朝散歩
@May/'11 多摩, 東京


宝野公園: 桜の季節は見事な桜並木を楽しむことができる


散歩の習慣は2006年7月アルジェリア出張から始まった。 アルジェでは散歩は仕事を終えた後、夕方ホテルから山(丘)を2つ越えアルジェの市街中心地へ行き夕食を取って再びホテルへ戻るのが日課だった。 1ヶ月後、リビアへ移動後も同様な習慣が続いた。 その年はリビアの後、インドネシアに移ったが、此処で散歩の時間は朝になった。 6時から7時までの朝食前の1時間。 その後、イラン、スリランカ、モーリタニア、ケニア、ガーナと移り住んだが、何処へ行ってもその習慣は続いている。 そして今年7月から、私は日本に居る。 一度着いた習慣は身体の記憶から簡単には消え去らない。 今住んでいる東京の郊外は公園や植え込みが多く、散歩には結構向いているのが幸いしている。  
 




散歩の始まり: マンションの裏玄関から出る


若い頃、百姓で鍛えた身体である。 身体には丈夫と言う自信があった。 事実、このかた入院にいたる大病はしたことがない。 だが還暦が過ぎ、長いサラリーマン生活に終焉を迎えた今、やはり歳にはかなわないと感じるようになった。 努めて摂生に心掛けるようになったのである。 朝の散歩もその一つ。 毎朝、雨が降っても合羽を着て出掛ける。 6時から7時過ぎの1時間余りのウオーキング、外国での一人暮らしと変わらぬ一日の始まりパターンである。 朝散歩の歩数は8,000歩程だ。 これに普段の生活歩数が加わると1万2~4千歩になる。 歩数計は、以前万歩計をベルトに着けていたが、今はAUの携帯がその役目を担っている。 最近の携帯電話は様々な機能が付いていてとても便利だ。 この携帯に組み込まれた歩数計、中々優れもの。 午前0時にはリセットされて、しかも記録されるのである。 




鶴牧東公園: ここでは時折、野外ジャズコンサートが開催される
この小高い丘の上に昇るとほぼ360度の展望があり、遠く富士山と丹沢連山が南側にに一望に見渡せる



マンションの周辺を歩くと、この30年程前に造られたニュータウンが如何に贅沢に土地を使っているかが良くわかる。 先ず何処まで歩いても車道とクロスしない。 広い歩道はバリアーフリーのブリッジで結ばれており、車道は歩道橋の下を通る設計になっている。 建物と建物の間隔が十分取られ、そのスペースは植え込みや樹木帯で覆われている。 どこか西洋の町並みを思わせる雰囲気がある。 このインフラを維持する為か住民税は高いが、この贅沢さを思えば余り文句も言えまい。




鶴牧東公園: この小道が宝野公園に伸びる


運動は数ヶ月続けると効果が目に見えてくると言う。 日本での朝散歩ももうすぐ一年が過ぎた。 するとどうだろう、体重が68kgから63kgに減少した。 実に5kgの減量である。 効果覿面と言ったとことだろうか。 心身の刺激の為にも、次の活動に備えこの習慣は暫く続けなくてはなるまい。




恐竜橋: 多摩は歩道と車道が完全に分離されている
車道は橋の下を通り、住居区はバリアーフリーの歩道橋で結ばれている、格好の散歩道となる




歩道橋から車道を見る: 車道は両脇に樹木帯を備え夏場が太陽光を遮ってくれる



豊ヶ丘の図書館手前の歩道: まるで林の中に居る錯覚を受ける



貝塚公園: 朝散歩の折り返し点



貝塚第7緑地: 此処から貝塚南公園(野球場)へ繋がる




貝塚南公園: 左手は野球場




豊ヶ丘南公園: 噴水池がある




豊ヶ丘南公園: 中央に噴水池




どんぐり山公園




宝野公園: 左手に野球場、その先はトップの写真に掲載した桜並木




宝野公園入り口




宝野公園からイチョウ橋を望む: もう直ぐ我が家へ到着する




イチョウ橋を渡ったところ: 銀杏の時期には銀杏を拾う市民を良く見かける




イチョウ橋横の小道: 四季折々の草花を住民の人々の手で育てられている




鶴牧東公園に戻ってきた




階段を下りて車道脇の歩道へ: 朝の散歩の終点地、此処からマンションの裏口へ戻る


























林蔵@朝散歩in多摩 09/May/'11 (Updated on 9/May/'11)#399
  

{林蔵地球を歩く}[頁の始めに戻る]