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奥美濃:赤谷〜タンド谷左俣遡行〜千回沢山〜イチン谷下降
(95年8月23日〜8月24日)
 
メンバー:Mさん、谷謙二
コース:赤谷遡行−タンド谷遡行−千回沢山−イチン谷下降
 
日付
 
地点と
 発着時間
           コース・行動の状況
 
8/23






 
      赤谷出合  ・一宮駅9:00集合。徳山村を経て赤谷出合へ。予定より時間がかかった。
・赤谷出合には駐車スペースあり。
発 12:30


着 16:10
・赤谷は平流で水量多く、「沢」というより「川」に近い。アブ攻撃が強烈。
・道谷出合から沢らしくなり、左から10m滝を入れると核心部に。10mのトロを泳ぐと5m斜瀑に出会う。水量が多いため取り付けない。右側に明瞭な高巻きの踏跡がある。ここを過ぎると小滝とトロがいくつかある程度で平凡。
タンド谷出合
 
★魚は釣れなかった。残念。焚き火を作るのに1時間近く費やした。焚火で焼きイモを作る。これはおいしい。
8/24


















 
発 7:00
着 7:40
・タンド谷に入る。平流で単調。スピードは出る。
 
 二俣   ★二俣では千回沢に向かう左俣をとる。
発 7:50



着 10:40
・二股より上は数mの小滝が幾つかあり。全て直登可。
・詰めの二俣は滝になっている左側を取る。どんどん急になり、泥と石のミックスした嫌らしい詰めになる。谷、二度ほどスリップ。M、ハンマーでステップを作りながら登り、谷を確保して登らせる。
・左の沢を詰めたため、ヤブ漕ぎはわずかで山頂に
千回沢山頂 ★山頂はヤブで眺めは特にないが、プレートがある。
発 11:10
着 13:50
・山頂からは適当に北東にヤブを漕いてイチン谷に向けて下る。
・タンド谷と異なり、二俣までは5〜15mの滝が連続。懸垂下降を繰り返す。
 二俣上部 ★昼食
発  14:10




着  17:00
・二股より下流は平流と予想したが、意外にも滝とゴルジュの連続で飽きさせない。ハーケンで支点を作って懸垂下降した滝もあった。
・2段40mの滝をかける支流を右岸から合わせる。この支流を合わせると12m直瀑があり、これも懸垂下降で下る。これ以後は平流となり、坦々と1時間下ると赤谷に出る。
・赤谷に戻ってしばらく下れば赤谷出合。
 赤谷出合 ★赤谷に沈めておいたジュースで帰還を祝う。
  
 
 タンド谷左俣を遡行した最後の詰めでは、予定では1207m独標の東に出る、右側の沢に入るはずであった。ところが、右側の沢は水量少なくただのガレ沢であるのに対し、左側の沢は3段10mの立派な滝があった。ここで右に行けと言うのは、心理的に難しく、左に行けばヤブ漕ぎも少なく、時間の短縮になると考え、左の支流を詰めた。
 左の沢は、最後で斜度40度の粘土状のルンゼとなったため、左5mほど離れたブッシュ帯に逃げようとしたが、足場が取れず2mほど滑落(谷)。
 さらにハンマーでステップを切って登ろうとしたが、再び滑落し、Mより下方となる。M空身にてブッシュ帯に登り、補助ロープでザックと谷を回収。

 アブ対策はしていったつもりだったが、徹底していなかったため、ひどい目にあった。

 地形図、遡行図、タイムなどをヤブに引っかけて落としてしまった。

◎遡行したタンド谷は平凡でつまらなかったため、山頂では多少がっかりしたが、イチン谷は実に下り甲斐のある沢であった。45mロープを使った懸垂下降7回、20mロープを使った懸垂下降6回、捨て縄にしたシュリンゲ7本、使用したハーケン1枚、普段あまり使用しない登はん具が大活躍だった。来年の夏はイチン谷を遡行し、南側の千回沢を下ってみたい。


千回沢山山頂
展望ゼロ


イチン谷最後の滝を懸垂
足がつかないので泳いで回収