インターコンチ、マナマ
 
@Nov/'13 Manama, Bahrain


車寄せ脇: 各国語で書かれたウエルカムボード


今回の宿は、少し贅沢、インターコンチ、マナマだ。 ネット予約サイトのポイントが溜まっていて、一泊分フリーになったのでいつもの四つ星から五つ星に格上げしたという訳。 ここのラウンジカフェがお気に入り。 時間を選べばグランドピアノの弾き語りを楽しみながらカプチーノをいただける。 もちろん今回もそのリッチな時間は外さない。



ホテルを出た広場: 誰かが毎日パンくずを大量に運んでいるようだ
夥しい鳩が集まる



昨夜マナマに到着した。リヤドでは、予約してあった国際直通バスに乗り遅れた。何時ものパターンが始まる。一種の快感を感じるのは変態の気があるのだろうか。二時間後、国境の街コバール行きバスに乗せて貰った。世界最大規模を誇る石油会社アラムコ社の本拠地コバール。バスターミナルで見知らぬフィリピン人と乗り合い白タクを捕まえる。海上ハイウエーを国境に向かう。白タクはサウジ側の街コバールとバーレンの首都マナマを連日行き来している専門の運び屋(プロ)。深夜、無事宿舎のインターコンチ、マナマに到着。レイト チェックインになったが、ハムセンジュール(五つ星ホテル)のレセプショニストはあくまで丁寧。「お帰りなさい、池田様。お部屋を準備してお待ちしていました。なお、お支払いは既に完了していますので、ご安心ください。」部屋にはウエルカム メッセージとチョコレートが置かれていた。ハムセンジュールの特徴であるバスルームに置いてある体重計に乗る。67.5kg。夕食抜きでバスとタクシーに乗っていたので、1kgほど減っている。



シーサイドアパート群: 埋立地に新しく立ち並ぶ高級アパート



翌朝、普段よりは贅沢なホテル朝食をゆっくり楽しんだ後は、シテイーセンターを目指す。お目当てはシネコンだ。 今日はキャップテン・フィリップスを見ることに決めている。ソマリア沖で、海賊に襲われた貨物船の船長が九死に一生を得た実話に元ずく映画だ。ソマリヤの海賊は元は貧しい漁師だ。漁場のアフリカ沿岸沿いのインド洋が外国からの大型漁船の乱獲で不毛になり、陸地の干ばつと合間って貧困がはびこり、国内は無政府状態の混乱を来たしている。彼らは生きる伸びる為のやむに辞めない海賊行為に出ている。映画は、そんな海賊に人質として捉えられた船長が、海賊とともに密室のような救命ボート内でのシーンがずっと続く。そしてお決まりの米国の怒涛のごとくつぎ込まれる強大な海軍力。最後には海軍の特殊部隊シールの登場。海賊は、シールの標的となり、一瞬の隙を突いて全員一瞬に狙撃される。そして船長は救出される。救出ボート内では海賊と丁々発止のやりとりをして居た船長だが、救出された米艦艇の医務処置室で、プロの女性軍医のいかにもプロらしい、一糸も取り乱さないが適格で優しい取り扱いを受けた途端に、これまでの恐怖が一気にこみ上げてきて身体がブルブル震え出し、息も絶え絶えになる。そんな状況を百も承知の女性軍医のプロの態度、しぐさが実に対照的で見応えがある。女性のつよさ、凄味を見せつけられた想いだ。



エコビル: 夜景






エコを無視した開発に対する批判記事
隣国のEAEやカタールはいずれ枯渇する石油資源の先を
見越して金融センター、リゾートセンターを砂漠の中につくり上げている、
バーレンのそれを見習っているわけだが、
はたして、莫大な維持エネルギーが必要な不自然なユートピアは持続可能なのだろうか


 
       


ホテルのデスクの引出
開けるとメッカの方向(お祈りの方向)が示してある
小さな裁縫セットもある









漁港
開発中のファイナンシャル・エリアに接する
手前は小公園
夕刻になると独身男性(出稼ぎ外国人)がぞろぞろこの公園に集まる



翌日、例の朝ランに出かける。 南相馬市である野馬追いの里健康マラソンはもう来週だ。 帰国早々、成田から直接向かうことにしている。 さて、今日は北の小島にある空港迄走ろう。 高速道路沿いだが、休日の早朝は車が少ないので走りやすい。 淡路島程度の国なので空港は小さい。 空港駐車場ではラクダのアートが出迎えてくれた。 到着ロビー(地上階)には小ぶりなカフェが数店舗営業している。 カプチーノとミニピザ(本当に小さい)を注文。 ランニングスタイルだが、許してももらおう。 お客は、インド人の女性が2名(親子かな)。 隣のキオスクには、花屋が花束を大きな籠に入れて抱えてきた。 早速アラビア衣装の男性が赤いバラの花束を買い、妻(恋人)にあげていた。 






今回の朝ランは空港へ向かった、
宿舎のホテルはメイン島にあるが、
空港はメイン島の北側に浮かぶ小さな離れ島にある
小国なので空港の規模も極めて小さい





空港: ラクダのアート




空港: ラクダのお出迎え




空港へ向かう道沿いにある、民芸展示(人形)













林蔵@Manama Bahrain 15/Nov/'13 (Updated on 27/Nov/'13)

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