2005年7月の日記

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7月31日(日) 新写真集発売記念握手会

 吉岡美穂さんの新写真集『A PLACE IN THE SUN』(陽の当たる場所)発売に合わせて、福屋書店新宿サブナード店にて握手会が行われました。今日の美穂さんは、薄い藤色を基本に、ピンクや黄緑の花柄をプリントしたワンピース姿でした。美しいなぁ〜、吸い込まれてしまいそう!

 私は以前、ラジオでお薦めしてくださった映画の話なんかをして、DVDをプレゼント。ほんの30秒足らずでしたが、夢のような時間が過ぎていきました。今回はいつもより進行がスピーディで、2時に始まった握手会が3時半には終了してしまいました。もっとお話したかったなー。
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 さて、イベント終了後はファンサイト常連の方たちとお酒を飲んで盛り上がりました。何のことはない美穂ファンといえば、30代〜40代の穏やかな男性がほとんどなので。どうも私はHNがユニークなので覚えられやすいようです。みんな“艦長”と呼ぶのでバレバレ。(汗)


7月30日(土) 喫煙マナーアップキャンペーン

 東京都23区「喫煙マナーアップキャンペーン」の隊長として吉岡美穂さんが就任。この日の午前は九段会館にて就任式。午後は東京都区政会館にてトークショーが行われました。

 吉岡美穂さんの衣装は、薄い水色で光沢のあるノースリーブに、シダの葉っぱ模様を白く抜いた、辛子色のスカート(膝丈)という自然な着こなしでした。トークはやはり夏→健康、という話題に向かいます。

 「黒ごまとハチミツをトーストに塗って食べてる」って言ってましたっけ?一般に健康食品というと美味しくないイメージがあるけど、これはお薦めだそうです。また「朝晩、黒酢を飲んでます」とも言ってました。

 子供の頃の夏休みは親戚の家に1ヶ月泊まりこみで、イトコ・ハトコたちと過ごしたそうです。お父さんの兄妹が子だくさんの大家族で、みんなとても仲良しだとか・・・。

 芸能生活ももう5年目になるけど、今まで自分でお休みの日を指定したことがない・・・。今はできるだけ毎日働いて、30歳過ぎになったら長期休暇をもらって、旅行なんかがしたいそうな。計画を練るのが大好き!というしっかり者の美穂さんでした。


7月29日(金) 本日のアタリ&ハズレ

 新宿まで歩いて買物へ出たのですが、途中、大久保の“トリアノン”という喫茶店でモーニングセットを食べました。コーヒーor紅茶(アイス可)+プレートには目玉焼き、ソーセージ2本、トマト、セロリ、きゅうり、レタス、バナナとバタートーストが付いて¥500(税込)。

 これはもちろん大当たり。向かいのお洒落な喫茶店だと、コーヒーだけで¥500なのだから。東京にも探せばけっこういいお店があるもんだ。新宿や銀座にも、こうしたリーズナブルなお店はあるのですよ。あまり知られていないだけ。

 豚丼の吉野家(看板に偽りあり)の新メニュー、中辛ビーフカレーを試してみました。牛カレー丼はいつのまにか姿を消していたりして、¥340(税込)。牛カレー丼の具はうす切りの肉だったのが、角切りの肉に変わりました。結果・・・少なくなっているんですけど。

 味はあんまし変わんない。レトルトカレーの方が具だくさんで、よほど美味いんではなかろうか?疑う人は湯煎でなく、パックを鍋に空け、直火で過熱するといいでしょう。レトルト¥105、パックご飯¥105。ガス代、電子レンジの電気代をプラスしたらだいたい¥340か?

 レトルトは家でしか食べられない。吉野家は外で食べられる、という現実だけ。オーストラリア牛でも、多少値段が高くても牛丼が食べたいぞ。しかも吉野家の豚丼は競合店と比べて明らかに劣ります。私の隣に座った人は“つゆだく”を注文し、唐辛子と紅生姜を山盛りにして食べていました。味音痴なのかどケチなのか?

 懐かしアニメ『黄金バット』はすでに第5話が始まりました。このまま53話?まで突進するのか、週2回の更新は早いです。
BIGLOBEストリームをチェックしてくださいね。『黄金バット』は大塚製薬の提供でした。その翌年が『巨人の星』。この頃“ボンカレー”は誕生したのですよ。


7月28日(木) フィリピンのインターネットラジオ

 e Radio Portal.com(フィリピンのFM&AM放送)のデータがまとまりましたので、明日(29日未明)IPラジオの部屋Xにアップデートします。以前もちょっと書きましたが、比較的小さな(と思われる)サーバを用いて、最大7箇所から配信しています。

 安定している(と思われる)4箇所のURLをメタファイルに入れてありますが、必ずしも繋がるとは断言できません。具合が悪いときはMediaPlayerの⇒(次のトラック)をクリックしてサーバを切り替えてください。システムは構築されていても回線が細いです。

 いずれシステムはより強固なものへと変わっていくでしょう。いかんせん現段階ではデータが乏しすぎます。検索エンジンにも引っ掛かってこないのよ。HPを持たない放送局が多いですが、埋もれてしまっているだけかもしれません。とりあえず聴いてみましょう。


7月27日(水) 黄金バット(2)

 
BIGLOBEストリームでは、懐かしアニメ『黄金バット』第4話の配信が始まりました。同時に第3話の配信は終了しましたが、毎週2話のペースで更新されるのでみなさんお見逃しなく。やっぱり夏休みの朝はこうでなくっちゃ!子供たちは日誌を片付けてから観てくださいね。

 『黄金バット』が紙芝居から発祥した物語であることはいつか述べましたが、
NTTドコモ電子図書館ではその紙芝居が観られるわけですよ。『黄金バット 怪タンクの巻前編』『黄金バット 怪獣編前編』がそうです。アニメと違って動かない絵なのに、想像力はさらに豊かになるものなのです。

 昔の黄金バットは歴史の教科書に出てくる、江戸時代に日本にやってきたスペイン人のような衣装を身に纏っております。ドクロの奥に目玉が光っていて、開いた口の歯は欠けている。“名刀黄金丸”という何でも切れる日本刀が武器なのだ。何だか五右衛門みたい。

 白黒の実写映画と翌年に放映されたアニメでは、舞台が近未来に設定され、黄金バットのスタイルも現代風にリフレッシュされました。武器もシルバーバトンという杖に・・・。しかし紙芝居時代の面影はそこかしこに見ることができます。まずは電子図書館をご覧あれ。

 “怪タンク”と呼ばれるメカは戦車にあらず、黒光りする巨大なロボットでした。これはアニメ版の第3話、第4話に登場する“ゲーゲオルグ”という巨大ロボットの原形です。また、等身大であるにもかかわらず、高らかな笑いとともに登場するシーンは夕日のように大きく空に映るのです。


7月26日(火) 台風でっす

 雨台風です、それにしてもよく降ります。水不足を解消してくれればよいのですが。風はないので室内は静かです。何だか落ち着きますね、暑くもないし。おそらく明日は晴れるでしょう。

 外に出るのがおっくうになってしまい、99ショップで買い込んだ食料を消化しています。IPラジオもずいぶん更新したんですが、明日は午後3時までBIGLOBEのメンテナンスが入るんですよね。

 ねも艦長の部屋ももうすぐ来場者5000人だあ〜!大キリ番なので、げっとした人は申告してくださいね。かくして台風の夜は過ぎゆくのでありました。


7月25日(月) 冬のソナタ第1話

 一昨日のMBSラジオ『シャカリキ!延長戦V3』で、よゐこ濱口さんが、「オレは最近冬のソナタにハマってる」と話してました。けっこう前の・・・じゃないですか?というツッコミに、「いや、周囲に聞いてみても、案外みんな観てないのよ」ということらしい。

 韓流ブームとはいえ、そんなものかも知れない。かくいう私も、韓国映画は観ているけれど、テレビの方はサッパリです。理由として、@観たい時間に観れない。途中から観ても分からない。ABSが観れないので吹き替えはイヤだ。が挙げられます。

 DVDをレンタルしてくるにしても、10巻ぐらいになってしまうので根性がいります。そういえばずいぶん前に、仕事でお世話になったオッサンと飲んだときに、私が韓国映画が好きだと言ったら、「冬のソナタは観たか?」と訊ねられました。

 「すみません、まだ観てないんですよー」と答えたら、「そう?観ない方がいいよ、気持ち悪いから」と言われてしまった。よく聞けば、ご本人は観てないらしい。奥さんが観ているのを横っちょで観ていてそう思ったらしい。はあ?世間っていい加減なもんですね。

 そういえば昨日は『黄金バット』をインターネットテレビで観たけれど、韓流ドラマの第1話も無料配信されていたのでありました。(第2話以後は有料)現在のPC環境なら1M動画もじゅうぶん愉しめるので、冬のソナタ第1話に挑戦してみることとします。

 冬のソナタ第1話・・・何と学園ものから始まるのか、このドラマは!ペ・ヨンジュンもそうだが、チェ・ジウの演じるおきゃん(死語)な女子高生が妙にマッチしている。演技が大袈裟といえなくもないが、こういうタイプの女の子(クラスの人気者)っているもんな。

 第1話だけを観ていえることは単なるメロドラマだけでなく、異種ジャンル(学園もの)を取り込み、“一粒で二度美味しい”サービス精神に溢れているということ。クラシックを基調とした音楽の使い方も上手い。主役だけでなく、メインとなる6人のキャラクターも魅力的だ。

 総合的にみると、なかなかいい出来ではないかと・・・。だいたい第1話は65分もあるので、ちょっとした映画なみのボリュームである。調べてみると、学生時代は第3話くらいまでで終了し、記憶喪失(反則技)になった茶髪のペ・ヨンジュンが登場するらしい。

 第2話以後は有料(¥315)になってしまうので、この続きはレンタルDVDで観ることにしよっ。PCの画面より普通のテレビのほうがきれいだし。借りるの恥ずかしくないかって?ケースから中身だけ抜き取ってレジに持ってくんだから、恥ずかしくないよん。


7月24日(日) 黄金バット

 私の利用しているプロバイダ“BIGLOBE”は、なかなかサービスがよいのであります。もっともそれ以外のプロバイダを利用している人も、
トップページは利用できます。テレビ番組表や時事ネタ、動画ニュースのコンテンツが充実しているのはなかなかよろしい。

 懐かしアニメの項目に『黄金バット』第1話・第3話がアップされていたのでさっそく鑑賞。それぞれ24分のフルムービーであります。ダウンロードもできるけど、ファイルにはDRMライセンスがかけられているので、一定期間を過ぎると再生できなくなりますが・・・。

 懐かしいというだけでなく、これがけっこう面白いです。昔のアニメはストーリーのテンポが早い。今だったら前・後編2話に分けて放送するような内容を24分で観せてしまうのですから。ときどきナレーションが入って、描写をすっ飛ばすなんていう手段もあります。

 悪の科学者ナゾーの本名は、“エーリッヒ・ナゾー”なんだそうです。ドイツ人の名前じゃないか。建造中の巨大ロボットは“ゲーゲオルグ”。これもよくよく考えたら、“G-GEORG”というスペルが当てはまる。“G”はドイツ語で“ゲー”と発音するからこのアニメ、なかなかドイツ語に造詣があります。


7月23日(土) 地震!

 夕方、関東地方を中心に震度5の揺れがありました。床からうず高く積み上げたビデオテープ、1.5mはあったかな?しかもまっすぐじゃなく傾いていたし・・・が、ダダッと崩れ落ちました。実は、指でちょっと触っても崩れそうだったので、しごく当たり前のことなんですが。

 江戸川区では鉄塔が倒れたとか、どこかでは老朽化したブロック塀が崩れ落ちたとか、はてまた立体駐車場からクルマが落下したとか、ニュースで聞きました。鉄塔・・・火の見櫓でしょうか?

 老朽化したブロック塀は映像を見たけれど、鉄心が入ってないんですかね?積み木のように散らばっております。立体駐車場のクルマはサイドブレーキを引いていなかったんだろうか?

 何だか当たり前のことができていないと(私の積み上げたビデオもそうですが)災害を招くんでしょうね。大きな地震じゃないけれど、東京にはびっくりするくらいの老朽家屋がひしめいています。田舎の人の方が新しいもの好きなので、こうしたボロ家はあまり見かけないんですよ。


7月22日(金) データまとめ

 インターネットラジオのデータがひとくくり、解析が終了しましたので明日からアップデート開始です。NPR(National Public Radio)系列局のうち、クラシックを含む放送局もいくつか発見されました。

 BGMとして聴くのもよし。さらにマニアックな聴き方をするなら、サイトを開いてスケジュールを確認してみましょう。アメリカのローカル・オーケストラをフィーチャーした番組も結構ありますよ。

 最近お気に入りなのは、オランダAVRO KLASSIEKのサイトから奥へと入り、ラジオ・アーカイヴのプログラム放送を楽しんでいます。9つのプログラムはそれぞれ1時間〜3時間。選曲のセンスがいいんです。


7月21日(木) オデッセイ5

 木曜深夜、いつもの『三宅祐司のドシロウト』を観た後で、最近お気に入りのドラマがあります。『オデッセイ5』というアメリカのSFドラマなんですが、ものすごい低予算のくせに脚本の出来がいいんです。近未来なのに特別なセットもコスチュームも使用しません。世界観が貫かれていることと、役者の演技が優れているんですね。
公式ホームページ1 公式ホームページ2

 リーダーのチャックを演じるのがピーター・ウェラー。『ロボコップ』&『ロボコップ2』で有名ですね。地方のHARD OFFへ行くと、『ロボコップ』のLDがシュワちゃんのコーナーに入っていたりするのは悲しいですが・・・。この人が画面に登場するだけで、何というか強い使命みたいなものを負わされている雰囲気が伝わってきます。

 私はシリーズの最初から観てないんですよ。気がついたら途中から観てたってやつ。まあ、フツー深夜3時に放送されている番組なんて観ないでしょう。私の感性のツボにハマりました。しかし人間っていうのは、言語を駆使して非日常を想像するだけでも楽しい・・・地球外生命体にこうした楽しみはあるのか?


7月20日(水) エピソード3

 昨日観た映画の2本目。『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』(STAR WARS EPISODE V REVENGE OF THE SITH)ユアン・マクレガー、ヘイデン・クリステンセン、ナタリー・ポートマン、イアン・マクダーミド、フランク・オズ、サミュエル・L・ジャクソン、クリストファー・リー出演、ジョージ・ルーカス監督、ジョン・ウィリアムス音楽。(2005年アメリカ/2時間21分)
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 すばらしい出来、大満足です。アナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーになってしまうエピソード、ということで、最初から結末の分かっているクラシックのオペラを観るのと同じ。その過程を楽しませてくれればよいわけですし、1分1秒たりともスクリーンから目を離せないよう、サービス精神に溢れ、なおかつ考え抜かれて製作されています。僅か72日間で撮影を終えた『宇宙戦争』とは土台からして違います。

 (コネタ)
 ターキン総督 エピソード4ではダース・ベイダーと共に要塞“デス・スター”を指揮していました。演じるのは怪奇映画の大スター、ピーター・カッシング。クリストファー・リー演じるドラキュラ伯爵と、ピーター・カッシング演じる宿敵ヴァン・ヘルシング教授。黄金コンビなんですよ。1994年にガンで亡くなりました。エピソード3では風貌の似た別の人が演じております。セリフはございません。少し笑えます。

 ドゥークー伯爵 先にも書いたけど、往年のドラキュラ俳優、クリストファー・リーが演じております。“ドゥークー”の名前はやはり“ドラキュラ”をもじったんでしょうね。エピソード2からの続投ですが、ピーター・カッシングとの共演は叶わなかったな。『ロード・オブ・ザ・リング』でもカッコいい悪役として登場してます。想像だけど、素顔は優しいお祖父ちゃんみたいな感じがします。いいっすね。


7月19日(火) 宇宙戦争

 新宿へ出る用事があったので、午後からは1日たっぷり映画を観ることにしました。『宇宙戦争』と『スター・ウォーズ エピソード3』ですが、金券ショップに前売り券はナシ。やっぱり売り切れてしまったとか。仕方なく株主優待券を購入して観ることとしました。劇場が自由に選べないのが難点。

 『宇宙戦争』は上映前の予告編が始まったところで、すべりこみセーフ。ところが『エピソード3』の上映館は吹き替え版で、字幕版は夕方5時まで待たなければなりませんでした。肝心のスクリーンも畳七畳半くらいしかない。かぶりつきで観ることで解消。ピントくっきりで、それはそれでいいんですけど・・・。

 『宇宙戦争』(WAR OF THE WORLD)トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ジャスティン・チャットウィン、ティム・ロビンス主演、スティーヴン・スピルバーグ監督、ジョン・ウィリアムス音楽。(2005年アメリカ/1時間57分)
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 (ネタバレあり注意)
 実は新しい映画でも何でもなく、1953年に製作された同名映画のリメイク版。スピルバーグは『エピソード3』の公開時期を狙い、割と短い期間で製作したのではなかろうか?最初の『スター・ウォーズ』VS『未知との遭遇』も、こんなタイミングであったと記憶する。

 最初にあれっ?と疑問を感じたのは、壮大なスケールで描く作品でありながら、シネマスコープではなくビスタビジョンであったこと。天下のスピルバーグ、低予算映画ではないにしても、使い放題とはいかなかったようです。もちろんCGも使っているし、軍隊や千人を超えるエキストラも起用しているが、時間としてさほど長くはありません。ライヴ・ロケハンと地下室のセットでかなりの時間を潰してませんか?

 市街地下から巨大なトライポッドが出現!ところが群集の目線は上方僅か30度くらい?これが怪獣くらいの大きさだったら、60度くらい上を見上げなければ理屈が合いません。実際、CGとの合成シーンでは、タテの目線だけでなくヨコの目線も外れている箇所がいくつもありました。撮り直しがきかないんだろうけど、東宝・円谷怪獣映画で育った日本人は目が肥えてるんですよ!スピルバーグさん。

 ツッコミどころ満載で楽しいです。(笑)100万年前から地下に埋められていた宇宙人の兵器ですが、よほど深く埋められていたんでしょうね、地下鉄工事の時に見つからなかったんでしょうか?だいたいそれじゃ何で、100万年前に地球を征服しなかったのか?100万年後にやってきた宇宙人は、クラシックカーのようなオンボロ兵器を使って、地球を攻撃しているのかな???

 磁気嵐のために、ほとんどすべての機械が使用不能になってしまった、腕時計ですら。自動車ももちろんそうですが、「お前の言う通り、コイルを交換したら直ったよ」って、あほかいな!30年前のクラシックカーならともかく、半導体部品を使用していない自動車なんかありませんよ。

 ティム・ロビンス演じる避難民が地下室で呟きます。「大阪では3台、トライポッドをやっつけたらしい。日本人にできて俺たちにできないことはない・・・」 テレビもラジオもないはずなのに、どうやって情報を収集したんだろう?大阪人はど根性で道頓堀にトライポッドを沈めたんでしょうか?スピルバーグも親父ギャグをかますようになったのです。
※来日時のインタビューによれば、“USJ”のことを指していたらしい。もちろんストーリーとは関係ない。

 トム・クルーズのダメ親父ぶりが何ともいえません。娘のピーナッツ・アレルギーすら知らないし、雷に大はしゃぎ。そしてすぐにキレて、子供にまで八つ当たりしてしまう。そりゃ〜奥さん逃げ出しますよ。一度は助けてもらったハズなのに、意見の食い違いから身の危険を感じると、地下室の避難民まで殺害してしまう・・・。自分と家族だけ助かれば、他人はどうでもいいのかい?

 「僕も一緒に戦いたいんだ!」そう言い残して、軍隊と共に戦場に駆けていく長男。この描写は唐突で訳分かんないっす。名子役ダコタちゃんの絶叫も耳障りです。『A.I.』もそうだったけど、スピルバーグは子役に過剰な演技を要求して失敗しています。ストーリー全体としては、“優しく逞しい父親が家族を守り抜く”王道パターンの方が感銘深いのではないかと。王道でなくてもいいんですが、もう少し考えてもらいたいな・・・。

 多くの人が疑問に感じたのは、取って付けたようなエンディング。実は1953年のオリジナル版と同じでした。地下室にカメラアイが、にゅ〜っと伸びていくシーンも同じです。オリジナル版は主人公が科学者で、斧で切り取ったカメラアイと、宇宙人の血液を持ち帰ります。「高度な文明を持つ人種なのに、その細胞は不思議なくらいもろい・・・」

 しかしそこまで分析できても、肝心の円盤を撃退する手だてがない。後は神に祈るしかない・・・誰もがそう思ったとき奇跡は起きた。円盤は攻撃を止め、動かなくなってしまったのだ・・・これが感動的なオリジナル版エンディング。リメイク版は主人公が一般人なので何もヒントが得られない。観客は消化不良を起こしていないでしょうか?

 いっぽうごく単純にスリルを味わうのであれば、最新のCGと音響でじゅうぶん楽しませてくれます。音響がかなり効果的に用いられているので設備の整った映画館で観るのがよいでしょう。あと、コネタですけど1953年オリジナル版の主役、ジーン・バリーとアン・ロビンソンがラストシーン、別れた妻の実家の祖父&祖母役として出演しています。


7月18日(月) フィリピンのインターネットラジオ

 ふとしたことから発想を転換して、フィリピンのインターネットラジオを調査中。ちょっと穿った発言かもしれないが、アメリカ人が自分たちを世界の中心と考えるように、日本人も自分たちをアジアの中心にいるかのように錯覚しています。ことインターネットにおいては、ゼロから始まった後進国の方が、移行の手間も省けてスムースであるのに。

 日本は音楽著作権がお役所の柵に囚われてしまい、地上波ラジオのインターネット放送ができなくなっています。というか、
地上波放送で著作権を支払っているのに、インターネットの同時送信に二重払いをする必要はないと思うのだが、いかがなものか?放送局の人はこれを見ているのかな?

 本題からそれましたがフィリピンのインターネットラジオ。接続速度は32kbpsどまりですが、ミラーサイトを多く設置して、多くのユーザーに聴いてもらえるようシステム化されています。技術的に目新しいものではありません。ほとんどの公営放送が、5〜6箇所のサーバーから同時配信しています。

 そう考えると日本のインターネット環境は、個人(各戸)の接続速度を競うだけで、肝心のシステムが何も整っていない。ことラジオ放送においては・・・。地上波ラジオ局が本腰入れて取り組まなければ、個人(海賊)放送が溢れる元凶ともなります。いったいいつまでこの状態が続くのか・・・?


7月17日(日) 日曜スタジオパーク

 口内炎が痛い・・・アンバランスゾーンに陥ちてしまいましたので、寝ます。肩や背中も張ってますし、軽い夏バテみたいなもんでしょうか?私のアパートは冷房の効きがいいので、暑いということはないんですけど。

 聞くところによると、名古屋は暑いみたいですね。その恐ろしさはよく分かってますが、湿度が高いのでたまらんのです。冬はまたカラカラに乾燥してしまうので、日本でいちばん過ごしにくいといえるかもしれません。

 NHKの日曜スタジオパーク・・・スタジオ観覧できたのですが、人数オーバー(30人以上)の場合、抽選となってしまうのと、体調不全のため見送りました。生放送なので、テレビを観たら友人が映ってました。

 後で聞くと、抽選は30/37の確率だったそうです。私はクジ運弱いので、参加してたら30/38になって外れていたかも?観覧席の後ろ2列は30代男性ばかりのように見えました。やはりゲストの吉岡美穂さん目当て?


7月16日(土) 名古屋の不思議

 ヒロシです、体調崩してます・・・口内炎が酷くなりました。ベロがちぎれてしまいそうです。それはさておき、先日購入した『名古屋の不思議』@nifty編(小学館文庫¥680)を読み終えました。カラー写真もたくさんで分かりやすく、とても面白かったです。

 @nifty編とあるので、もしかしたら?と思い検索してみます。やはりインターネットのネタをベースに独自取材したものでした。ニフティとエキサイトが名古屋コネタ対決をしていたのです。面白いので皆さんもご覧あれ!

 @nifty
名古屋コネタ対決前編 名古屋コネタ対決後編
 Excite bit
名古屋こぼれ話

   

 名古屋の人は親切?触らせてくれた。猫まで親切。と聞いて、ははあ、そういやそうだ。東京の猫は触らせてくんないもん。写真記事の猫は尻尾もストレートで長く(東京の猫は尾が短い!)、昔、実家で飼っていた猫によく似てます。
期間限定猫リンク


7月15日(金) パンツが見えても気にしません

 レンタルDVD特集、今日は『クリビアにおまかせ!』(JA ZUSTER NEE ZUSTER)ルス・ルカ、パウル・R・コーイ、チツケ・ライディンハ、ワルデマル・トーレンストラ、パウル・ドゥ・レウ主演、ピーター・クラマー監督。(2002年オランダ/1時間42分)
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 久々にオランダ映画を観ました。原作はアニー・M・G・シュミットで、昨年劇場で観た
『ネコのミヌース』と同じ人が書いてたのかあ、とびっくり。そう、オランダ版“サザエさん”みたい、愉快なご近所ミュージカルなのです。

 いやあ、色彩が美しいのなんの。のっけから、「赤十字マークの不適切な使用があるが、表現の自由を鑑み、修正は行なっていません」との字幕・・・。ハイ、看護士さんたちが真っ赤なパンツ丸見えで、ラインダンスを踊っていますもん。

 泥棒稼業から足を洗ったハンサム青年ヘリットは、早朝、屋上のハトにエサと水をやる役目ですが、ランニングシャツとブリーフ1丁!女性は目のやり場に困るのではないでしょうか?「パンツが見えても気にしません」と書いたら誤解を招くかもしれないけれど・・・。

 オランダ人って開けっぴろげなんですよね。この映画に限らず、いろんな場所で目にするのですが。そしてとても気さくで親切だという・・・。何だかオランダに行ってみたくなりました。

 面倒見のいい看護士クリビアを演ずるのは、オランダの国民的女優ルス・ルカ。うまいですね、いい味出してます。悪役の隣人ボーデフォルを演じるパウル・R・コーイも実にいいです。ぐじゃぐじゃ論ずる映画ではなく、みんなでこれ観てハッピーになろう!って感じです。おすすめ!


7月14日(木) DVD特集

 『純愛中毒』(ADDICTED)イ・ビョンホン、イ・ミヨン、イ・オル、パク・ソニョン主演、パク・ヨンフン監督(2002年韓国/1時間54分)
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 愛しい人を守るため、兄の魂が弟に宿った。ふたりは失われた愛の時間を取り戻すことができるのか・・・。(コピー)

 現代のメルヘンみたいなお話なんですけど、そのまま終わってくれても良かったような?と感じたのは私だけじゃああるまいに。不条理といえばそれまでだし、いくら何でも不可能!と言いたい。このエンディングは後味悪いなあ・・・。

 “韓流”という言葉に踊らされているのかな私たちは。イ・ビョンホンは確かにかっこいいが、さほど演技達者とは思えなかった。(それに比べると、ペ・ヨンジュンは演技派である。)韓国映画、ずば抜けて面白いものもたくさんあるが、そうでないものもある。

 『バティニョールおじさん』(MONSIEUR BATIGNOLE)ジェラール・ジュニョ、ジュール・シトリュク主演、ジェラール・ジュニョ監督(2002年フランス/1時間43分)
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 子供たちを救ったのは、さえない肉屋のおじさんだった・・・(コピー)

 1942年、ナチス占領下のパリが舞台。ドイツ駐留軍はユダヤ人検挙への協力をフランス国民に要求。肉屋を営むバティニョールはちょっとした誤解で、お隣に住むユダヤ人バーンスタイン一家の国外逃亡を邪魔してしまいました。ドイツ軍からはナチスの協力者ということで褒められ、はからずもバーンスタイン家の財産まで引き継いでしまうことに。

 ところがある晩、バティニョールのもとにバーンスタイン家の息子シモンが現れます。連行される途中で逃げてきたのだという。「ここはぼくのお家だよ!」そう言われるとバティニョールも心が痛む。仕方なく、家族にも内緒でシモンを匿い、何とかスイスへ逃してやろうと画策するバティニョールですが・・・。

 重苦しい題材なのにコミカルに・・・いつもは女房から、ブタ呼ばわりされているサエないおじさんが、自分の心の正義に目覚め活躍する物語。こういうの大好きです!おじさんカッコいい!そう叫びたくなるではありませんか。

 シモン君を演じるジュール・シトリュク少年は、かの“セザール君”でもありました。国外逃亡のため尽力してくれるおじさんですが、シモンにとっては親の仇でもあるわけです。(ちょっとした誤解だったんですが。)

 このこまっしゃくれのお喋りのために、凸凹コンビは何度も大変な目に会います。本当に子供は何を考えているのか分かんないですね!ハッピーエンドだけどアンハッピーでもある。これも反戦映画といえましょう。


7月13日(水) ガセビアの・・・

 『トリビアの泉』の中で紹介される『ガセビアの沼』。可愛らしく「ウソつき!」と言って、タモリさんを悩殺する女優さんは“緒川たまき”さんというのだそうです。こういう素朴な疑問にインターネットは優しいですね。さて、話は変わって7月のレンタルDVD特集第2弾・・・。

 『転校生』小林聡美、尾美としのり 主演、大林宣彦 監督。(1982年日本/1時間52分)

 DVDがなかったので、本作はVHSでの鑑賞。テープのクオリティが低く、全体にピンボケである。(傷みというよりダビング劣化?)DVDで観られれば印象も変わると思う・・・残念です。ストーリーは誰もが知ってるとおり、思春期の男の子と女の子、心と身体が入れ替わってしまった、というもの。

 小林聡美の演技がぶっ飛んでます。ほぼ映画全編を支えているといっていい。対する尾美としのりは、それほど表情豊かでもなくオカマみたいになってしまった。脚本も小林を中心に書かれています。強烈な個性ゆえに、大林監督のわけわかファンタジーは抑えられ、好い結果をもたらしたといえるでしょう。

 超低予算!というのも、波状効果をもたらしています。ほとんどロケハンだし、映像的に遊ぶ(SFX)部分は作られなかった。映画音楽もクラシックのレコードを流用したもの。安っぽいけれど、独特の甘酸っぱさを演出しています。いうなれば、学生の作った映画みたいなの。

 一昨日観た『たたり』(R.ワイズ監督/1963)が職人芸の極みで、本当に1カットも無駄なく計算されているのと比較すれば、本作はダラダラの極み。観光協会タイアップで、2人が団体旅行客にくっついて家出するところなど、はちゃ〜とあきれてしまいました。日本映画らしいともいえますが。

 『ワンス・アンド・フォーエバー』(WE WERE SOLDIERS)メル・ギブソン、マデリーン・ストウ、クリス・クライン、ケリー・ラッセル、バリー・ペッパー主演、ランダル・ウォレス監督。(2002年アメリカ/2時間18分)

 試写会で1度観ているので、リピート鑑賞。ベトナム戦争ものです、しかも原作は実話。この作品はあまり評判よろしくないが、アメリカ万歳で描かれたものでは決してない。(分からん人には分からん。)観る人によって解釈も分かれるので、賛否両論になってしまうのだ。

 “イア・ドランの戦い”でアメリカは勝利を収めたが、これほど多くの犠牲者を出して、勝利も何もあったものではない。祖国のために戦ったのではなく、戦友たちのために戦ったのだ。白黒分けた演出をしていないので、未消化の人も多いみたい。前線に立たされた人たちの気持ちを考えて!


7月12日(火) 心と体を元気にするトーク

 ニッポン放送「森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ!」のトークショーが、丸の内オアゾ1階にあるOO(おお)広場で行われました。ゲストはもちろん吉岡美穂さん。メールで観覧の希望を出したら、クジ運弱い私んトコにも速達でハガキが送られてきたのは感激。

 「大豆ペプチド健康フォーラム」ということで、会場では試供品飲料の紙袋が配られています。300人くらいは集まっていたかな?ビジネス街の中心に位置するため、帰宅途中のサラリーマンも多いが、人海戦術でギャラリーを集めているのは、さすがと思いました。

 美穂さんはレインボー柄のワンピースで登場!可愛かったなー。一瞬、会場に大きな花が咲いたような雰囲気になります。ふだん、健康に気をつかっていることへのインタビューや、健康クイズも行われました。森永卓郎さんのボケ&垣花正アナのノリツッコミとも息が合ってました。

 明朝、放送されると言っていたけれど、番組自体が朝5:00〜8:30という長尺の上、「大豆ペプチド」のコーナーが8:15頃〜という短いコマ割り。トークショーは40分以上ありましたが、どんなふうに編集されて放送されるのだろうか?明日は5時起きして録音しましょう。


7月11日(月) 『たたり』

 7月のレンタルDVD特集第1弾。『たたり』(THE HAUNTING)ジュリー・ハリス、リチャード・ジョンソン、クレア・ブルーム、ラス・タンブリン主演、ロバート・ワイズ監督、ハンフリー・シアール音楽。(1963年アメリカ/1時間51分)

 1999年にリメイクされた『ホーンティング』(ヤン・デ・ボン監督)のオリジナル版。白黒映画です。リメイク版はCGを使って幽霊を登場させているけれど、巨匠ロバート・ワイズ監督はそんな馬鹿げたことはしません。“幽霊は一切、登場しない!”異色のホラー映画なのです。

 幽霊は出なくとも、“そこに何かがいる”と感じさせることはできる。考えてみればスリラーの巨匠、ヒッチコックの作品だって、何も出ないのに物凄くコワイじゃないですか。まあ、よほどの職人気質でないと、こんな芸当は不可能なんですが。

 ロバート・ワイズ監督といえば、『サウンド・オブ・ミュージック』、『ウェストサイド・ストーリー』があまりにも有名なので、ミュージカルの監督と思っている人も多いかもしれないが、ホラー、SF、すべてのジャンルにおいて完成度の高い作品を残しています。

 劇場版第1作『スタートレック』(1979)も有名ですが、『地球の静止する日』(1951)は社会的SF?というか、円盤1機とロボット1体、友好的宇宙人(人間タイプ)しか出てこない超低予算映画。しかし、ただならぬ緊迫感を味あわせてくれます。ハッタリがないんです。


7月10日(日) 家探しの同伴(2)

 結局2日目・・・やる気のない不動産は日曜休みだったりします。第2候補に食い込んできたのは、JR徒歩10分、西武線徒歩5〜6分の物件。東向きで明るい部屋。月額¥65,000。

 Bフレッツマンションタイプのエリアに入っているので光ファイバー利用可能・・・と言っても、まだ開通していないのですが。かなり待たされるかもしれない。ユニットバスだが、湯船は長方形で使いやすい。

 地下浄水処理場が近くにあって(匂いはありません)、地上は広々とした公園なので、下町風景と緑に恵まれてますなあ・・・。そろそろ決めてくれないと私は歩き疲れました。

 移動途中、ダイハツMOVEの後部座席に座らせてもらいましたが、いいクルマですなあ・・・。軽自動車なのに室内はめちゃくちゃ広いです。ラゲッジスペースは削ってありますが、やっぱ荷物よりヒト優先でしょう。

 近くにあったインドカレーの店でカレー食って解散。ナンおかわり自由、サラダつき¥580は安いと思う。巨大なナンを2枚ずつ平らげましたよ〜。いいお店を発見してしまった、もちろんインド人経営です。


7月9日(土) 家探しの同伴(1)

 知り合いから、引越しをしたいので家探しに付き合ってくれ、と頼まれて出掛けました。も少し家賃の安い近所に引っ越したいという。現在の借家は入り組んだ場所にあり、光ファイバーを引けない、というのも大きな理由。

 あちこちの物件を見て廻りましたが、「駅から徒歩10分」というのはけっこう歩かされるものです。近所にコンビニもなく、死にかけのスーパー(何となく分かりますよね)が1件だけ、というのも何だかなあ・・・。

 第1候補=JRと地下鉄の中間地点。近くに大型スーパー2件、99ショップ、コンビニあり。月額¥67,000。

 第2候補=地下鉄から徒歩10分。日当り良好(角部屋)、洗濯機屋内設置。月額¥63,000。

 洗濯機の置き場所が玄関前、というのはなかなか不便です。屋内なら、風呂に入るときにポイポイッと脱ぎ捨てて放り込めるのだけれど。ベランダならまだしも玄関前ではねえ・・・。屋根がある分、まだ救われますが。


7月8日(金) スターウォーズ・エピソード2

 エピソード3の公開前夜ということで、テレビ地上波初登場。劇場では観てますが、その後は1度も観てませんでした。前はお疲れの状態で観てしまったので、途中、落ちそうになってしまった。大長編ですからねえ・・・しかしリピートしてみると、しっかり覚えていたのに驚きます。

 映像としては鮮明に記憶していても、エピソード4・5・6・1・2とも、ストーリーはおおまかにしか説明できない。これは“映像で観る”映画であって、他の映画とはちょっと違います。あるいは映像に圧倒されてしまうので、ストーリーを文字情報に変換するには相当何度も観ないといけないのかも。

 ジョージ・ルーカス・・・でぶでぶに肥ってました。あごひげ下の喉がセイウチのように太い。ひげをきれいに整えているので、顔の輪郭を成しているけれど、ひげを剃ったら首が丸太のようです。というか、何か重い病気になっていないか心配になってしまいました。


7月7日(木) ななゆう

 “七夕”ですなあ、間違っても“ななゆう”とは読まないように。え〜、夢のないお話をしますので、ご気分の悪くなる方はご退場ください。もしも、1年に1回しかデートできないカップルいたら、その情熱は炎のように燃えるのでありましょうね。

 そして残りの364日、織姫も彦星も、浮気するのでありましょう。だって遠距離恋愛、ケータイも何もないんですもの。現代なら「あのさあ、おれたちこのまま付き合ってても、お互い苦しいだけじゃんよ。」

 もしケータイありの現代なら、深夜にかけてきて「何してた」攻撃、やら、通話履歴を覗き見する嫉妬深いカレ氏、やら、とんでもない話になってしまいます。「純愛」ブームは「ないものねだり」なのかもね。


7月6日(水) 天才の育成

 VHSの整理をしていたら映画『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』が出てきたので久しぶりにリピート。劇場で観てからその後観ていなかった。さて、天才はどうしてこんなになってしまうのか?栄光とは裏返しの悲劇であります。

 「親バカ」という言葉があるが、天才、神童と呼ばれた子供も二十歳過ぎると「ただの人」になってしまう。実際、子供の学習能力とはものすごいパワーなのだ。天才を育てること=大人に成長させないこと。

 英才教育は、専門以外の障害を取り除いてやらねばならない。紙鍵盤ではピアニストになれない。欲しいもの、必要なものを不自由なく与えていく。膨大なお金もかかりますよ!貧乏などもってのほか。

 そうして育てられた天才は身体だけ大人になっても、頭の中、心は子供のまま成長していない。40過ぎて子供がいても、男をとっかえひっかえする女性歌手。お相撲さんのお家騒動などもその典型なのだ。

 天才と普通の人・・・どっちがいいかなあ、なんてことを考えさせる映画でした。最初に観た時よりは冷静に観られるけれど、特に印象が変わったということもなかった。私は・・・普通の人です。(笑)


7月5日(火) 99−50

 99ショップの惣菜コーナー。夜11時過ぎに行くと50円引きのシールが貼ってあります。冷蔵庫に入れて、翌日の午前中に食べれば大丈夫でしょう?うれしくてたくさん買っちゃいました。4品買っても200円ちょっとですよ。

 “おはぎ”は久しぶりに食べました。これも2個入りが49円。こういうことやってると肥っちゃいますね。豊かな時代になったものです。最近は普通のスーパーへ行く足が遠のいてしまいました。

 IPラジオの部屋、少し追加しました。Danish Radio(DR.DK)はストリーミングを大幅に追加。(10→31)ロシアのRadio Cultureも新発見。既存局のリンク切れもいくつか修正しましたよ。


7月4日(月) 定食屋さんへ

 近所のとんかつ屋さんへ夕食を食べに行こうと思っていたら、お休み。あれ?土曜日もお休みだったのに?と思ってよく見たら改装中でした。おそらく近日中、きれいになってオープンすることでしょう。楽しみ。

 仕方なく少し離れた洋食屋さんへと歩いて行きました。ここは久しぶりだな、ハンバーグ、ミンチカツ、チキンステーキ、エビフライ、カットステーキ。この5品目の中で、2品を組み合わせたのがセットになっています。

 美味しくてボリュームもある、いいお店なんですが、ハンバーグ&ミンチカツは避けましょう。ハンバーグに衣を被せたのがミンチカツでしょう?以前、失敗したんだけど、同じものを食べている感じがしました。(笑)


7月3日(日) ドシロウト観覧

 日本テレビ系列で毎週木曜深夜に放送されている『三宅祐司のドシロウト』。先月のスタジオ観覧は抽選に外れてしまいましたが、今月は当たりましたよ!美穂ファンサイトの友人たちと出掛けました。

 放送前の内容については書けないお約束なので、ごく簡単に。今回は4本収録でしたが、3組の熟年夫婦が登場しました。脱サラで郷土料理のお店を開いたご主人、奥さんには何の相談もしなかったという・・・男気で通してしまいましたか。しかしお店は繁盛してるようで結果オーライ。

 次の夫婦・・・気の弱いご主人は、田舎から出てきた看護士さんをナンパしてゴールイン。ご主人は8つも年上なんだけど、奥さんはファザコンだったという。昔は可愛いかったんだろうけど、今は堂々たるオバちゃんで、ご主人をしっかり尻に敷いてます。でも凸凹コンビだからうまくいくのかな。

 3組めの熟年夫婦・・・奥さんはご主人をカッコいい、と言い、ご主人は奥さんを可愛い、と言う。いつまでもラヴラヴなご夫婦なのです。スタジオ内はあっついあっつい。恥ずかしいかもしれないけれど、きちんと口に出して言えることが、おしどり夫婦の秘訣かも。いや〜人間って面白いですわ。

 吉岡美穂さんはますます美しく、おちゃめなボケをかましてくれました。楽しかったな。


7月2日(土) 何やってたかな?

 午前中は洗濯してました。昔の友人と会って新宿で飯食いました。家に戻って部屋の片づけをしました。99ショップで買ったチューペットを齧りながら、IPラジオの開拓を進めています。

 チューペット・・・いろんな種類がありますけど、果汁入りと書かれたものは甘みが薄いような気がします。10本入りが100円ですからね!今は“ソーダ味”がいちばんだと思っています。

 ちょうど1年くらい前に買った洗濯用のネット。立て続けにファスナーが壊れてしまいました。寿命は約1年ということか。新宿のキャンドゥで新しいのを買ってきました。じゃんじゃん洗濯しよう。


7月1日(金) 映画の日

 今月は2本観ました。『ミリオンダラー・ベイビー』と『バットマン・ビギンズ』。スピルバーグの『宇宙戦争』も観たかったけど、オールナイト上映を観ると歩いて帰らなきゃなんないし。(笑)

 観てきた人の感想を聞くと、やっぱりヘンな終わり方をしたという・・・。アイディアとプロモーションは一流でも、せっかくの題材を活かしきれないのがスピルバーグ。まあ、いずれ観に行きますけどね〜。

 『電車男』も気にはなっていたのですが、今回は時間が取れずパス。「意外と力作」との噂なんですけど?ただしネット上の論評では何ともいえない。(名なし)レンタルを待つことにしましょう。

 『ミリオンダラー・ベイビー』(MILLION DOLLAR BABY)クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン主演、クリント・イーストウッド製作・監督・音楽。(2004年アメリカ/2時間13分)
公式ホームページ

 小細工を施さず、あくまでオーソドックスな演出、それがイーストウッド流なのだ。ストーリーの結末には賛否両論が分かれよう。しかし、幸せとはいえない30数年の人生を送った女性が、一瞬でも輝くことができたなら、その最期は世界で最も敬愛するボスに委ねたいと思うに違いない。

 フランキーの選択は正しかったのか?これを現実と受け止められると大きな問題だ。(原作はフィクションである。)だから彼はどこへともなく姿を消してしまった。ボクシングジムには、フランキーもマギーも最初からそこには存在しなかったかのように平和な朝が訪れる。これは映画なんだよ、と。

 『バットマン・ビギンズ』(BATMAN BEGINS)クリスチャン・ベール主演、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、渡辺 謙、ケイティ・ホームズ、ゲイリー・オールドマン、キリアン・マーフィー、モーガン・フリーマン出演、クリストファー・ノーラン監督。(2005年アメリカ/2時間20分)
公式ホームページ1公式ホームページ2

 最初のコミック版バットマンは、悪人に向かってこう言った。「観念しろ・・・さもなくば殺す!」悪人をビルから突き落とし、投げ縄で絞首刑にしたそうだ。主人公ブルース・ウェインは古城に棲み、夜な夜なコウモリに変身しては、悪党を探しに街へ出たという。そう、元ネタは「ドラキュラ」だったんです。

 しかしバットマンが子供たちのヒーローとなると、やがて彼は人を殺さなくなりました。60年代にテレビシリーズが作られると、かなりポップな感じになってしまった。テレビシリーズのキャストで製作された映画版は、さらにサイケデリックなギャグ映画と化し、今観るとうぷぷ・・・ですなあ。

 1989年、ティム・バートン監督はバットマン映画を原点回帰とし、アメリカン・コミックの雰囲気も見事にメルヘンランド(ゴッサム・シティ)を築き上げる。主人公ブルース・ウェインの二重生活(二重人格)もリアルに描き、興行は大成功を収めました。2作目『バットマン・リターンズ』までは続いたのですが・・・。

 自分もそれ以後は観てなかったのですが、監督が交替してからの3作目、4作目は酷いらしい。単純なアクション映画になってしまったようです。で、続編はしばらく途絶えておりました。今回は低予算映画『メメント』で脚光を浴びたクリストファー・ノーラン監督がバットマン誕生ストーリーを映画化。

 バートン版でも、それ以後のバージョンでもない映像。ハリウッドのセットから屋外へ飛び出しちゃいました。ストーリー前半は中国で忍者の修行?渡辺 謙が首領の役で登場するもセリフがまったく聞き取れない。しかもすぐに死んじゃうし。主人公の恐怖のトラウマを描いた心理描写はまさに『メメント』。

 前半はがっかりでしたが、後半、ゴッサム・シティに戻ってからは俄然面白くなってきます。父の会社(ウェイン・エンタープライズ)の応用科学部でお蔵入りしていたパワード・スーツや形状記憶繊維のマント、装甲車がバットマンのコスチュームやバットモービルに改造される。この過程がワクワクします。

 世界観はかなり違うのですが、バートン監督に敬意を表してか、89年版(1作目)にバトンを渡すような演出も好感が持てました。テレビのCMで「人間がよく描けていた」とか「シリーズ中最高傑作」とか、ちょっと大袈裟かもしれないけど、3作目、4作目から観てたらそうでしょう。なんとか復活!


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