西湖ロードレース @Jun/'02 大和田 山梨 20kmスタート前 梅雨時、このレースは開催される。 昨夜は酷い雷雨だった。 朝には雨は止んでいるが、まだ低く垂れこめた雨雲。 山間部の天候は如何にも怪しい。 しかし天気予報の曇りを信じて、ランニング・シューズとランニング・パンツをリュックに詰めバイクを富士5湖方面へ進める。 山中湖の手前、山伏峠ではいよいよ危ない。 小雨がヘルメットに当たる。 バイクを止めカッパを着ようか、迷いながらも山道を上る。 山伏峠を超えたが、雨は降っていない。 この分だと、マラソン大会には何とかもちそうだ。
翌朝4:30 空がようやく白みかけた頃、目が醒めた。 今回は鳥の鳴き声は無い。 前回は、鳥の鳴き声、酷くうるさい鳴き声で目覚めたように想うが、今回は鳥たちはどうしたのだろう。 夕べは少し雨がぱらぱらしたが、雨水が流れる程雨は降っていない。 早朝のキャンプ場、あくまで平和で静か。 動くものと言えば、黒い1匹の野良犬が、すぐ側のキャンプ場内の道に丸く座って、こちらを見ている。
遠くに野良猫が歩いた。 湖岸に近い湖面には、既に釣り船が綺麗に1列に並び、釣り人が一様に湖面に向かい、釣り糸を凝視している。 釣りはこんな早い時間から始めるのだ。
6:30、 会場内の足和田村体育舘で受け付けを済ます。 RCチップとゼッケンを受け取り、それぞれ靴とランシャツに付ける。
その後、準備体操が始まる。 前回は元阪神タイガースの選手で今はスポーツ・インストラクターの掛布さん指導のストレッチ体操だったが、 今回は軽快なリズムに乗って、若い女性のスポーツ・インストラクターが3人壇上に掛けあがってきた。 日本エアロビクス協会の公認インストラクターだそうだ。 アメリカの朝のテレビでよく放送されている、ワーク・アウトだ。 スポーツ・ブラにショーツで決めている。 均整のとれた身体をハイな気分でリズミカルに動かす。 最初は簡単な動作なので、問題なくついて行けるが、だんだん動作が複雑になってくる。 遂に足と手がインストラクターの言う通りに動かなくなる。 周囲を見ると、凄い。 周囲の老弱男女、殆どがインストラクターについて行っている。 私の運動神経の未発達ぶりが見事に証明された。
16/Jun/'02 林蔵 @西湖 山梨(Updated on 7/Apr/'08)#109 |
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