小田原市総合防災訓練 @Aug/'11 小田原、神奈川 KRB隊員による会場へ医薬品搬送訓練 毎年9月1日の防災の日を前後して、全国各地で防災訓練が実施される。 8月末、小田原市の総合防災訓練が小田原市消防署隣の広域避難広場で実施され、神奈川レスキューサポートバイクネットワーク(KRB)も参加した。 私は今でも長く住んでいた神奈川のレスキューサポートバイクネットワーク(KRB)に所属しており、神奈川県の防災訓練に参加することが多い。 現在の住居は多摩市であるが、神奈川県は地域的には同じと言える。 前々日の局地豪雨に比べ多少雲が出ているが比較的良好な天候に恵まれた。 今年の会場は狭いこともあり参加其々の団体の人数に制限が加えられている。 我々KRBに割当たらた参加人数は4名迄だ。 手を挙げた順番と言うことで私も参加する幸運に恵まれた。 小田原市民による井戸水搬送訓練 8時半、小田原消防署裏の駐車場が集合場所である。 自宅を6時に出発、西湘バイパスを右に相模湾を眺めながら快調に走る。 国府津ICで降りる。 国道一号を横切り、東海道線を潜って直ぐの信号、富士見橋際の信号を左折すれば、小田原消防署へは巡礼街道を一直線だ。 道路左側のミニストップ、ホテルみくに鴨宮が目印だ。 余裕を持って集合場所に到着することができた。 会場内の展示 既に先輩隊員の方が見えている。 我々の出動予定時刻は9時半だと言う。 要請により仮避難所に医薬品を搬送すると言う訓練シナリオである。 待機場である消防署裏の駐車場にバイクを停め、模擬医薬品の箱を受け取り、搬送出動の準備をする。 そこには出動の順番を待つ様々な団体の緊急支援・復興の車両が待機しいている。 自衛隊、電気会社、ガス会社、通信会社、運送会社、ボランテイア団体等、様々である。 このような訓練に参加して毎回感じることだが、訓練のシナリオそのものは実際の災害発生時には何ほども役立つものではなかろう。 しかし、その積み重ねが実災害時に様々なシナリオに瞬時に頭の中で書き換えられ応用され、思わぬ力を発揮するに違いないと言う思いだ。 そして、多くの人々や団体と顔見知りになり、つながり、連携ができることで、これまたいざと言う時の大きな力になる筈だ。 人は人とのつながり、ネットワークで生きるゆえんである。 NTT災害復旧バイク隊のデモ KRBバイク隊、待機場で出場待機 小田原消防、新型はしご車による消火活動デモ 会場の海抜、10.9m表示 小田原市民避難訓練 午前中に小田原市の総合防災訓練が終了した。 午後は、9月4日に予定されている(実は台風12号の襲来で中止になった。)9都県市総合防災訓練の最終下見に行く。 13時に、KRBの本部を設置する予定である松田町役場に集合だ。 小田原消防署から移動の途中、コンビニに寄り簡単な昼食を取る。 最近のコンビニはイートインの設備を備えているお店が増えている。 夏場バイクジャケットにヘルメットを被るとその中の暑さは大変なものである。 今回利用したコンビニにもイートインの設備があり、ありがたいことに、涼しい場所でお昼を頂くことができた。 最終下見の場所は2ヶ所、山北町清水小学校と仲井町役場だ。 いずれも広域避難場所になっている。 松田町役場からは、それぞれ西と東の方角にほぼ同じ距離の位置にある。 このように拠点を廻るのも、実災害時に大変役立つ。 場所の確認、その周辺の地形等の確認、アクセス道の確認、途中の危険場所の想定等。 山北町、清水小学校(広域避難場所) 仲井町役場(広域避難場所) 本日も無事訓練、下見を終えることができた。 多くの仲間と共に行動でき充実した日を過ごすことができ、感謝。
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