円偏光フィルタ
CPL(52mm) |
CPL(52mm)用フード (HN-12) |
円偏光フィルタ(CPL)は、反射の除去や色コントラストの強調等で無くてはならないアクセサリの一つである。しかし価格が高いのが難点で、特にNikon純正のものは7500円(52mm用)とかなり高価である。従って非純正品の安価のフィルタを使いたくなるのであるが、注意が必要である。広角レンズ使用時にケラレる可能性が高いからである。しかし上の写真を見ていただきたい。Nikon純正のものは、ケラレが生じにくいようにフィルタ径が大きくなっているのである。つまり、52mm用フィルタの場合、レンズにねじ込む側のネジ径は52mmだが、フィルタ自身はもっと大きくて、外側のネジ径は60mmになっているのだ。これならば、かなりの広角レンズでも安心だ。
さらにNikonのエライのは、CPLに付けるためのフードまで用意されていることだ。52mm用のCPLの場合フードはねじ込み式のHN-12だ。このフードがまた興味深い構造になっており、2つのリングから構成されている。焦点距離が35mm未満はフードで光線がけられるため、フードの装着はできないが、35mm以上70mm未満では、白点の付いたフードのみを装着する。70mm以上では、さらに緑点のついた延長用フードを装着し、遮光効果を高められるような設計になっている。
このフードも例に漏れずかなりしっかりしたもので所有欲をかなり満たしてくれる。またデザインもなかなかcoolである。
2002/1/20
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