なぎさギャラリー @Mar/'12 茅ヶ崎, 神奈川 藤沢土木事務所汐見台庁舎に併設されたプチ展示場: 海と宇宙の展示室:小さいながら中身はどうして侮れない それは浜須賀交差点三叉路の角にある小さな展示室。 藤沢土木事務所浜見台庁舎内にひっそりと存在していた。 週末の湘南ランに出かけた折、国道134号沿いを走っていて偶然発見した。 たいして大きくないが外観がユニークで目立つ建物だ。 専用駐車場の入り口にガードマンさんがいた。 尋ねてみた。 誰でも入れるのでしょうか? 人のよさそうなガードマンさんは愛想よく、どうぞ、どうぞと手招いてくれた。 日曜日、土木事務所はやっていない。 だが玄関の自動ドアーは開放されている。 内部に入ると、受付カウンターの照明は消され誰も居ない。 薄暗いロビーが広がる。 それでも臆せず内部へ進む。 少し進むと外部光を取り入れた明るい展示ロビーに出くわす。 ここがどうもメイン展示場らしい。 パンフレット類は数多く準備されているが、係員も見学者も居ない。 私一人の空間が広がる。 浜須賀交差点 国道134号が美しい松の防砂林に挟まれて湘南ビーチに並行して伸びる 宇宙関係の展示コーナー前、明るく広いロビー風空間には海をテーマにした展示がある。 土木事務所の展示館である。 自然その展示は防災関係となるのはうなずける。 昨年日本が遭遇した3.11大震災の記憶は、一年経った今も簡単に色あせるものではない。 そんな意味でも、このプチ展示場は防災と、子供達へ夢を与える宇宙を扱う、この時期的を得たテーマを掲げているのではないだろうか。 一年前の未曾有の災害経験は決して忘れてはならず、防災、復興に正面から立ち向かわなければならない。 来月日立市で開催される市民マラソンに参加を決めたのも、北関東の復興に何がしかの加担ができればと願う些細な気持ちが働いたことにもよる。 被災地へ出かけ耳を貸し、多少の消費でもすれば、それは小さいながらも復興の後押しになるのではないかとの想いである。 そして果てしなく広がる宇宙への夢。 これは無限の将来性を秘めた子供達に、絶対に必要なものであるに違いない。 現実的な夢しか持たない子供が増えているとも聞く。 車はファミリーカー、住まいは駅に近いマンション、これを夢と言えるだろうか。 広く大きなそして明るい夢を彼ら彼女たちに持ってほしいと切に願う。 なぎさギャラリーゲート 藤沢土木事務所汐見台庁舎内にある 宇宙関係の展示の内容がすごい。 失礼ながら余り見学者が多いとは思えないプチ展示場だが、その展示内容はかなり専門的で、子供たちにも分かり易く、興味を引きそうな展示になっているのが大変気に入った。 これはいつか是非孫達を連れてこなくては。 ISS(国際宇宙ステーション)で行われる様々な実験に携わる宇宙飛行士が、飛行前に行う訓練用設備の実物が展示されているのには感激さえする。 退役したプラネタリウムの分解展示もあって大人でも興味は尽きない。 見学者が少ない(偶々今日だけだろうか?)のが大変残念に思う。 もっと多くの人々が訪れて、展示内容から将来に夢や希望を膨らませて欲しい展示場だ。 なぎさギャラリーの詳細は専用のホーム頁(URLは http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p13990.html)でも紹介されている。 興味のある方は是非訪れてみることをお勧めしよう。 展示場ロビー 自然光が取り入れられ照明は消されているが明るい JAXAの展示コーナー 内容は子供たちに夢を与えるような充実した内容だ 国際宇宙ステーションで使われる実験装置の訓練設備の一部 実物であり、大変迫力がある 国際宇宙ステーションで使われる実験装置の訓練機材 無担体電気泳動実験装置 タンパク質、酵素等を分離、精製する実験装置 宇宙食の展示 インスタントラーメンもある プラネタリウムの内部 大人がみても大変興味がある 海と宇宙をテーマにする展示場 明日は3月11日、昨年の東日本大震災を忘れてはならない 防災意識を再確認させられる展示である 相模湾に面した地域の津波到達予想地図 以下はなぎさギャラリーのホームページより」
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p13990.html 【休館日】
第3土曜日、年末年始(12/28~1/4)
その他都合により休館の場合があります。
豊な緑と砂浜の続く海岸線、そして温暖な気候・・・。湘南海岸は、明治時代以来、保養地、観光地、また海水浴場として、県民をはじめ首都圏の人々に親しまれてきました。また、この豊かな環境が湘南の文化と生活を慈しみ育ててきたのです。しかし、都市化の進展に伴い、緑の減少、交通渋滞、海岸侵食が進む一方で、居住環境の変化とともに海との関わりが多様化してきました。今、直面している様々な問題を解決し、新しい時代に向けて地域環境を創造していくために、私たちがすべきことは何か・・・。それを考えていただく場としてなぎさギャラリーをオープンしました。湘南を愛し、理解しようとしるすべての人々に開かれています。
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