JH2CLV's Topics & Memorandam
May 2018

May 31  HL-3Kジャンクと風力発電その後
昨日30日、お手伝いの仕事帰りに島田のJA2AGP矢澤OM宅まで足を伸ばした。OneTubeCompetitionに出展したラジオを引き取りに行くためだが、ついでに以前より打診のあったHENRY/HL-3KのRF部も引き取ることになった。仕事場が東名高速の南側で、静岡ICに近く幸いだった。大井川西側の吉田ICで下りてから国道を北上し、島田大橋を渡れば直ぐと考えていたら、17時台は通勤時間と重なり橋に向かう車の大渋滞。牧之原大地の端から、茶畑越しに大井川にかかる島田大橋と目的地が見えるのに、一向に進まない車列にイライラが募る。何とか辿り着くと時間は18時前。予定より30分近く遅れてしまった。OMよりHL-3Kの説明を受け、早々にラジオと共に車に積み帰路に就いた。HL-3Kは真空管の他、タンクコイルや一部部品も抜き取られているが、1.8MHzや50MHz専用にしたら有効活用出来るかもと車中思いを巡らせた。またラジオの1号機は、2号機より感度が悪かったことが気になり、これも要チェック。帰路はR1バイパスに乗ったが、こちらの方が圧倒的に早かった。
オンマウスはロケットから購入した腕木に風力発電機を乗せてテストしている様子。風切り音が出る位に回ると、3相整流器出力(脈流)で14Vを超えていた。しかし安定に12Vバッテリを充電するには、相応の風が無いと電圧不足になると思われる。インバータで昇圧経路と直経路を自動切り替えする様な回路が必要か…。

May 29  三男夫婦に第一子誕生
本日19時21分、群馬(伊勢崎市)に住む三男夫婦に第一子(女子)が誕生した。昼食を食べていると三男からカミサンへ電話があり産まれるかもと…。予定より数日早い。暫く様子を見ていたが15時頃になって慌てだし「私行ってくる」となった。カミサンと所用をこなしながら16時過ぎに新富士駅へ送った。そして19時半頃、三男より無事出産の連絡。カミサンはその頃、新幹線で東京から本庄早稲田へとつなぎ、タクシーで病院に向かっている最中だった。こちらは兄弟や親類に電話を掛けまくる。病院に到着したカミサンから写真が何枚も送られてきた。この写真は翌30日に撮影したもの。時間と共に顔が変わってきて面白い。元気に育てよと、思わず呟く…。長男夫婦が使っていたベビー用品(ベッドやバウンサー)を回収し、近日中に群馬(伊勢崎)まで送る算段をする。ふと自分の時はどうだったか振り返ると、殆ど実家の両親任せで、親父から産まれた知らせを受けてから駆け付けた記憶がある。その話になると何時もカミサンから「遅かった」と言われる始末で苦笑する。それにしても末っ子のあの子が親父かぁと感慨深い。嫁さんとの子育てを、長い目で見て楽しんで欲しい。
写真はカミサンが送ってきた30日の写真。オンマウスは三男の家に咲く梅花空木(バイカウツギ)。

May 26  孫の運動会で名古屋往復
6時前に家を出て新東名に乗る。東豊田JCTから東名に乗り換え守山PAのETCで下道に下り8時過ぎに名古屋の長男宅着。カミサンから今しかないと脅かされ、小学2年になる孫の運動会を見に行くことになった。我々の時代は、親はもとより祖父母が運動会を見に来るなんて想像もできなかったことだが、時代や地域が変わるとこんなモノかと思い込む。9時過ぎに家族で小学校へ向かうとビックリ。其々の家族がテントやシートにテーブル等を持ち込み、校庭の回りを占拠している。運動場を見なければ、まるでキャンプ場だ。長男が小型のリヤカーの様なキャスターに食糧や資材を放り込んで小学校へ運び込んだが、空きスペースは本当に角の一角にしか無い。どうやら早朝から花見の如き場所取りが行われている模様。さて運動会だが、元気に走り回っている孫たちを見て一安心。爺婆が観戦に来るとは思っていなかった様で、最初は驚き顔だったが励みにもなった様だ。運動会は地域の横のつながりにも一役かっている印象で、子供たちは地域のカスガイだなぁと思った。昼食時間は家族と一緒に過ごす設定となっていて、自分たちの時代との違いも痛感。14時過ぎ、カミサンと孫の成長を喜びながら帰路に就いた。帰宅は16時過ぎだった。帰宅早々、蜂蜜の濾過機入れ、カミサン達の集まりの送迎と、長い一日になった。写真は大森北小学校でのスナップ。

May 22  農薬散布とポンプのコック補修
写真はコック2つを新品に交換した農薬散布用ポンプの出口…ピカピカだ。親父の時代から何10年も使用しているセラミック・ポンプ。ホースのネジタイプは最近ISOに統一しているが、昔のMサイズが一部に残り輻輳する時代になった。似ていても合わないネジは始末が悪い。何となく合ったりする場合もあり何処かのM型コネクタの様なことが発生し、作業の煩雑化を招いていた。キカイに弱いカミサンが扱うと大変なことになった。ホースのアウターネジ(6角)を無理やりプライヤーで回していた両親の姿がダブる・・・ネジの6角はすり減り丸くなっていた。それで、自分で農薬散布をやるようになった凡そ10年前からは、ISOベースに揃えてきたのだが殆どを変換コネクタに依存してきた。しかし時間と共にコックの緩みが気になってきた。最近では締めても漏れる状況に陥り、ノズル側コックを併用するなどの工夫で凌いでいた。しかし煩わしい。今日、ポンプの洗浄後、意を決してお馴染みのS農機具店を訪ね、変換の要らないコックを2個購入し実装。これで次回からは余計な気を回さなくても済むだろう。ちなみに農機具店の親父さんはHAMだから笑っちゃう…いきなりリモートシャックのことを尋ねられた。この日までに1500リットル程の散布を行ったが漏れには気をもんでいた。

May 20  発電機EG-2600交換機到着・実装
ディーラーのご厚意で、不具合発電機(部品脱落・異常高回転etc)と不調発電機(インバータノイズ大)の交換発電機が届いた。早々に開梱して各発電機にオイルと燃料を給油し動作確認を行う。リモコン動作を含めて良好に動作する。幾度か起動と停止を繰り返すも全て1発で起動、2年前の初購時に比べて随分と充実した感がある。またセルモーター式はオートチョーク(もどき)が実装され、通常チョークは有るが外からの操作不可だったが可能になっていた。
この1台のリモコン小器へ接点入力を可能にするフラットケーブルを取り付け、16時頃山頂のリモートシャックへ赴いた。発電機交換は手慣れたものと思っていたが、とんだ落とし穴。リモコン小器からの制御は問題ないのだが、IP制御の起動操作が出来ない…停止はOKなのに。リモコン小器とIP制御間の接続確認が始まった。収容箱上にテスタとワニ口にハンダゴテが並び出す。結局リモコン小器の回路が変わり、起動スイッチの極性変更が判明。スイッチのロケーションは同じなのにホットとコールドが逆になっていた。何も知らないからコモンからリードを出して、コモン同士をIP制御リレーで叩いていた。これじゃ動作する筈がない。15分程度で終わる予定が1時間超も費やしてしまった。
写真は自宅でテスト中の発電機2台。オンマウスはリモートシャック収容箱で始まった誤動作対策の店開き。

May 12/18/20  蜂蜜搾り
5月5日の初搾り以降、柑橘の花の咲き具合と天候の様子を伺いながら数回に渡りミカン蜜搾りを行っている。天候や花の条件は同じでも、巣箱毎に勢いや能力が異なるので、均一に搾るとかえって蜜蜂の機嫌を損ねたりするから難しい。本来なら全ての巣箱が同じコンディションになることが望ましいのだろうけど、中々そうならない。それで蜜蜂大神のカミサンが毎日様子を見ながら、前夜にいきなり宣言することが多い。場合によっては朝の宣言もある。
親父がやっていた頃に比べたら、規模は相当縮小しているので長時間の作業にはならないが、それでも日の出前の6時頃から日が上り切る9時過ぎまでの作業を繰り返す。 5月20日(日)は今季4回目で今年最後のミカン蜜と宣言していたが、未だ夏ミカン系には花が残っているから、突然の発動があるかも知れない。花があっても雨が降ると蜂は活動を嫌うので、花・天候・蜂の勢力(能力)・人(判断)と、全てのタイミングが合わないと効率良い蜜搾りが出来ない…ジレンマだ。
さて蜜搾りの後は、暫く一斗缶で保管し、濾過機を通して容器詰めが行われ、最後にラベルが貼られる。写真は遠心分離機の様子。オンマウスは巣枠外に作られたムダ巣に集まった蜜蜂の群れ。巣枠が一杯になると女王蜂が卵を産むスペースを確保するため働き蜂は自然な形で巣を作りだす。本来なら、これを巣枠へ誘導したいのだが、巣枠が一杯だと空き空間にこの様な巣を作ってしまう…数時間で。

May 19  One Tube Competition審査会
Facebook「真空管式無線機」の有志で進行中だった1TUBECOMPの審査会が島田市で行われた。一参加者のつもりだったが、審査員殿に不都合があり、急きょ代役をお引き受けすることになった。
実は参加者として、本日2時半頃まで作品の調整に勤しんでいた。未確認だった周波数カバー範囲の確認と調整に追われていたのだ。特にNo.1機は同調コイルの値がやや小さいため、上限に余裕を作ると下限が不足するため上下をバランスさせた。その結果妙な発振を誘発するためその対策に時間を取られてしまった。
そんな状況で床に就き、睡眠時間4時間程で起床し、7時半には新東名に乗った。審査会場である島田のJA2AGP矢澤邸へは一番乗りで、8時半頃には到着していた。
その後、他の審査員の方(2名)や、持ち込み組(3名)とCQ誌(1名)の皆さんが集まり、矢澤邸はにわかにラジオ好きの舘になった。審査は10時より行われ、昼食とお茶時間を挟み最終的に18時半頃まで続いた。当初は19台の作品を全て審査できるが心配の声もあったが、測定組と官能組に分かれて、持ち込み組の支援を頂きながら順調に進行した。この後結果を取りまとめの真空管式無線機のサイトとCQ誌で紹介される予定。 写真は審査風景と出展作品の一部。写真では伝わらない部分が良く分かった。背後の整備済みR-390Aも気になる…皆EAC製だった。

May 11  バッテリ充電ドライブで神奈川〜東京〜山梨
自動車税の時期になり、昨晩Outbackに書類の確認に赴いた。4月4日(牧之原往復)以来走っていないのでエンジンを掛けてみた。ググッと音がしたが、その後が続かない…心配した通りだ。電子機器は生きているので学習データは保存され不幸中の幸い。この11日は早朝からForesterを寄せ、ブースタ・ケーブルで給電しOutbackのエンジンを掛けた。そのまま1時間程両者掛っ放しにした。朝食時カミサンに事情を話すと、今日は「走ろう」と言うことに急きょ決定。諸作業を片付け10時半頃から新東名を東走。11時過ぎ駿河湾沼津SAで蕎麦の早飯。御殿場で東名に合流しそのまま走り神奈川へ。この車で神奈川を走るのは初めてか?などとやり取り。3男が群馬から帰る圏央道が気になり走ってみたくなる。ナビが古く案内がイマイチ。道路標識を見失わない様に細い眼を一杯に開ける。どうやら厚木ICから繋がる模様。案内の通りに進むと知らぬ間に圏央道に入った。平日なのに交通量が多い。北関東や西東京へ抜けるには便利なんだろう。大体の状況が分かったので3男夫婦の所へも迷わず行けそうだ。八王子で中央高速へ移り山梨県に入る。その先をどうしようか迷ったが、大月から河口湖へ出てR139で富士山を左回りしてR1に出ることにした。写真は中央高速大月JCT付近。オンマウスはR139朝霧高原。帰宅は17時過ぎだったが、さて充電は十分だっただろうか…。

May 7  雨の朝…75A-4がやってきた
雨がしとしとと降る月曜日の朝、大きな段ボール箱がヤマト便で届いた。福井時代にお世話になったJA9CPY見谷氏からの荷物だった。メールで「コリンズの75A-4受信機を送るよ!」と連絡があったが、そんなに重くないのでまさかと思ったが本当に75A-4だった。
写真は車庫の軽トラの荷台で開梱した様子。早々に電源を入れ予熱すると音が出てきた。最寄りにアンテナがないので、CALモードで復調音を確認すると大変綺麗なビート音だった。こんな受信機を触れるなんて、雑誌等(CQ出版・アマチュア無線回路図集)で初めて75A-4の存在を知った高校時代には、想像も出来ないことだった。
さてこれをどうするか。洗浄して欠品(球シールドケース等)の補充、そしてかすれた周波数目盛シールの製作と張り替え…色々楽しませてくれそうだ。この75A-4には、あの重い軍用のR-390Aとは違うアマチュア機ならではの味があって面白い。
メインダイヤルはオリジナルでは1回転100KHzだが、オプションの減速機構により1回転25KHzになり、SSBのチューニングもスムーズに行える。メカフィルはSSB用のみ実装なのでCWやAM用を探しグレードアップするのも楽しい。オンマウスは無線部屋に移し、上蓋を開けた背面からのスナップ。
その後Test&Dataコーナーに75A-4のページを追加。

May 5  蜂蜜今季初搾り
家の周りは橘の香りがプーンと立ち込めミツバチの活動が一番活発な時期を迎えた。柑橘類はほぼ満開状態で落弁が始まっている木も多い。当家のミツバチ担当大臣のカミサンから「5日に搾る」と連休中に宣言があり、早朝から準備を始めていた。
写真はミツバチの巣枠を巣箱から取り出して形を整える作業をしているカミサン。何ともたくましい。その巣枠を右後方の建物に運び、ミツバチが保存用に蓋をした巣の先端を、熱湯につけた長ナイフで薄く切り落とす。そして遠心分離機に掛け蜜を搾る。最後に長ナイフで巣枠の形を整え巣箱に戻す。この搾る部分が私の担当。今年の蜜は粘土が高く、中々飛び出て来ない。随分と力が入った。写真で青空にシルエットで映る黒い点がミツバチ。採蜜する時のミツバチは自分たちの生活の糧を搾取されるので非常に機嫌が悪くなる。当然の話だが人の都合だけでなくミツバチに対する謙虚さや有難さが必要と言うことだろう。オンマウスは今季最初の蜂蜜。粘度が高いため、流れが非常にゆっくりだ。
この日は午前中で作業を切り上げたが、例年の初搾りより上出来だったとカミサン。さて次は何時になるだろうか。花の状態と天気予報とのにらめっこが続く。そして落弁期の柑橘へ農薬散布を行う必要があり、生き物と植物の狭間で微妙な判断が必要になる。

May 3-4  子供(孫)達の帰省…再び巣箱作り
5月3〜4日で長男一家と次男が帰省した。普段は2人暮らしの家が一気に賑やかになった。人が集まるのが好きなカミサンは、前日からせっせと家の掃除や布団干しを始めた。こちらもそれに引き込まれ大変…掃除機をかけたり、何時もは手を付けない所の掃除とか遊んでいるとケツを叩かれる。孫の大芽を工房に呼び寄せ、レフレックスラジオをプレゼントする旨伝えるが余り興味がないようだ…時代なのか。それより、いきなり巣箱を作ろう!ときた。正月に一緒に作った巣箱が柿木に括り付けてあるのに、又かよと内心。気をそらしていたが、結局翌朝に作るハメになった。嫌いな方じゃないから、夜が明けるとせっせと材料を物色し出すから面白い。板は大峰に誰かが捨ててあったモロブタを解体したもの。今回は巣箱の屋根を三角にしてちょっと洒落てみた。
写真は庭先で巣箱作りを始めた様子…大芽といづみと。木陰を作っている柿木の幹に正月作った巣箱がある…鳥は入っていないが。オンマウスはほぼ完成の巣箱。待ち切れず巣箱を手にしてポーズ。この後正面に丸穴を開け完成。今回はそれを名古屋へ持ち帰った。一体何処に取り付けるのだろうか…。

May 1  38年振りのアイボール…年は取ってもラジオ少年
1979年の春先に逢ってからは年賀状のやり取りだけだった旧友が訪ねて来た。高校時代の無線部(JA2YCH)の1年後輩のS君(exJH2DFU)だ。あれから既に39年を経過しており、2人ともオッサンというか爺さんになった。昔の面影しか頭にないので、随分と変わったなぁと相互に思った筈だ。連休には、89になるご母堂のケアもあるので帰省するからと事前にメールがあった。数回のやり取りの結果この日に再開が実現した。山頂のリモートシャックと自宅無線部屋、そして工房と昔と変わらないラジオ少年振りを披露した。最後は外出から戻ったカミサンも加わり、無線にPCそして仕事から家族の話にまで及び楽しい時間が流れた。
写真は自宅無線部屋でのツーショット(カミサン撮影)…やっぱり2人とも年を取った。オンマウスは工房で、新茶を入れてくれたカミサンとS君のツーショット。何やらS君は川根出身のご母堂の影響かお茶にはウルサイらしい。机上で仕上げ中の単球レフレックスラジオが眩しい。
残された人生をどう描くか…歓談しながらそんなテーマが頭に浮かんできた…もう若くはないってことか。

Apr 30  「One Tube Competition」資料提出…開花が早い今年の柑橘
写真は何とか形になった12GN7A単球レフレックスラジオ2号機の内部。実は今日30日が単球ラジオコンペの資料提出日。説明書・回路図・写真をまとめて指定のサイトへアップロードしなくてはいけない。1号機は既に用意してあったので、最終的な変更(ANTトリマ追加)分を追記。2号機は1号機の資料を修正して作成したが、何分にも時間がなく完ぺきではないし、動作はするもののまだ実験要素があるため変更が考えられる。従って写真も現状写真だ。まぁ現状をそれらしくまとめてアップロードしておけば、あとは修正で何とかなるだろうと楽天的。2号機は横置きを前提とした造りにしているが、立置きの1号機でも使ったJA2BNV山形OM(故人)の遺品である鉄パンチ板を大いに活用させて頂いた。AGCにPinダイオードATTを使おうとしていたが時間切れで断念となった。
さて、今週になり早生・青島・スルガエレガント・はるみの開花が目立った。3月に移植した青島の苗木も立派なつぼみを付けているが、木を太くするのが先決と細い苗木からつぼみを根こそぎ落とした。ただ成長が早く木がしっかりしているモノはそのままにした。オンマウスは舞台のスルガエレガントの開花状況。例年だと5月の10日前後なので2週近く早く驚く。また何か悪い自然現象が起きなければ良いがと思っている。