マナマ・ウオーク May/2014
 
@May/'14 Manama Bharain


空港近くのジャンクションにある鷲像、
スイス時代、シンプロン峠で出くわした、雪山に羽を休め、イタリア側を鋭く見下ろす巨大な石鷲像を思い出す、



月例となったマナマでの休日朝ラン。 最近は本島の東北部に浮かぶ空港のある小島へ足を延ばしている。 だが、今回はウオークに切り替え。 前回の訪問以来、歳のせいだろうか、腰を痛めてしまい完治していないのである。 一応ランニングスタイルで常宿を朝の6時に出た。 この時間、陽はまだ東の低い角度にあるが急がなければ。 中東の太陽は高くなると、その容赦ない日差しは半端ない。 ウオークだからいつものランニング帽は今日はつば広のサファリ―風帽子に換えている。 



イタリアとスイスの国境、シンプロン峠に佇む鷲像 (1983.10撮影)





マナマの常宿(中央の高いビル2棟)
海岸通りの公園に面している
当たりにはビジネスホテルが乱立し、現在も何棟かが建設中だ



常宿を出、海岸通りのハイウエーを跨ぐ歩道橋を渡る。 海岸公園を左に折れる。 マナマ・マリーナ・クラブには大小のプレジャーボートが整然と並んでいる。 船外機の多くにヤマハ製が使われているのを見、様々な分野で活躍している日本企業の姿が見て取れる。 そしてNational Musiumの正面ゲートを過ぎると右手にMuharraq地区へ渡るCouseway Bridgeが見える。 橋を渡り空港のある小島に足を踏み入れる。 橋から下を見下ろすと意外に潮流が激しい。 引き潮だ。 小島を取り巻く高速道路沿いを反時計方向に歩く。 海辺のハイウエーは両側に広い歩道を備えている。 とても歩き易く爽快な気分が味わえる。 暫くすると、空港手前のDohat Arad Lagoon に植え込みやベンチの配備された感じの良い公園が広がってくる。 この時間(朝7時頃)、ジョギングをしている数名の市民の姿を見る。 同胞を見るようで心がはずむ。 この公園の区切れが、高速道路のロータリーになっており、頁トップに掲載した鷲像がロータリーの中心に酷く目立って空港方面を睨んでいる。 



常宿界隈、
コンビニ(Cold Store)と Gold Restaurant
看板も語呂も似ている



空港前のロータリーを回り、、戻りはManamaと空港を結ぶAirport Avenueのコースを取る。 普段走るルートと同じだ。 この街にも当然モスクは多い。 この街のモスクは、今いる街(リヤド)にくらべ、モスクがより街の景観に溶け込んでいるように見えるのはなぜだろう。 物々しい高い塀等無く、他の建物と並び自然と街並みに馴染んでいる。 



街の風景に溶け込むモスク


街の風景になじむモスク



 




漁港近くの道端で見た伝書鳩?の巣箱



マナマでは毎回訪れるCity Center(ハイパー・モール)にもウオーク。 林蔵の移動スタイルはあくまでウオークである。 余程の理由がない限り歩く。 宿からCity Center迄歩く人は土地の人でも滅多にいないに違いない。 King Faisal Highway沿いの海側を歩くが、先ず人に会わない。 歩道も途中で途切れるので、一部は高速道路を歩くことになる。 これから夏場になり気温が上がると、昼間外を歩く人はますます少なくなる。 ここでタクシー等を利用すれば地球を歩くと標榜する筆者の沽券に関わる。 今後も歩きとおそう。
       




King Faisal HW: ハイパーモールへの道(右側が海寄り)



街の小公園、
小舟のオブジェが湾岸の雰囲気を引き出す








City Centerにあるカフェ・ショップ Paul
とても雰囲気は良いが、東洋のおやじ(じじい)が一人で入る勇気はない
上品な御夫人の同伴がなければこの店のドアーは押せそうにない
毎回恨めしそうに横目で通り過ぎる





そして、お決まりのCosta Cafeの席に着く、
今日はイチゴ・チーズケーキでひと時を過ごそう




帰路、海上ハイウエーの人口島(国境)での混雑、
両国の税関、入出国管理を通過するのに通常2時間程度掛かる




リヤド-マナマ間を結ぶ国際直通バスが新しくなった、
使用メーカー、バスタイプは以前と同じだが、全席本革張りの豪華版
レッグルームは通常のバスの倍程度あり快適













林蔵@Manama Bahrain 3/May/'14 (Updated on 13/May/'14)

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