Afia Beach Resort @May/'09 Accra, Ghana ホテルのテラスレストランからギニー湾(大西洋)を望む 4月にタンザニアに出張した足でガーナのアクラに今年に入って三度やってきた。 宿泊していたキッチン付、市内のホテルが5月1日以降取れなくなり、急遽ホテルを移った。 友人から紹介して貰った海岸淵のプチ・リゾート・ホテルだ。 クレジット・カードが使えることと、インターネットが通じることを確認して移った。 部屋にキッチンは付いていないが、ホテルには小さいながらテラス・レストランも付いていてとても感じが良い。 ガーナの海は今一青い色が出ないが、波の音を聞きながら眠りに入るなど少しロマンチックでもある。 友人の薦めるだけあってなかなか良い。 ところがインターネットの繋がりが初日だけは良かったが、後の2日はさっぱりだった。 リゾート・ホテルだ、滞在も土日と月曜日の3日間だから文句は言うまい。 ホテルの部屋はコテージ風に海岸側に並ぶ このプチホテル内のテラス・レストランがとても感じが良い。 ホテルのロビーを抜けるとそのまま丘陵地に張り出したテラス・レストランがこじんまりと円形の屋根の下の佇む。 テラスのテーブルからはギニア湾の打ち寄せる白く砕ける波打際が展望できる。 海の色が少し鉛がかっているのが残念だが、十分リゾート・ホテルの雰囲気を味わえるのである。 テラスの直ぐ下には南国の木々に囲まれた客室(コテージ)が10数棟赤い屋根を見せて点在する。 何とも優雅そのものだ。 軽いジャズ音楽が波の音に掻き消される程度の音量でBGMとして流れてくる。 部屋数が少ない割りに宿泊客が絶えない。 私はこのプチ・リゾート・ホテルに4日間滞在しようと予約を試みたが、3日しか取れなかった。 泊り客はツーリストが殆どだ。 私のようなビジネスマンはいない。 最近はツーリストでも携帯パソコンを持ち歩く人が多い。 ここのテラス・レストランに座ると、誰かがパソコンを持ち込んでいる。 友人や家族とのメールやスカイプでの連絡は既に国境を無くしつつある。 ホテルゲートから車寄せ、エントランスを見る 赤い屋根は南欧を、丸い建物はアフリカを思わせる ビーチに直結するホテル部屋 屋根に降る雨水はタンクに溜められ、飲料水以外のホテル用水に使われるエコ設計である ホテルのオーナーは古美術の収集家だそうだ。 ロビーの横に小ぶりなギャラリーがある。 そこには様々なアフリカの古美術品がセンス良く配置されていて、観るだけでも楽しい。 素朴なタッチながらも芸術性豊かな作品が多い。 オーナーの趣味は相当良さそうだ。 販売も兼ねているらしい。 それぞれに値札が付けられているのだ。 相当高い。 中には購入したいと思うものもあるが、高値とその大きさで諦めざるを得ない。 何れも大きいのである。 狭い日本のマンションには置く場所も見つけることはできず、また似つかわしくないに決まっている。 これらの芸術品は置く場所の品位を問うのである。 既に多くの家具等で埋め尽くされた日本のリビングには、残念ながらその居場所を見つけることはできない。 ホテルにはオーナーが収集した古美術品ギャラリーが併設されている ギャラリー内部の展示 ギャラリー内部の展示 ギャラリー内部展示 アックラ市内の露天フルーツ屋 この写真は今回のタイトルとは直接関係ないが、目抜き通オス地区のスーパーの前の果物露店。 土地の果物は比較的安く手に入る。 この界隈は大手高級スーパーの前に当たる。 スーパーでは野菜、果物も売っているが、何れも輸入ものの高級、高価な品物を主に扱う。 露店との住み分けはちゃんとできているのである。 スーパーではバナナは売っていない。 このような露店で買うと言う訳だ。 バナナを数本買おうとすると、店主のおばさんが有無を言わせず、一房買わされてしまう。 実にしっかりしている。
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