野馬追いの里健康マラソン
 
@Dec/'13 南相馬, 福島


10km折り返し点: 既に後ろにランナーは殆どいない


EY878 予定通り昼過ぎに成田に到着。荷物をABC(宅配業者)に預け、ニッポンレンタカーの窓口へ行く。ネットで予約してあったホンダフィットを受け取った。今夜の宿である郡山のコンフォートホテルをナビにセットして走り出す。あれー、何だ、高速を降りた。一般道の案内が始まる。そうか、北に行くには、高速が直接伸びていないのだ。そういえば鉄道も東京にしか向かっていない。東京一極集中を肌で感じるとはこのことだ。稲敷ICで圏央道に乗る。圏央道は、未だここまでしか伸びていない。空港が開港してから既に35年の歳月が経つと言うのに。つくばジャンクションで常磐道に乗る。そして、いわき以北は、震災当時のままだ。放射能汚染地区があり、復興作業に取り掛かれていない。やはり復興の道のりは長く遠い。今回のマラソン大会も復興マラソンと名打っている。いわきから阿武隈山脈を越え、郡山を目指す。郡山のホテルコンフォートには夕刻6時過ぎに到着。ほぼ予定通りだ。部屋は狭いが、清潔、ベッドも上質、机の備品、コンセント、ネット接続は言い分無し。




10kmスタート前


翌朝、朝食の時間(6時半)の前にホテルを出る。南相馬の会場まで、初めての道である。余裕をもって行く為だ。やはり、ナビに頼る。だが、、、どうもおかしい。人気がどんどんなくなる。道を車が通ったあともない。そして、ついにロードブロックと立て看板。「この先は帰宅困難地に付、通行禁止」。そうだ、ここは浪江町である。放射能汚染度が高く、住民の全員が未だ避難生活を余儀なくされている地だ。仕方なく、来た道を引き返す。こんなこともあると思い、早くホテルを出たのだ。途中ガソリンスタンドに寄り、南相馬市への行きかたを尋ねた。どうも、川俣方面に進み、途中で右に折れるらしい。無事会場の南相馬市運動公園に到着。臨時駐車場は既に満車状態。近くのヨーカドーの駐車場に止めさせて頂いた。




10kmスタート前: 馬追い儀式を模した法螺の激励



受付には何とか間に合った。10kmのスタートは、11時15分とずいぶん遅い時間。それまで会場内をぶらぶらするが、さすがランニング姿では寒くなってきた。外気温は8度程度だろうか。MUSTOの上着を羽織る。今回の参加者は3500人程度。北は北海道から南は兵庫県のランナーが駆けつけている。この大会は小中学生の参加が多い、それに全国から大人が遊びに来ている感じで、いい雰囲気である。そして、いつもの仮装ランナー、派手なウエアーの女性ランナー、見ているだけで楽しい。今日も楽しい時間を持たせていただいた。多くの関係者、ボランテイアーの方々に、応援いただいた地元の人々に感謝。


会場: 南相馬運動公園



 



ハーフレース: 先導バイク


 
       


ハーフ、10km、5kmスタート点



受付: 途中道に迷ったが間に合った、、




ゼッケン




シューズに括り付けた記録計測用チップ










林蔵@南相馬 1/Dec/'13 (Updated on 17/Dec/'13)

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