何と時間の経つのが早い。 既に1ヶ月が過ぎた。 再渡航後最初の国外脱出。 マナマに昨夜着いた。 今回の国境越えは最悪の5時間。 バスの乗客に一名、書類が古い御婦人が居た。 真夜中、イミグレ係員が内務省の様々な部に連絡し、漸く通過が許された。 宿は今回も(?)デルモン・インターナショナル。 値段とバスセンターからの近さで選んだ。 建物は古く、ランクも三星の下ほどであるが、部屋が広く窓が大きいので気に入っている。 林蔵には用は無いがグランド・フロアにバーが5軒も入っている。 良く利用する定宿ホリデー・インも悪くないが、バスセンターから遠いのが唯一の欠点だ。
リヤドを出た国際直行バスはデザート・ハイウエーをひた走る
運転手は2名乗り込んでおり、サウジ側湾岸都市コバール迄(約500km)
ノンストップで走る(日本や西洋ならこの距離を一気に走ることは許されない
メガモールCity Center内の大型スーパー、カールフール
いつもここでミニ・フランスパンを買ってリヤドに持ち帰る
マナマでのルーチン、シテイーセンター(メガモール)のカールフールで日用品とパンのショッピング。 リヤドではおいしいパンにありつくのは極めて難しい。 ここマナマのカールフールで購入するパンに外れが無いのを知ってからは、必ずここに寄る。 そしてコスタ・カフェへ、と言いたかったが、コスタはお店の改修中。 仕方なく、あまり気が進まないが隣の常に大混雑のスタバへ。 コスタと同じメニューを注文する。 チーズケーキ、カプチーノ、水。 一カ月毎に愉しむマナマのカフェタイム。
ネパール障害者協会主催の歌謡演芸ショー
全てネパール人芸人
メガモールCity Centerから戻った。 グランドフロアー奥にあるプールサイドバーが何か騒がしい。 行ってみよう。 なにやら多くの人でごったがやしている。 入場券が必要なようだ。 5BD(約1500円)を支払う。 かなり割高感がある。 そのチケットが上の写真である。 ネパール障害者協会主催の募金活動イベントだ。 それにしてもここに集まっている人々はどうもほぼ全てネパール人らしい。 出演する芸人は全てネパール人。 司会も、芝居も、歌も全てがネパール語(のよう)だ。 冗談や、(ネパールの)ローカル話題に絶妙に観衆が応える。 民族衣装に身を包んだ女性歌手が歌うリズムの良い演歌曲に合わせ、男性陣が舞台の真下で阿波踊りに似たダンスを始める。 どうも場違いな場所に来てしまったようだ。 いまさら引き返すのはカッコ悪い。 このまま少し様子を見よう。 バーレンは林蔵の故郷である淡路島程度の小さな島国だ。 中東はアジアからの出稼ぎ労働者であふれている。 彼らは街で自国の言葉で叫べば誰かが理解してくれることを誰でも知っている。 だがこの小さな島国にもこれほどのネパール人がいるとは想像だにしなかった。
季節が移り変わり、だんだん暑くなってきた。 それでも真夏時に比べればまだましだ。 空港島へ渡り、コースウエー(海岸通り)の空港道路沿いに走る。 リヤドと同じで、歩いたり走ったしている人には殆ど会うことはない。 砂漠の国では人々は昼間外に出ることはない。 夜のお祈り(真っ暗になる時間)の時間が過ぎてからが、彼らの主たる外出時間だ。 もっとも林蔵が走るこのコースは夜になっても人通りが無いのは同じだが。 安全なマナマを守る多くの人々に感謝。
林蔵@Manama Bahrain 20/Mar/'15 (Updated on 10/Apr/'15)
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