所要で福井を訪れたノンフィクション作家山根一眞氏との再開が実現した。メールで拙作HPをご案内したところ、私のラジオライフに興味を持たれ本日のアイボールとなった。 夕刻の約2時間、駅ビルの居酒屋・八兆屋で有意義な時間が流れた。・・・氏はJA1T**コールの元ハム。高校時代TRIO(現Kenwood)の9R-59(自作Kit)でワッチ中、新潟地震の非常通信を傍受。了解困難でいたハムに代わり関係機関へ状況を通報したとか。当時から正義感の強い少年だったようだ。ラジオに話が向いた頃、持参した誠文堂新光社おとなの工作読本を取り出した。氏は「こんな本があったの!」と感激。暫く見入った後、表紙をデジカメでパチリ・・・持参は大当り!。本には、懐かしいTRIO緑箱の並四をはじめとするコイルとIFT群の写真・・・動揺が止まらない。そしてTRIOは春日無線と言って伊那谷に会社があったんだよなぁと始まった。それを聞いてこりゃ正しく緑箱でラジオを知った世代だと直感。さらにゲルマニウムダイオードSD46に賭けた思いなど、話は止まらない。最後にNAGRAのテレコを診る約束をして時間切れとなった。同席した秘書M氏と同僚K氏は何処まで理解出来ただろうか、この話。氏は明日未明の取材準備のために宿舎に戻られた。 |
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友人のJA2BNVが「面白いマイクが格安であるぞ!」と連絡してきた。中国製のCM-2000と称するCUSTOMTRYブランドのダイナミックマイクががそれで、早速2本送ってもらった。 一見するとSHUREのSM58S(スイッチ付き)にそっくりだが、良く見るとブランド名や色、重さや作り込みが違う。価格も安いところでは\800程度で、SM58シリーズの1/15以下ととんでもない価格だ。附属のXLR-3〜6mmPlugのマイクコードを単品で買うより安い。 それで音はどうかと確かめると、驚いた事にSM58よりf特が上下に伸び「なかなか良い音」をしている。CM-2000でネット検索すると大変な数のサイトがヒットする。評判を見るとボロクソな意見から高い評価まで様々あって面白い。悪い評価はどちらかと言うとブランドアレルギーによるものと思う。一度覗いて見ると面白い。 しかし見えない部分の作りや処理はイマイチで、組み上げる人材や品質管理に不十分な体制を感じる。詳細を拙作HPのTest&Dataにまとめてみた。 内部のアバウトな作りを除けば、音声集音についてはCM-2000に若干の、PA(回り込み排除)については圧倒的にSM58に分があると、個人的には評価している。 |
敦賀で所用があり出かけた。10時45分頃福井を出て北陸自動車道で敦賀を目指す。凡そ1時間ほどで敦賀市外に着くと既に昼食時間。同僚達と昼食について議論した結果、ソースカツ丼で名高いヨーロッパ軒(敦賀店)に立ち寄った。カツ丼と言えば普通は玉子とじだが、ここ福井はトンカツと御飯にソースをまぶすだけ。長野ではキャベツを敷き、その上にトンカツを並べソースを掛けたカツ丼があるがそれとも違う。岐阜の明智町にもドロッとした固まりのソースを掛けるカツ丼があった。其々の地域で独特の形や食べ方があって食文化の奥深さを感じる。そしてそれが絶えずに好んで食べられる姿に接すると一度は食べてみたくなる。実はヨーロッパ軒というのは福井市を中心に多くの店舗があり地元では定番らしい。そしてカツ丼マニアには其々の店のソース味が分かるらしく、◎×△店で無きゃダメとする人もいる。 前置きが長くなったが早速ソースカツ丼を注文。多量の御飯の上にやや薄めのトンカツが3枚重なりソースをまぶしてあるだけ。これがマニアにはたまらないらしいが、私は未だ修行不足らしく最後は苦しい思いをしながら食べ切った。写真は所用で尋ねた旧敦賀港駅舎。現在故杉原千畝氏の功績を称える展示を行なっている。 |
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四日市在住のJJ2NYT中西氏がサムウエイのFETリニアアンプDXV500L(1.9-7MHz/500W)をオプション(10-14MHz/300W)付きで購入したと夏に伝えて来た。特性を診たいと思っていたのが本日ようやく実現した。彼とは昨晩名古屋で一緒だったが、本日未明に車で四日市を出発し高速道路を乗り継いで来た。こちらは二日酔いでややヨロヨロ状態の目覚め。8時前に電話が入ったときは既に南条SAまで来ていて驚いた。慌てて部屋の掃除を済ませ、ポンコツのスペアナやオシロを用意した。9時、近くまで来たと連絡があり出迎える。車から取り出したDXV500Lは総重量4.4Kg。これが500Wも出力するのかと思った。早々にデータ取得が始まった。スーパーのお寿司で昼食をとりながら、9時から18時まで飽きもせずデータ取りに勤しんだ。このDXV500Lは安価なSW用パワーMOS-FETを使い、電源はAC100Vを直整流と言う今までの常識を破った製品である。どの程度の実力があるのか以前から興味があったのだが、その小型軽量・電源トランスレス・高効率・超静音・超低発熱・安定連続出力等にまず圧倒される。詳細は中西氏と調整の上別途紹介したい。写真はテスト中のDXV500L、オンマウスはデータを集計中の中西氏。 |
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山根一眞氏が技研公開(NHK)の記念講演の終わりに、「ゲルマニウムラジオと科学教育」について触れ「アナログ放送が存続出来れば嬉しい」と結んでいたのを何かの冊子で読んだ。全く同感だったので失礼をも省みず事務所にメールをお送りしたところ、早々にご本人から返事が届いた。実は氏とは10年程前に仕事の関係で名刺交換をしていた事もあり話が早かった。それで福井は何度も行く所なので是非逢いましょうと言う事になり段取りを進めている。文系でありながら書斎の足元には、何と9R-59/TX-88A/新品のVFO-1とIC-R9000が転がっていると伝えて来られた。そして実はJA1コールの元ハムだと告げられビックリ仰天。お逢いするのが待ち遠しい。写真(山根氏HPへリンク)は2007年3月15日、「しんかい6500」が1000回潜航を達成した時のスナップで、山根氏(前列中央)は同乗取材している。 オンマウスは若狭名物へしこ。サバを開き糟漬けにした保存食。現在は写真の如く真空パックで売られている。必要な大きさに切り、糠を水で洗い流し火であぶる。説明によれば焦るまでは焼かない方が良いと書いてあったが、これは好みだろう。これを白飯でお茶漬けにして食べる。中々の美味で今日の昼食を支えてくれた。 |
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この日は大野市の有終会館で行なわれた大野産業フェアで所用があり車で往復した。有終会館は大野市役所の左隣にある。自宅からは車のメーターによると約29Km。既に8月車で往復しており今回も同じ道を辿った。旧R158を大野市街に入り暫く走るとある三番交差点を右折し約1Km行った右手にある。丁度大野城を右に意識しながら回る感じである。所用とは会場の様子を撮影したVTRテープを持ち帰ると言うものであったが、試写すると幾つか欲しい映があり自ら追撮した。最近の民生用HDカメラ(SONY/HC-1)の出来は素晴らしく、これが10万円台で手中に出来るとはとても信じられない。大変な時代になったと呟く。凡そ3時間で戻り所用は無事終了。写真は大野城で大野市のサイトへリンクさせて頂いた。 話は変わるがオンマウスは、先週帰省の折に買って来た清水銘菓追分羊かん。最近味が落ちたと言われているが会社で振舞ったところ、まずまずの味を出しており何故か安心した。要するに子供の頃からのファンなのだ。清水には干した竹皮で包んで蒸し上げた同様の羊羹が数種類あるが其々に味わいがあって面白い。特に秋葉神社の祭り(12/15-16)の時しか作らないみのや栗田菓子店の秋葉羊羹は絶品と思っている。 |
先月WindowsXPのUpDateが行なわれていない事に気付いた。図の様に80個ものファイルがインストールできない。遡ると、PS/2マウスでシャットダウンが出来ない現象があり、9月15日WindowsXP修復インストールを試みたが、その後から可笑しくなった模様。9月30日にはクリーンインストールを試みたが状況は変わらず。BBSにその旨を書き込むと知人Y氏からIT Media Newsに同現象についての説明と、Windows_Secretsに対処方法があると伝えて来られた。 本日、念のためMicrosoftのカスターサポートへ事情を伝えると型通りの説明。前述サイトに掲示され話題になっている事を伝えたが、チンプンカンプン。逆にUpDateをデフォルトに戻す事を進められた。デフォルト化操作は全く効果はなく、いよいよ自力で対策する事になった。Windows Secretsサイトの英文説明に従い、掲示してある"Manually registering files solves the problem"の"Step.2"にある太字テキスト7行をエディターにコピーし***.BATとしてバッチファイルを作る。このバッチファイルをWindows上で実行すればWindowsXPにパッチがあたり見事復活の運びと成る。ここに対策PATCHとしてUpしたので、お困りの皆さんには是非使って頂きたい。 |
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メインPCでPS/2マウスでシャットダウン出来ない現象(USBマウス・他OSはOK)の対策を実施。OSのクリーンインストールがベストだが、アプリケーションの再構築が必要で気が進まない。PS/2→USB変換を介し対処療法を検討。購入した変換はKBとマウスを含む2系統混合型。しかしこれだとマウスを転がしただけで右クリック状態になりNG。ひょっとしたら1系統変換で良いのでは?と気付き再購入すると、見事にシャットダウンOK。これでPS/2マウス&KBとディスプレイが2台のPCで共用可能になった。さて、FreeNAS_Serverを10年前のLavieNX(LV16C)に組み込み1週間が経過した。当初、HDに2パティションを切り、SystemとDataに分けようとしたら、Data側がフォーマットNGでマウント出来ない。それでHDを2個、1つはSystem(IDE接続/1GB)、もう1つをData(USB接続/4GB)として仮運用。しかしUSBはVer1で遅く、外付けHDと変換ケーブルは見た目が悪い。本日、ダメ元と80GBのHDを購入し試すとあっさり2パティション動作が実現。拍子抜けだった。これでほぼ満足できる環境になった。ほぼ、としたのは何しろ160MHzのPCだから。 写真はセットアップ風景。パネルを閉じると消費電力は10数W。オンマウスは2種類のPS/2→USB変換。 |
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