2007年2月の日記

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2月28日(水) 疲れたよ〜

 今日はシゴトのボリュームがものすごいので、10時前に出勤しました。久しぶりの1番乗りは気持ちいい。机やテーブルの上を拭き掃除してしまいました。さて、あなたに質問です。目の前のディスプレイ、キーボード、マウスはキレイにしてますか?私はけっこう気にしています。

 現在、製作中の書籍は表紙カバー・デザインの発注を終えました。まだ中身が出来ていないぞ。(汗)すったもんだしております。写真が上手くハマらない・・・もともと音楽畑の私が、日本の歴史に挑戦しておりますゆえ、無理もないんですけど。うむむ若干、難航しております。


2月27日(火) 「トム氏の優雅な生活」

 というのは、『トムとジェリー』の中の1エピソード。何じゃそりゃ?と思われるかもしれないが、朝からずっと“チャンチャチャ、チャチャラン♪”のテーマが頭の中でグルグル回っているのです。動画投稿サイトで確認してみると、それはやはり「トム氏の優雅な生活」でありました。

 MGM時代の『トムとジェリー』、『ドルーピー』、『スパイク』などの音楽を手がけていたのは、スコット・ブラッドリー(Scott Bradley)という人。キャラクターの一挙手一投足、すべてに音楽がシンクロしております。それを演奏するハリウッドのスタジオ・ミュージシャンもすごい。

 その中でも、『メリー・クリスマス』、『ジェリー街へ行く』など、エピソード自体がひとつのシンフォニーとして作曲され、私は今でも完全にアタマの中に刷り込まれちゃってます。あ〜あ、また『トムとジェリー』が観たくなっちゃった。ではこれから、動画投稿サイトへと移動します。(笑)


2月26日(月) 映画に飢えてます

 仕方がないので、BIGLOBEストリームの『キャプテン・スカーレット』を観て過ごす。放映当時はウケがよくなかったであろう・・・。しかし、マニアックな視点で見るなら、シリーズ中最高傑作ではないかと。『スティングレイ』、『サンダーバード』と違い、いつもメデタシメデタシでは終わらないのです。

 設定そのものも、後の実写作品『謎の円盤UFO』の布石と思われる箇所がチラホラ。聞くところによれば、リアルさを追求するため操り人形は、子供くらいの大きさになってしまったということです。子供サイズのセットを造るくらいなら、ライブアクションの方が低予算で済んでしまう・・・なるほど。

 韓国ドラマ『天国の階段』では、チョンソ(チェ・ジウ)の記憶が戻りました。ソンジュとお揃いのネックレスが証拠なのに、なぜに?気づかないのだ。チョンソの実父、ソンジュのボディガードをしていたおじさん・・・誰もテファを見て「ありゃ?」と思わないのか?見えるべきものが見えていない。


2月25日(日) お家でおシゴト

 写真の入っていない文字ゲラ、お家に持ってきちゃいました。挿入する写真を選び、プチプチとパソコンにキャプションを打ち込んでいきます。集中力がない・・・疲れてもうフラフラです。ひと昔前ならば、写真の上にトレーシングペーパーを貼って、赤鉛筆でトリミングを指定したんでしょうね。

 それにしても最近、ぜんぜん映画を観てないぞっ!来月1日はお休みできそうにもないし。あ〜、アカデミー賞発表になりました。作品賞は『ディパーテッド』ですか。まだ観ていない映画を意見するのは危険ですが、香港映画『インファナル・アフェア』のハリウッド版じゃんよ。

 どう考えたって、本家の方が名作だと思いませんか?『七人の侍』あっての『荒野の七人』。『用心棒』あっての『荒野の用心棒』・・・。アメリカ人がどういった判断を下したのか?(というか、本家の方は知らないんだろうな?)こいつは確認せねばなりますまい。お休みが欲しい・・・。


2月24日(土) 『鉄人28号』(実写版)

 有名な動画投稿サイトで(分かるよね)、1960年松崎プロ製作の『鉄人28号』(実写版)を観ました。主題歌と冒頭の一部分でしかありませんが・・・。しかしムムム!と感ずるものがあります。丸根賛太郎というチャンバラ映画の監督の個性か、妙にリアル&シュール。身長たった2mのブリキ鉄人がかっこいい。

 今の子供たちはやらないだろうけど、テレビ、冷蔵庫、洗濯機といった電化製品が家庭に持ち込まれると、巨大なダンボール箱は恰好のオモチャとなりました。“秘密基地”というのもテですが、それほど大きくない場合、頭と手を出せるように穴を開け、ロボットの着ぐるみができあがってしまうのです。

 実写鉄人は再放送の機会がなく、私は実際に観ていませんが、『丸出だめ夫』(1966年実写版)には“ボロット”という名のドラム缶ロボットが登場しました。配線がいい加減で、触ると感電してしまうようなトコがリアルでした。昔のラジオや、映りが悪くなった時に叩くと回復するテレビみたいなもんです。

 だから、たとえ身長2mでも、精巧に作られたブリキの鉄人は子供たちのヒーローだったと思います。また言葉がなく、正義とも悪とも区別のつかない、“フランケンシュタインの怪物”であった鉄人は、恐怖と裏返しの憧れでもあったでしょう。『丸出だめ夫』、『河童の三平』、『悪魔くん』はもっぺん観てみたいぞ。


2月23日(金) 写真探し

 本日の作業は本社での写真探し。雑誌発売時の資料がまとめて残してあり、作業はずいぶん軽減されましたが、肝心の写真はかなり間引きされていて、書庫を探しても見つからない。おまけに、前回と違って人物の顔写真を“柱”に用いないため、1タイトルに対して最低1〜2枚の写真を挿入せねばなりません。

 ということは、仮ノンブル(ページ番号)を移動させねばなりません。現在のノンブルがちょうど288ページなので、16ページ×18折りで解決できているのです。これを8ページ増やしたい。本というのは見開きの紙を綴じて作られているので、4ページの倍数でないと製本できないのですよ。これはパズルだ。


2月22日(木) 『王と鳥』DVD発売

 スタジオ・ジブリが昨夏、配給・興行したポール・グリモーの名作
『王と鳥』を、4月4日にDVD発売するそうな。デジタル・リマスター版の色合いはどうだろう?私はもうかれこれ30年、この映画について語り、高価なLDを購入し、VHSにダビングして人口に膾炙するよう努めてきました。

 少し前まではインターネット検索で、かすりもしなかった『王と鳥』。1986年発売のポニーLDはすぐに廃盤になってしまったので、2000年のアイ・ヴィー・シーDVD発売まで、誰も観ることができなかった、といってもいい。ジブリが取り上げたことでようやく日の目を見ました。

 本当の名作っちゅうのは、何十年という時を経ても、配給の関係で観られなくなってしまっても、人の心の中に残っているんだな。ちなみに本作は『カリオストロの城』(1979年)の元ネタですが、それ以前に『ガリバーの宇宙旅行』(1965年東映)で大きな足跡を残しております。


2月21日(水) 辞めてなかった

 毎月恒例の歯科検診ですが、先月、熊田曜子に似た歯科衛生士さんは、「今月いっぱいで辞めることになりました」と言っておられました。だから今月からは新しい歯科衛生士さんが担当になるのか、と期待と不安・・・痛くされたらいやだな、と。熊田曜子さん?はとても丁寧でしたから。

 あれれ、受付に座ったのは熊田曜子さん?辞めてなかったんだ?先月確かに「辞める」と聞いたんだけど。この1カ月の間、彼女にどのような変化があったのか?興味津々ではありますが、そんな野暮なことは言いませんよ。いつもどおりの丁寧なクリーニング、ありがとうございました。

 来月の予約も取れたので、退職の件は流れたみたい。理由は分かりません。ふううむ、わざわざ訊くほどにも親しくないので、ねも艦長に会えなくなるのを思うと辛くて退職を思い留まった、と想像を膨らませておきます。(あり得ない。)ツッコミ入れられる前にボケておきます。


2月20日(火) バルクのマウス

 昨日の作業の仕上げということで、付け焼刃のボールマウスでは使いづらい。秋葉原へ光学式マウスを買いに行きました。できるだけ安く上げといて・・・ということですが、バルク(アウトレット)の光学式マウスは¥500からあります。PS2オンリーこそいちばん確実なんですが、まあ、最近はゲタ(変換プラグ)を履かせて、PS2とUSBは切り替えられるようになっています。

 いかんせん、コードの短いものがほとんどです。デスクトップを使っている会社では、本体を机の下などに置くこともあるでしょう?1m、1.2mなんかじゃぜんぜん足りないのです。最低1.5mは必要ですね・・・しかし、バルク品はコード長などパッケージに表記されておりません、弱ったな。「分かんないですよねえ?」と店員さんに訊いてみると、親切にもネットで調べてくれました。

 マイクロソフトのバルク品(光学式マウス)は、ありがたいことにコード長が1.7m!これが¥1,050。さすが使う人のことをよく考えて設計されておるわいと感心しました。ちゃんとホログラムのシールも貼ってある純正品です。これを台数分だけ購入。ついでダイソーに寄って、マウスパッドも購入します。いやいやたったの¥105で、表面に布地を張ったマウスパッドが買えるとは。


2月19日(月) マウスが腐ってました

 同じ症例で悩んでいる人がいるかもしれない。あえてここに記してみようと思います。パソコンのメンテナンスはシゴトに差し支えないようにと、今回は深夜の作業になりました。パフォーマンスが悪いので、256MBのメモリを1GBにアップ。サクサク動くはずなんです。フリーズさえしなければ・・・。

 このパソコン・・・スタート→すべてのプログラム(左クリック)・・・ここで必ずといっていいほどフリーズします。明らかに何かがおかしい。必要ないプログラムを削除、常駐設定の解除、不要なレジストリ、バックアップファイルを削除、HDDをエラーチェック、ウィルススキャン・・・全て調べました。

 深夜12時過ぎに始めた作業は、空が明るくなって夜が明けました。機械的故障だろうか?HDDが痛んでいるのか?まてよ、マウスの左クリックボタンに障害が・・・。試しにマウスを別のモノに交換したら、嘘のように直ってしまったのです。灯台もと暗し、とはこのことか。いやはや・・・。

 マウスは光学式USB接続型で、ミニSDカードのリーダーも兼ねている。シンプルな構造とはいえません。毎日使うものですから、汗も滲みるでしょうし、コーヒーやジュースをこぼしたかもしれません。単純に、作業中にマウスのケーブルが抜けてもフリーズするわけですから、気をつけないと。


2月18日(日) 講演会ドットコム

 講演会ドットコムの読書会へ参加してきました。題材は三島由紀夫『仮面の告白』。田坂 昴 先生の講演は、「三島はなぜ、汚穢屋(おわいや・糞尿汲取人・放送禁止語)になりたかったのか?うむ、三島は同性愛者だったのであります。この私小説は河出書房の編集者・坂本一亀(坂本龍一の父)の依頼で書き下ろされました。

 プライヴェートをさらけ出し、鼻をつまんでお読みください、と言ったとか。幼少の三島は父母ではなく、家長たる祖母により、外界から隔離して育てられました。想像ですが、老婆の性分における“悪”とはこうしたものでしょうか?

 あんたの父親は出来そこないだ。(不肖の子である・・・ということ)
 あんたの母親は父親をダメにした。(血は繋がってないですから)
 お祖父さんは鬼畜生である。(三島の祖母は祖父から性病をうつされた)

 あんただけはそんなふうになっちゃいけない。お国を背負って立つ立派な人になりなさい。人の上に立つ、尊敬される人になりなさい・・・とまあ、被害妄想を吹き込まれたものと考えられます。小さな子供にはちとキツイ・・・。

 何もこうした環境はそう特別ではない・・・誰もが理想的な環境で幼少を過ごせるものでもないんですが、大抵の人はそうしたしがらみを乗り越えて、自分から変化していきます。変わらないと生きていけないですもん。

 三島の悲劇は、あまりにも小心者であったこと。一生ハードルを越えられませんでした。『海の上のピアニスト』みたく、タラップを降りて大地に立つことができなかった。その代わり“できない理由”を文章に綴った。最期はかっこよく死にたいと思った。清濁併せ呑み、しぶとくたくましく生きたいとは思わなかった・・・純粋でありたかった。

 サラリーマンにはなれないだろうな。めちゃくちゃな展開になってきました。怒らないでよ。サラリーマンは、上から「やれ」と言われたらゼッタイにやらなければならない。“できない理由”を考えている余地はないんですよ。「お前明日から北海道な」ときたら、それを拒むには会社辞めるしかないですもん。

 皆さん、身体を壊しかかったり、転勤族に甘んじたり、女房・子供と離れて暮らしたり。年老いた両親の世話をしたり、と大変な苦労をされるわけです。哲学者・文学者はどうも理想ばかりを追いかけてしまうのかしらん?あう〜、私のような合理主義者?は文学に向かないでしょう。駄文、失礼いたしました。


2月17日(土) バリー・グレイの音楽

 BIGLOBEストリームで『キャプテン・スカーレット』を楽しんでいます。『スティングレイ』も『サンダーバード』もそうだけど、ジェリー・アンダーソンのテレビ・シリーズはずっとバリー・グレイという作曲家が音楽を担当しています。私の中でバリー・グレイといえば、バーナード・ハーマンと同格なんですが・・・。

 ヒッチコックの音楽を担当して有名になったバーナード・ハーマンと違い、ジェリー・アンダーソンのテレビ・シリーズを中心に手がけてきたバリー・グレイに関してはあまりにも資料が少ない。ウィキペディアによれば、晩年はホテル専属のピアニストとして生涯を終えたとか。そんな〜、信じられない。

 幸いにして、
『謎の円盤UFO』に詳しいサイトが見つかり、UFO以外のサウンドトラックもかなり充実したMP3が置かれています。(これまたダウンロードし放題!)今もこの日記は、それを聴きながら書いているんですが、軽快ですんごく楽しい!皆さんもぜひ聴いてみてください。ホクホクです。


2月16日(金) 使いやすくなったSUPER(c)

 YOUTUBEが取り込んだFLVファイルをフリーソフト“SUPER(c)”でAVIファイルにエンコードして、MediaPlayerやRealPlayerでも再生できるよう作業していたんですが、ふと気がつきました。いくつかのファイルで尻切れトンボの動画ができてしまっています。

 慌ててやりなおし、設定をいろいろ変えてみたけれどやはり同じ。調べてみたら“SUPER(c)”の2007年版バージョンがアップデートされていたので再インストール。エンコーダーの種類をそれまで使用していた“MEncoder”から“ffmpeg”に切り替えて直りました。

 と、いうことは?以前、友人にあげたAVIファイルの中にも、尻切れトンボがたくさんあったのか!うげげ、エンコードのやり直しです。新バージョンの“SUPER(c)”ですが、オペレーションも改善されて使いやすくなりました。こんな便利なソフトが無料とは信じられない。


2月15日(木) 大丈夫だよん

 今朝は少しだけ寝て、本社へゲラを取りに行ってから出勤。竹橋から本郷まで歩きましたが、暖かくて気持ちいい天気です。神保町の書店前に、CD大安売りのワゴンが出ていて、“ロイヤル・フィルハーモニック・コレクション”の日本盤が¥300で売っていました。日本盤って、表に指揮者の名前が出ていないんだよな・・・とブツブツ。

 昔、外資系CDショップで働いていた頃、しきりにお客さんに薦めておりました。ワープロで輸入盤の完全カタログも作ったけれど、データは実家に置いてきてしまったな。
コレクションされてる方もいるようです。とまあ、1分だけ道草を食って、無事事務所に到着。忙しくもなく暇でもなく、パソコンに向かってシゴトしてました。ふう。

 WYSIWYGタイプのHTMLエディター、何のこっちゃ?要するにHTMLの知識がなくても、ホームページの作成ができるソフトのこと。私はFrontPageExpressを使用しているけれど、枠線で区切った長大なページ(例えば“IPラジオの部屋”)を編集する時、入力速度が極端に遅くなるのです。何かいいフリーソフトはないかな?

 そう思って、新しいフリーソフトをダウンロードしてみました。デザインもシンプルできれい、使いやすそうと思ったのです。そしたら、“IPラジオの部屋”は重すぎて、開くのに5分くらいかかっちゃいました。FrontPageExpressの方がまだマシということか。悲しい・・・重い部分の入力作業だけ“メモ帳”で開くことにしよう。

 エディターをころころ変えると、表組が崩れちゃったりするので、FrontPageExpressにいちばん近いのは、FrontPageの製品版かな?最近は店頭でも見かけないし、Microsoft Officeの上級グレードに同梱されていて、単独インストールできないようになってますね。ああ悔しい・・・貧乏人の意地を見せてやるぞお!


2月14日(水) 体調崩しました

 いつものように事務所では、シゴト終わりに“しらなみ”をいただきます。99ショップの“鯖缶”をつまみに楽しく呑んだ後、帰宅。なんかね〜、疲れが溜まっていたんですよ。目の下に隅ができてるな、と。んで、布団にころんと転がって、2〜3時間眠りました。

 目が覚めました・・・お、お腹が痛い。昨夜もけっこう呑んでいたけれど、油断したのはシゴトの眠気覚ましに、コーヒーをがぶ飲みしていたことです。これがいけなかった。胃液をたくさん吐きました・・・汚くてすみません。いったん空っぽにしないと治らないので。

 明け方になってようやく気持ち悪いのが収まり、お腹がグルグル鳴り出しました。カップうどんをすすって、とりあえず様子を見ます。大丈夫だ・・・けど、ほんの少ししか寝てないよ。明日もシゴトだというのに。あ〜あ、早めに切り上げて、家でゆっくり休もう、そうしよう。


2月13日(火) 『マスク』

 先週の土曜日、テレビで観たのに、感想書くのを忘れていました。『マスク』(THE MASK)ジム・キャリー、キャメロン・ディアス、ピーター・リーガート、ピーター・グリーン、エイミー・ヤスベック出演、チャールズ・ラッセル監督。(1994年アメリカ/1時間41分)

 一昨年に『マスク2』が封切りになったんだっけ?結局観に行かなかったんですけど、ジム・キャリー出演じゃないということで、前評判はよくなかったですね。評判のよかった前作でさえ、私はまだ観ていなかったのです。あまり期待もせずにボンヤリと観ておりました。

 今、観てみるとCGはサエません。しかし、あくまでジム・キャリーの演技がメインで、CGはあくまで補助的に使われているのが好感持てました。この後、『バットマン・フォーエヴァー』(1995)、『グリンチ』(2000)と、ジム・キャリーには“グリーンのマスク”がついて回ります。

 キャメロン・ディアスがものすごく可愛くてびっくりした〜!本作が映画デビューだったんですか、どうりで。いちばんきれいかもしれない。仮面はほんらいの自分を引き出すもの・・・さえない銀行員と思えた主人公は、実はマスクの力を借りなくとも、勇気をふるって戦えたのだ。

 セクシーな悪女も、実は一途な女性であることが分かるし、誠実なニュース・キャスターと思えた女性は見事に裏切ってくれました。ドタバタ・コメディーでありながら、人情味をたっぷり盛り込んだ脚本がいい。テックス・アヴェリーのアニメ『田舎狼と都会狼』もちょろっと出てきます。

 ジム・キャリーのマシンガン・トークには、往年の名作映画のセリフが次々と登場します。これは分かる人にはたまらないけど、分かんない人は??だと思う。いや、アメリカ人ならみんな知ってるのかな?『田舎狼と都会狼』だって、日本でよく知る人は愛知県人だけだと思うし。


2月12日(月) カレー連続4日目

 昨夜は遅くまで起きていて、ホームページのメンテナンス。日記のページやいくつかのページで、背景を無地にしたままのページがあったのですが、7年目にしてようやく和紙の背景を貼ってみた次第。“素材屋さん”は数多くあれど、やかましくない(邪魔にならない)趣味の良い壁紙は意外と少ないのです。

 お昼ごろまで寝てしまい、それから、むくむくと起き出して洗濯。知り合いの社長さんからラジオの録音を頼まれていて、「2月12日の2時から『自然の音』を第1放送でやるんだ・・・」と聞いていたけど、2時からではなく、4時からでした。NHKは放送予定がころころ変わるので要注意ですね。

 久しぶりにカセットデッキが活躍・・・いつだったか、HARDOFFのジャンクからサルベージした、KENWOODのオートリバース機です。120分テープでしっかり往復録音。何度もいうけど、その昔、5〜6万円もしたカセットデッキはいい音しますよ。今じゃその値段でミニコンポが買えちゃいますけど。

 夕食は東中野商店街にある、とんかつの“もちだ”でカツカレー(¥620)を食べました。リーズナブルではあるけど、美味しいんです、これが。よくよく考えてみたら、9(金)“まんてん”、10(土)“田毎”、11(日)“ボンディ”、12(月)“もちだ”と4日連続でカレーを食べています。顔が黄色くなってきたかも。(嘘)


2月11日(日) 2人オフ会

 吉岡美穂ファンサイトの友人が、所用で上京するというので会いに行きました。昨年秋のイベントを最後に、吉岡さんの結婚という事情もあって、ずっと会ってなかったです。私と同じ名古屋の方なので、名古屋イベント時は一緒に参加させていただきました・・・お久しぶりです。

 神田神保町で待ち合わせ。テレビで見た“スマトラカレー”が食べたい、と言っていたのに、あいにく共栄堂は日曜休みでした。それなら“キッチン南海”へ・・・と思ったけれど、やはり日曜休みです。神保町の飲食店は日曜休みの多いこと。古書センター2階にある“
ボンディ”へ行きました。

 欧風カレーの出てくる前に、まず茹でたジャガイモが登場。バターを塗ってアツアツのを食べます。これでけっこう腹が膨れてしまいますが・・・。ご飯にはあらかじめチーズがトッピングされていて、煮込まれた少し酸味のあるカレーに、角切り特大のポーク。ステーキ食べてるみたいな。

 古書店を少し見て回って、九段下の駅から中野へ移動。ブロードウェイを見て回りました。その後は“
喫茶ルノアール”で抹茶フロート。まあ、昨年秋以来だから積もるハナシもいろいろありますよ。吉岡さんの結婚で、キ○ガ○になってしまったファンもいて、サイトはずいぶん荒らされましたし。

 私らも相当入れ込んでいたには違いないのですが、人生経験豊富な最年長組であります。(吉岡美穂ファンはオジサンが多い!)サイトを通じて知り合った友人も多く、彼女の人柄を反映してか、とてもいい人ばかりでした。また一緒にメシでも食いましょうと約束です。


2月10日(土) 肉球マッサージ

 肉球マッサージとは何ぞや?シャンプーする時、両手の五本の指を立てて、髪と地肌をゴシゴシ洗いますよね。それを応用して肩凝りの原因である背中(僧帽筋)をグニグニとほぐしてやること。私は酷い肩凝りなので、背中をほぐしてやる方法は分かってるんだけど、人に施術してやることしかできない。

 これは飼い猫が朝、ご主人を起こす時に、布団の上に乗っかって、前足でぷにぷにとやってくれる動作に近い。それで肉球マッサージと名づけました。残念ながら、私以外でやってる人を見たことはないです。ま、私はグローブみたいな太い指を持ってるし、握力も相当ありますからねえ・・・。

 秋葉原まで出たので、帰りにカレーを食べて帰ろうと、6番線にあるそば屋“田毎”(たごと)でカツカレーを食べて帰りました。そば屋さんのカレーだから、とんかつは揚げたてじゃないです。が、それは仕方のないこと。お家風のこってりとしたカレーとうまく合うんです。みんな食べてる人気メニュー。

 聞くところによると、“Fそば”でカレーを注文すると、そばやうどんをゆがく鍋に、レトルトパックがとぽん!と投入されるとか。ひどいハナシです。立ち食いそば屋さんでも、きちんと手作りのカレーを仕込んでいる店は多いのですよ。私が美味そうに食べてると、後から入ってきた客に伝染するようです。


2月9日(金) くたびれました

 通常の業務の他にエクセルの計算式を作ったり、飛び込みでOCRのシゴトが入ったりして、今週はかなりタイトでした。フレックスですが10時頃には出社したいもの。今週は12時過ぎに出社したこともありました。いかんのです!残業するくらいだったら、早く出社した方がずっといいのです。(喝!)

 夕方6時過ぎに本社へ原稿を届けた後、神田神保町の“まんてん”でカツカレーを食べて戻りました。並盛なんですが、ご飯の量はかなり多い。ご飯の上にカレーをかけて、その上に揚げたてのとんかつを載せます。順序が逆?いいえ、その上にもう1回カレーをかけてくれるんですよ。(揚豚!)←カツと読む

 事務所に戻ったら、出版社の方から直送の“鰹のたたき”を頂いたということで、酒盛りが始まっております。いや、鰹のすんごい分厚く切ってあること。ほっぺたがとろけて落ちそうでした。その後さらに茗荷谷まで移動して、菜の花のおひたしや、豆腐鍋などを食べて今週はシメです。おつかれさまでした。


2月8日(木) よぶんなお金は要らない

 明け方までかかって完成させたエクセルの計算式を、出がけに事務所へ送信しようとしたら気がつきました。
 ない!
 デスクトップを整理した時に捨ててしまったようです。ガビーン!

 さいわい事務所には、つくりかけ段階の計算式が残っていたので、担当の先生の意見を取り入れて再び完成させましたけど。昨日までの試行錯誤の時間を省略できたので早かったです。やれやれ、大ポカをやってしまったワイ。

 今日もシゴトはキツかったです。黙々とこなしておりました。夕方に画家のD先生がみえたので、純米焼酎をよばれながら、オーディオの話やらいろんな意見を交わしました。おつまみの差し入れも美味しかった。

 現在のオーディオ製品には、何百万円の値段が付くものがありますが、そんな大金を積まなくても、じゅうぶんいい音でコンポーネントを組むことができます。好みと目的さえしっかりしていれば、ですが。

 何百万円のオーディオ聴いている人って、耳がいいのかな?何も分からずに大金を積んでるだけじゃないのかな?極端な例ですが、オーケストラの演奏会で奏者が1人、音を間違えて演奏したとします。

 何百万円のオーディオ聴いている人→分かんないんじゃないかな??楽器演奏の経験ある人→たぶん分かると思います。当たり前ですよね。分かんないものを、すごいすごいといっていてもしょうがない。

 ロレックスの時計は要らない、千円の腕時計でじゅうぶん。高級外国車を独りで乗り回すより、ポンコツの車で友達とドライブに出かけたほうがずっと楽しい。むしろお金で買えないものの方が価値があります。


2月7日(水) エクセル(完成)

 うえっ!もうこんな時間(午前4時過ぎ)ですか。今朝は早起きできませんでした。夜更かしもほどほどに・・・。今日は飛び込みでOCRのシゴトが入り、めっちゃ忙しかったです。スキャンする人、パソコン画面で文字校正する人、プリントアウトした紙面で校正する人、と作業を三つに分けました。でもシゴトがはかどったのは、“WinReader PRO”のお陰です。

 12時少し前に帰宅して、こんな時間まで何をしていたかというと、実は昨日の続き・・・。本社からエクセルのフォーマットは頂いたのですが、期待したほど凝ったつくりにはなっていない。それで、小数点以下四捨五入の関数も設定が分かったので、未完成だったフォーマットを完成させたのです。本の値段を入れるだけで、全部、自動計算してくれます。

 後は担当の先生にチェックしていただきますか。消費税・原泉は四捨五入でいいのかな?私たちがふだんお店で品物を買うときは、切り捨てで計算してましたよね?あ、今は税込価格で表示してるんだっけ。まあいいや、どっちにしろ変更することはそんなに手間ではありません。眠いです。早く寝ないと明日が起きられない。寝ます、寝ます。


2月6日(火) エクセル

 印税の申請書を作ってもらえないか、と頼まれシゴト。エクセルの計算式(フォーマット)を頂けますか?と訊いたところ、貰えたのは1枚のコピー紙。「こんな感じで作ってみて」ですか。エクセル触るのは何年ぶりだろう・・・。それでも、以前、フォーマット作った経験があるので、朝早くから悪戦苦闘して、午後には大体のカタチができました。

 そしたら、編集部の別の先生がやってきて、「あ、これなら本社で業者に作らせたのがあるよ・・・担当の先生が知らないだけだよ」と言われてしまいました。ガビーン、私の芸術作品が無駄になってしまった。いや厳密には、小数点以下四捨五入の原泉を引いた額が“マイナス1”になってしまう、この計算式が未解決だったのですが。

 原泉の計算式、4年くらい前に作った時はできたんやけど、どうしても思い出せません。まあいいや、明日データを貰うことにしよう。どんな仕組みになっているのか調べてみよう・・・勉強にもなるでしょう。トラブルは、“生半可に出来てしまう”という悲劇です。出来ない奴は電卓叩いて、何度も清算しないといけないですから。うぐぐ・・・。


2月5日(月) いろいろと・・・

 先週、発送したゲラが既に半分以上戻ってきてます。シゴト、シゴト、校正、校正、朝からがんばりましたよ〜!シゴトの後はお酒呑み・・・今日もほどよく酔っ払って帰ってきました。うぃぃん。

 先週の本郷クラブは懇親会の準備だけして、先に抜けさせてもらったのですが、チラと小耳に挟んだのです。実はその後の二次会会場に、先月の酔っ払って悪態ついたお婆さん、ひょっこり現れたそうです。

 実はこの方、講演会の定時に来たことは一度もありません。いつも遅刻・・・というか、講演の終った頃に顔を出し、懇親会や二次会のみに参加する。昨年10月の講座から今月で4回目、確信犯か?

 二次会の後、何人かの常連さんとともに、新宿へ呑みに出かけたそうですが、支払いの時になって、誰もお金を持っていない!ということで一悶着あったそうです。いい大人たちが何やってんだろ・・・。

 そんなハナシを聞かされてげんなり・・・。喧嘩両成敗とはいうが、あのお婆さんは出入り禁止だな。本郷クラブ事務所や、何人かのメンバー宛で小うるさく電話もかかってきていました。

 私は名刺を何枚も渡しているけど、とりあえず電話はかかってきてません。来るなら来てみやがれ!ってのもあるんですが、いきさつは事細かに記憶しております。たぶんかかってこないと思います。


2月4日(日) 休肝日

 昨日はかなりの量を呑んでしまったので、本日は休肝日です。何もしません・・・本当に何もしなかったなあ。インターネットで先週観損ねたテレビアニメを拾っていました。明日は出勤だから、少し早めに起きて洗濯をしよう。うん、そうしよう。

 何だか甘いお菓子が食べたくなってきました。チョコパイとか甘いお菓子が好きな友人がいるけど、何となく気持ちが理解できたような。そっか、ココロが疲れているんだな・・・と。来週また遊びに行ってみましょうか、チョコパイ持参で。


2月3日(土) 久しぶりのオフ会

 午後2時から文京区民センターにて、本郷クラブ2月例会が行われました。講師は歴史家・岡田正人先生で、 『本能寺の変』を語る と題した講座です。いつもと違ってこの日は、机を講師に向かって正面向くように配置。学校の教室みたいな感じです。テキストを別売¥500にて配布し、非常に中身の濃いお話が聞けました。

 いつもの常連ばかりでなく、月刊・歴史読本に広告が出たこともあって、何人もの歴史ファンが来場されました。私は昨日連絡を頂いて、急遽、間に合わせのカメラマン。しかし、フィルム代が頂けないので、光学一眼レフは使えない。
骨董デジカメを持ち出すこととなってしまいました。でも、やっぱり拙かったな。

 屋内撮影はまったくダメなこのデジカメ。最新の携帯の方がよほどキレイに写ります。自分の腕が悪いみたく思われたら嫌なので、写真は載せません。98年発売のデジカメですから、約10年前のシロモノだと思ってください。パソコンだって、もはやWindows98では性能が低すぎて、満足に使用できないでしょう。

 ちなみに
2005年8月の日記に載せている写真、このデジカメは借り物です。一眼レフではありませんが、かなり高価なもの。最近だと4〜5万円のデジカメでも、1千万画素で手ブレ補正機能つき。実際に撮ったものを見せてもらっても、一眼レフと比較して遜色ないです。しかし4〜5万円が捻出できないぞ。(笑)

 この日は新潟から出てきた友人と約束があり、本郷クラブ懇親会は抜けさせてもらいました。新宿のディスク・ユニオンで待ち合わせ、初めて会う友人とも連れ立って久しぶりのオフ会です。最初は“さくら水産”で、後半戦は“サントリー・バー”。ウィーン音楽の話題で盛り上がりました。ついついメロディーを口ずさんでしまうほど。


2月2日(金) カレー調査

 神田神保町にある
ボーイズカレーで昼食。カツカレーを食べてきました。普通の洋食屋さんのカレーです。でも玉葱の甘みが出ていてスタンダードに美味い。カツも揚げたてで柔らかでした。皿からこぼれんばかりに、キャベツが乗っかっているのもいいです。この部分だけソースをかけて、箸で食べることになるのですが。

 う〜ん、★★★★いっちゃおうかな?キッチン南海の黒カレーと対照的な、甘みのある黄色いカレーは癖になりそう。値段もリーズナブルで、店内には女性客の姿も見られました。女性には、「辛いカレーは苦手」という人もいますから。よほどお気に入りでもなければ、こんなカウンター席のお店には来ないですよ。

 午後からとある事務所にお伺いして、購入したばかりのパソコンのセッティングです。はい、何時だってトラブルはやってきます。LANケーブルを繋げばインターネットはできます。Outlookの設定を済ませ、メール受信もできます。ところが、メール送信のみ行えないのです。謎だ?いったいどうしたことだろう?

 プロバイダに確認したところ、契約者の家庭ではなく、別のLAN経由でメールを送信する場合、SPAM防止のために特定のポートを閉じているんだそうな。他人のメールアドレスを偽って送信する業者がいるため、ごく最近、サーバの設定を変更したようです。トラブル解消・・・そしてまたひとつ勉強になりました。

 トラブルに時間を取られてしまったので、セットアップは7時過ぎまでかかってしまいました。最新パソコンでもインターネット経由のプログラム更新は数多くあります。その後はお酒を呑みに連れていってもらいました。立ち呑みのお店でしたが、雰囲気も愉しく、最後に呑んだ冷酒は格別に美味かったです。


2月1日(木) 『英語完全征服』

 映画サービスデーなのに忘れていました。夕方、事務所に顔出して、講演会の抽選券をちょこっと作成して、焼酎をちょろっとおよばれして、マクドナルドでいつものメニュー(¥300)を食べて帰ってきました。

 IPラジオのメンテナンスで時間を費やしてしまいました。本日はDigitally ImportedおよびSKY.FMのメンテナンス。インターネットラジオとしては老舗であります。最初の頃はISDNで繋いでたもんなあ・・・。

 当時は32kbpsなど高音質で、20kbpsくらいが平均でした。56kbpsはしょっちゅう止まってしまうし。今や96kbpsや128kbpsが当たり前。CDと変わらないくらいの音質で聴けちゃいます。

 BIGLOBEストリームで『英語完全征服』(PLEASE TEACH ME ENGLISH)を観ました。チャン・ヒョク、イ・ナヨン、アンジェラ・ケリー、キム・インムン、ナ・ムニ出演、キム・ソンス監督。(2003年韓国/1時間53分)
公式ホームページ

 1時間50分強というのは辛い!前半はかなり冗長でした。架空の映像や、画面にアニメを挿入することで時間稼ぎをしているみたい。韓国コメディーは体当たりの演技が迫力なのです!小細工はやめましょう。

 何だかな?1時間30分くらいに切り詰めて、クスクスとワハハハが交互に来るよう、メリハリ付けて欲しかったです。ずいぶん勝手な言い分かも知れないけど、同じように感じた人もあるのでは?と思います。

 イ・ナヨンが瓶底メガネをかけてブス役に挑戦。本当はものすごい美人なのに、キレイだな?と思わせる部分(水着シーン)が0.5秒くらいしかない。“いい女”に変身してほしかった。男性諸氏は期待していたのです。

 英会話教室の雰囲気はよく出てました。先生が美人だと、俄然やる気が出るのは真実。(体験談)教師役のアンジェラ・ケリーは出演作がこれのみ?ナオミ・ワッツとキャラ被りますが、いい役者さんだと思います。


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