Great Ocean Road
& Halls Gap
@Mar/'01 South Australia Australia


Great Ocean Roadの最大の見所 "12使徒"


今週はオーストラリアの数少ない公休日 (Labor Day) で月曜日がお休み。 かねてからもくろんでいた南氷洋の荒波が押し寄せる Great Ocean Road を走ってみよう。 せっかくだから、Portland に宿を取り、次の日は、平地が多いオーストラリアの中西部では珍しい渓谷美を誇る、 少し内陸に入った Halls Gap を尋ねることにしよう。 尚このオーストラリア便り-7は、バイクのツーリングルート調査報告書にもなっている。 時間や距離数が出てきますが御容赦を。 (唯、今回の乗物はバイクでは無く車です。)



Great Ocean Roadの看板の下で
メルボルンのレンタル・バイク屋で借りたカワサキ・バルカン1、500cc



06:40 (0 km) アパートをでる。 昨夜心配した天気の崩れは無く、この分だと今日の行程は晴れのようだ。 M1をJeelongへ向け南西にひた走る。 メルボルンはもう秋の気配。 日が短くなっている。 この時間、外は未だ暗い。




Geelong: ウオーターフロントにて


07:28 (66 km) Geelong着。 あたりはもうすっかり明るくなった。 ライトを消そう。 Information Center 前のマック駐車場に大型バイクが6台止まっている。 マックから中年のライダーカップル、シングルが出てきた。 彼ら(彼女ら)は、上下皮のライダースーツに身を包んで、夏でも完全装備だ。 なかなか渋い。 Geelong からは、B100号線、いよいよ Great Ocean Road だ。 内陸部を、まっすぐ南に下る。 道の両側、或いは片側にサイクリングレーンが路肩に平行している。 ハイウエーに白線で仕切られただけのサイクリングレーンがあるのはさすがに、オーストラリアだ。 カンガルーに注意の標識も出てきた。 やっと海が見えてきた。 標識が 100km から 80km になる更に 60km。 Great Ocean Road の海沿いの道が始まる Torquay に入ったらしい。 街の入り口は必ずスピードダウンの標識が有り、こちらのドライバーは概して規則を良く守る。 この辺りは、メルボルン周辺より Vegitation が深く緑濃い森に地表が覆われている。 やはり地表が森や林で覆われていると心が落ち着き和んでくる。

07:57 Torquay着。 小さな町。 目抜き通りらしきものは無い。 ここは止まらず通過。




Fairheivenの海岸: 引き潮時、静かで広大な砂浜は現れる
南氷洋の荒波は遥か沖合いで砕ける



08:10ー08:20 (112 km) Anglesea着。 ここも目抜き通りの無い小さな街だ。 街の広場で休憩。 南氷洋の荒波が押し寄せる Great Ocean Road らしき道になってきた。 Great Ocean Roadと 書かれた大型の木製アーチが道路に掛かっている。 大型トラックでもくぐれるように、かなり大型な造りだ。 こちらのトラックは兎に角でかくて、長い。 隣に並ぶと軍艦とヨット位の差に感じる。 街を抜けると標識の速度制限は直ぐ 100km になる。 だが 100km で走れるものなら、走って見ろと言わんばかりのワインデイングとアップダウンの多い道だ。 この道はバイカーも多い。 気合を入れて、ワインデイングを楽しんでいるバイカーもいる。 彼等は、腕も装備も特上に見える。 途中、カンガルーの死骸と衝突した車が故障して道端に止められてあった。 昼間は先ずカンガルーと衝突することは無いが、夜は要注意だ。 カンガルーは車の光に飛び込んでくる。 南氷洋の荒波が砕けて波長の長い白波が幾重にも重なって押し寄せている雄大な渚が眼下に、眼前に広がる。 時に南風は 90m/sにもなり、波の高さは 30m にもなると言う。




12使徒”海岸の工事中ビジターセンターにて



09:00 Lorne (142 km) 着。 断崖の間の平地に開けた保養地と言った感じ。 湘南バイパスの国津PAよろしく、バイクが30 - 40台、通りの歩道沿いに止まっている。 Information Center でパンフを貰う。

10:02 Apollo Bay (187 m)着。 弓なりの白い砂浜が松並木越しに広がる。 Jeelong のマックで見かけた大型バイク組6台が、やはり同じパーキングに飛び込んできた。 あまり格好良いので写真を取らせて貰った。 快くピースサインをしてくれた。 ナンバーを見たらシドニーが州都の NSW (New South Wales) からきている。 相当のロングツーリングだ。 ここからは山超え。 Otway National Park の原生林の中を走る。 海岸沿いはアップダウン、ワインデングがきつかったが、内陸に入ると山場でもゆったりしたワインデイングの上り下りになる。 平均速度80kmで楽に走行できる。 前半はずっと上り。 箱根の山と迄は行かないが、かなり高い山並が連なる。 Vegitation も豊で、トラックの背丈程もあろうシダ、30mを越すユーカリ、松、ブナ等の高木の森がハイウエーの両脇を囲む。 そんな豊かな森の所々が、何の為か、完全に樹木が切り倒され無残な地表を表している。 単なる森林資源の収穫で、その後何十年か掛けて元の森林を養生するのであれば良いが。 今、森は地球の貴重な資源だと思う。 乾燥した荒地が多いなか、せめて現存する豊かな森は残してやりたいと切に思う。 山肌一面に切り倒された場所を見ると、自分の内臓を切り裂かれたような痛みを感じる気がする。



Faairheiven付近の海岸線


10:50 Cape Cove (221 km)。 遠浅の海岸では、波は遠くから何回も砕けて海岸迄達するが、切り立った岩場では、波は岸辺で直接砕ける。 そんな場面を真近で見られるポイントが幾つかある。 Cape Cove もそんな場所の一つ。 断崖の上から見る大きな波長が長く、高いうねりが砕ける様は Great Ocean Road のトレードマークだろう。

11:11 Lavers Hill Junction (235 km)。 右に折れると遥か内陸部を走るメルボルンから繋がっている Prince High Way A1 に繋がる。 M1 は Geelong から西は A1 になる。 M1 は Freeway、A1 は交差点有りのハイウエーだ。  交差点が有ると言っても、数10km毎にある街に1ヶ所か2ヶ所有るだけであるが。 左に折れて、海沿いの B100号線 Great Ocean Road を走り続ける。

11:30 Moonlight Head (252 km)。 名前に魅せられてダートを標識に従って向かってみたが行止まり。 つい、すけべ心が出てしまう。



Lorne海岸の駐車場


11:55 Gibson Step (274 km)。 Great Ocean Road 最大に見所 The Twelve Apostles の始まる花崗岩の台地が南氷洋の荒波に削られた垂直の断崖と、奇岩の立ち並ぶ海岸の始まりの地点である。

12:00-12:40 Twelve Apostles (275 km)。 大規模な Visitor Center が建設中だ。 パーキングだけは既に完成している。 Great Ocean Road 最大の見処。 松島のような静けさは全くない。 荒々しい波に晒され続ける花崗岩の奇岩が、絶壁の前に立ち並ぶ。 絶壁の下は砂浜になっている。 垂直の50m位の絶壁に張り付くように設置された、ボードウオークでビーチ迄下って行ける。 怖いからビーチへ降りるのは止めた。




Giveson Step: 奇岩に南氷洋の波が砕ける


12:49-14:00 Port Campbell (287 km)。 小さな入江に辺張り付いた真珠のような街。 この辺りで B110号線は、台地を比較的まっすぐ走るが、突然ヘア‐ピンを下る。 下りきると200m位の直線。 これが街の全てだ。  こじんまりしているが、必要な設備は整っている。 Information Center、ガススタンド、狭いビーチ。 ビーチには、ゴールドコースとでお馴染みの黄色と赤がトレードマークのライフ・セーバーがちゃんといる。 モーター付きのゴムボート、手漕ぎの木製ボートにサーフボード、七つ道具は揃っている。 大型観光バスが入っても大丈夫な程度のカフェ、ミルクスタンド、みやげ物屋。 その Milk Stand の一つに入る。 Spiral Pasta とカプチーノを注文 A$14.50。 ページャーを渡される。 パスタが出来上がったら、ページャーで呼び出してくれるシステムらしい。 ページャーが鳴った。 カウンターへ行って料理を受け取る。 どんぶりに入ったパスタだ。 味は、オリーブがたっぷり入った地中海風で旨い。 ガソリン補給、A$ 54.4。



Port Campbellの小さな湾にある海水浴場



The Bay Of Island: 南氷洋の荒波が砕ける様が目の前で展開される。 Warrambool への途中で Great Ocean Road B110号線は終わり、内陸部を走ってきたA1に繋がる。 A1 が海に出た地点から Portland 迄の海岸は Ship Wrekage Road (難破船街道)と呼ばれる。 その昔帆船時代、多くの船がこの辺りで難破しているのだそうだ。

15:00-15:30 Warrnambool (355 km) Information Center で休憩。  牧場が多くなり、Give Way To Live Stock のサインが所々に目立つ。 このハイウエーは家畜優先なのである。 Portland の少し前で、A1からA200号線 (Henty High Way) に入る。

16:35 Portland (449 km) 着。 今日予定の終着地だ。 Information Center でひどく暇そうな、かわいいおねーさんにホテルの場所を尋ねる。 ホテルの場所を聞いたのに、彼女はたっぷりの営業スマイルで、街の歴史的な建物や見所を立て続けに説明してくれる。 彼女の説明は、あまり良く判らない部分も有ったが、聞き返すのも面倒なのでふんふんと判ったそぶり。 どうせ、明朝は早い時間に Halls Gap へ直行だ。 街をゆっくり見物する時間は作っていない。 ホテルは Information Center から目と鼻の先だった。 ついでに、Portland の案内書やローカルの地図をくれた。 これは後々の為、取っておこう。




ポートランド: 落ち着いた佇まいの地方都市
この街で一泊する


17:30 Richmond Hentry Motel チェックイン B&Bで A$ 97.9。  Portland は大きなアルミニューム工場がメイン産業の街だ。 その為の積出港には大型貨物船が入港している。 オーストラリアの海に面した街は、何処もヨットやクルーザーのハーバーがある。 Portland も例に漏れず、広い芝生のハーバーにプレジャーボートを牽引してきた、トレーラーがひしめき合っている。 明日の朝食をフロントに頼み、通りを一回り。 夕食にチキン Takeout で Quarter Chikin & Chipsを買った A$ 6.7。

感想: 冬場でもしっかり着込めば、バイクで十分走れるコース。
     冬場の平均気温は17度と案内書にある。

     南氷洋の荒波は冬場の方が迫力有りそう。
     南オーストラリアのブッシュと海岸を楽しむ見所万点コース。
     宿は、Portlandの中心、ホテル設備も整ったモーテル。
     古いが煉瓦造りで港と湾を見下ろす場所。
     ビストロも有り、本格的な食事もできる。
     ホテルはシャワーのみ。
     通りには、Takeoutが2軒あるぐらい。
 走行距離 : 449 km
 所用時間 : 10 時間
 費用   : 昼 A$ 14.5
        夕 A$  6.7
        宿 A$ 97.9
        ガス A$ 54.2
        合計A$ 173.3

2日目:
08:16 Portland (457km)。 昨夜は雨が降っていたのを夢見心地で感じていた。 部屋の外の芝生を見たら、若干湿っている程度。 寒い、10度位だろうか。 昨夜、カウンターにお願いしてあった朝食が、時間指定通り7時45分に部屋に運ばれてきた。 ヨーグルトが無いので、フルーツカクテルを付けてくれている。 新聞はおまけだ。 朝食後直ぐチェックアウトを済ませ、Henty HW A200号線を北に向かって走りだした。 殆ど一人締めの高速。 所々に交通事故の犠牲になったカンガルーの死骸が道端に放置されている。 既に白骨化したのもある。

08:40 Heywood (484km)。 小さな村。

09:18 Hamilton (542km)。 少し大きな村。 ここからは B160号線に乗りかえる。 行く手、正面遠方に山塊が現れてきた。 あれが目指す Halls Gap の山塊に違いない。 見渡す限りの平原に突然山が現れると山は崇高に見え、心が高ぶるのを覚える。

09:42 Dunkeld (574km)。 ここまで来ると Serra山塊が真近に見える。 Wonderland山塊、Mount Difficult山塊と続く。 自然が何億年と言う、気が遠くなる時間を掛けて造った地表の皺。 ここから左に折れ C216 に入る。 ユーカリの原生林に潜りこんでゆくような感じで、地球の皺の谷底へ向かって下ってゆく。 更に林道のような 111に入る。 コアラに注意の標識もある。 速度標識は100kmだが、80kmで森の気配を楽しみながら走る。 後ろからトヨタの Progress がぴたっと着いて来る。 決して追い越そうとはしない。 オーストラリアにしては、車間距離を取ってくれている。 (オーストラリアは、道は良く、速度も遵守するし、マナーも割と良いが、一般的に車間距離は極端に短い。) 結局 Wonderland山塊の懐である Halls Gap に着く迄、2台は離れる事も、くっつく事も無かった。

10:37 Halls Gap (639km)。 Kioskで地図を買う。 ついでに道を尋ねたら、忙しそうではあったがレジの女性が親切に教えてくれた。 教えられた通りに山道を上り始めた。 10分位登った所に別れ道がある。 車を止め、先ほど買った地図を広げていると、谷から男女2組が車で登ってきた。 その内の女性の一人が僕のところにきて、いきなり 「この地図は間違っている。」と言う。 「私達は、Reid Lookout に行こうとして居るのだけど、どうもこの地図の方向がおかしい。」、  「あなたも Reid Lookout に行くの?」 「そうでしょう。 どうなっているのかしら。 へんねぇ。」  僕は、地図が間違っている事は無いだろうと思いながら、何も言っていない。 最近、はやりの「話を聞かない男、地図の読めない女」に出てくる女性バーバラみたいだ。 でも,彼女はここからがしっかりしている。 「あすこの看板には、Zumsteinと書いてある。 Zumsteinは Reid Lookout より先だから この道を進めば良い筈。 とにかくメインの道だし。」 彼女の言う事は正しい。 地図の通りだ。 今まで登ってきた道から推測すると、ぴったり照合する。  彼女は、地図は読めないが、自分の周囲の状況を一瞬にして、正しく判断できる。 正にバーバラだ。 最後に “Good Luck” と言って自分たちの車に戻っていった。  腕時計の高度計がぐんぐん上る。

11:43-11:55 Boroka Lookout (655km) 高度850m。 Halls Gap の眺めが素晴らしい。 絶壁から、まるでハングライダーで飛んでいるように下界が見える。



Boroka LookoutからHallsGapの眺め


12:10-12:30 Reid Lookout (663 km)。 高度 710 m。
真下にはユーカリの原生林が広がる。 風も強い。 帽子を飛ばしてしまった。 行方不明。

12:45-13:35 Makenzie Fall (670 km)。 Visitor Center と小さな Kiosk がある。 Halls Gap のもう一つの見所だ。 Falls Base (滝壷)まで1.2 kmの標識。 小道をどんどん下る。 滝に到着。 高さ、幅とも 50 mくらいか。  水量は余り多くj無いが優雅な感じの滝。 ザンビアのビクトリア滝や、ナイヤガラ滝程のダイナミックさは無い。 滝壷に降りる階段の昇降はまるで、ロッククライマーの気分。




Makenzie Hall



01:58-02:46 Halls Gapに戻り昼食 (688km)。 1/4チキン&チップ A$5.7。 ガスを満タンに入れてメルボルンに向け出発。

03:08 Stawell (714km)。 Stawell迄は、自分一人の専用道路みたいだったが、ここで Midland Highway M8 に入る。 M8に入るとさすが幹線道路の感がある。 メルボルンに近ずくに連れ車の数も増えてきた。 

03:30 Ararat (744km)。


04:02 Beaufort (788km)。
M8は Ballarat の街には入らない。 街を遠巻きに走る。 Ballaratから広い中央分離帯があり、制限時速が110kmになる。 皆、申し合わせたようにぴたっと110kmにスピードが上る。 メルボルンを遠巻きに走る M80 のWest Ring Highway を経由して Price Highway M1 に入る。 West Gate Bridge からメルボルン港とメルボルンの高層ビル街を眺めながら家路を急いだ。 港には、Spirit Of Tasmania号の巨体が浮かんでいる。 タスマニアへ向かう31,000トンの大型フェリーだ。

06:00 アパート (949km)。



メルボルン港に停泊するスピリッツ・オブ・タスマニア号
タスマニア航路の大型フェリーだ



おまけ: アパートに着いてから、Spirit Of Tasmania号を見に行った。
      海岸通りのパーキングに車を止める。
      1時間のパーキングチケットを買って桟橋へ向かう。
      Spirit Of Tasmania号の巨体に流れ込む車やバイク見物して、
      1時間きっかりでパーキングに戻った。
      フロントグラス(英語ではWind Screen)に小さな紙切れ。
      しまった。 駐車違反のチケットだ。 A$50
      買ったパーキングチケットは、運転席のダッシュボードに外から見えるように
      置いて置かなくてはならない。 当たり前の事だが。
      チケットはポケットの中だった。

感想: Halls Gap は、のっぺらな平地の多いメルボルン近郊とは違い、日本並に山や渓谷の多い場所。 岩山から突き出た Lookout からの下界の眺めは最高。 足がすくむ。 富士山の頂上から山中湖を眺めるような感じ。  Great Ocean Road と Halls Gap の組み合わせで、オーストラリアの海と山が両方楽しめる。 冬場でも路面の凍結は無さそうなので、頂上の Lookout では風が強そうだが、十分コースとして使える。 案内書には冬場の平均気温は17度とある。 只、天候が心配。 夏場は晴天続きだが、冬場は雨が多いらしい。 だが聞くところによると、雨は一時的に降るが、長い時間続く事はないらしい。 メルボルンは改めて大都会だと実感する。 今回通過した街は、全てあっと言う間に街を過ぎてしまう程小さい街だ。 メインストリートは1本、100mか200mあるだけ。 メルボルンと同じと感じたのは、何処のハーバーにも多くのクルーザーやヨットが係留されていること。 彼等は狩猟民族であると同時に海洋民族なのだ。

走行距離 : 492km(2日間合計 949km)
所用時間 : 9時間45分(2日合計 19時間45分)
費用    : 朝    A$ 14.0
         アイス A$  1.5
         昼    A$  5.7
         地図  A$ 13.5
         ガス   A$ 39.5
         合計  A$ 74.2(2日合計 A$247)



この豊かですばらしい地球は破壊から守り後世に伝えなくてはならない。





11/Mar/'01 林蔵@メルボルン オーストラリア (Updated on 9/Feb/'08)#049

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