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南ア/赤石沢遡行〜赤石岳
(99年8月12日〜8月15日)


コースタイム:

8/12 牛首峠下入渓点9:30−−13:45堰堤14:05−−14:18北沢出合

8/13 発7:00−−8:00門の滝9:35−−11:25獅子骨沢出合11:45−−14:20裏赤石沢出合

8/14 発7:15−−10:30百間洞山の家11:15−−14:35赤石岳−−16:37赤石小屋

8/15 発6:20−−9:00椹島


8/12:入渓〜北沢出合下飯場跡

ニエ淵付近の釜を泳ぐ

次々現れる淵を泳いで進む。天気もよく、水量も多くないので楽しく進める。
ねじれ滝を登る

きれいな釜を持つねじれ滝は左側を登れる。
取水堰堤でジャンプ!!

ゴルジュを楽しく通過するとやがてゴーロになり、水量は急激に減少する。というのも近年完成した取水堰堤でほとんど取水されてしまうからだ。バックウォーターに飛び込んで遊ぶ私。
夜は花火大会

翌日の夜は雨だったので、全て花火を消費しておいてよかった。

8/13:北沢出合下飯場跡〜裏赤石沢出合

門ノ滝

赤石沢の核心部、門の滝登場!!。
門ノ滝の左を登る

左側をロープを使って登る私。一見逆層で難しそうだったが、登ってみるとそれほどでもなかった。でもロープなしでは無理だろう。左を大きく巻くこともできるが、「門の滝」以外にロープを使用する箇所は無いのでせっかくだから使っておきたい。
大ガラン

門の滝の上の滝は右側のチョックストンの残置ハーケンとシュリンゲで作ったアブミを使って越える。そのすぐ上は「大ガラン」と呼ばれるガレになる。過去の記録ではいやらしそうに書いてあるが、大したことはなかった。
赤石沢の赤い石

大ガランから獅子骨沢付近まで、沢床が真っ赤になり素晴らしい景色だ。
獅子骨沢出合の奥は大ゴルジュと呼ばれ、20mの滝が行く手を遮る。この滝の突破はかなり困難だろう。左のガレたルンゼから明瞭な踏み跡をたどって40分くらいで高巻ける。
この日は裏赤石沢出合まで進むが、夜は雨になってしまう。

8/14:裏赤石沢出合〜赤石岳〜赤石小屋

昨夜からずっと雨。裏赤石沢の予定だったが百間洞経由に変更する。百間洞は特に問題となるところも無く、百間洞山の家着。雨の中濡れた服で稜線を歩くのは嫌だったか、渓流シューズのまま赤石岳へ向かう。稜線上はやはり寒かった。赤石小屋への下りも緩いアップダウンがあって消耗したが、たどり着いた赤石小屋は快適で、夜は暑いくらいだった。


8/15:赤石小屋〜椹島

小屋に食事付きで泊まらないとリムジンバスには乗せてもらえないらしい。

赤石沢は思ったより容易だった。今回は7人と大人数だったが、特に問題なかった。気合いを入れてガンガンいくと拍子抜けするので、賑やかに登りたい沢だと思った。