National Gallery
@Oct/'00 London, UK


ゴッホ作: ひまわり 



英国ではなぜか、名だたる芸術家(画家)が多くは傑出されなかった。 フランス、イタリア、スペインにはそれこそ掃いて捨てるほど居るのに。 そんな訳で、英国で美術館へ行くと言う感覚は今まで起こらなかった。 しかし、長く英国にいる友人から、National Gallery は一見の価値がある、しかも無料、と聞いて行ってみた。 確かにすばらしい。 案内書にいみじくも書かれている。 ある芸術家の作品に偏ることなく、総なめ式に偉大な芸術家の作品が生で見られると。 それは裏を返して云えば、過って英国に偉大な画家が傑出しなかった故に、総なめにならざるを得なかったとも云えるのではないだろうか。 




小雨に煙るトラファルガー広場とナショナル・ギャラリー



前置きが長くなった。 展示されている作品は、どれも素晴らしいものばかりだ。  レオナルド・ダ・ビンチ、ラファエロ、ルーベン、ゴヤ、ボッチェリー、レンブラント、ルーカス、エル・グレコ、モネ、シャガール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ターナー、ベラスケス、ティチアン、ピカソ、 およそ名だたる画家の作品が見られる。 あのゴッホのサイン入りの ”ひまわり” も、惜しげもなく、他の展示物と並べてある。 ロンドンでの時間潰しにはとても贅沢な空間に違いない。




ターナー作: Fighting Temeraire




15/Oct/'00 林蔵 @London UK (Updated on 31/Oct/'08)#026

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