簡単なギリシャ料理の作り方

タジキとスブラキ
とても簡単なギリシャ料理の作り方を書いてみたい。誰にでも簡単に作れて美味しいのでお奨め!
和成風スブラキとタジキの作り方
※タジキはパンにつけて食べるのも美味しいけどスブラキのソースとして食べるとより美味しいです。

スブラキ
用意するもの(二人前)
オレガノはこんなのを買うと良い
作り方
とても簡単
@ 肉を1〜2口くらいの大きさ(焼き鳥みたいな感じで)に切り分ける
A 切った肉をボウルに移し、その中にすりおろしたニンニク、オレガノ、塩、胡椒、オリーブオイル、白ワインを入れ、手で混ぜる。これで下ごしらえは終わり。混ぜ終わったら冷蔵庫で冷やす。少なくとも1時間は置くこと。そうしないと味が馴染まない。半日〜1日くらい置くのがベスト。夜に食べるのなら前日の夜にやっておくと良い。

さあ、それでは焼いてみよう。
まず、焼く前に焼き鳥用の串に刺しておくこと。
焼くのは魚を焼く用のグリルを使う。「エー!」と思うかもしれないが、これが本当に素晴らしい家庭内バーベキュー調理器具なのだ。グリルを魚焼く以外では使っていない人多いのでは?…もちろんオーブンがあるならオーブンを使っても良し。ただオーブンは温めるのに時間がかかるのでグリルの方がお奨め。
また、肉に魚の臭いが付くのでは?と心配するかもしれないが、下の網とパンの部分さえ良く洗っておけば肉に臭いが付くことはほとんど無い。火加減についてだが、一番弱い火でじっくり焼くこと。早く食べたいからといって強火にすると焦げる可能性が高いので注意!表がキツネ色にこんがりと焼けたら引っ繰り返して裏を焼く。片面大体7〜8分くらいかな…時間は好み、グリルの火力によって変わって来るので一概に言えない。3〜4分に一度見たほうが良い。弱火で焼くので真っ黒焦げになることは無いと思う。タイマーを使うことをお奨めする。
グリルで焼くとニンニクとオレガノが効いたギリシャのスブラキの良い香りが台所に漂い、楽しい気分になる。換気扇を回すと隣近所に美味しそうな料理を作っているな…と思わせることが出来る。焼けるまでの間はワインを飲み、タジキをパンにつけて食べ、ゆっくり待つと良い。バックミュージックにブズキを聴くとより一層ギリシャ気分になれる。
こうやってグリルに並べてじっくり焼く
夏場などはバーベキューするときに前の晩に全ての材料をビニール袋の中で混ぜて置いておくと良い。ちょっと趣向の変わったバーベキューが楽しめる。野外で食べればスブラキは一層美味しいと思います。

タジキ
用意するもの(2〜3人前)
※この分量だとかなりボリュームがあるので余ると思う。余ったらラップして冷蔵庫で保存しておくと良い。小腹が空いたら焼いたパンにつけて食べると美味しい。

作り方
上記の材料をよく混ぜて終わり。簡単でしょ?
注意したいのは、このスブラキとタジキはニンニクを沢山使うので滅茶苦茶ニンニク臭くなることである。それは困る!という人は食後にリンゴを4分の1個くらい食べるとニンニク臭が無くなるのでリンゴを買っておくこと。(リンゴの中の酵素がニンニク臭を消してくれるらしい)

上記の料理とパスタを1品、サラダを1品作って、フランスパンでも用意すれば素晴らしいランチ、またはディナーになると思う。スブラキはコンロを一切使わずグリルだけなので他の料理の邪魔にもならない。
なお、これは基本形なので各自いろいろアレンジしてみると面白いと思う。何か良いアレンジ方法があったら是非僕に教えて下さい。お食事に招待してくれるのでも構いません…なんちゃって
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