Avalon International Air Show @Feb/'01 Avalon Australia 大型輸送機 メルボルンはスポーツ天国でもある。 僕がメルボルンに来る少し前には全豪テニスの大会があり、ヒンギスやダベンポートが、City の中を俳諧していたらしい。 この週末は、Avalon
で International Air Show がある。 3月始めには、アパートから歩いて行けるアルバート公園で、F1 のオーストラリアグランプリがある。 いずれもチケットは当日買えると言う手軽さ。 昨日は早速 Avalon
International Air Show を見てきたのでレポートしよう。
12:15 会場到着。 駐車場は、牧草地だ。 区画毎に “A” から、、、、、(“F” 以上は遠く過ぎて見えない)、順に、工事用のビニールテープで囲い、列の印は、すき(農業用語: 土地を耕す道具)で浅く線を引いてある。(農地を掘り起こしてある。) 各ブロックに500台位は収容できるだろうか。 土地が平らで、広いオーストラリアならではの光景だ。
航空産業の展示もしっかり揃っている。 広い展示会場には、主だった世界の航空産業に携わる会社のブースがあり、結構、金を掛けていて、展示も凝ったものが多い。 せっかくだが時間が無いので、中の展示は殆どパス。 外の現物展示と、メインの航空ショーを見に行く。 とにかく広い。 セスナのエアーフィールドも在り、自家用セスナでショーを見に来ている人も多く居そう。 駐機場にセスナがところ狭しと並んでいる。 チケットカウンターに並んで
A$ 30 のチケットを買う。 Official Program (A$ 8) も買った。
13:30 会場内には、至るところにホット・ドッグ屋やハンバーガー屋が立ち並んでいる。 食べ物、飲み物には不自由しない。 ちょっと高めだが。(オーストラリア値段では。) チキンバーガ‐にミネラルウオーターで A$ 11.5。(約¥770)
5,000人以上のボランテイアーが Air Show をサポートしていると、場内アナウンスの案内。 日差しが強い。 日焼け止めクリーム忘れた。 ここは、オゾン層が薄いから、サンクリームは必需品。 展示は軍用機が殆どだ。 エンジンも、兵器も撮影し放題。 どこかの国も規制緩和を本気で見習わないと。 航空産業はアメリカが抜きん出ている。 案内のアナウンスでも言っていた、これぞ、アメリカンクオリティー。 例えば、今、眼の前でデモ中の、F15 戦闘機、30年以上現役で、今でも十分トップレベルの戦闘機だ。 目の前で、垂直上昇をフルスロットルでやってくれる。 すごい轟音と共に、あっと言う間に真っ青な空を着き抜け、見えなくなってしまった。 パイロットと機体には凄いストレスが掛かるらしい。 5 - 7G のストレスとの説明が、場内の案内スピーカーから流れていた。 早いばかりが能では無い。 低速飛行もできる。 機体を15度に傾けて、250Km/h 程度のスピードで巡航できる。 かなり高度なテクニックが必要なのと、燃料消費が多いらしいが、実際の Operation では、便利な機能らしい。 C17 輸送機: 最新型の超大型輸送機、低速巡航可能、1000m滑走路で離着陸、バック可能。 目の前で、1000m着陸、自力でバックを実演してくれたが、減速が凄い。 機体、特にランデイングギアーには、かなりのストレスだろうが、良く設計されている感じ。
17:00 そろそろ、帰り支度をしよう。 車は Eブロックに停めた筈だ。 記憶を辿りながら自分の車を探し当て、車に乗る。 さすがに大混雑で動かない。 1時間程掛かり、やっと駐車場を出る。 農道をのろのろ運転すること1時間半、Princes
ハイウエー M1 に出る。 M1 に入ってからは快調だ。 市街地に入る手前で、Yarra川の河口を大型船が通れるようにした、丁度横浜の Bay
Bridge や、 シドニーのハーバーブリッジのような、超高架型の “West Gate Bridge” を通過する。 ここからのメルボルン市街の眺めが素晴らしい。 メルボルンは、海港の町という構図が良くわかる。
18/Feb/'01 林蔵@Melbourne Australia (Updated on 2/Jan/'09)#039 |
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