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奥美濃:松谷洞右俣遡行〜松根谷右俣下降(96年6月29日)
メンバー:谷謙二、T、K
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定例山行の翌日、突然K君から電話があって、29日に沢に行くことに決定した。行き先は奥美濃松谷洞。板取川の支流だ。遡行図を見るとかなり険しい沢らしい。Tさんも参加することになった。 29日は朝から快晴の青空。絶好の沢日和である。いきなりK君が集合に遅れて、1時間出発が遅くなるハプニングが。で、松谷洞である。ここは、すごい。その前日までずっと雨だったから、水量がすごい。ゴルジュも、すごい。滝も、すごい。釜も、すごい。とにかく、素晴らしい沢である。私がこれまで経験した沢では一番の沢だ。支流はゴルジュの側壁から滝となって落ち、釜はあくまで青い。滝は20m級が続々と出現する。松谷大滝は一種の恐れさえも感じさせる迫力である。水が爆発している。筆舌に尽くし難い。直登しようと主張したが、皆の反対にあったために右を巻く。最近ハーケンを使って支点を作るのにも慣れ、直登したくてしょうがない私であった。素晴らしい沢だが、上部でヤブになる。これくらい我慢しよう。松谷洞は、沢をやっいてる人には是非おすすめです。今だに感動が忘れられない私だった。 そうそう、途中K君が「ホーホーホー」とコールしていた。噂には聞いていたが、これが裏声を使ったコールか、と思わず感心してしまった。 さて夏合宿は黒部渓谷上廊下。ASCの精鋭7人の命運や如何に。 |