マウイマラソン
@Sep/'02 Hawaii, USA


Hawaiiの代表的な花、ハイビスカス


‘02年、5月と8月の連休は、何れも海外出張でお流れになってしまった。 その代休と言う訳でもないが、9月の21、22、23の連休に前後1日と2日を付けて休むことにした。 実は兼ねてから企んでいた、ハワイのマウイ島で開催されるマウイ・マラソンに出場する為である。 之にも一寸訳が有る。 昨年の12月、ホノルル・マラソンにエントリーし、航空券もJALのマイレージで手配してあったのだが、仕事の都合でどうしても休暇が取れず、ホノルルへ行けなかったのである。 その時のチケットが、今年の10月で失効になる。 丁度9月のマウイ・マラソンは実にタイミングが良いので、これにエントリーした。 ホテルはヒルトン・ホテルのポイントが溜まっていて、1週間位なら無料で泊まれる。 幸いハワイにはヒルトン・ホテルがあるので、こちらもポイントを使うことにした。 

9月20日金曜日、休みを取った。 たまたま今日は、息子一家がフランクフルトの新居へ向う日と、同じ日になった。 かみさんと娘、それに義母も田舎から出てきている。 息子一家を見送りに皆で成田空港へ行く。 息子のお嫁さんの御家族も一緒に見送りに出る。 大勢である。  お嫁さんのお母さんは、ドイツ迄付き添いで行ってくれる。 ドイツでの生活の立ち上げは、何かと大変。 息子は仕事で殆ど当てにはならないだろうから、1才の子供を抱えての異国での生活の立ち上げは大変な仕事になる。 お母さんが一緒で本当に助かる。 そんな大変な事業を後目に、私は遊び(マウイ・マラソンに参加)でハワイに行く。 何処へ身を隠そうかと面目がない。 そんな罪滅ぼしに、3人の席を私のJALマイレージで、エコノミーからビジネスにアップ・グレードしようとしたら、 ビジネス・シートが満席でアップ・グレードは取れない。 更に面目がない。



公園のバニアン・ツリー


息子一家の見送りをした後、ハワイ行きのチェックインを済ませ、かみさん、娘、義母を連れ第一ターミナルへ見学に行った。 第一ターミナルは新しく改装されたばかりだ。 随分広くなりゆったりしている。 お店の数も増えた模様。 息子一家の乗ったフランクフルト行きのJAL407便が飛び立ったのを見送り、空港内の新しくオープンしたばかりのカフェでお茶をして家族とは別れた。 家族は第一ターミナルから成田エクスプレスで相模原へ、私はシャトル・バスで再び第2ターミナルへ。 それにしても未だ随分時間がある。 チェック・インする前にダイナースの Executive Launge を利用した。 ダイナースの会員になってから15年以上になるが、始めて利用した。 テーブル、ソファー、椅子が適度に配置されゆっくりできる。 とは言えそんなにゆっくりする訳にもゆかない、1時間くらいでラウンジを出る。 パスポート・コントロールを通りJALのグローバル・ラウンジに行こう、ここならPCも使えるし、飲み物も在る。



ワイキキ海岸


時差の都合で同日、金曜日の朝、9:16にホノルル空港に着いた。 パスポート・コントロールがやけに混んでいる。 1時間ほど列に並び、やっと通過。 国内線のターミナルに行き、明日のチケットを求める。 Ticket Purchase Only と書かれた列に並び、カウンターで明日の便を尋ねたら、問題なく席があった。 チケットは E-Ticket だ。 プリンタで印刷されたペーパーが1枚手渡される。



ワイキキの目抜き通り、カラカウア通りの植え込みとオブジェ


ワイキキへは The Bus で行こう。 料金は数年前に比べ1.5倍の1.5ドルになっている。 それでもバスは、他の交通手段に比べ格段に安い。 バス停でバスを待つ。 見覚えのある黄色いバスがやってきた。 バスに乗ったがどうも行き先が違う気がする。 やっぱり違っていた。 バスは Hicham Air Forces Base の正面ゲートにやってきた。 検問から兵士がバス内に入ってきてIDの提示を求めてきた。 IDなど無い。 ここでバスから強制的に降ろされる。 反対方向のバスを待つ。 30分位待つと、例の黄色いバスが基地の中から現れた。 再びバスで空港に戻り、ワイキキ方面行きの20番バスを待った。 距離的は10キロも無いと思うが、バスは1時間位掛け、多くのバス停を回り、ワイキキに到着。 予約してあったヒルトンは、バス通りアラモアナ大通りに面している。 すこぶる便利な場所にある。 ロビーで名前を告げると、確かに予約はあった。 渡されたキーは1617。 2部屋続きのスイートである。 ただでこんな部屋に泊まって良いのだろうか。 今度来る時は、是非かみさんの都合も付けたいと思ったりする。



ホテルの部屋からワイキキを眺める


9月21日(土)、今日はマウイへの移動日だ。 昨日ホノルル空港で買ったマウイ行きの E-Ticket を持ってアロハ航空のカウンターへ行く。 プリンターで印刷された1枚のペーパーを見せると、搭乗券が手渡される。 52番ゲートへ進む。 AQ276便はほぼ満席だ。 30分位でマウイ Kahului空港に着く。



カフルイ空港


空港右手にある日本レンタカーのカウンターは直ぐ分かったが、借りているのは1日、24時間だから、 明日マラソンを走って再び Kafului迄帰らなくてはならない。 マラソンを7時間で走るとして、ホテルをチェックアウして午後1時。 Kaana Pali から車で約1時間。  少し余裕を見て2時半に借りよう。 空港で1時間位ぶらぶらする。 Kahului空港は降りると何も無い。 バゲージ・クレーム・エリアで暫く時間を過ごす。 こう言う無駄な時間がとても好きだ。 私にとって一番寛げる時間である。 何者にも邪魔されない、お気に入りの時間。



カフルイ空港


2時半に National(日本)Rentcarのカウンターに行く。 米国人の子供連れ若夫婦が先客でいる。 後ろで待つ。 若い夫「どの車にする?」、 若い妻「一番大きいの」。 これぞ、米国人の会話だと感心する。 レンタカーのチェックインをし、空港の外にある駐車場へ専用のミニ・バスで移動する。 車をゲットし、いざ Kaanapali へ。 2年前、息子達の結婚式で来た時の土地勘を頼りに車を進める。 空港からは、とにかくまっすぐ大通りを進んだ。 暫く走ると、Lahainaの看板が目に着いた。 Lahaina方面にハンドルを切る。 後は1本道だ。 島を横断して南側の海岸に出る。  Lahainaを過ぎると直ぐ Kaanapali の看板がある。 左にハンドルを切り、海岸通りに出る。 Westin Maui は、200mくらい海側に行くとその広大な敷地に南国の木々に覆われるかのように配置されている。 私のような田舎者にはたじろぐ程のホテルだ。 さぞかし高かろう。 仕方あるまい。 今日はここに泊まろう。 しかし予約無しで、しかもマウイ・マラソンで多くの人が当ホテルに泊まっている筈。 部屋が空いて居るだろうか。 立派なロビーで尋ねた。 意外にもすんなりシングルが有ると言う。 鍵(カード)を渡される時、「鍵は幾つ必要ですか?」と聞いてくる。 シングルの部屋を要求したのだから、鍵は1個とわかりそうであるが、この手のリゾートホテルは何人かで部屋をシェアーするのが、一般的なのだろうか?それとも、今日は多くのマラソン客が泊まっている筈だが、彼ら、彼女達は何人かで部屋をシェアーしているのだろうか?考えてみれば、至極当たり前の、合理的な方法であるに違いない。 一番安い部屋で2階のガーデンビューだ。 流石に凄い。 ガーデンビューでも海が見える。 窓の前は広々した熱帯ガーデン。 部屋も流石に立派。 2年前息子達が結婚式を挙げた、グランド・ワイレア・リゾート・スパ程では無いが、それに近いセッテングである。 贅を尽くした米国式一流リゾート・ホテルの一つだとうなずける。



ウエステイン・マウイの部屋からの眺め


チェックインを済ませた。 日が暮れる迄未だかなりの時間があるので、Haleakala火山へドライブに出かけた。 直ぐ目の前に見える(頂上付近は雲で見えないが)ので、1時間位で行けるかと思いきや、2時間以上も掛り、19:10にやっと頂上の駐車場に到着、既に辺りは真っ暗。 気が付けば、今日は昼を抜いてしまった。 Kaanapaliへの戻り、Lahaina Center のKFCで夕食。 明日のマラソンの為、もう少しましな食事と思ったが、どうも貧乏しょうでいけない。 食事の後、少し散歩と思い海岸の方へ歩いて行った。 広く薄暗い通りを歩いていると、突然華やかな海岸通りに出た。 凄い人出だ。 センターには人気が殆ど無いのに駐車場には車が溢れていた謎がこれで解けた。 気の効いたブテイックや土産物屋にレストランがひしめき合っている。 ここか、息子が言ってたのは。 1昨年、息子達の結婚式が同マウイ島のグランド・ワイレア・リゾート・スパで行なわれたが、 その時息子達とは別々にラハイナへ行った。 僕たちは、海岸通りの存在すら知らず行かなかったのである。 偶然の発見に感激ひとしおである。 記念に、通りにあるACBストアーで魔法瓶式のコーヒーマグを5ドルで買った。



直ぐそこに見える山が3000m級であるとは思えないほどだ


9月22日(日): ゆうべ、2時半にセットした目醒ましで飛び起きる。 ハワイに来たと言うのに、極めて感じの悪い目覚め。 昨日ハレアカラ火山に行く途中 Walmart で買ってあったヨーグルトとビスケットの朝食。 3時10分、ロビーに降りると、そこは既にランナーで埋まっていた。 スタート地点へ移動するバスに乗る為、ホテル前の沿道に出た。 そこにはマウイじゅうのスクール・バスが集まったのではないかと思う数のスクール・バスが止まっている。 早速スクール・バスに乗りこむ。 バスの中はまるでピクニックに行く子供の如くうるさい、大人も捨てたものでは無い。 このうるささは、きっと子供達に負けまい。 スクール・バス内の看板 "No Skate Board is Allowed in the Bus" これは子供向けの看板のようだ。



ウエステイン・マウイ


4時、バスは出発会場の Queen Kaahumaru Center に到着。 今回の出場者は2,299名、17の国からの参加者だ。 その内日本人は640名だそうである。 なるほど、多くの日本人が周囲に居る。 会場のアナウンスは、若い男性の声で、英語と流暢な日本語で交互に行われる。 参加者の数からするとホノルル・マラソンの10分の1だ。 ホノルルからの乗り継ぎ、マウイ島には公共交通機関が無く、 移動はレンタカーかタクシー、ホテルの選択が極めて限られる、そんなことから参加者の少なさは伺える。



マウイの海岸: 黒い海岸が火山島の海岸だとわかる


5時30分:スタート。
今回は、体調も悪く、準備不足、エネルギー摂取の計画ミスと、言い訳は之くらいにして、最低の記録だった。 まー、遊びだから気にするまい。 それと完走(少し意味が違う、完歩と言うべきか)が目標だから。 それにしてもレース中、肩が陽に焼けてひりひりする。 ウエアーも失敗だ。 半袖のTシャツにすべきだった。 今回は袖無しのランシャツだ。 初回は半袖のTシャツだったから肩の日焼けは防げた、2回目は雨曇りだったので薄い長袖だった。 今回は色んな意味で準備不足。 途中、歩く気力も半ば失せ、道端で止まってしまった。  後からきた私より高齢と見受ける日本人の女性に、声を掛けられた。 何やらポーチから取り出して、差し出してくれる。 これはなんですか、と尋ねると、筋肉の痛み止めらしい。 別に筋肉痛ではないが、そのチュウブ入りの薬を少し頂き、ふくらはぎに塗った。 その婦人は更に、ポーチから梅干を取り出して、要りますかと聞いてくれる。 さすがにそこまで甘える訳にはゆかないので、丁寧にお断りし、ゆっくりと歩き始めた。 何か、この高齢の婦人から学んだ気がする。



約15km地点 MacGregor View Point


途中多くのボランテイアーがレースのサポートをしてくれており、我々の遊びを助けてくれる。 ありがたい。 約2km毎に設けられたエード・ステーション以外にも、沿道の人達が私設エード・ステーションを提供してくれる。 Lahaina の海岸通りが最も楽しかった。 黒人のウクレレ演奏。 小学生のフラ・ダンス。 海岸通りのほぼ真ん中にあるエード・ステーションでは、3人の女の子が "Shower?" と言ってくる。 "Yes, Please!" と言って頭を下げ、前かがみになると、頭、首、背中に、冷水をたっぷり含んだスポンジを一斉に絞ってくれる。 ウワオー、冷水シャワーだ。 気持ち良い。 その他の場所でも、スプリンクラー、水道ホース、大音響ステレオ・サービス、フラ・ダンス、日本からは組み陣太鼓(10名程度)と、沿道の応援はホノルル・マラソンの熱狂と少しも変わらない。

Lahaina では、レースの途中、ABCストアーに飛びこみ、冷えた水を0.95ドルで買った。 ハワイに来る前にかみさんがくれた、伊勢丹で貰ったペット・ボトル保温袋をウエスト・ポーチに入れてあったので、早速使った。 なかなか良い。 ゴール迄冷たい水にありつけた。  エード・ステーションでは、水が用意されていて助かるが、いずれも暖かいか、時には熱いのだ。 

12時55分: ゴール。 今回は歩きの部分が多かったが、歩くのも42キロは大変な距離と実感。 ゴール後、冷えた水、オレンジ、スイカをご馳走になる。 冷えたスター・バックス・コーヒーも有る筈だが、何処でサーブしているのかわからない。 スター・バックス・コーヒーは諦め、急いでホテルのフロントへ行く。

13時05分: Westin をチェックアウト。 昨夜電話でチェック・アウト延長をお願いしてあった13時ぎりぎりだ。 追加料金も取られず、無事チェックアウト。 さー、今度はレンタカー屋だ。 2時半までに返さなければ50%の追加料金である。 それでも安全運転。 制限速度40マイルでひた走る。 渋滞もなく、無事14時15分に返却。 アロハ航空のカウンターでホノルルへの帰りのチェックインをする。 1便早い13:31の便に空席があるとのこと。 その便にした。

ホノルルへ帰りバス20番に乗りアラモアナで降り、マカイ・フード・センター内にある、”つるや”で親子丼を頂く。 海外では日本食をあまり取らないが、今日は少し特別。 後は、ホテルに帰るや、エネルギーの切れたロボットの如く眠りこけた。 

9月23日(月): マラソンの翌日。 今日は、The Busでサンセット・ビーチへ行ってみよう。 ワイキキとは違った静かなハワイ。 前回行って気に入っている場所だ。 ホテルの部屋でコーヒーを沸かし、マウイで買ったコーヒーポットに積め、セブン・イレブンでおにぎりとジュースを買って出かける。 ハワイのおにぎり、マックのバーガ‐よりはましだろう。 アラモアナ・センターでバス52番を待つ。 日本人の若い2人(夫婦)が尋ねてきた。  “エックスキューズ・ミー” 私は「はい、何ですか」と答える。 相手も私が日本人と判っていても、もしかするとそうではないかも、との思いが  “エクスキューズ・ミー” になったのであろう。 彼らは40番のバスを待っているが、バスはなかなか来ない、此処で待って居て良いのか、心配になったらしい。 アラモアナ・センターには、殆どのバスが止まり、40番も止まるのだ。 暫くすると40番がやって来た。 僕は、更に気長に52番を待つ。 



カラカウア通りの国際マーケット前: 内部には夥しい数の土産物屋が軒を連ねる


2時間のバス・ライド、これでたったの1.5ドルだから安い。 途中、広大なドールのパイナップル農園と工場経由で、サンセット・ビーチにやってきた。 数年前と、何も変わらない静かな佇まいがそこには在る。 ハワイは火山島であるが、ビーチには白い砂浜が広がる。 ここが好きな理由の一つでもある。 30数年前、淡路から神奈川に来た時、黒い海岸に一種の驚きと幻滅感を覚えた。 今でも黒い海岸は、好きになれないままでいる。 7-9メートルの大波に戯れる上級サーファー達。 豪快な波に豪快な技、見ていて惚れ惚れする。 湘南とは波もサーファーの技も格段の差。 バス通り(カラカウワ・ハイ・ウエー)と海岸の間は別荘地に沿って自転車道が設けられている。 その両脇は熱帯の樹木が生い茂り、歩くには暑くなく最高。 海岸に出たり、自転車道に戻ったりと、1時間くらい歩く。 昔訪れた、粗末なトタン屋根の食堂(レストラン)があった。 当時の日本語の “サンセット・デナー”の看板は無くなっている。 何故かほっとする。 外国で日本語の看板はあまり見合わないと思うからだ。 日本の文化がそこに在るのとは、ちょっと違う感じなのである。 ホテルを出る時、マウイで買った魔法瓶式マグにコーヒーを一杯入れてきたのだが、既に空になった。 数年前と同じチャチなカウンターで、「何か冷たいもの、ダイエット・コークある?」と聞いたら、”ダイエット・ペプシなら在るけど?“との返事。 ダイエット・ペプシをマグに一杯貰った。  数年前に売り出していた中古の別荘物件は既に売れていたが、同じような物件は、そこかしこに見受けられる。 安月給のサラリーマンには、夢物語だが、リタイヤー後の生活拠点に良いかも。 海岸の木陰のベンチ・テーブルでこの原稿を書いて(打って)いる。 こう言う場所が、ふんだんに見つかるのも良い。 



豪快な波と静かな Sunset Beach


さて帰ろう。  帰りもバス52番で島を右回りの旅を続ける。 バスには数人しか乗っていない。 タートル・ベイ・ヒルトンが折り返し地点だ。 バスはここで暫く時間調整をする。 運転手は降りて体をほぐす。 お客の我々はバスに乗ったままだ。 数分してバスは再び走り出す。 タートル・ベイ・ヒルトンの長いドライブ・ウエーをゆっくり走り( スピードダウンのバンプが沢山ある。)バス通りに出る。 バスはローカルの人を拾い、降ろしながら、北海岸をひた走る。 サンセット・ビーチで既に乗っていた老齢の婦人が、1時間半くらいして、降りる合図のロープを引いた。 降りる際に運転手が自分のシート・ベルトを外して、婦人の荷物を先に降ろし、その後に婦人の手を取って降ろしてあげていた。 婦人は降りた後、ゆっくりと何度もお辞儀をしていた。 日系人だろうか。 アメリカ社会の一面を見る思いであった。 4時間のバス・ライドがたったの3ドル。 多くの人と場所を見せて貰って大満足。

ワイキキに戻った後は、ホテルからクヒオ通りとカラカウア大通りを散歩する。 街は昼と夜では、その姿を変えるからだ。 インターナショナル・マーケット・プレースは、相変わらずおびただしい数の装飾品、土産物の店がひしめき合う。 マーケットをカラカウア大通りから、クヒオ通りに抜けた場所にある、名も無い小さな中華店(半屋台)は、数年前と同じく今日も列が出来ている。 一度入ってみたいと思うが、4度目でまだチャンスが無い。



マウイ行きのアロハ航空のカウンター





23/Sep/'02 林蔵@Maui Hawaii (Updated on 20/Apr/'08)#122

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