レリーズ



F2 photomic Aのシャッター部
    上図に示すように、F2のシャッターボタンには通常のケーブルレリーズ用のネジが切られていないため、汎用のケーブルレリーズは使えない。従ってケーブルレリーズはF2専用(FEと共用)のもの(AR-2)になる。下に汎用向けのもの(AR-3)と比較して示す。
 
 

AR-2とAR-3

    AR-2は先端形状が汎用のもの(AR-3)と異なっており、シャッターボタン外周に切られたネジに装着する。また、便利なレリーズ用アクセサリとして、ソフトシャッターレリーズ(AR-1)がある。これもF2・FE共用のアクセサリで下に示すように通常のものとは形状が異なる。
 


AR-1とAR-2

    これを装着するとシャッターボタンが1cm近く高くなり、ホールディングが確実になると共に、レリーズしやすくなるので重宝している。また、右手人差し指がPhotomic Aファインダのシャッタダイヤル近くに来るので、シャッター速度変更がしやすくなるというオマケつきである。「かわ」の使用しているAR-1は文字が掘り込んでいるタイプだが、最近のものはただのプリントのようである。細かいところにも、コストダウンの波が押し寄せている。しかし、こんなものまで総金属性でできていて、Leicaが舌を巻いたと言うNikonの病的なまでのアクセサリに対するこだわりが見えるではないか!



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