることがやや苦手になった。とくに市販部品を集めることはできても、部品加工や工作の段階になると腰が重い。本日意を決して、プレート側複同調コイルの製作を始めた。大した話ではなく、7mHもある1次コイルを巻解き2次側の同調コイルと同じ200μHにするもの。これが出来るとIFTの様に疎結合のBPF同調が実現する。1次コイルは400ターンにも及ぶハニカム巻で、これをインダクタンスで1/35まで解く。解き過ぎない様に途中でインダクタンスを測定しながら行い、終盤は1回ずつ解いて確認する。結構神経を使い骨の折れる作業だ…解き過ぎは禁物なので。また半分の位置でタップを出したいのだが、分割巻ではないので叶わない。2次側が分割巻きなので、後日試してみよう。その作業が終わると写真の様にテストベンチに実装してみた。左上のコイルが巻解いたもの。インダクタンスで1/35だから巻数なら1/6弱と言ったところだろうか…。
オンマウスは、友人のJA2IYJの依頼で本日製作した、10D-2Wによる同軸コンデンサ2本。アンテナのトラップに使うんだって…幾度もスパークしたらしい。130PFのオーダーだったが134PF程度にまとめ、微調して貰うことにした。しかし10Dって本当に堅く骨が折れる。

Mar 5 雨の玄関に珍客…アズマヒキガエル?!
この日は静岡で所用があり、早朝、カミサンに静鉄新清水駅まで送ってもらった。カミサンはその後帰宅したが、とんでもないモノが玄関で迎えてくれたらしい。最初は私が玄関に置物を置いて行ったと真面目に思ったらしい。しかし良く見ると生きている。写真はカミサンが撮影した玄関扉前で鎮座するヒキガエル。色々調べるとアズマヒキガエルらしい。カミサンはこの種の動物には驚きもしないのだが、ミツバチの巣箱前で待ち構えていて、ハチを長い舌で捉まえて喉に運んでしまうやつとは違うらしい。したがって、この辺りには複数種のヒキガエルが居るようだ。沢にはホタルの幼虫が居たりして、ヒキガエルの餌食になっていないかと心配になる。それにしても見た感じは全く焼き物の様で可笑しい。
オンマウスは1TUBECOMPで追試している真空管。左が6EH7で右が6GK6。両者共余り一般的ではないが大好きな球だ。6EH7はリモートカットオフ5極管で6BZ6のAGC-IFアンプで利得不足の時多用した。6GK6は終段駆動で6CL6では力不足の時に良く使ったシャープカットオフ5極管。両者共に映像増幅管12GN7Aや12BY7AとPin番号が基本的に同じ(ヒーター電圧は違う!)なので、同じテストベンチで差し替えが出来る。色々やってくると同じレフレックスラジオの中でも方向性が見えてきた感じがする。しかし半世紀も前に転がしていた真空管を、この時代にまた手を着けるなんて想像もできなかったことだ。

Mar 2 いよいよ3月…枝垂れ梅に河津桜
昨日の風は強かった。山鳴りが起きて夏場の暴風雨以上だった。東側の山の山頂付近の孟宗竹は殆ど横倒しに見えた。リモートシャック・タワーのトップにあるHexBeamは、スプレッダが一昼夜風であおられ6角形が変則6角形になっていた。時間の経過で元に戻るとは思うがスゴイ。そして今日3月2日は180℃転換の無風の快晴。陽気はポカポカ状態になり、庭先の枝垂れ梅が満開になり、河津桜がいよいよ開花した。
写真は縁側前の枝垂れ梅。親父が桃の木に接いだものだが、昨年の剪定も功を奏してまとまりの良い枝ぶりになった。ミカンの輪切りを枝に刺しておくと鳥が降りてきて、縁側から目前で入れ替り立ち替わりのバードウォッチが出来る。何と言うのどかさだろう。オンマウスは摘んできて玄関に生けた河津桜の枝。こちらも開花を始めている。

Feb 28 DYNABOOKツーショット…ギブアップ、R-1022ご主人の元へ
リモートシャックのサーバーPC(VersaPro/WindowsXp)の電源が時々落ちる。電源SWを入れると通常に起動するので、何らかの原因でシャットダウンが行われる模様。暮れから数回発生している。供給電源が落ちれば、次の起動時に何らかのメッセージを発するだろうがそれが無い。それで新たに中古機を購入し投入しようと目論んだ。実は昨年DYNABOOK SS-RX1(Windows7)を投入していた時期があったが、暖まると映像が乱れる不具合があり再びVersaProへ戻していた経緯がある。入手した中古機はWindows7で、OSとソフトをSSD/HDDごと使える様、DYNABOOKシリーズのSS-N12とした。DualCoreで価格は数K\。購入後、RX1のSSDとN12のHDDを交換。両者とも問題なく起動したが、不具合があり壊れたと思っていたRX1が暖まっても正常動作する誤算…ラッキィ!。液晶ディスプレイの駆動ICの温特と思い込んでいたのは完璧な誤りだった。一昼夜通電したが全く問題なく拍子抜けだ。ドライバソフトに不具合があったのかも…。写真はテスト中の両機。パッと見には分かり難いが右のRX1の方が薄く軽量。ちなみにVersaProとRX1は先輩H氏からの進呈。
オンマウスは昨年4月に修理依頼のあったイタリアの軍用受信機R-1022。2台のSG出力をミキサへ注入し様子を見ている。一度は復活し小踊りしたこともあったが、その後不具合が拡大し結局ギブアップとなった。残念だが本日ご主人の元へ旅立たせて頂いた。