Benett's Lane
@Mar/'01 Fairhaven Australia


Fairhaven誰も居ない白い砂浜海岸。 2組のカップルと2匹の犬のみ。



土曜日、天候曇り、気温23度。 高速M1を西へ、Great Ocean Road のさわりを行く。 Geelong 10時。 この時間になると高速 M1 はGeelong市街に入ると混んでいる。 Geelong を抜けると、海岸の Torquay迄、殆ど真っ直ぐな道。 数週間前に通った同じ道を走る。 広大な砂浜が広がる Fairhaven に着いた。 ここには、Great Ocean Road の始まりを示す大きな木製のアーチが道路に掛けられている。 広い。 人のまばらな、いや殆ど居ない砂浜を歩く。 何キロにも渡って続く砂浜に見かけたのは2組のカップルと同数の犬、それに数人のサーファー。 外洋の荒波は遠浅の浅瀬で何度も砕け、波打ち際では殆ど水平に海に向かって伸びる砂浜に、長い薄い波後を僅かに残す。 水面と砂浜の境が殆どわからない。 何処までも続きそうな波打ち際。 まさに Haven にでも居る気分。 Lorneで軽い昼。 テイクアウトに入りピザをクックして貰う。 A$6、飲み物とアイスを加えて A$ 10。 



Geelongのカニンガム・ピアー: 先端には白亜のBuccaneer's Cafeがある


帰りGeelong の Cunningham Pier に寄る。 ここはメルボルンから小1時間で来ることができるお気に入りの場所だ。 ピアーの先端にある白亜の Buccaneer's Cafe でカプチーノ A$ 2.75。 晴れた喉かな海を楽しみながら雑誌、Runners をめくる。 こちらで買ったランナーズだが、日本で買うランナーズと表紙も内容もよく似ている。 編集・発行者も女性である。 4月22日(日)は、ここ Geelong でハーフマラソンの記事発見。  20日にブリスベーンからメルボルンに帰るから、22日は再びこの地に来れそうだ。 これにエントリーしよう。 ランナーズの記事に以下のようなのがあった、今月号はソロランニング特集らしい。  -Solitary runs are meditation in motion, a special time to be a quiet and to empty the mind.- 何やら真言宗、般若信教の経文に似ている気もする。



Geelong Cunningham Pier


夕食は、South Gate コンプレックス内にあるテラス・レストランの一つ、Bonbon でT氏と一緒に取る。 Bonbon はイタリア料理店で、メルボルンの夜景が、ひときわ綺麗に見えるレストラン。 テラスからは、Yarra川が直ぐ眼下に横たわり、向こう岸には ビクトリア調の オーストラリア国鉄の代表駅一つFlinders St.駅がオレンジ色にライトアップされる。 その後ろに林立するCityの高層ビル群のベースを美しく飾り立てている。 男2人で来る場所ではないが、これも出張中の不自然な姿、致し方なかろう。 その後、Benett's Lane で生のジャズを聞く。 店の名前は、同名のジャズ喫茶がある通りの名そのものである。 Little Lonsdale通りの東端に近い寂しいコーナーを北に入る小さな通り。 このジャズ喫茶以外には何も無い。 人通りも途絶え、やや怪しい感じさえする通りだ。 だが、この店はメルボルンでは名の知れたジャズ・ライブ・ハウスらしい。 広さも、渋谷の Blue Heat (友人のM氏が出演している。)位で小さいお店。 小さめのテーブルが6,7卓あり、奥にはカウンターが有って飲み物のサービスをしてくれる。  

9時ドア-オープン、
入場料 A$ 13、
コーラ A$ 2。

今日の出演は、“The Peter Knight Quartet”

-Peter Knight: Trumpet & Vocal
-Tony Floyd: Drums
-Belinda Moody: Double bass
-Colin Hopkins : Piano

2セッション聞いて帰る、12時。 

ショー的な派手さは無かったが、真面目な正統派オージージャズと言った感じ。 久しぶりの生のジャズは、なかなか良かった。



30/Mar/'01 林蔵@Melbourne Australia (Updated on 5/Feb/'08)#045

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