JH2CLV's Topics & Memorandam
May 2022

May 31 富士川クラフトパークを訪ねる
前日からの雨がまだ残っていた。それを見越してか、カミサンが気分転換の遠出を口にした。山梨県身延町にある富士川クラフトパーク。色々施設があって、子供たち(孫たち)も遊べるから下見を兼ねて…。8時出発と言いながら、清水いはらICに入ったのは8時20分。中部横断道を北上し下部ICで下り、R300で富士川を渡りR52を直交して進むと直ぐ左手にある。所要時間は40分程度。清水からR52のみを走った昔では想像も出来ない時間だ。新東名を使って新清水ICからR52へ下りても、とてもかなわない速さだ。
写真はパークの中腹辺りから見下ろした様子。ほぼ全域を歩いて回った。やはり動物の侵入があるらしく、いたるところのゲートに網がかかっていて獣害対策が施されていた。作られた施設なので、山歩きや沢歩きをする様な自然感は無いが、安全に遊ぶ場所としたら良く出来ていると思う。どうもカミサン達は余りワイルド感のする場所は敬遠する向きがあって、途中から話が合わなくなり苦笑する。ところで施設内に道の駅みのぶと称する道の駅が富士川観光センターとして存在する。ところがこれ、一般的に言う道の駅とは程遠い印象なのだがどうなっているのだろうか。清水いはらフェスなど道の駅誘致に関係する活動をしている身には、ちょっと奇異に感じる面もあるが、こういう展開もアリなのかとする示唆的な印象も受けている。

May 30 経由と灯油の粘度の違い…ディーゼル発電機燃料タンク対策
5月29日、灯油20リットルx4缶を給油した。ところが、低い位置にある内部タンクの水位が上昇し続け、キャップのエア抜きから灯油が浸み出してきた…当たり前の話だが。慌てて吸い出し凡そ20リットル分を缶に戻した。軽油の時、外部タンクと内部タンクの上下関係を探り当て、問題は無かったのだが…。恐らく軽油は灯油より粘度が高いので微妙なバランスが保たれていたと推測。そしてこのところの気温上昇で、灯油の粘度は更に低くなりサラサラだ。一旦引き上げ、翌30日早朝確認に行き目にした様子が写真。何と、未だ抜き取り不足だった様。外部タンクの水位が内部タンクと同等になるまで浸み出た様だ。ここまでくると、微妙なやり繰りや調整をしてもダメと諦め、ガソリン発電機で行っていた方法を考えた。すなわち燃料キャップのエア抜きを廃止し密閉する。ところがYDG530VAの燃料キャップの構造がイマイチ理解できない。平たいゴムではなく、断面で見るとギザがはいり、平面ではそのギザが周回している。このギザが表と裏に4本ずつある。これがエア抜きの一部を構成しているのだろうかと思いながら、ダメもとで平らなパッキン(62o径/4o厚)を購入し交換実装。これが功を奏したか燃料キャップのエア抜きは塞がれた模様。30日晩には燃料を全て給油し外部タンクは満タン状態になった。この時内部タンクのゲージは中央とフルの中間にあった。さてこれで問題は解決したと思われるが…明日以降が楽しみだ。本音は内部タンクを持ち上げたい…。オンマウスはキャップと両パッキンの様子。

May 28 木生りスルガエレガント…福井からの友人
西谷津と呼ぶ段々畑が自宅から1km程北にある。急斜面で今はモノラックで上るしか手が無い。雨で土が流され道が無くなり、雑草や笹竹が茂っている。その最上部にスルガエレガントをはじめとする甘夏系の園地がある。毎年春と秋、柑橘の覆い茂る葛のツルや笹竹等の雑草を取り除くが、農薬散布や施肥は全く行っていない自然農園だ。それでも元気に実を付ける甘夏系の力強さには驚く。この日は依頼のあった甘夏をコンテナ4杯収穫した。写真は本日の状況。農薬散布中で軽トラには機材が積んだままだ。朝一番、モノラックエンジンのリコイルロープが切れ大騒ぎだった。
この日の昼過ぎ、福井時代の友人見谷OM(JA9CPY)が訪ねて来られた。昨年SKとなられたJA9BOH前川OMが所持されていた高周波部品の処分のため。アマチュアの間でも今時真空管?と言われる時代で、かつての宝物も今ではお荷物になっている模様で苦笑する。しかし今の自分には間違いなくお宝だ。その中に福井時代の2008年5月17日に訪ねた折りに拝見したGS-23B用のキャビティがあった。何と14年振りの再会だ。GS-23Bを探し出し差し込んでみたスナップがオンマウス。フィンガーストックがきつくやや力を要したがしっかりと収まる。眺めていると前川OMの志を継いでUHF帯アンプを作らなきゃという気持ちが湧いてきて動揺している。果たしてどうなるのか…。

May 27 今年の初ホタル飛ぶ
夕食後、カミサンの要請で恒例のハチミツラベルの印刷を行うが、紙詰まりの連続。毎年やっているのに妙と思いながら幾度もトライするがダメ。ふと名刺大の紙の方向ではと90度回して入れたらあっさりOK。毎年のことをあっさりと忘れているから困ったモノ。これが老化と言うことなんだろうか。紙が詰まるとプリンタの裏蓋を上げ中の装置を2つ外して覗き込むのだが、同じことを少なくとも5回程やっている。若い頃は最初の1回目で気付いたのではと、洞察力の低下が著しいと苦笑する。
さて本日の本題。プリンタと格闘していると、依頼主のカミサンからホタルが飛んでると玄関先から声が掛かった。最初はブツブツ言いながらプリンタ対策に加わっていたカミサンだったが知らぬ間にホタル観賞と撮影モード。この日は気温が高く何となく湿気のある。20時頃に5〜6匹が庭先のゆら早生畑東側の沢を飛んでいる。中には灯りの点いている玄関前まで飛んでくる元気なホタルもいた。写真はカミサンがスマホで撮ったホタルのアップ。早々に家族のLINEに乗せたら子供たちから返信があった。当地では毎年5月の終わりから6月初めにかけて毎年飛ぶホタルだが、何とも言えない和みを与えてくれ嬉しい。プリンタに向かってブツブツ言っていたカミサンも、知らぬ間に静かになっているから面白い。

May 23・25 今年2回目・3回目のハチミツ搾り…その他
ミカンの着花が不安定で、未だに着花している木がある。昨年も不安定だったが、今年はさらに可笑しい。3分咲きの農薬散布も、落弁期の農薬散布もタイミングが分からず苦慮。何れも天気とのにらめっこだが、後者はこれからだ。平行してミカン蜜搾りが行われるのだが、農薬の種類やタイミングを調整してミツバチへの配慮をJA技術陣が唱えるのだが、巣箱の前にはミツバチの死骸が積もる。開花に合わせ、訪花害虫の駆除やハチミツ搾りが同時に行われる状況を毎年繰り返しているのだが実に悩ましい。
さて、今年のミカン蜜搾りは今週が最後になる。23日は舞台下と屋敷の蜂場、25日は平石と二本松の蜂場の蜜搾りを実施。朝5時前に起床して現場へ赴き、主宰者のカミサンが選ぶ巣枠を取り出し、ミツバチを払って自宅へ持ち帰る。その後朝食を取ってから、作業部屋の遠心分離機にかける。電動の遠心分離機を嫌い、この年になっても手回しで汗をかく。巣や蜜の状況が手に伝わり、搾りに併せてバランスが取れて軽くなって行くのが楽しい。
写真は23日、屋敷の蜂場で巣枠に付いた無駄巣をナイフで切り落とすカミサン。オンマウスは25日の平石、巨大無駄巣の付いた巣枠。無駄巣は群の勢力の象徴でもある。何れも朝6時過ぎの様子。既に一部には陽が差し初夏の様相だ。23日は午前中に終わったが、25日は終日の作業となった。

May 21 清水いはらフェス…雨の中大盛況
清水いはらフェス当日。5時の目覚ましで起床。倉庫からSPやアンプ、Micに3脚とケーブル群。使い慣れた機材を運び出し順序良く軽トラへ積む。電源はリモートシャックのディーゼル化で押し出されたガソリン発電機EG-2600を2式。この種のイベントはコロナ騒ぎで全くやっていなかった。6時までには積み終え朝食も済ませた。6時半に清水庵原球場へ赴く。予定より30分早かったが、既にゲートは空いていてセッティング開始。前日に行った一般向けPAの他に、便乗コンサート用PAの設営と調整、ネット関係の接続環境準備、そして雨対策などを行う。一般の設営は8時からなので、それまでに一定の作業を進めるが、前日地割をしたはずなのに、テント移動が複数回発生。時間勝負のPA準備にはチト辛い場面だ。ネットは会場の模様を随時HPへUpしたり、天気予報を監視するためのもの。10時、開会セレモニーで開会宣言が発せられたが、既に多くのお客さんが来場。雨は7時頃から降り出し昼頃がピークで傘が必要になったが、終了宣言した16時には上がっていた。お客さんは、受付された人とスルーした人を合わせ2千名程度に及んだと集計。雨にも関わらず、この人出には正直驚いた。関係の皆さんによるPRの成果だと思う。写真は自宅を出発する直前の軽トラ。オンマウスは本部テント端に陣取った機材。Mix-AmpやPower-AmpとPC、45年前の自作Ampも…。ネットは私設Wi-Fiが圏外のため、OCN モバイルワンに依存。BGMは権利を配慮した楽曲を使用。皆さんお疲れ様!の一日だった。

May 20 清水いはらフェス現場準備etc…想定外の設営
本番日の朝、短時間でしかも1人で設営作業するには限界がある。なので前日20日、邪魔にならない範囲で準備をする。球場プロムナード内の照明塔上部に、レフレックスSP2基を取り付ける作業を、球場事務所の了解の下に実施。これで出店者エリアや駐車場、そしてきらり側も何とかなるだろうと見込んでいた。ところが、きらり建物はプロムナードから見えるものの、地べたは10m近く下がった位置にあり見通し外。軽トラに積んだPA機材で音出ししてみると、芯がボケるどころか遮蔽されていて話にならない。平面図だと全く読めない状況だ。それで。地べたを見通せる位置のガードレールに、5mの単管パイプを取り付け、最上部にレフレックスSPを移設、問題は解決。ただそこまでのケーブルは100mを超える。安全のため駐車場の脇を回して、照明塔や樹木間を空中で渡すことで難とかルートを確保。平面での道のりは100m程度でも、立ち上げ立下げ長が加算される。電工ドラムはドラムが邪魔になるので、ストレートのACコードを何本か用意し、両端にXLR3-ACセパラ変換を急造してつなぐ。まったく怪しい手法だが、急場凌ぎにはこれで十分だ。急増したこの変換コードは、SPケーブル箱の隅に緊急グッズとして忍ばせることになった。午前中からの作業が終了したのは19時近かった。16時頃から準備に集まったスタッフの皆さんは、既に誰も居なかった。

May 17 清水いはらフェスPA機材準備etc…どうなってんの?Windows11のタスクバー位置
5月21日に開催される「清水いはらフェス」。誰も口にしなかったので、会場や便乗コンサートのPA、それに連絡設備の構築を検討。会場は庵原球場のプロムナードと駐車場、そして100m以上離れやや下るJAきらり。頼み込んでも当日7時からしか設営出来ず、前日からの設営で物は置けない。期待の要員はゼロで自力のみ。両会場向けの拡声はトランペットSP2基に依存。専用架台を作り照明塔トップに設置し遠方を狙う。コンサートSPとMic群はプロムナードモニュメント前に。受付(会場アナウンス)やセレモニーMicは本部テント。これらをテント端設置のMix-Ampでネット組みし、各SP-Amp群へ出力(一般拡声・コンサートメイン・コンサート返し)する。電源は養生を施しながら100m近い電力線を張るのは辛いので、モニュメント裏に発電機(EG-2600x2台)を置き凡そ8時間をしのぐ。 写真は1975年頃から活躍するTOA/SC-35。丸パイプと金物で吊り約4m高の照明塔トップに差込む。オンマウスはセルスタート式のEG-2600x2台。オイルと5年振りの点火プラグ交換。こんな作業をしているなんて誰も知らないだろう。お役に立てれば幸いと懸命。これが終わると便乗ライブ関係の機材準備と点検に掛る。前日までの空き時間は殆んどそれに充てられる。連絡設備は地元自主防災会のデジタル簡易無線を借用し、本部〜きらり・移動者間の情報交換に使う。
リモートシャックのスティックPC(DG-STK5S)が知らぬ間にWindows11にアップグレード。何かの拍子に詳細確認せずクリックしてしまった模様。気付いた時は既にWindows11だった。それはそれで納得していたが問題はタスクバー位置。Windodws10までは容易に上下左右に移動出来た。ところがWindows11は下固定。デスクトップリモートでリモート局運用する場合、ローカルPCを下タスクバーにすると両者が輻輳し操作が辛い。それで上か左右に持って行くのだが、一般的なPCingは下でやって来たのでこれも辛い。またデスクトップリモートアプリとの輻輳もある。ネット検索すると同様にお困りの向き多数。レジストリデータを修正する案内を参考にしても妙。散々トライしてから良く読むと、同じフォルダに何でも良いから一度ダミーファイルを作れとあった。ダメモトで試すとPCはハングアップ。リモートだから緊急出向してハードリセットして再起動。ダメモトのつもりが立ち上がると上端にタスクバー。やったぁ!。画像は、ローカルPCは下、リモートPCは上に表示されたタスクバーのローカルPCリモート運用画面。ログはローカルPCのHamLogを使う。ここ数ヶ月の悩みが解決した。

May 15 今年初搾りのミカン密…不安定な天気
昨日カミサンが明日蜜を搾ると宣言し、夜は早めに床に就いた。本日、気付くとカミさんが4時半頃起きてゴソゴソしていた。その内に起きて!のキューが出て眠い目を擦りながら起床。5時頃、朝食も取らずカミサンは軽ワゴンで平石へ向かった。こちらも軽トラで後を追った。いよいよ今期初のハチミツ絞りだ。と言ってもまだ探り状態で、蜜の収量の多い巣枠をカミサンの判断で回収。替わりに巣枠を投入する。蜂は子を作りながら貯蜜もするので、巣箱を重ねてエリアを分離している。それを人がコントロールしている。今日は試しの感が強いが、持ち帰った27枚の巣枠を9枚ずつ遠心分離機に入れて蜜を取り出した。写真は最初に出て来たミカン蜜。未だ蜜蓋する前で十分に水気が飛んでいない様だが、それでも糖度は78%弱だった。この日は午前中は天気もまずまずだった。作業をひと段落した午後から、天気は急変し曇天に。そして夕方には雨がパラつく状況になり気温も下がった。今年はミツバチや養蜂家にとってヤル気を削ぐ様な天気が続いていて苦慮する。そして、ミカンの花も標高が高い場所は着花が遅れていてる。橘の匂いは漂っているのに、雨や低温でミツバチが十分活動出来ない状況だ。彼らもウズウズしているに違いない。オンマウスは平石で貯蜜エリアから巣枠を取り出している様子。結構貯まっている感じだが2kg程度だろうか。

May 13-14 久し振りの水量…発電機の金属カバー
先月末から今月上旬にかけて幾度か雨が降り、ミカンの着花やミツバチの動きに影響を与えていた。気温が上がらなかったり、着花が不安定だったり、雨でミツバチが出陣できなかったりと…。大降りじゃななかったが、昨日今日の雨は良く降った。舞台法面の草やツルを何年か振りに払ったら結構な量。そのまま沢に落ちていて、枯れて軽くなったら引き上げようと考えていたら、この雨で知らぬ間に大半が流されてしまった。漁業者殿には嫌われそうだが、海に辿り着くとそれが栄養となって生物に吸収されサスティナブルな環境が出来る。などと言い訳をしているが本当だと思う。写真はその法面と沢の様子で一部が沢底に残っている。
13日、リモートシャックの発電機カバーを持ち帰り、余りにも高かった高さを詰めて再び投入。排気穴以外に通気孔を複数開けたのだが、熱がこもりカバーがチンチンで触れない。その結果停止時のソレノイド動作不良を招き停止できない状況に陥った。あっさり諦め、やはりオープン型を生かしたカバーが必要と判断。屋根と簡単な囲いで対応することにした。やっぱり熱は鬼門だが、ソレノイド駆動が不良になるって、何なんだろう…起動不良も困るが停止はもっと困る。オンマウスはそのカバーを掛けた様子。14日、10MHz/FT8運用後の21時半過ぎに発覚。緊急出向して停止させた。

May 11 草刈と農薬散布…大玉レモンの注文
先週末よりミカンの開花に併せて3分咲きで3種混合の農薬散布を展開していた。このところの天候不順もあって、予断を許さない状況だった。昨年は、度重なる雨に追いかけながらの農薬散布で、収穫時に苦渋を味わっている。早目早目に対応する様にしているが、花の咲き具合が同じ品種でもバラバラで苦慮する。大体、北に延びる谷沿いの地区なので、谷側と山側、そして南と北で着花の条件がまるで違うから困ったモノ。結局最大公約数的なところで、一気に散布してしまうのだが、開花があっても未だ蕾も多く、何とかならないものかと思うのは毎年の事。そして施肥に向けて園地の草刈りを行っている。写真は10日、草刈りを終えた伊野のポンカン畑。若干の青みが地面に残り、茶色に見える畑は気持ちが良いもの。でもあと2週間もしたら再び刈りたくなるに違いないから、永遠に続く追いかけっこの様だ。オンマウスは、注文のあった大玉のレモンの収穫。木が大きいので高切ばさみが登場するが、最後はヘルメットを被って木に上りいばらの中の作業。大した量じゃないが、今朝木生りを収穫し、そのまま箱詰めして発送した。木生りなので鮮度は高く、こぶし大の大玉が人気があるようで、先週に引き続いて注文があった。レモンや甘夏は、既に花が咲いて次の世代の成長が始まっている。このところの開花で、辺りは橘の匂いが立ち込め、何とも言えない空気感になっている。

May 8 QEX誌原稿初校版到着
この大型連休もあっという間に通り過ぎて行った。我が家は1泊2日の群馬往復はあったけど、基本的には何時もと変わらない生活を送っている。その最中CQ出版社へ送ってあったQEX誌(No.43)原稿の初校版が6日届いた。既に編集氏のチェックが入っているモノのPDF版だが、これをプリントアウトして眺める。ディスプレイだとボーっとしていると通り過ぎるし、メモも書きにくいのでやっぱり紙が良い。何ヶ所か明らかな誤字脱字をメモし、更に読み返すと追加して欲しい文言が頭に浮かび、それもメモする。しかし一晩経つと不思議とまた追記したくなる。どこかで決断しなきゃいけないから、編集って本当に面白い。狙いもあるが、捨てる判断の方がウェイトがあるような気がしてくる。今回は書きおろしと言うよりは、HP上(又は誌上)で展開した過去の記録を流用した感が強く、詳細は関係URLを案内することで逃げまくっている。そうしないとページ数ばかり増えてしまうので…新しいメディアミックスだなど妙な言い訳だ。写真は届いたPDFのプリントアウトを並べたモノで11ページに及んだ。ちょっと写真や図が多すぎたと思っていたが案の定で図1枚が載り切らなかった。発売は5月19日らしい。乞うご期待だが、HPをご覧になっている向きには明らかに焼き直しに映るだろう。他の執筆陣の「1kW変更申請のいくつかの方法について」「日本のメーカー製リニア・アンプの歴史」と併せて読むと楽しいと思う。

May 6 今年最大のサプライズ…旧友と54年振りの電話連絡
田んぼの草刈りを1日と5日に続き、本日6日午前中にほぼ完了。除草剤を使わないミカン栽培は良いが、50代とは体への影響も違うなぁと実感。さて、11時45分携帯が鳴った。カミさんのリクエスト?かと覗くと未登録番号。応答するとビックリ仰天!。何と、ネット時代になってから「検索」し続けてきた旧友O君だった。小5〜中1まで当地に住んでいたが、ご尊父の仕事の関係で中1の春休みに名古屋へ転校して行った。転校後、近況を伝える火縄銃の絵葉書が届き、年賀状の交換などもあったが知らぬ間に疎遠になった。その12年後、転勤で名古屋に着任したときには、既に連絡する術は無かった。たった3年間だったが、同じクラスで妙に馬が合い、ずっと記憶の中にあった。実はネット検索で、連絡が取れそうな方へメールを送り返事を待つなどを、機会あるごとに続けていた。何件か連絡を頂いたが全て人違いだった。そして今冬、某高専の同窓会報告記の中にO君の名前を発見。読み進むと年代もぴったり。ひょっとしたらと4月23日、事情を記した手紙を同校の同窓会事務所へ送っていた。それが2週間後のサプライズとなった。ダメ元と思っていたところに最高の連絡が届き、興奮の一日になった。写真は1966年4月24日(日)、東京日帰り修学旅行の新幹線車内。左が私、中央がO君。赤帽被って、こんな時代があったんだぁ…懐かしい。奇しくもウルトラマンの放送開始日(静岡)だったが、帰りが遅く視聴出来なかった悔しい思い出もある。

May 3-4 伊勢崎市3男宅を往復
今年の連休は全国的にコロナ制限がなく何処も人出で賑わっている。依然として新規感染者が一定量存在し、亡くなる方がゼロではないことを、半分忘れている様にも見える。そう言いながら一方では、3男の新築祝いや孫の顔見たさに群馬まで車を飛ばすのだから、人間て調子の良い生き物だと思う。長男一家は孫たちの関係で予定があり、今期の帰省は早々と見送ると連絡があった。3男のところへは、こちらの仕事の関係もあって、連休後半にずれ込んでしまった。2日は前日掘ってきて茹でてあったタケノコの料理にカミサンは忙しい。煮付けや炊き込みご飯、そして赤飯と。こちらは依頼のあった、ミカンの苗木を樹脂ポットに植え替えて車に積む。重さは30kg以上で、はるみと青島の2本。それに土産の品々。あっという間に車が一杯になった。3日は2時起きして3時に出発。東名大井松田手前で緊急の工事が行われていて、想定外の渋滞があったが、その後は関越自動車道まで順調に来た。ところが関越は東京方面からの車がやたらと多く、相変わらずの渋滞が暫く続いた。最後に寄居PAで時間調整し、頃合いを見て8時に現着となった。ただ、この時間じゃチト早いだろうと、利根川の土手を歩きカミサンの草花撮影に付き合った。写真は現着時の様子。オンマウスは群馬の爺様の畑で虫を探している様子。2日の晩は群馬の爺婆も一緒に料理屋で盛り上がる。皆元気で何よりだった。東京から秩父へ向かう次男も朝顔を出してくれた。

May 1 タケノコ伐採が掘り…リモートシャック収容箱カメラ顛末
4月中は諸々の所用に忙しく、恒例の竹藪通いは一度も叶わなかった。なので、5月ともなれば伐採するのみと思って大峰の竹藪を覗いた。多くは既に数mに達し、とても食用に使えるモノなど無いだろうと思っていたらそうでもない。標高が300mもあるため、下界より成長が遅く食べられそうなモノ(写真)が結構ある。ノコギリとイワキリの2丁拳銃でヒノキ林に顔を出したタケノコの伐採と収穫を行う。予想外だったが、60kg程の収穫があり、これを肥料袋に入れて背負い、急斜面を軽トラまで運ぶ。自宅へ持ち帰ると早々に皮を剥き釜茹でが始まった。奇しくも雨が降り出し、雨の中のタケノコ茹でとなった。余りにも大量なので、1釜分はお寺の奥様へお届けし、2釜目は群馬の3男訪問時のための料理に使うが、それでも余るため2日までに友人や親せきへ届けて回る慌ただしい状況になった。オンマウスは不調と思われたリモートシャック収容箱のELECOM_USBカメラDLE300T。映像が出なくなる現象があり調べるとWindows11のドライバーに問題があった模様。知らぬ間にUpdateが行われ復活していた。中古購入し一時投入していた同型機は、感度やフォーカスの問題があり回収し自宅に戻っている。ネット上でもWindows11のUSBカメラ不具合を唱える報告が多数あり、最初から分かっていれば中古購入の必要はなかったと悔やんでいる。そもそも同型で特性が揃わないのも可笑しな話だ。

Apr 29-30 連日の分蜂…そして柑橘の着花調査
今日は間違いなく雨になるだろうと思いながら、田んぼでミカンの枯れ枝を落としていた。するとカミさんからヘルプの電話…平石で分蜂だと。カミサンは蜂箱等を自宅へ取りに戻っていたが、早々に駆けつけ様子を見る。2群が枝の先に群がり垂れ下がっていた。軽トラに脚立を立て、高切ばさみで枝を切ろうと、自分も自宅を往復し道具を揃えた。ところが戻ってみると群が徐々に縮小している。西の空を見ると雨が近づいてい暗い。どうやら勢いよく出陣したミツバチは雨を察知し作戦変更の模様。ところが、ミツバチのケアをしていたカミサンが、偶然当該の巣箱前で女王を発見し捕獲していた。どうやら交尾に出て戻ってきたらしい。その間に女王の不在を知り大慌てになって飛び出していった様子が伺える。複数の要件が重なり、結局1時間もしない内に元の巣箱へ戻っていた。女王もカミサンの手で戻され、一族は無事元の状態に戻った。事情を知らない見物人が数人現れたが、ミツバチの習性や、100年続く当地の養蜂事情についても説明するなどして、理解を深めて貰った。その後雨になり、屋外での作業は人もミツバチも出来なくなってしまった。ミカンの花は開花直前、天候の回復とミカンの開花を期待している。写真はアカメカシワの枝にぶら下がったミツバチの群。オンマウスは30日午前中、再び屋敷蜂場から河津桜へ分蜂した群の一部。ミツバチから目が離せない日が続きそうだ。
朝起きて玄関を出るとプーンと橘の香りが漂う。数日前までは感じられなかった。いよいよミカンの蕾が開きだした。今年は柑橘委員と言うお役を仰せつかっていて、こうした状況に敏感になる。先輩から着花調査はいつやるの?と連絡を頂き気になっていた。南北に長い当地は、開花の状況が南と北でまるで違う。一番北側に位置する自宅周辺では、早生ミカン以外は蕾が硬く開花の傾向はない。ところが、南端では既に3分から5分程度まで開花が進んでいる。北端の開花まで待つと、南端では満開を過ぎ落弁期になる可能性がある。ほぼ奇麗に着花報告をまとめようとすると中々難しい。そんなことを考えていたが、本日15時より調査に回ることにした。前年度の柑橘委員と来年度の柑橘委員の3名で、地区内のサンプル園地30ヶ所程度を、凡そ2時間で回った。全体に開花が進んでいるのは南側が中心で、最大でも5分咲き。北側や谷間は開花が遅いどころか蕾が未だ固い。満開になるのは連休明け位になりそうだ。開花に合わせた農薬散布もあるので、目が離せない状況が暫く続く。極早生より早生の方が開花が早かったり、蕾が見えないはるみが目だったのが気になった。それに青島や早生は隔年結果が多く、殆んど蕾の無い樹もあった。 写真は田んぼの「興津早生」、オンマウスは同「はるみ」の着花状況。開花は全ての作業の基準になり、昆虫たちはこの時期を待っている。