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ここで、1つ問題が起こりました。あんな小さな島なのに、違う言い方があったのです。こっちが湯島弁、うちのじいちゃんが言う方が本当というふうに、ちょっとだけ言い争いになったのです。どちらが本当かはわかりませんが、方言の違いに気づき、全国ではいろいろな方言があるんだろうねえという話になったのです。ふつうなら、ここでおしまいです。それを、インターネットで調べようと言うことになったのです。このあたりから、子どもたちの目の輝きが変わりました。YZH計画、湯島を全国の方言で紹介してもらおう計画という、仰々しい名前を付け、全国にホームページで呼びかけました。本当に返事が来るのか、子どもたちは半信半疑です。それが、すぐにきたのです。京都の大学生でした。初めて、自分たちに届いたメールを、一生懸命読んでいました。
しかし、それで簡単に集まるものではありません。3人の協力を得ましたが、その後はばったりでした。ここで、めげずにがんばりました。方言のホームページを作っている方に、メールを送りました。