マナマ Apr/'14
 
@Apr/'14 Manama Bharain


宿舎のタワーホテルから、ヨットハーバーを望む


五ヶ月ぶりである。 バーレン王国マナマにいる。 週一便のSAPTCO社のサウジーバーレンを結ぶ国際直通VIPバス便に合わせた月一の週末小旅行。 今回の宿は、ネットで予約した海岸通りに面しているタワーホテルだ。 初めてのホテルである。 いつもの常宿は、この時期開催中のF1レースでこの街のホテル代は軒並み高くなっている。、予算内では部屋が取れなかった。 眼下にManama Marina Clubのハーバーが広がる。 ロケーションは最高。 格は3.5星程度であるが。 この小旅行の宿には充分である。 部屋も広い。 ベッドはお気に入りのキングサイズ、申し分ない。 部屋のミニバーカウンターには高級(40年前ヨルダン時代知ったジョニ黒とシーバスが、ここでは今も変わらず高級酒扱い。)酒の瓶が並んでいる。 隣国サウジからのお客目当てであることは言うまでもない。 サウジから週末、お酒類を求めて夥しい数の車両が海上ハイウエーの国境を超える。 酒類を殆どたしなまない林蔵には関係ないことだが。 



宿舎タワーホテルのロビーへの階段、エスカレーター



部屋には往年の高級酒の代表、
シーバス、ジョニ黒、ジョニ赤の瓶がテーブルに並んでいる
隣国からのお客目当てが見え見え



夕食は近くのピザハットに出かけた。 大スクリーンでTV番組を見せている。 ん、、思わず画面を見た。 林蔵のお気に入り女優ジュリア・ロバーツ主演のノッティンヒル(の恋人)が放映されている。 林蔵は特にこの映画には思い出が深い。 15年ほど前のことになるが、ロンドン時代、この映画の舞台であるノッテインヒルにアパートを借り住んだことがあるのだ。 週末毎に賑わう有名な骨董品街ポートベローにも近い。 下町の感も漂うが高級住宅街である。 それ以来、何度もこの映画を見ている。 DVDも持っている。 マナマでピザを楽しみながらこの作品にお目に掛かるとは思わなかった。 懐かしさがこみあげ、つい見入ってしまった。 ジュリアがロンドンでのロケ(仕事)が終わり、ロンドンを発つ前に名門サボイ・ホテルで行われる最後の記者会見の場、(恋人)ヒューの代わりに他の記者に、ジュリアが無理やり質問を繰り返させた場面が蘇る。 記者、”いつまでロンドンに居るのですか?” ジュリア、"Indefinitely" (ずっとロンドンに留まるわ。) 林蔵も誰かにそんな風に一度くらい言って貰いたいものである。



兎に角、中東ではクリケットが大人気
これはインド、パキスタン系の労働者の数の多さを物語っているのだろうか



そして最近では欠かせないのがサッカー、
少年達は、休日、車がやってこない駐車場でサッカーに興じる
フロアーが平らで、彼らの練習には広さも十分だ



この街でも休日は早朝ランニングをする。 前回から、この街でのランニングコースを変えた。 宿のあるデイプロマテック・エリア(大使館、外交官居住地区)から、空港があるバーレン本島東北部に浮かぶ小島へ渡り、空港GFでカプチーノを戴き、再び宿に戻るコースを取っている。 淡路島程度の大きさの国である。 空港はこじんまりとしている。 GFの(到着)ロビーにはカフェが2軒、小さなキオスクが1軒あるのみだ。 カフェ休憩後、再び島を右回りに伸びるメイン道路沿い走り、宿に戻る。 この小島は高いビルが殆どないので日陰が殆どないが、早朝の太陽が低い位置にある時間帯であれば、然程中東の暑さを感じることはない。 平和と健康に感謝。 



ピザハットは何処にでもある、
ここのピザハットの配達車はホンダバイクが活躍




 


シテ派地区(旧市街)
黒い色の旗が目印


 
       


シテ派地区のモスク(旧市街):
金色のドーム屋根にもシテ派の旗が翻る








漁港、その背景には開発が進む新興コマーシャル地区








City Center内部:
外光がふんだんに取り入れられているが完全空調
高級ブテイックが軒を連ねる、
ハイパースーパー、カールフール(仏系)が入る、20のシネマ劇場があるシネコンも収容されている
仏系だから映画の字幕はフランス語とアラビア語
上質レストランから、大規模フードコート迄揃っている、
ドイツの高級ホテル、ケンピンスキー(一泊400ドル以上)も同じ施設内に併設されている




映画ノッテイン・ヒル(和名:ノッテインヒルの恋人)のDVDジャケット
かつてロンドン時代住んだ場所
地下鉄(Tube)の駅はNotteing Hill Gate
ケンシントン・パークやハイド・パークは目と鼻の先に位置し
筆者は毎週末ランニングに利用させていただいた













林蔵@Manama Bharain 4/Apr/'14 (Updated on 7/May/'14)

[頁の始めに戻る]