QRP用ANTチューナ&SWR計
自作の7MHz送信機とJJ1EJN局製作の7MHz受信機を
組み合わせて運用するすることを検討する過程で
アンテナチューナとSWR計が必要になり、
製作したものです。
ベースは一昨年のCQ誌に掲載されていたものです。
主なパーツはマルツパーツの通販で入手しました。
フィールドでのお手軽運用を目指し、ロングワイヤに
対してチューニングを取ります。
1.システム概要
・ロングワイヤアンテナ、7MHzCW送信機、7MHz受信機(SR-7)で
構成されます。
・ANTチューナでC、Lの各値を可変してチューニングします。
・ANTチューナにはSWR計が内蔵されており、確認しながら
チューニングを行うことが出来ます。
・7MHzCW送信機には受信機接続用の端子が設けられており、
7MHz受信機(SR-7)を接続します。
2.各部の写真
※空芯コイルが大きな容量をしめています。
右側の基板にはSWR測定回路が組んであります。
※正面パネル。
L位置:アンテナ端子から見て手前にコイルを配置するか
コンデンサの後に配置するかの選択を行います。
C値、L値調整:C値はAM用ポリバリコン+220pFのセラミック
コンデンサ。L値は空芯コイルのタップ位置を
ロータリSWで選択します。
SWR測定:アンテナをつながない状態で緑の位置まで振れる
様に基準調整つまみを調整し、アンテナ接続後に
出来るだけSWRが振れない様にC値、L値を調整
します。
※背面にはアンテナ接続用(白)、グランド接続用(黒)の
陸軍端子とリグ接続用のBNCケーブルがあります。
※今回製作したANTチューナ&SWR計(下)、
JJ1EJN製作のSR-7(中)
7MHzCW送信機(上)を重ねてみました。
ANTチューナが一番大きくなりました。
※参考文献 ・CQ誌 CQ出版社 |