メルボルン着任報告
@Feb/'01 Melbourne Australia


アパートの前を流れるヤラ川: この贅沢な川岸をランニングする



2月6日、メルボルンに着任した。 シドニーでの乗り継ぎで危うく乗り遅れるところだったが。 大体、客室乗務員も Immigration Officer もいい加減な事しか教えてくれないから。 (自分の事は棚に上げておいて。)  お陰で、Immigration を逆戻りすると言う、貴重な体験をさせて戴いた。 只、やや安心したのは、このようなどじを踏むのは、私だけでなく、他にもダース以上の人が居た事だ。 メルボルン行きの国内便カンタス 22便(国際線専用乗り継ぎ便)に全員が乗り込んだのは、出発予定時間をゆうに 1時間を過ぎてからであった。



ヤラ川の北岸に開けるシテイ-: 水辺の街は映える 



宿舎のSouth-bank Tower Apartment: メルボルンっ子にも高嶺の花の高級アパート


いつもの調子で、様々なハップニングとの遭遇を楽しんだ末、無事メルボルンに着任した。 宿は、メルボルンの中心を流れる Yarra River の SouthBank にある、サービスアパート(家具付アパート)Southbank Tower の 617号室だ。 かなり高級なアパートで、土地の人には高嶺の花のようだ。 マレーシア系の女性が経営しているアパートらしい。 広いリビングと2ベッドルームがある。 目の前には、メルボルン唯一のカジノ Crown Casino がある。 カジノは 24時間営業で、ラスベガスとまでは行かないが、超高級ホテルも一緒になった一大コンプレックス。 24時間営業だから、中に入っている数多くのレストランも多くは 24 時間営業だ。 海外でやもめ暮らしの私には大変助かる。  (アパートには広いキッチンも付いているが、余り使用しそうに無い。) タワー住民全戸分の立体駐車場が、タワーの裏にある。 温水プールとジムが共用設備で別棟に備わっている。 だが僕には室内ジムよりも、緑豊かで、ゆったりした Yarra River のバンクをジョギングするほうが、 はるかに気分良くお気に入りである。



サウスバンクのアパートから観る夕日



通勤にはカンパニーカーをも準備して戴いた。 こちらに来る前に、秘書のKさんに車をお願いしてあった。 Kさんからは、「コンパクトカーを予約して置きます。」 との連絡であった。 Mulgraveの事務所の前で、Kさんと初めてお会いし、キーを手渡された。 「その前に停まっているのが、貴方の車です。」 と示された。 フォードのファルコン(4000cc)だ、でかい。 オーストラリアでは、4000ccでコンパクトカーなんだと、ひどく納得。 色はマリーンブルー、此れもオーストラリア的でお気に入りだ。 通勤はハイウエイ M1 を南東に 約30km走り、20分くらいだ。



アパートの専用駐車場に停めた通勤車



City 北部にあるQueen Victoriaマーケット
メルボルン市民の台所だ



ビーチへは歩いて15分程度で行ける: 最も近いリゾート ビーコン・コーブ






10/Feb/'01 林蔵@Melbourne Australia (Updated on 6/Mar/'08)#073

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