[世界遺産 Oldtown of Segovia and its Aqueduct, 文化遺産 1985年登録] セゴビア(Segovia)はスペインの都市。カスティーリャ・レオン州セゴビア県の県庁所在都市である。 スペインの中央部からやや北よりにあり、マドリッドから1時間の距離にある。人口54,945人。
イスラム支配の時代にはSiqubiyyah(アラビア語ではシャクビーア)と呼ばれた。旧市街は長く狭い高台の上に壮大に位置している。 カテドラル、古代ローマの水道橋、美しいおとぎ話にでてきそうな古城などの文化遺産があり、眼下には田舎の景色が広がっている。
セゴビア旧市街とその水道橋として世界遺産に登録されている。(Wikipediaより) グランビアからスペイン広場を通り、王宮の側を下る。 そこはマドリッドに幾つかあるスペイン国鉄の終着駅 Norte駅だ。 ここにはバスセンターも併設されていて、スペイン各地へ向け長距離バスが発着する。 今日はマドリッドから日帰りで行けるセゴビアへ行ってみよう。 セゴビアの古城はデズニーランドのシンデレラ城のモデルなったそうだ。 またこの街はスペインではローマ時代の面影が最も色濃く残された街とも言う。
狭い石畳の路地をアップダウンすると、突然視界が開ける。 レースカテドラルが開けた視界の真正面にその優美な姿をそびえる。 時間の都合で中には入らなかった。 外からその石造りの渋い輝きと繊細な美しさを放ち続ける教会を眺め楽しんだ。 教会の前の広場では、小さなお祭りのような雰囲気、民族衣装の老若男女がフォークダンスにいそしみ楽しんでいる様子。
更に曲がりくねった路地を進むと、最大の見物 Al Cazar城が崖縁にへばり付くように建てられている。 この古城は崖の下へ降りて見上げるとその美しさと険しさをこと更感じることができる。 内部は歴史資料館になっており、多くの武器、拷問具が展示されている。 生き延びると言うことは、戦いの連続だったと言うことを改めて思い起こされる。 この原理は現在にも生きており、平和を望む一方で軍備を怠らない現実がある。
20/Mar/'94 林蔵@Madrid Spain (Updated on 09/Aug/'13) #095 |
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