雨に唄えば


500円DVDをまとめて3枚買ったうちの1枚。
名作と呼ばれてはいるけれど、観たことがなかったので、買ってみた。

◆内容◆(パッケージからの引用)
ドン・ロックウッドとコスモ・ブラウンの2人はヴォードヴィルの人気者、切っても切れぬ仲の良い友達同志だった。
1920年代、2人はハリウッドにやって来て、インペリアル撮影所で仕事をみつけた。
そのうちドンは西部劇でスタントマンになり、俳優として契約され、調子よくサイレント映画のスターになることが出来た。
彼の相手役リナは、美人だが少々ぬけた女、そのくせお高くとまっていて、ドンは好きになれなかったのだが、彼女は自分からドンの恋人だと決めてかかっていた。
だからドンが若くて歌も踊りもうまいケーシーと恋仲になったとき、リナはナイトクラブに職をもっていたケーシーをクビにさせてしまった。
ドンの悲しみをよそにケーシーは町を去り姿を消してしまった。
そのころ最初のトーキー映画「ジャズ・シンガー」が世に出て大当たりをとった。
インペリアル撮影所のボス、R・F・シンプソンもドンとリナの新しい主演映画「決闘の騎士」をトーキーで作ることにきめた。
その撮影中、ケーシーはやはり同じ撮影所で製作中のミュージカルに端役で出演していた。

◆感想◆
最後まで観ないと、「雨に唄えば」の意味がわからないね。
前後関係を見てもなぜこれがタイトルになってるのかわからなかったけど、最後まで観て、はぁ、なるほど、という感じ。
大体さ、内容を転記していて思ったんだけれど、え、そうだったの?って思う点もあり。
なんかね、「踊る大紐育」もしかり、この世界観がどうもわからないのよね。
大体、ドンとコスモがどれだけ仲が良かったか、そして二人のこれまで、みたいなのを紹介するシーンが長すぎる。
名作と呼ばれている作品に大してこの感想は無礼であるかもしれないけれど、現代人の私から見た感想なので、あしからず。
でも、ね、歌もダンスも素晴らしいですよ、やっぱり。
ただ、内容がね、ってことです。
プロデューサーズ」はこういう作品がたくさん作られた時代の話。
なんとなくわからなくもなかった。