前年にカボチャを畑に捨てると次の年に芽を出すことを考えれば
種からでもできない事もありませんが、5月の連休に種苗商から苗を購入して植え付けるのが、安全で手間もはぶけます。
カボチャには会津早生・菊座・シマカボチャなどの日本種とクリカボチャ・マサカリカボチャ・ソウメンカボチャなどの西洋種があります。
私はクリカボチャがおいしい品種と思っています。
西洋種は立ちキュウリと同じくそのまま育てますが、日本種は地ばいキュウリと同じく本葉7〜8枚で摘芯します。
今朝咲いた雄花を採って花びらを除去し、雌花に受粉してやると結実の比率が高まります。
施肥はキュウリよりいくらか多めに施してください。
収穫して良いかどうかを見分ける方法の1つは、若い実は表面にツヤがありますが、収穫時期にはそれが薄れてきます。
もう1つは、実を付けている茎の実に極近い部分が黄ばんできて、更には縦に小さな亀裂が入ってきます。
ここまでくれば完熟になっています。
その他はキュウリと同じですのでそちらを参照してください。
ウリ科の植物は同じ場所に3年間は作らないでください。
今日は収穫しようと勇んでいってみると、鳥やコウロギにかじられていることがあります。
防鳥には実の上にワラなどを被すだけでも効果があります。また、果実に直射日光が当たると、そこが
変色し腐ってくることがあります。その事からもワラをかぶせることは有効です。
日陰にころがしておけば保存できますが、寒さに弱いため年越しはむずかしいようです。