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台高:堂倉谷遡行(96年9月7日〜8日) |
コースタイム: 9/7 駐車場8:21−−8:53日出ヶ岳9:05−−11:12堂倉滝11:45−−14:22アザミ谷出合14:40−−15:45泊適地 9/8 泊適地7:50−−8:55林道−−10:351160m地点10:45−−13:16正木ヶ原−−14:03駐車場 ![]() 吊り橋から見る堂倉谷出合の堂倉滝18mはたいへん立派(写真)。一見右側をシャワークライムで登れそうだが、いかがなものか。まあ、最初だから左を巻こう、と登山道を少し下って右側にある踏跡をたどる。この踏跡、結構乱れていて、本当に巻き道だろうか?と悩む箇所もあるが、頑張って登るとコンクリートの土台が残る架線場跡に出た。そこから懸垂下降だが、どこに下降するのかまた悩む。結局、倒木を支点としてルンゼ状を下降した。堂倉滝の高巻きは1時間もかかった。 ![]() ![]() 翌朝はなぜか曇っていた。出発するとそのうち堰堤が出てきた。左を巻くが、懸垂下降5m。あとはしばらくはゴーロ歩きで行程はかどるが、この辺りは林道が平行しいて、風情が無い。奥の俣谷出合を過ぎると、上流部の核心となる。そのうち雨が降り出す。ガスに煙る滝は何とも言えない緊張感をもたらす。この緊張感が心地よい。最初のうちは簡単に直登できる滝ばかりだが、やがて立派な多段の滝の登場。下段はフリーで直登。中段は左を巻き気味に直登し、Yさんを確保する。上段は再びシャワークライムで突破。滝上からYさんを確保する。結構苦労している。ようやく上ってきた。ヘルメットをポンとたたく。ウーン充実した登攀だった。この滝場を過ぎると滑滝となり、最後は低い笹原となって源流となる。薄い霧に包まれた疎林の雰囲気は最高だ。堂倉谷下部の遡行はやや物足りないが、上部の連瀑帯は楽しい。 大台が原の一角に出ると、そこにはハイカーがウヨウヨしていたが、我々は登攀具を身につけたまま駐車場へと向かった。 |