「俺とお前のディスカッション」編


2001/08/31
「最終回」

人生最後の夏休みが、足音を立てて去っていくのが分かります。

僕が住んでいるのは関東は埼玉県なので、8/31イコール夏休み最後の日なのです。

最後の日、それはいわゆる最終回です。来るべき時が来たって感じです。

どんなものにも最終回はあります。お兄ちゃんお姉ちゃんが大好きなトレンディードラマも、お子さま大喜びの特撮ヒーローも、お年寄りが楽しみにする時代劇も、お父さんがこっそり見てたお色気番組も、永久に続くわけではなく、いつか最終回がやってくるのです。

そんなわけで、夏期休暇にも最終回がやってきたわけです。最終回と言えば、すげえ盛り上がるのが定石です。

が。

今日何があったかというと、別になにも。

昼前に起きて、適当にメシ喰って、AC2AAやって、えーと…再放送やってたダンクーガ観たっけなぁ、そういや。あ、そのあとにADSLモデムが届きました。それはまだ箱の中ですけれども。

こんだけです。

これが最終回。いいんでしょうか、こんなもんで。打ち切りアニメ番組だって、もーすこしマシじゃないですか。いや、もっとずっとイイ感じですよ。それがこの体たらく。

まぁ、1999年7月に予定されていた史上最大の最終回が取りやめになって、延長ってことになったあたりからかなり気を抜いてきたのは確かなんですけど…

1999年の最終回に関してはすげえ期待してたんですけどねェ。あのノストラダムスっておっさんが、書物に残すくらい自信満々に、1999年7の月に起こる最終回は座り小便漏らすくらいスゲェっていってたから本当に期待していたのに。

あーあ、明日から学校かァ…


2001/08/30
「ラジオってステキ」

ラジオはとてもステキなマッシーンです。

なぜかって?そりゃもう、本体さえ手に入れちまえば、あとは電気代だけで情報を入手し放題なんですよ!?そのうえ携帯にバッチシだし、こーんなサービス精神旺盛なキカイはほかにあんまりありませんよ!携帯テレビの存在はすっかり忘れてください!

しかもラジオったら、何とも現代風に電波系。様々なヒトから発せられた電波を受信し、そいつをデコードして我々の理解できる振動に変えちまうんですからすげえです。

人間にそんなこと出来ますか!?…あ、たまにいるみたいです。でもそーゆうひとはあんまりステキじゃないっぽいです。

ところで、なんでこんなことを言い始めたかというと、別に理由らしい理由はありません。ただ、近くにラジオがあって、よく考えたらけっこうすげえなあと思っただけに過ぎません。

でもすごいんです。とても。


2001/08/29
「宇宙に馳せる夢」

H2Aロケットのライブ中継をすっぱり見逃して、JQとか原始家族フリントストーンなんか見ていた僕でした。どっちももう、クソ古い海外アニメーション作品ですが、意外に面白いもんです。たまに見るなら。

っつーか、当初の予定通り25日にやってくれりゃあ良かったんですよ。そーすりゃ友人宅の高速回線でイイ具合に見れたってのに!

まぁ、夜のニュースで結果だけは見ておきましたけどね。成功だったそうじゃないですか。エライねぇ。

宇宙船と言えば、少し前までは捨てる部品の少ない、あるいは全くない宇宙船を開発していたそうですね。現行のロケットのように、ポンポン捨てていくようなのじゃなくて。

そーゆう宇宙船はなんか呼び名があったよーな気がしますが、思い出せません。ついに頭にガタがきたんでしょうか。アルファベット4文字くらいだったというのは覚えてるんですが。

名前はおいといて、要はスペースシャトルっぽく再利用が可能で、スペースシャトルなんかよりもずーーっっと推進力のデカイヤツを作ろうと、米国あたりは頑張ってたわけですよ。

でも、最近だったかちょっと前だったかに、そーゆう宇宙船開発のための予算をカットしたそうです。

どうしてでしょう?船体のほぼ全てが再利用できるのであれば、打ち上げのたびに船体を製造するような手間も費用もかからないはずなのに?現行のロケットでは、一番高価な燃料タンクやロケットエンジンなどの部分を捨ててきてしまうのに?

理由は至って簡単でした。現在では、全部再利用するよりも新しく作った方が諸経費が遥かに安く済むからだそうです。

どうしてそんな具合になるのでしょうか?

その理由は、たとえ帰還した宇宙船を再利用するにしても完全な整備は絶対必要で、その整備費用が新造船の建造費用よりも高くつくからです。そんな無駄をするよりも、新素材の開発費用に割いたほうが宇宙船の性能もコストパフォーマンスもぐっと上がるというのですから、予算をカットするのも分かります。

ではなぜ、そんなものが研究されていたのでしょうか?まさか、研究者たちが整備にかかる費用のことを見落としていたわけではありません。開発が始められた理由は、ほかのところにあったのです。

再利用型宇宙船の開発が始まった頃は、コンピュータがとてつもなく高価な時代でした。それにもかかわらず、打ち上げのたびに高価な電子回路を捨ててきてしまうのですからたまったものじゃありません。

しかし、技術が進歩するにつれてかつて宇宙船の打ち上げに必要だった高価なコンピュータは、現在では1円くらいしかしないようなコンピュータの性能で充分に事足りるようになってしまったのです。なんと、携帯電話などに入っているちっぽけなコンピュータで済んでしまうそうですから。

こうして、SFなどでよく見かけるような完全再利用型の宇宙船の開発は打ち切られてしまいました。

きっと、私たちが生きている間には、漫画やアニメーションのヒーローたちが乗っていたような宇宙船が作られることはないでしょう。残念です。

どっかのヘンな金持ちが酔狂で作ってくれればいいんだけどなぁ……


2001/08/28
「僕とバトルテック」

まず、昨日のパルスレーザーについてですが、もう一度考えてみたらよく分からなくなりました。昨日の仮説はなかったことにしておいてください。

さて、僕はバトルテックに関しては和訳資料くらいしか読んだことがないので、初心者・にわかファンといったところです。総プレイ時間も150時間もいっていればいいところでしょうし、なんとかして中級者くらいにはなりたいものです。

そのためにも、プレイを繰り返し、情報を収集し、曖昧な部分を補完していこうと思います。

そもそも僕とバトルテックのなれそめは、いまを遡ること6年前。

えーっと、遡るんですが…なんで出会ったかはさほど覚えていません。多分、よく分かる本をたまたま手に取ったか、RPGドラゴンを読んだか、もしくはリプレイを読んだかのどれかです。そのあとで、メック戦闘ルールを購入しました。

バトルテックを出会ってからルールブックを入手するまでに多少の間があり、それまではRPGドラゴンの資料をもとに限られた重量でのメックを設計したりしていました。

僕よりも少し早くルールブックを入手した友人やほかの仲間たちとプレイしましたが、TRPGはそれよりも4年くらい前からやっていたものの、ヘクスマップを使ったウォー・ゲームは初めて。

かなり手間取りながらも、初ゲームはなんとか終えることができました。その時の結果はサッパリ覚えていませんが。

しかし、それ以降1年半くらいプレイした記憶がないように思えます。

次にプレイしたときには、プレイヤーは全員新しい仲間たちで、以前の仲間たちとはバトルテックはさっぱりです。

以前はゲームマスターなど一度もやったことの無かった僕が、新しい環境では必ずと言っていいほどゲームマスターの立場という状況。人はいつまでも変わらないままではいられない運命にあるようです。

新しい仲間たちをこちら側に引き込んだきっかけは、残念ながらバトルテックではなく、MTG(MAGIC:The Gathering)でした。このころはトレーディングカードゲームといえばこいつで、国内産のTCGが出るなんて考えもしない頃でした。

MTGを通じて知り合った仲間たちとはTRPGもやるようになり、最初のうちはソード・ワールドに興じる毎日。

そして1年もした頃、ついにバトルテックをやることに。まぁ、それまでも少しはやってたんですが。

仲間たちは僕と同様のあっち側の人間だったので、基本的にロボット兵器が大好き。どっちかっつーとガンダム世代って感じなので、バトルテックの格好良さとはちょっと違う思想もあったんですが、バトルテックは大好評。

ソード・ワールドをやっていた頃よりもさらにヒートアップした感じで、毎日と言っていいほどプレイ。その頃にはメックウォリアーRPGも入手していたので、キャンペーンシナリオをやり始めたんですが、ゲームマスター役の僕はたーいへん。完全にアドリブで1シナリオやることもあるほど。さすがに、出来は悪くなりがちでしたが。

バトルテックにもすっかり慣れると、バトルメックの設計で大はしゃぎ。初めの頃はとりあえず強さを追求したがためにマンチキンメックになりがちだったうえ、L.A.MもOKにするとさらにひどいことに。

そんなこんなで今に至り、かつてのプレイヤーとの接点が学校だったために、現在では時間も場所も取れずにほとんどプレイできず。ひとりだけ家が近所だったプレイヤーとは、会うたびに「TRPGやりたいよなー」とかぼやく始末。

連絡取り合って集まればいいようなものですが、みんながみんなまったく違う方向へ進んだために、スケジュールがサッパリ合わない。

インターネットを利用し、IRCを使ってプレイを試みたものの、時間がかかりすぎるという欠点が露呈したために挫折。

これから、どうなることやら……


2001/08/27
「バトルテック −パルスレーザー編−」

バトルテックに登場する兵器に、パルスレーザーというものがありますね。

技術レベル1では製造できないため、和訳されたルールブックの中には記載されているものはありませんが。

パルスレーザーは、その名の通り信号状に発光するレーザー兵器で、同じ発光時間では通常のレーザーよりも対象に与えるダメージは低くなります。

バトルテックにおいては、パルス一つあたりの照射時間が短いために従来品に比べ射程距離が短くなっているほか、出力の増強による破壊力の上昇、そして命中率の上昇がなされています。

命中率に関しては、何故上昇しているのかがよくわかりません。手元にある資料では理由が書かれていなかったためです。

そこで今回は、適当に推測してみることにします。

命中率が良くなるのなんて当たり前じゃないか、と思われる方もいるかも知れません。

一度の射撃で一条のレーザーしか発せられない従来品に比べ、パルスレーザーはマシンガンのように“手数”が増えているように見えるからです。

しかし、よく考えてみてください。火薬弾頭などを使用する実体弾兵器とレーザー兵器では、根本的に違いがあります。

実体弾兵器は弾丸を発射するだけです。弾丸の軌道上の、弾丸より後ろにはなんの破壊も及ぼす能力もありません。それに対しレーザー兵器は、弾丸を飛ばすとは違います。砲身から一直線に線を描き、その線上全てに破壊を及ぼす能力があるのです。

これで、実体弾兵器が命中率を上げるために手数を増やす理由が分かりますね。

しかし、レーザー兵器の場合は、通常の発振と同じやり方で発振されるのがパルス状のレーザーであっても、たいした意味はないのです。かえって、破壊力を落とすことになります。意味があるとすれば、砲身への加熱を断続的にすることで、砲身の損傷を防ぐことくらいでしょうか。それにしたって、その程度で損傷するような材質でできているはずもないでしょうから、考えられません。

では、どうして命中率が上がるのか?

思いついたことは一つです。パルス一つ一つの発振される方向を微妙にずらしていくことで、短時間に広範囲にレーザーを照射することができ、結果、命中率が上がるというものです。しかし、ただそれだけでは破壊力が低下してしまいます。多数の方向にレーザーをばらまいているのですから、命中しないパルスがあってもおかしくないからです。たとえ全てが命中したとしても、照射時間は従来品と変わらないはずですから、破壊力はどっこいどっこいのはずです。

ルール上のスペックでは、従来品よりも破壊力が増しているのですから、これはおかしいです。

となると、この仮説をダメにしないようにするには、レーザーの出力を上げるか、より高効率のレーザーを発振しているかのいずれかしか考えられません。スペックを見ると、従来品より発熱が増大していますから、どちらかと言えば出力を上げている、というほうがしっくり来ます。

さて、これが僕のパルスレーザーに対する推測の全てです。

こんなもんどーだっていいじゃねえの、って思う人もいるかも知れませんが、理屈バカであるうえに、描写が大事だと考える僕にはそこそこ重要なことなのです。

いーじゃん、僕がやりたかったんだし。

次の機会には、ヘビーレーザーでもやろうかな、と思ってます。楽しみに待っててねー。


2001/08/26

諸般の事情につき、今日はお休みです。

ぶっちゃけて言うと、GT3が気に入ったので買っちゃって、それやるのに忙しいからです。

登場車種に、SUZUKIのジムニーがなーい。残念。


2001/08/25
「日記を載せる訳」

きょうは友人宅でグランツーリスモ3をやりました。以上。

短すぎますか?だって、そんだけしか書くことないんですもの。

別段珍妙な出来事にも遭っていないし、特別なこともしないし、変わった場所にも行かないし、面白いモノを見たわけでも無し。

そんなもんが毎日あったら、まさにネタ人生。テキストサイトトップクラスの仲間入りができちゃいますわな。

んで、まあ、このよーにして平穏な人生を送っているにもかかわらず日記をコンテンツの一つとして設置しているのがそもそもの間違いかも分かりませんけどね。ふつーのひとは、なんでもない一般人かそれ以下の人間の日記なんざ読みたくもないでしょうからねぇ。

でも書くのは、こーでもしないと日記を付けない人なので。そんだけです。


2001/08/24
「聖人君子をダーティーハリーに仕立て上げろ!」

今日はイギリスの番組、「宇宙船レッド・ドワーフ号」を観てました。ほとんど半日くらい。

観てたんですけれども、昨日、日に焼けた部分がヒリヒリして痛いです。やっぱ、火傷なんですねぇ。

火傷といえば一番ひどくやったのが小学生の時。熱伝導実験の際に、熱した鉄棒を握り締めたせいでひどい目に遭ったことがあります。

なんだってあんなに熱いんでしょうね、熱した鉄棒ってのは。子供向けにもーちょい温度設定を低くしたらどうなんでしょう。

サーモスタットがイカレてるんじゃないですかね?あれは。

それ以降、火傷なんてのは大してしてないですね。あ、高校の実習のときに、旋盤から飛んだ鉄片が服を溶かしたことがありましたっけね。

あれが最後ですかねぇ、今のところ……

まー、火傷なんてしないほうがいいもんですからね。皆さんは気を付けてくださいねー。


2001/08/23
「たのしいスタンプラリー・三日目……のはず…」

スタンプラリーに情熱を燃やし、ひたすら時間を浪費し続けた僕。

これほどまでに成果が上がらないのには少々閉口し、今日はスタンプラリーともう一つの目的を平行して行うことで無為に過ごすことを避けるという行動に出ました。

今月は青臭い記憶強化月間なので、友人と共に市民プールへ行くことにしました。

今日はやたらと晴れて暑かったので、スタンプさんも来るかも知れません。しかも、この市民プール、市内料金が通用する地域の範囲を広げたおかげで、隣の市に棲む我々も市内料金で利用できたのです。

こいつぁ神の思し召しっつーかよくやったな役人どもって感じです。

市民プールの欠点はと言えば、基本的に家族連れと小学生の天国であり、我々のような20代の男だけで来るような場所ではどう考えてもありえない、という環境であることです。ま、それでも入るんですけど。

入ってみると、もう夏も終わりだっつーのに大盛況。身長が僕らの腰までもないようなガキ共が暴れ回っております。

てきとうに見回してみますが、スタンプさんらしき人は見つかりません。Tシャツを着ている人もけっこういるのですが。っていうか、ふつーの服でプールサイドにいる人は、ナニをしに来ているんでしょう?

プールは涼しいので夏にはとてもよい場所です。ただ、それ以外になにもないとすぐに飽きます。

市民プールは娯楽要素のある施設がスゲー少ないうえに、メインターゲットが小学生あたりであるよーなモノしかないため、我々は25メートルプールでひたすら泳ぐか、流れるプールで水死体のように漂い続けるかのどちらかを選択するしかありません。

これ以上ないくらい身体のなまった我々は、25メートルプールで筋力回復を狙います。

しかし、どうしたことか異常に呼吸が乱れます。準備体操をしなかった罰でしょうか?海で貴金属探しをしたときでも、これほど疲れるようなことはなかったというのに。

即、筋力回復を諦める我々。流れるプールでの土左衛門を楽しむことにしました。

ひたすら流され、回り続ける我々。ロリコンのケがある友人はガキ共を眺めては「目の保養」などとのたまう始末。

一体、何をしに来たのかよく分からなくなってきます。

結局、スタンプさんは見つからず、ろくろく泳がないままに市民プールをあとにしました。

夏は、僕たちに何も与えてくれないまま去っていくようです。

頬を撫でる風はついでにトンボを顔面にぶつけてゆき、空を流れる雲はおかしな図を描いてこちらをなじってきます。

秋が、来るようです。


2001/08/22
「たのしいスタンプラリー・二日目」

今日も今日とてスタンプラリー。今日はどこを探すかな?

今日は天候がどうも不安定だったので、これはどこか屋内で張っていればスタンプさんに巡り会えると推理。

金がかからず、長時間いても問題のない場所を探すと、あぁ、ありました。

そう、市立図書館です。スタンプさんはここに現れるに違いありません!

というわけで、市立図書館の入り口付近で待つことにしました。

スタンプさんは移動しているのですから、あれこれ移動するよりも一カ所に留まっていた方が遭遇しやすいはずです。

んで、まぁ……結果ですけど………

さっぱり。

目立ったのはやたらといびきのうるせえおっさんと、図書館にもかかわらずラジオを大音量で鳴らすおっさん、そして妙にそわそわしている女性くらいのもので、珍奇なTシャツを着ている人すらいません。

こいつぁまずいです。

二日目も終わったというのに、ひとつもスタンプをゲットしていません。ゲット・ディメンジョン、スクランブル・ゴーって感じです。

まぁ、明日にでも期待するとしましょうかねー。


2001/08/21
「たのしいスタンプラリー・一日目」

TBSラジオの深夜番組である「伊集院光・深夜の馬鹿力」が主催の企画、「夏のジョークTシャツスタンプラリー」が本日開催されました。

かつて、「夏のラリー'92 小田急69駅巡り」を制覇した僕としては、スタンプラリーと名のつくイベントを無視するわけにもいきません。久々にマジになって参加することにしました。

今回のスタンプラリーは、通常のラリーと大幅に異なるルールを持っているため、従来の攻略法は通用しません。

なにせ、目的地が移動するのですから。移動する。どういう意味か分かりますか?

そう、目的地とは、「ジョークTシャツを着た一般人」(正式名称:スタンプさん)なのです。

彼らの着ているTシャツにプリントされた珍文と認識番号を入手することで、「スタンプを押した」ことになります。これはかなり大変です。そのうえ、スタンプさんは北は北海道から南は沖縄まで、日本列島を縦断する形で点在しているのだからさあ大変。

こんなもんコンプリートできません。当たり前。

そんなわけで、ラリーの目的は「コンプリート」ではなく、「できるだけたくさん見つける」ことになります。

この条件の下で探す方法を考えれば、なんのことはありません。すぐにもいくつかの攻略法を編み出すことができます。

そこで、僕は考えてみました。

スタンプさんは珍奇なTシャツを着ていても、紛れもなく人間です。そして、いまの季節は夏。夏は暑い。暑いと喉が渇く…

さあ、ここまでくればどこを探せば一番効率がいいか導き出されます。早速GOです!

外は雨。っていうか暴風雨。しかし、スタンプラリーの猛者を目指すのですからこの程度のことは意に介しません。

目的地は運良く自宅からそう遠くなく、1.5kmほど。ラッキーです。

自転車では帰って面倒だと考え、徒歩で出発。そして、15分もしないうちに到着します。

そう、その探索ポイントとは、池です。

スタンプさんは暑い中歩き回っているのですから、喉が渇きますね?としたら、彼らが目指すのはまちがいなく水のあるところです。

そして、水のあるところと言えば、池に違いありません!

ふっふっふ。これだけ完璧な理論!ラリーの覇者はこの僕です!

そして待つこと1時間。

さっぱり来やがらねえ。

いるのはアヒルくらいのもの。待っている間もヒマなので、アヒルを威嚇して遊んでみたりしましたが、ふと気付くとすげえ寂しい光景。

雨の降る中、アヒルと僕。ほかには誰もいない。

泣きたくなってきたので、帰宅。

でも、神様は僕を見放しっ放しってことはなかったみたいです。

帰り道、新しく設置されたエロビデオの自販機を見つけました。あとで品揃えを見に行くことにします。

さーて、あしたもかんばるぞー!


2001/08/20
「気怠い午後」

今日はお散歩です。自転車で、でしたけど。

もっと言えば、起きたのが遅かったのと、いいともとごきげんよう見たのもあって、出かけたのが3時くらいになっていましたが。

今日目指した場所は、以前見かけて器になっていた森と、その近くにある神社(みたいなやつ)です。

自宅からは5キロもないくらいのごく近所であり、別に今日行かなくてもいいかなー、と思いましたが、また一日無駄にするのかと思うと出掛けずにはいられませんでした。

で、まぁ…行ったんですけど。

別段、人に聞かせるほどのことはなーんにもありませんでしたねー。

森はこれといって取り立てて変わったものがある森でもなく、それほど広いわけでも無し。

神社のほうは、現在の社が建てられてから少なくとも20年以上は経っていることと、そこら一帯で戦争に行って死んだ人を祀っているっぽい、と言うことが分かったくらいです。

巫女さんいないし、宮司さんさえもいないし、おみくじ売ってないし、賽銭箱もないし、トイレは壊れてるし。

どーゆうことですか!?巫女さんいないって!それじゃあ神社らしくないじゃないですか!っていうか画竜点睛を欠くってやつですよ、これは。

まあ、それは数百歩譲ってとりあえず諦めるとします。

ただちょっと気になったのは、社のカタチ。いままでいくつかの神社に行ったことのある僕ですが、ここのはサイズのわりに奥行きがあるんですよ。

手前に神楽でもやるんかい、ってな感じのスペースがあり、その後方に扉のついた部屋。

ちょいと変わった構造でもあってか、かなーりその中が気にはなりましたが、さすがに覗くわけにはいかねえので侵入するのは止めときました。

ちなみにその神社、もう10年は人の手が入った様子はありませんでしたが、こーゆう施設ってのは管理に関して決まりとかそーゆうのはないんですかね?

追記:台風が来ますね。自室の雨戸を久しぶりに閉めることになりそうです。せっかく来るならハデに来いよ台風よ。晴れてると野良猫の腐乱死体が臭くてたまらんのよ。最近、妙に猫の礫死体見かけるし。あぁ、可哀相な猫。大きいやつのほうが轢かれる確率高いみたいです。ちっさいのは身軽なのか轢かれてるのをあまり見ません。


2001/08/19
「大丈夫なのか、俺」

今日は友人宅へ出かけるという、夏休みっぽいことをしました。

その程度で休みらしいとか言うなって方もおられるでしょうが、つき合いの悪ィ友人たちと起きるのが遅い僕が合わさると、丸一日くらい平気で無駄に過ごしてしまうという現状において、たとえ友人宅であろうと出かけるという事実はまさしく“休みらしい”ことなのです。

っていうかそれは引きこもり気味なのではないか?なんて、言わないでください!!

ちょっと傷つきます。

でも鈍感なので言われてもサッパリ気にしそうにないです。

そんなわけで友人宅。どんなことをして僕らは遊ぶのでしょう?

入るなりドリキャスでカルドセプトやってる友人二人。僕と、もうひとり一緒に来た友人は、とりあえず昼飯。つってもコンビニで買ってきた総菜パン。金ないし。

そのあとナニをするかと思えば、プレステ2でゲーム。それしかないのかと思えば、再びカルドセプト。今度は四人で。

…あー。けっこう面白いなぁ。

いつの間にやら外は暗い。それもそのはず、もう7時。

って、ゲームだけじゃん!こーゆうのダメ人間って呼べるんじゃないですか!?こんな風に過ごしていいのはファミリーコンピュータを画期的なゲーム機として入手して、そのうえスーパーマリオブラザーズと戦場の狼さえも入手した小学生だけですよ!!

今日もまた青春をかなり無駄っぽく浪費した僕は、とりあえず社会人なのだぞ、と思うためにお互いの職場の愚痴を聞きあい、帰宅。

すこーし寂しくなったので、木製パズルに興じる僕。

7つの木片を組み合わせて立方体を作るというやつ。温泉宿とか行くと、たまに部屋においてあるような。

…ずーーーーーっっっっっとやり続けてやんの……1時間くらい……

しかもなかなかできないでやんの…………


2001/08/18
「時事トーク…をやりたかった…」

かの有名なマザー・テレサが聖人の仲間入りを果たすようです。

こないだ亡くなったばっかり(っても4年くらい前)ですから、異例の早さだそうで。

普通ならば、亡くなってから数十年くらいしてやっと聖人になるようですが、マザー・テレサの功績が素晴らしすぎたのでこのような運びになったとのこと。

聖人ですって。スゲーですよねぇ。

“聖人”って言葉の定義するところをよく知りませんが、宗教的なイメージですと、天使クラスじゃないんですか?多分。

分かりやすく言ってみると、キン肉マンではウォーズマンくらい?

もしくは、勇者王ガオガイガーで言うところの機界三十一原種クラスか。

なんにせよ、とてつもないことであることは分かります。そのうえ、例外的な早さでそれになってしまうんですから、マザー・テレサすげえ。




えーっと。

やばい、宗教予備知識不足だ…話を展開できない…

今日はここまで。続きはまたあした、さよーならー。


2001/08/17
「書くことがないんだよー」

突然家族が、「コミケに行こう」って言い出したら、どうしますか?

幸い、我が家ではそういう現象は起きていません。それどころか、コミケの存在自体ロクに知らないでしょう。

しかし、万が一、そんなことが起きたらと考えると…

なんか、スゲーイヤです。

そのうえ3日目に行こうなんて言われた日にゃあ、「ナニがしたいんだこのイカレポンチ共!?」って叫びたくなりそうです。

閑話休題。

あ、幼児誘拐事件がありましたねー。犯人は18才の女子短大生ですって。

最近は犯罪もよく分からなくなっていきますねぇ。

動機は、「赤ちゃんが泣いているのを可哀相になって連れ出した」だってさ。

なんか、違わないか?

18才ってゆーたら、もーちょい、なんつーか考えつくことがあるだろう?

いきなり連れ出す奴があるかい。

もーわかんなーい。


2001/08/16
「サウス・ダコタが心の故郷」

今日は「フルーツバスケット」というアニメーションを観てみました。

次回予告で気になったこと。

『雪がとけたら、なにになる?』っつう問いの正解が『春になる』ってのがあったんですが。

……これ、「太陽の牙 ダグラム」で出てきた台詞だなー………

ヒロインであるデイジー・オーセルが主人公のクリン・カシムに対してした質問が、

『雪がとけたら、何になると思う?』で、答えが、

『雪がとけたら…水になるんだろ?』って答えたわけ。んで、

『雪がとけたら、春になるのよ』って。こんな感じ。

あのときの感動が再び。別にあのシーンでは感動しなかったけどさ。


夏休み企画「お前はキムタクに飯を食わせてもらえ」編

2001/08/14
「失われた夢を求めて」

今日から一泊二日の旅行です。っていうか盆なので線香あげに田舎に行っただけなんですけどね。

この旅は、まさに青春の浪費をする旅です。

まだ一日目も終わらぬうちにそれを痛感させられました。

まず、出発は午前六時。

それなのにも関わらず、3時くらいまで起きてやがんの、俺。「深夜の馬鹿力」聞くってんで。

ほっとんど眠らないうちに出発。車の運転は僕じゃないのでゆったりです。

しかしまァ、意外に眠くならないもんで、一睡もしないまま3時間ほどが経過。目的地までは250kmくらいなんで、まだ半分がいいとこ。

さらに、よしゃあいいのに運転手が、ってーかうちの父親が、「帰りに渋滞に巻き込まれない道を探しながら行く」って言いだし、正体不明の山奥へ。

県道をぐんぐん進んでいくうちにアスファルトは途切れ、石灰岩が露出するオフ・ロード。

我らが足である自動車はスプリンター。こんな道を走るための車じゃあありません。

車体底部をがっつんがっつんいわせながら、走る走るよスプリンター。

ところが、発見したのはこんな標識。

「これより先は、許可のない車両の進入を禁ずる」

オイ。どこだここは。

近くにいた森林レンジャー風のおじさんに道を聞くと、こっから先は並の車じゃ踏破不能だという。

ああ、確かにこれなら渋滞には巻き込まれないね!ただ、通過できねえんじゃしょうがないけどね!

泣く泣くUターン。国道へ合流。

そのあとはとりあえず大きな問題はなく、目的地へ到着。

しかしそのあとにとった行動が大間違い。

海へ。

ひとりで。

カップルがあふれる海水浴場に、バカ丸出しの俺一人。

とりあえず、波に向かって泳ぐ、泳ぐ、泳ぐ。

右手には浮き輪を使って戯れる男女。うわぁ、楽しそうだなぁ……

チクショウ。

左手にはボートで二人の世界を築く男女。ムーディ。

コノヤロウ、期待を大きく外れてスタイリッシュな男と、けっこう美人な女。

羨ましい……ああっ、違う違う!こんなことで負けるな俺!

そんな雰囲気に負けないためにも、全てをぶちこわすために潜水する僕。

浮遊する海草をつかんでは投げ、つかんでは投げ。効果なぞあるわけが無し。

さもしい気持ちになりつつも、自分を奮い立たせようと海底を探って何か金目のものはないかと半ば本気になって探すが、何も無し。ガチョン。

さらには天候も下り坂。

嗚呼、我が青春よ何処へ行く?

寂しさの境地に達した僕は、いそいそと帰り支度。宿へ、っていうか家に戻る。

全てを失った気分になった僕は、やさくれながらビールをグビリ。

家族や親類の会話には少しも参加しようとせず、ひたすらグビリ。

少しすると、なにやら出かけようとする動きが。

どうやら、近所で祭りがあるらしい。

それに一縷の望みを賭け、出発。

ところが、この選択肢もドキュン。

ひたすらボケーーーーーーーーーーっとしているだけで、何もしたくない気分。

夜店は一つたりとも興味のあるものはなく、祭りに来ているのは子供と親子連れ。

こんなところで二十代初めの男に何をしろというのだ。

何もすることのないまま、帰宅。しかし、途中でスナックに寄ることに。

叔父の経営するその店に、従姉妹の家族が来ているという。

少しくらいは青春風味な体験をさせろとばかりに店内へ飛び込む。

しかし、この従姉妹がすっかり僕と逆ベクトルの人間。

カラオケでモー娘に類する奴の曲ばっかり歌うの。

逆襲の俺。「夢芝居」を熱唱。従姉妹サッパリな顔。

勢い余って「マシンロボ・クロノスの逆襲」を歌いそうになるが、一族郎党の中で孤立する危険性を感じ、抑える。

これで初日が終わると思うと悔しくなり、焼酎をグビリ。未だに酔ってくれない自分の身体に空しさを感じつつ、夜はふけていく。

こうして、世界を革命する力を手にするに到った僕は、恐竜帝国のとのさらなる戦いに臨むためにさっさと寝ることにしたのであった……



2001/08/15
「夢破れた兵たちへ」

べつになーんにもなかったので割愛。したい。けど。

朝。「グッドラック 戦闘妖精・雪風」を読む。親類一同を無視して。

昼。直射日光の当たる縁側で汗をだらだら垂らしながらひなたぼっこ。もちろんひとりで。

帰り。車の中でMP3化しておいた「伊集院光のUP’s 深夜の馬鹿力」を聴き続ける。

さらに、もうなにもする気が起きないので、コカ・コーラのペットボトルに付いていた「北斗の拳」のミニコミックスに読みふける。

そして帰宅。

僕の青春はこのへんで終わりみたいです。この辺が限界みたいです。人生の楽しみって、このぐらいなんですか。


2001/08/13
「ますぞえよういちになにをきたいしますか?」

特にこれといって…ああ、舛添さんには金融関連を何とかしてくれると嬉しいですね!

はい、政治トーク終わりー。あ、追伸。靖国神社参拝しましたね、小泉総理。ハデにやっから叩かれんだよなぁ。

なんていうかこう、夜中に布団を不法投棄するが如く、ママチャリで午後七時頃にこっそりいきゃあよかったんに。

参拝日ずらすとこまで譲歩したんなら、もーちょっとねー。

はーい、追伸終わりー。

今日の僕についてです。

なんと、この僕が快挙を成し遂げました!

そう、二日続けてエロゲーです。

今日は「トリコロール」ってやつです。知り合いの戦 円殿に勧められ、やってみたんですけどネー……。

どんなゲームかっつうと、主人公がオヤジからロボット美少女を送りつけられて一緒に暮らす、っていうどっかで聞いたことあるよーな奴です。

最初のうちはお軽い感じのストーリーかなーって思っていたら、なんかちょっと重めの話になるじゃないですか。

あ、重めっていう印象は僕だから受けたのかも知れないんですけど。

なんか、主人公の女友達は家庭不和だったり自殺しそうな雰囲気だったり、ああもうコンチクショウあんな始まりかたでこーゆう話にするんじゃねえよって感じです。

また、主人公ってばロボットと相思相愛になるんですが、そのロボットの人格に疑いを持ったりして、つまり、ロボットの人格なんつったら誰かがプログラムしたものじゃないですか。だから、そいつが主人公を好きになったのはそう仕向けられていたからで、ロボット自身の本意じゃあないっていうかなんていうか。

そんなことにも悩んだりするんですねえ。

人工知能云々を取り扱ったものでは、こういうことは結構あるんですが。

んで、感想。

あー………なんか、気分が沈んだのでイマイチ。予想してたのとちょっと違ったなー、と。

あと、表現のいくつかに不自然なのがあったのが残念。具体的にどこってのはいいませんが、「こーゆう言い回しはちょっとしないんじゃないかなー」って思わせるのがありました。

総評。

推論型コンピュータバンザーイ。カイロン5なんざタイタンの操るガンヘッドにぶっ壊されちゃえばいいんだーい!

どっとはらい。


2001/08/12
「宇宙刑事ギャバンの主題歌のサビの前で『ウィー、ウィー』っての気になるんだけど」

今日も今日とてヒマを持て余す僕。

貴族たるもの、ヒマを退屈だと思わず、楽しむものです。

爵位は持っていませんが、心は貴族です。だから、山ほどのうまい棒をどっさり買い込んできてムシャムシャ喰っちゃうなんていう王族ばりの豪華な遊びも出来ます。

まあ、やりませんが。

たまには真っ昼間から成人向けゲームもよかろう、ということで「胸きゅん!はぁとふるCAFE」(早くも死にたい)をインストール。

これまでの人生でエロゲーはこれでもかというほどやっているにもかかわらず免疫のようなものが出来ていないので、ディスプレイを殴りつけたくなったり窓際に来たスズメを威嚇したりG3/SG1をガシャガシャさせたりしながらプレイ。

始めてからいくらもしないうちにどうしても耐え難くなり、プレステ2でボトムズをプレイ。心が和む…

オープニングテーマからしてうつぶせで震えてなければ耐えられないほどの代物だったため、よくもまあ〈はじめから〉を押すところまで保ったものだと思う。

それでも、始めたからには終えねばならない。ほとんど24時間テレビのマラソンランナーの心境で、ゲームを再開。

苦痛を和らげるため、バックグラウンドでは「銀河旋風ブライガー」を流したり。

ふむん、先程はすぐ中断してしまったため設定がよく分からなかったが、このヒロインと思しき二人は主人公の妹なのだな。

って、あれ?ソフ倫かなんかで、3親等以内は性的行為ダメなんじゃなかったっけ?

とりあえず、無視。そのへんで引っかかっていると最近のエロゲーは出来ない。どっかで適当な設定をくっつけて誤魔化しているのだろう。

どうも妹二人は、主人公の父親の再婚相手の連れ子らしい。んで、籍は入れたんだか入れないんだか。ああ、もう大丈夫なのかダメなのかよくわからん。

とりあえずプレイは続く。ゲーム自体はよくあるタイプなので、テキスト読んで選択肢を選ぶだけでよい。

てーか、ヒロインはこの二人だけか?と思っていたら、主人公の店(喫茶店のマスターらしい。しかも代理)の常連とやらが現れる。

それからゲーム内時間で2週間ほど。まだ、エロの匂いはしてこない。つーか、始まりがクリスマスってちょっと珍しいかなー。すぐさま初詣イベントじゃん。

ときたま時間の飛び幅が大きく、これといってイベントのないときは一気に進むらしい。いろいろあって妹の片方とくっついて以降は、一週間一気に飛ぶことが数回あった。

あとはエンディング。けっこう短いゲームだ。

エンディングでは子供ができてやがったな。なんだかなー。

感想。なんか、薄くないか?他に兄妹で云々の類だと、もーちょっと紆余曲折あって殺す殺さないにまで発展して、あンたを殺してあたしも死ぬぅぅっ!みたいのがあって、でも主人公の説得が功を奏し、最後はハッピーエンド♪って感じだったよーな気がするのだが。

…気のせいかな?

あ、超人機メタルダーの主題歌だー(バックグラウンドを流しっぱなしにしていた)。これ、知ってる奴どのくらいいるのかなあ?

さて、とりあえず一度はクリアしたので、アンインストールですかね。うちのハードディスクはけっこう容量ちっちゃいんで…


2001/08/11
「襲来」

友人であり、同人誌サークル「生姜堂」の構成員である戦 円が自宅へ訪れました。

目的は、特になし。いや、間違い。シスプリこと「シスター・プリンセス」の録画を見に来ました。そんだけで来るか?普通。

しかし、うちへ来たからにはただでは帰しません。こちらが自室から掘り出した不要品を引き取ってもらうのが慣習です。

そんなわけで、不要書籍をいくつか贈呈。戦 円げんなり。ちっとはよろこべ。

さらに、ビデオ鑑賞。奴は目的のものが見られると思っていたようだが、そうは問屋が卸さない。

再生ボタンを押して画面に映ったのは「太陽の牙ダグラム」のロゴ。そうです。「太陽の牙ダグラムの」66話です。

さらには「蒼き流星SPTレイズナー」、「重戦機エルガイム」と続き、目的のシスプリはいずこへ。

まぁ、いつまでもそんなことを続けてもナンなのでシスプリをしぶしぶ上映。もうウンザリです。

テキトーにすっ飛ばして上映を終えると、再びノンストップロボットアニメ。「UFOロボグレンダイザー対グレートマジンガー」から始め、「装甲騎兵ボトムズ」に続きます。

ノンストップと言っておきながらさっさと終え、プレステ起動。いちおう2。

何をやるかと思えばバイオハザード3。最近あんたそればっかりだな、と思ったが彼は満足のご様子。

ひとり悦に浸られるのもくやしいので、ディスクをチェンジ。「装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編」をセットです。

こいつはなかなかの難易度のゲームであり、ゲームが苦手なかたが多いボトムズファンには手に余るほど。そんなゲームを、彼にやらせてみると、案の定の結果。しょうがないです。ほんとに難しいし。

次のゲームはと取り出すと、「装甲騎兵ボトムズ外伝 青の騎士ベルゼルガ物語」。うちに来たらこーいうゲームばっかりです。

こいつはバーチャロン風味で操作もそう難しくないので、彼もすぐさま操作法をマスター。でも、それほど盛り上がるゲームでもないのでおしまい。

そのあとは適当に妄想話に興じたらあれよあれよというまにテレビでは慎吾ママが朝ご飯を。

そこらで今日の宴もお開き。さよーならー。

今日はこんな一日でした。

あ、忘れてた。午前中に初心者マークを新調。前に事故ったときに紛失してたんで。


2001/08/10
「バトルテック ―ミサイル編―」

バトルテックに登場するメック用兵器に、ミサイルがあります。

SRM、MRM、LRMの三種類が主な種類で、後者になるほど射程距離が長いものです。

この“ミサイル”ですが、ミサイルのくせに命中率が他の直射兵器(マシンガン、レーザー等)と同じなのです。

こいつはおかしいとしか言いようがありません。

そこで、少し調べてみることにしました。

あった資料は誘導ミサイルである「ストリークSRM」のもので、「誘導短距離ミサイルはミサイル自体とバトルメックのFCSを連動させることで強力な目標補足能力を持ち、補足した敵を自動的に追尾する」とありますが、これって普通のミサイルのことなんじゃないでしょうか。

また、MRM(中距離ミサイル)の資料を読んでみたところ、「中距離ミサイルは直進式の非誘導型ミサイルシステム」「補足システムや旋回スラスターの排除する」などの記述があり、これって、ただのロケット弾なんじゃあねえの?と思わせてくれました。

MRMはSRMやLRMよりも命中率が劣るという特性を持っています。

SRM、LRMはロケット弾よりは命中率がよいようです。しかし、「普通のミサイル」と思しきストリークSRMよりは劣ります。

ここで、一つの推測をしてみました。

SRM、LRMは目標を捕捉した後に発射するのでなく、明後日の方向に発射した後にシーカーが作動して目標に向かって飛行を始めるため、MRMより命中率がよく、ストリークSRMより悪いのではないか、と。

これが正しいのか、誤りなのかはわかりません。

しかし、こういった推測や想像が、空想世界を舞台にしたゲームの世界観をより確かにするものではないのでしょうか。

僕はとりあえず、そう思うことにしています。

でないと、こーいう推測がただの妄想ということになってしまい、こういうことを真剣に考える僕がただの変人になってしまうからです。

…いや、けっこう変人っちゃあ変人なんですけど。


2001/08/09

管理者仮病のため休載いたします。

ウソです。

サメが大量発生しているそうですね。シュモクザメって奴。あの、頭が月牙みたいなカタチになってる。

あいつは喰えるんですかねえ。まぁ、喰えないってこともなさそうですけど。

今年は鯨も大量発生したそうですし、他にもなんか大量発生したって聞いたようなきがしますし、流行ってんですかね?

大量発生と言えば、最近はザリガニの大量発生の話をあまりききません。

あの、赤い色したニクい奴。そう、アメリカザリガニの野郎です。

昔からザリガニ釣りと言えば老若男女問わず親しまれた遊びであり、もっとも釣果の処理に困る遊びでもありました。

あんちくしょうどもはちょいと忘れるとキチン質の腐った匂いをふりまきやがって、大変嫌な思いをさせてくれます。

いや、そもそも釣って来なきゃあ良さそうなもんですが、遊ぶ心は大事です。

せめてキャッチアンドリリース?ああ、それは主義に反するのでしません。

魚釣り(特にバス釣り)する方々が釣った奴を戻すのを、あまりよく思っていないのですよ、僕は。

喰わずの殺生はしてならない、とかよく言うじゃないですか。

ならザリガニ釣りはどうなんだ、と申されるかも知れません。

釣ってきた魚はほっとけば死にますが、釣ってきたザリガニはうまくすると自給自足をするようになります。

生えた苔を喰って生き延びるのです。それで奴らは一月以上保ちます。

魚はそんなことできますか?できないでしょう。

まぁ、それでもいずれ死んで、ミニ地球を作っちゃったりするんですが。

そーいや最近釣ってません。

ここでワンポイント・アドバイス。

ザリガニ釣りのときに使うエサは、高級品のほうがよく釣れます。

マグロ。こいつです。

逆に、使ってはいけないエサ。

しろもつ。

これは釣れません。臭いキツイし。


2001/08/08
「SF妄想(クローン編)」

クローン人間を作ることでいろいろと物議を醸しだしているようですね。

どこぞの科学者チームが「人間のクローン作りますよー」っていったそうですが、どこのでしたっけ。

倫理面とかその他諸々の点でクローンはよくない!って声がかなーり聞こえているみたいですね。

実際のところ、それほど問題のあることなんでしょうか?

いや、まあ、まともな人間が生まれてこない場合とかもあるかもわかりませんし、生まれてきたときはまともでもその後マズイことが発生するかも知れないと言うのは問題ですけど。

でも、やってみなきゃあ分かりませんし、それに、クローン技術が確立することで医療面でいろいろと便利になることは確かです。

それでもいくつかの先進国は法で人間のクローニングを禁止しまして、クローン技術研究を進める科学者はさあ大変。

多くの科学者が自分の国じゃあ実験が出来やしねえ!って事態に陥っちゃってるんですから。

件の、クローン人間作るって言ったチームは禁止されてない国に行って、そこで作るそうです。

いやあ、これほどふつーに“クローン”なんて言葉を使えるようになるとは、すっかりSFで未来でフィクションなものが現実にやってきたわけなんですねえ。

これなら近いうちにハヤカワ文庫ふうな時代がやってくるでしょう!

ああ、はやく来ないかなあ!


2001/08/07
「A社のBBSの使われ方は問題があると…」

ネットゲームとかやってて思うんですけど…

精神年齢制限とかつけません?

いやあ、皆さんの中にも経験したことある人いると思うんですけど、マナーとか礼儀とかネチケットとかまるっきり無視してくれるプレーヤーいるでしょう。

というか、アナタハ人間トシテ大丈夫ナンデスカ?って思わせてくれるような方もいるんですけど。

そこまでとはいいませんが、ちょくちょく常識っぱずれのことをしては、「僕はちゃんとマナーも礼儀も守ってるんですよ!」って思いこんでおられる方もなかなかどうしてたくさんいるようです。

僕自身がそれほどキチンとしているほうでもないのであまり強いことは言えないんですけど、明らかに間違ったことをしているのに平気でいる、精神年齢低めのかた(専門用語で“厨房”もしくは“ドキュソ”と呼ぶらしいです)はさすがにマズいと思います。

そういった種類の方といっしょにゲームをしているとたびたび不快な気分にさせられることもあるでしょうし、そういった状況に出会うことでそのゲーム自体が嫌いになってしまう方もいると思うんですよ。

んで、そーゆうのを回避するためとして、精神年齢制限。

精神年齢18才未満禁止をはじめとして、その逆の精神年齢18歳以上禁止。この二つを制定することで、両者の間に垣根を作り、問題発生を防ぐのはいかがでしょう?

…これで、精神年齢18未満だったらがっくりくるなぁ…

いや、某ページの精神年齢チェックで54才って出たから、多分大丈夫でしょう!


2001/08/06
「ヒマラヤと汚れ」

今日はNHKのヒマラヤの番組と、TVタックルを続けて見るというちょっと気分的によろしくないことをしてみました。

ヒマラヤの雄大な自然を見た直後に小汚い女子高生の靴下のバイ菌の話なんぞされると、せっかくのナチュラリズム精神がズタボロです。

いや、ヒマラヤはほんとに素敵でしたよ。

後半から見たんですが、登場した動物は雪豹と鵲、そしてアカギツネ。

雪豹と鵲の戦いはけっこう静かなもんですね。

雪豹がうまい具合にゲットした獲物を、鵲はちょいとおこぼれに預かろうとする図式が見えます。

鵲に加え、アカギツネも似たようなことします。

しかし、雪豹はといえば怒ります。

苦労してゲットした獲物を、連中が勝手に喰っちまうわけですから当たり前ですね。

しかし、鵲連中の目にもの見せてやろうとはしません。

だって、暑いから。

雪豹の毛皮は厚く、普段はありがたくとも、春から夏にかけての日中はヒジョーにキビシーのです。体温上がり過ぎちゃって動きもとろいです。

かわいそうな雪豹。暑いのガマンして捕らえた獲物をこそこそと横取りされ、それを守ろうとしてまた暑くなり、うだるー。

さて、TVタックルです。

うわーい。スゲェ気分悪くなる話だぁ。

番組自体は好きなんですが、企画で登場するさまざまなものが嫌悪感をもよおさせてくれます。

今時の若い女性は、掃除をしねえのは普通、風呂には何日も入らない、下着なんて3、4日くらい履きっぱなし、靴下に至っては数週間。

おぅい。

世の中の平均とか常識なんてろくに知りませんが、風呂ってのは毎日入るもんで、下着なんかはふつーなら毎日替えるもんなんじゃないですか?

あーゆうのが街にはたっくさんいると考えると、スゲーイヤです。

こんなこともあって、女性の水虫持ちががんがん増えてるみたいですネー。

白黴に身体を覆われてしまえですよ。

そういや、死人苔とかあったなあ。身体覆われちゃうんですよね、あれに寄生されると。

あ?かんけーないですか?ないですね。

ええっと、みなさんは清潔にねー!


2001/08/05
「遠すぎる平和」

今日は、NHKスペシャルなんかを観ていました。

「五億丁の戦慄」ってタイトルで、現在五億はあるという小型武器を無くそう、ってな感じの内容で、内戦が多く、大量の銃が流入するアフリカでの映像が流れていました。

んー、やっぱ、AKは多いですねぇ。カラシニコフ突撃銃。映像に出ただけでも様々に改造が施されたAKがあり、さらにその他の類の銃がこれでもかーっ、てくらいに積み上げてありました。

内戦が終わり、銃の回収を呼びかけているそうですが、内戦の中で生活し、育った人々は銃を手放すことを拒んでいるそうです。

特に、幼い頃から銃を持たされた少年兵をはじめとした民兵は銃を手放すことを恐れてすらいるそうで。

それでも回収作業を行い、いままでに数万挺の銃の回収に成功しているそうですが、まーだまだみたいです。

そんなにも大量の銃が、どこから来たか?

そりゃもう、国外ですわな。

かつての冷戦時代には軍備増強がぐぐっと推進されてましたから、武器の生産量も鰻登り。

武器を生産している国は全世界で95カ国以上もあるそうですから、冷戦時代に生産された武器の数もすごいことになっているでしょうなあ。

とんでもねえ数の武器がいろんな国で生産されては、お得意さまのソ連やらその他の国へどんどん売り出されていきました。

しっかし、ご存じの通り冷戦もお終い。

銃を売ることで国庫を潤わせていた国は大危機です。

しかも、国連のお達しで武器の所有量には制限が加えられ、ますます苦況に。

処分しようにも金がかかるし、さてどうしようということで目に付いたのがアフリカの内戦地域。

売っちまえばいらん在庫は捌けるし金は入るしでほっくほく。

こんな感じで、現在の状況が生まれてもうたんですわ。

政府や国連は銃の回収を頑張ってましたが、それだってただで出来るわけじゃあありません。

各国からの寄付金でもって回収作業に当たっていたけれど、ついにその資金も底を付きました。

新たな資金を獲得せねば、と寄付金を求めるための説明会。

しっかし、予定国のほとんどは来ないという有様。

まぁ、別段うまみのあることでもないですから、って、それじゃあダメじゃないですか。

世の中は義理と人情と金と女と酒ですよ?!来ないでどうするんですか!

え?関係ないのが混じってるって?

…確かに、いま言ったことのうち後半三つはなんも関係ないですけど。

ええい、困っている人がいたら助け、って、あのナントカって人がいってたじゃないですか!なんだっけ、最後が「そんな人に、私はなりたい」で終わるやつ!

え、そんくらい覚えとけって?

…そんなこという人、嫌いです。

兎も角。

もし募金箱を見つけたら、募金でもしておきましょうかね。裕福じゃないですから、ちょいと小銭を放り込む程度ですけど。

塵も積もれば何とやら、ってよく言うじゃないですか。みなさんも、偽善行為、じゃない、ええと、とりあえず財布の中身を全部放り込んじゃってください。

そーすりゃきっと、みんなちょっとずつくらいは幸せになれますって。なれなくても僕には文句いわんでくださいよ。


2001/08/04
「未来妄想」

現在、国際宇宙ステーションが建造中なのは皆さん知ってますよね?

知らないのであれば、新聞を読むことをお薦めします。けっこう載ってますから。

人類が宇宙へ進出するようになって、もう何年が経つでしょうか。

空の向こうの世界に思いを馳せ、人はそこを目指し始めました。遥かな昔は夜空を見上げ、星を見るだけでしたが、手の届かないそこに到るために様々な努力がなされました。近代では砲弾の撃ち上げから始まりましたが、ロケットの概念を持ち込むことによって、人間が地球から脱出する可能性をついに見出したのです。

そして、米ソ対立の副産物とも言える、宇宙ロケット開発競争。

人類は宇宙への到達を果たし、さらには月というもう一つの大地へと踏みしめるにまで到りました。

しかし、冷戦の終結。

それまでの異常なまでの宇宙開発熱は沈静化し、宇宙への道はゆるやかなものとなりました。

老朽化した宇宙ステーションはついに投棄され、人類が月へ行かなくなって30年以上が経ちます。

いくつもの探査機が打ち上げられたことによって、我々の棲む太陽系の姿は次第に明らかになっていきましたが、月より遠い天体に向けて旅立った人間はまだ、いません。

その最も大きな問題は資金でしょうが、それはとりあえず置いといてください。

問題は、宇宙が我々の想像を絶するほどに広かったためです。

宇宙はとてつもなく広く、太陽系のような恒星系はまさに「星の数ほど」あるといいます。そんな広い宇宙の中のほんの一部、太陽系なんてたいして広くもない、なんて思えますが、地球の広さに比べれば太陽系といえど無限とも思える広さなのです。

現代は、地球の裏側まで行こうと思っても飛行機に乗ればその日のうちに着くことが出来る時代です。

地球の広さを考えれば、飛行機がどんなに速く移動できるか分かるでしょう。

その飛行機でも、宇宙では亀の歩みよりも遅いのです。そもそも、この地球には我々をいつ如何なるときも繋ぎ止めておこうとする見えざる鎖、『重力』があるのですから、普通の飛行機などでは地球から出ることすらままなりません。

では、ロケットでは?地球の鎖を断ち切ることが出来るほどの推力を持った乗り物ならば、どこへだってすぐに行けるに違いない!

いえいえ、それがそうもいきません。

現行のロケットでは、地球の隣りにある天体、火星や金星へ行くのでも数年という単位の時間がかかるのです。

これでは、とてもではありませんが行ってきまーすで行って来れるものではありません。行くだけならまだしも、帰ってくる必要がありますから、倍の時間を考えなければならないのですから。

では、いまのロケットよりも何十倍、何百倍も速く進むロケットがあれば平気かな?

ええ、まあ、そうですね。ただ、それも問題はあります。それも、かなり大きな。

「慣性の法則」というのはご存じですね?

まァ分かりやすい例えをすると、車に乗っているとシートに押しつけられる感覚があるでしょう。そしてそれは、スピードが速ければ速いほど強く押しつけられると思います。

それと同じなのです。ロケットが速ければ速いほど、強く押しつけられる(=強いGがかかる)のです。人間が意識を保っていられる最大のGがせいぜい9Gか10Gくらいと聞きますから、現行のロケットよりも数十倍速いロケットなんぞに乗ったら、意識は決して保っていられません。それどころか、のしいかみたいにぶっつぶされてしまうでしょう。

あぁ大変。我々人類に未来はないのか!

はい。今のところ、無いみたいです。そもそも速いロケットも作れるかどうか分かりませんし。

そんなわけで、内転推進エンジンと慣性補正装置が開発されるのを心待ちにしている僕です。

誰か作ってくんないかなー。


2001/08/03
「機械妄想」

久しぶりに「蒼き流星SPTレイズナー」を観ました。勿論、ビデオで、ですけど。

再放送のおりに録画したんですけれども、途中で打ち切りやがってからに、途中までしかないのが残念無念。

同時期に再放送をやっていた「機甲戦記ドラグナー」などは、その局で打ち切ったあとに他の局でも再放送。でもってまた打ち切られるといううら寂しいことになり、ロボットアニメを必要以上に軽んじているんじゃ無かろうか、と被害妄想でいっぱいでした。

兎も角。

乗り物のコンピュータが操縦者と意思疎通するというのは、僕にとって魅力的なことでした。

「ナイトライダー」のキットことナイト2000、「ガンヘッド」のガンヘッド#507、「戦闘妖精雪風」の雪風、そしてレイズナー。どれをとっても、これ以上ないくらい魅力がありました。

彼らは人間の言葉を話しても、人間ではありません。それ故に、人間である操縦者を理解し、そしてまた、理解できずにいました。

人間は機械でなく、機械は人間ではありませんでしたから、理解し合うことはどだい不可能です。

しかし、人間の手によって作られたことが、人間と機械の接点となっていたのでしょう。

仮初めの人格を与えられた機械は、人間としての意識と、機械としての意識の両方を内包することで、道具でありながら個人でもあったのです。

機械によって文明が成り立っている人類にとって、このことは非常に危険なことです。

機械が個人を優先することになれば、生活や産業の多くを機械に頼っている人類はたちまち立ちゆかなくなるでしょう。

一昔前のSF映画やSF小説には、よく機械が叛乱を起こすというものがありました。それらの作品はたいていロボットや巨大なコンピュータが人類に使われることをよしとせず、不満を爆発させて叛乱を起こすというものでした。

人間でもひどい扱いを受ければ不満を感じるのですから、人間の人格を模したものを持つコンピュータが不満を感じてもおかしくはありません。

もし、貴方のまわりの機械が人格を持っていたとしたら、貴方の使い方にたいしてどんな感情を抱くでしょう?

そんなことをまじめに考えてみてください。

はたから見たら、ただのヘンな人ですね。

でも、コンピュータ化が進んで進んで進みまくっている現代。もしかしたらそう遠くない未来、人格を持った機械、人工知能は誕生するかも知れません。

そうすれば、様々な機械に人工知能は内蔵されることとなるでしょう。家電、自動車、工場、発電所、コンピュータによって制御されるものならば、何にでもです。

いつか、そんな妄想が現実になるかも知れないのです。

楽しみですねェ。


2001/08/02
「伴天連軍の戦船じゃあっ!」

いまさら知ったんですけど、アステロイドベルトって思ったほど小惑星が密集してるわけでもないんですねー。

てっきり、2,30kmずつ離れて、大量の小惑星が集まってるのかと思ったのに。

2,30kmどころか、200万kmくらいは離れてるもんなんだそうですね。

なにをいまさら、とバカにされそうですが、知らなかったんだよぅ。いいじゃないかよぅ。じゃあお前ドレイク方程式わかるのかよぅ。

んで、関係ないですが隕石が落ちたあとを見に行きたいです。アメリカにはかなり立派なのがあるそうじゃないですか。宇宙飛行士の月面探索訓練にも使われるというやつが。

安いツアーないですかねぇ。2万3000円くらいでいけるやつ。ないか。


2001/08/01
「革自戦」

早稲田大学でちょっとした騒ぎがあったみたいですね。

なにやら、部室の移転で学生がごねたのが始まりだとか。

中心となったのは音楽系サークルの方々で、部室が変わるのは部屋が狭くなるし管理されるしで、いままでのような活動が出来なくなるのでイヤだということ。

その辺の主張はいいんですが、どーして大学の反対運動の類というのは、すぐさまエスカレートするんでしょうか。

話し合いを求める姿勢もあるんですが、それと同時に夜中に大騒ぎしたり花火打ち上げたり暴力沙汰になるってのは問題ありげです。

大学側があんまり話し合いに応じようとしないのも問題ありですが、大人数で詰め寄られたらちょっと話す気が失せてしまうのもわからないでもありません。

僕は大学生の経験はないので心からの理解は不可能ですが、ニュースとかの映像を見る限りは、どーも学生側に友好的になるのは難しいです。

てーか、大学生じゃないですか。頭いいんですよね?もうマントは着るわ菱餅みたいな帽子は被るわ、乗る車はスポーツカーだわ素敵なキャンパスライフだわ、もーちっと理性的かつ合理的な選択肢が優先されることはなかったのでしょうか。

てーか、大学教授じゃないですか。年齢的にも学歴で見ても、すげえ頭いいはずじゃないですか。もー人々の尊敬を集め、助教授にはお小遣いをあげ、研究は次々とノーベル賞の対象となり、みんな博士って呼ばれるのが普通なんじゃないですか?こんなことになる前になんとかしようとしなかったんでしょうか。

え?今回は教授は関係ない?他の大学職員のほうですか?

えーっと。事務員その他に関してはよくわかりません。あ、でも学長は関係してますよね。学長つったら、教授よりも格上じゃないですか。僕の知っているさる大学学長は、ノーベル賞受賞者だし、多分人格者だし、すげえ人なのに、伝統ある早稲田大学学長はどうなんですか。会ったことないから全然わからないですけど。

それにしても、部室の問題ねー…

高校の時分には部室をすっかり私物化していた僕としては、確かにより環境の劣る部室への移動は喜ばしくないことと思える。

…まぁ、アレより劣る環境ってのも、あんまり想像は付かないけれど…

なんせ、部室の半分の床は土が露出しており、部室の真ん中に鎮座するのは大きなプラスチック板切断装置。部屋の隅にはコンクリートミキサー。スチール棚の中には山ほどのエロ本。机という机の引き出しの中には、謎の金属片やら刃物やら。ロッカーの脇に並ぶディスプレイ群。部屋の奥には積み上げられたがらくた(見ようによっては骨董かも)。これだけ揃った環境も、そうそうあるまい。

あ、部活動ですけど、工芸部です。

文化祭での出し物は結構盛況でしたよー。

工芸部主催・ミニ四駆大会やりましたから。



今回の日記の内容に関してですが、大学やその職員、そして学生に対する誹謗中傷というわけではなく、ただ単にニュースを見た感想を述べただけなのですが、文章内での表現が不適切な場合もあるかと思われます。
もしこの文章を読んで不愉快になられた方がおりましたら、心より謝罪を申し上げたいと思います。



逃げる