Nepian岬の対岸、Lonsdale岬

天候、曇り。　気温、２１度。　Mornington Peninsula の先端 Point Nepian へ行ってみよう。　１１：３０、メルボルンのアパートを出る。　約１時間で Mornington着。　ここが半島の付け根当りだ。　海岸には貝類の採取禁止の注意書き。　貝保護区になっている。　ボートハーバーの Cafe Schnapper で軽い昼。　港は Ｓchnapper岬の小さな湾にあり、逗子のヨットハーバーのような感じ。　逗子のヨットハーバー程高級感は無い。　小さな Cafe Schnapper が１軒有るだけ。　ポリネシアン風の尖がり屋根が３つ、ブルーと白のやや粗末な外壁。　中に入ると、手作りのような木製小型テーブルが８卓ばかり。　白い壁にはカフェを題材にした絵が数枚。　床はワックスで磨きあげられた緻密なボード。　外見とはとても似つかない高級感。　木が基調の落ち着いた空間。　こんな空間がたまらなく好きだ。　ラザニアとカプチーノを注文。　ラザニアのトッピングチーズは別のちいさなポットに入っている。　レタスと人参はとびきりクリスピー、益々お気に入り。　ボーイの笑顔も良い。

Morningtonのカフェ：　Cafe Schnapperにて

土地の親子とおぼしき母娘とボーイの会話：
少女：　（壁に掛けてある手造りネックレスを見て）　「あれ欲しい」。
母親：　「どれが良いの？」（母親が席を立ち、ネックレスが１０個ばかり飾ってあるボードを壁からはずす。）
ボーイ：　「そのボードごと全部？」
少女：　「５ドルで良い？」

この少女とボーイの会話、凄くWitが効いていて良い。　しかもさりげなく言い合っているのが、又自然で決まっている。　半島の先端 Point Nepian に着いた。　メルボルンから丁度１００ｋｍだ。　Visitor Center で入場券を買う。　気のよさそうな叔父さんが、レジにいて色々説明してくれる。

林蔵：　「Ticket for one please」
おやじ：　「What you do?」
林蔵：　「？？Ah,」　（チケットは１種類ではないんだ。）
おやじ：　「Walk？　Ride？ Bike?」
林蔵： やっと納得　「Walking Please！」
おやじ：　「Just Walk？」
林蔵：　「Yes Please！」
おやじ：　「It takes approx, 3hours, 8 km, ,,,,,,（長い説明）,,,,,,, are you happy?」
林蔵：　「Yah, I am. I like walking」
おやじ：　「Hope you enjoy it」
林蔵：　「Thank You」
おやじ：　「It cost you, ah, 6.8 dollars please.」、と言ってレジを叩き、チケットと小さなパンフを手渡してくれた。

　
南氷洋からの強風に打たれるNepian岬



Phillip湾側のCattle　Jetty

センターから更に車で２．５ｋｍ先端の方へ両脇を軍の演習場に囲まれた狭い道を時速３０ｋmで Gunners Parking 迄行く。　ここで車を降り、Walkingだ。　海岸沿いに小道がある。　人工物は全くと言って良い程無い。　内海に打ち寄せるやさしい波の音と、林をなでる風の音を楽しみながら誰も居ない低木林の中を、一人歩く。　オーストラリアには、このような自然と楽しむ場所は、そこいらにいくらでも見つけることができる。　パンフには、Prepare to weather. とある。　空模様が怪しくなってきた。　バス海峡からの前線が北上して来るのが見える。　みるみる海と空は暗くなり、大粒の雨が落ちてきた。　ジャケットのフードを被り、ジッパーを上げ、雨の中を歩く。　夏の終りの雨は未だそんなに冷たくは無い。　２０分程雨の中を歩き、駐車場に戻った。　車のヒーターを効かせ Sorrento へ引き返す。 　Sorrento の　Shell Cafe でコーヒーブレーク。

メルボルンのアパート：　リビングルーム、
奥がダイニング、左手がキッチンになっている
左奥にメインベッドルーム、ゲストルーム、バス、トイレ、洗濯場がある

アパートに帰り、メルボルンで始めての自炊に挑戦。　五目炊き込みご飯。　具は既に調理されて真空パックになっているのを買ってある。　米を洗って、そのパックの中身を電気釜に米と一緒に入れ炊くだけ。　至って簡単だ。　これでは料理をしたｌことにはならないが。　出来栄えは、まずまず。　水が少し足りない気味。　今度は水を少し多めに入れよう。

24/Mar/'01 林蔵＠Melbourne Australia (Updated on 11/Feb/'08)#051