元旦ツーリング2010 @Jan/'10 Miura Kanagawa 城ヶ島、京急ホテル前にて 久しぶりの元旦ツーリングだ。 2010年元旦、快晴。 ガーナからの一時帰国、日本で正月を迎えることができた。 数年、お預けになっていた元旦ツーリングの誘いが友人からきた。 願ってもない誘いである。 偶の日本である、家の都合や所用が山ほどあるに違いないが、そんなことには目も向けず二つ返事で同行に合意した。 行く先は三浦半島の先端、城ヶ島。 城ヶ島大橋、通行料50円(バイク) 友人の家に8時半集合だ。 元旦の朝、交通量が多い筈がない、我が家からは30分もあれば十分の距離である。 8時きっかりにマンションの駐バイク場からバイクを転がし出す。 騒音対策からマンションの駐バイク場ではエンジンを掛けることが禁じられている。 駐バイク場の自動ドアーを抜け、マンション沿いの歩道をエンジンを掛けないで少し下る。 エンジンを掛けなければバイクは歩道を転がしても良いのである。 東側のメインロード迄来た所でおもむろにエンジンを掛け、ゆっくり走り出す。 途中意外に信号ストップが多く、友人宅に到着したのは8時半を過ぎていた。 地理に詳しく、抜群の土地勘を持つ友人が先導役だ。 七里ガ浜: 江ノ島、腰越、富士を望む 国道16号から、高速、横浜横須賀道路に入る。 昨年来、暫く使用していないETCは料金所で旨く動作するだろうか。 少しの心配はあったが、ゆっくりゲートに進む。 ゲートは完璧のタイミングで開いた。 ハイテク・システムを肌で感じる快感の瞬間である。 横浜横須賀道路のPAで小休憩。 ここまで、順調にクルーズ、友人の家を出てから、丁度1時間だ。 自販機のドリップコーヒーを頂く。 会社の自販機では90円だが、ここでは、200円と少し割高感がある。 だが冬場、一時間のクルージング後に飲む一杯の暖かい珈琲は格別だ。 城ヶ島には10時半到着。 マンションを出てから137km。 京急城ヶ島ホテルの駐車場に入った。 ここは島の西端に当たる。 眼前には伊豆半島と富士山が紺碧の相模灘の冬海に浮かぶ。(頁トップの写真) 絶景である。 トライアンフ、トロフィー、900cc @京急城ヶ島ホテル 帰路は一般道路を葉山、逗子、鎌倉、江ノ島と海辺の素晴らしい景色を堪能しながら、ゆっくりと鉄馬を駆る。 海と陸と道路が織り成す景観は実に素晴らしい。 この非日常体験が脳に与える刺激は強烈である。 旅と言える程の遠出ではないが、ここに旅共通の魅惑を感じることができる。 サザンビーチの少し先にある和食ファミレス夢庵で昼食休憩。 ここで、思わぬ失態を呈す。 ここ数年、途上国での外国暮らしに慣れていたのであるが、レストランでの携帯電話等言うまでもなく日常茶判事、何の躊躇もなく気掛かりだったヨルダンでのボランテイア時代の仲間に電話を掛けてしまった。 電話で話し出すと、周囲の空気が見えなくなる。 友人からサインで知らされる迄の数分間、レストラン(ファミレスではあるが)内の他の多くの方々に不快な気分を与えてしまった。 反省しきり。 友人の実に安全で気の利いた先導と素晴らしい元旦の天候に感謝と喝采。
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