KAMWOOD SYNDROME
〜とある神林狂いの日常〜

踊っているのでないのなら 踊らされているのだろうさ (『狐と踊れ』)

カウンタ提供:http://www.dokins.com/painting/

*検索でうっかりこのページにたどり着いてしまった方へ:
 ここは『装甲騎兵ボトムズ』のfanサイト「A Million Roses:フィアナfanページ」の1コーナーで、主に神林長平関連の雑文をつづっています。
 なぜ『ボトムズ』サイトで神林長平かというと、彼の代表作『戦闘妖精・雪風』シリーズの主人公「深井零」が、『ボトムズ』の主人公キリコ・キュービィに「似ている」という評判が、一部fanの間では極めて高く、かく言うワタシ自身もその説に大いにうなずく一人なのです。なので、『ボトムズ』サイト開設者にして(遅咲きの)神林fanとしては、この両者を比較することで、それぞれのキャラクターや作品の魅力を再認識したり、あらたな発見をしたりの楽しみ方をしてみたい……というのが一応の目標です。
  が、実体は、遅まきながらこの偉大な作家の作品群に接してすっかりトチ狂った開設者の、単なる日々の戯れ言の垂れ流しです(^^;;)。
 こんなふざけたページではありますが、しばしの暇つぶしのお役に立てれば幸いです。

 またもし、万一、未だ神林作品に触れたことがないが、 この駄文をキッカケに興味を持ったという奇特な方には、まずは『戦闘妖精・雪風』の改訂新版『戦闘妖精・雪風<改>』と、続編『グッドラック 戦闘妖精・雪風』をお奨めいたします(共にハヤカワ文庫)。上記の書影にリンクを貼っているのはWEB書店のAmazonですが、版元の早川書房のサイトでも通販を扱っています。そちらでは、代引き宅配や郵便振替も受け付けている模様ですので、カード決済に抵抗のある方にもオススメ……って、別にワタシ、ハヤカワの関係者ではないですが(^^;;)。 (kayako拝)

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I'LL BE BACK...(10/24)

 1年余りのご無沙汰です。この間なにやってたかというと……別に他の燃えや萌えに走ったわけではなく、単にシゴトと家庭の事情に追われていました(^^;;)。1〜2ヶ月単位 で「家には寝に帰るだけの繁忙期>>とりあえず一段落>>放置していた家庭内のフォロー&自分自身の身体のメンテ>>ようやく体力・気力回復>>またまた繁忙期>>」というサイクルを2〜3度繰り返していたら、あら、不思議。もう1年経っちゃった(爆)。

 結局、未だに『膚の下』は読了できてません。年明け早々に出たSFMの短編も買うだけは買ったけど、中身は読めてないし〜〜〜(泣)。去年の秋から春先にかけて読めたのは、『モンテ・クリスト伯』全7巻くらいかも……(いや、『厳窟王』が面 白かったもので…)。
 というわけで、神林ネタでは何もかけない1年間だったのですが、この夏から秋にかけては、OVA完結、ハヤカワより未収録短編集発行…と新たなネタもでましたし、先月〜今月頭まで続いた繁忙期もとりあえず一段落したことですし…というわけで、ぼちぼち更新再開予定です。
 実の所、15年来の友人が、この夏突然『雪風』にはまって、9月〜10月にかけて度々の電話攻撃を受けましてね〜(^^;;)。いにしえの名作『ファントム無○ 』をキッカケに戦闘機FANになったという人だけに、色々と目からウロコが落ちるような意見を聞かせてもらえたので、わたし自身の「雪風」ならびに神林観も色々と更新されております(笑)。
 というわけで、とりあえず、次の繁忙期がくるまでの1〜2ヶ月間は、頑張ってこまめに(…といっても週一くらいかも(爆))更新してみようかな……と。


同日更新……ってか、追記(10/3)

 久々に中身のある更新したら書き忘れてしまった(^^;;)。

東京創元社発行の雑誌「ミステリーズ!」vol.06 にて、
『膚の下』&火星三部作の評論(笠井潔著)が掲載されている

 ……との情報をいただきました。ありがとうございます。>情報提供者様
 土曜に取り急ぎ、立ち読みにて(^^;)確認したところ、3段組で4〜6頁くらい(うろ覚え)と、結構ボリュームがありました。内容の方は…えーと、ワタクシ的にはほぼ忘れかけていた前2作の内容をある程度思い出せたのが助かりました(おいおい)。

 あと、記憶に残ったのは……3部作それぞれが書かれた時代背景:『あなたの魂にやすらぎあれ』とディック、『帝王の殻』とビリー・ミリガン(具体的な作品名は挙げてなかったかもしれないけど、とにかく90年代初頭の「多重人格モノ」の流行)との関連性の指摘、だったかな。『あな魂』&ディックという指摘は過去にもあちこちで見かけたけれど、『帝王』と多重人格モノというのは、迂闊にして今まで気づかなかったので、ちょっと収穫。じゃあ、肝心の『膚の下』の背景は?……というと、覚えていない(^^;;)。もしかしたら、はっきりとは指摘されてなかったかも……。というわけで、なかなか面 白かったのですが、買って帰るには、1260円という価格が〜〜(^^;;)。掲載作品のどれか1つでも、読みたいのがあればよかったのですが、ミステリ系はまったく守備範囲外なので、今ひとつ食指が動かなくて……。
 というわけで、月曜の帰宅途中にでももう一度確認してまいります。隔月刊誌で、しかも、次号は今月の12日発売とのことですので、もう店頭から無くなっているかもしれませんが(^^;;)。


It's raining...(10/3)

 雨が降っている。作戦行動中に降る雨は嫌いだ、と慧慈軍曹は思う。 兵舎でのんびりと本をよむときなどは、雨はやさしいのに。実際に濡れるのはいやだ。演習時に雨に祟られるのはかなわない。

■『膚の下』早川書房 7頁より

〜*〜。〜*〜。〜*〜。〜*〜。〜*〜。〜*〜

 雨が降っている。唯一の休日に降る雨は嫌いだ、とkayakoは思う。今日は一日眠りたおすと決めたときなどは、雨はやさしいのに。布団が干せないのはいやだ。買い物時に雨に祟られるのはかなわない。

 …ったく、土曜の東京は絶好の洗濯&お掃除日和だったってのに、出勤日だったんです〜〜(泣)。あんまり悔しかったから、つい、職場のデスク回りの掃除を気合い入れてやってしまいましたよ(^^;;)。で、布団干し&洗濯その他イロイロは日曜にやるぜ!と意気込んでいたのに、この天気……神様のイジワル。
 それはともかく、『膚の下』は198頁、スネアシンを浴びちゃった××が連れて行かれるところまで読了……って、月曜日から数えて30頁しか進んでませんね(^^;;)。総ページ数からいうと、まだ全体の1/3くらいだし。このペースだと、今月中にゴールに到達する可能性は非常に低いと思われます。
 というわけで、読んでてツボった箇所を日々リアルタイムに上げてみようかなぁ……と。とりあえず、第一回は、いきなり本文書き出しのフレーズから。いや、ホントは別 の箇所を挙げるつもりだったんですけど(^^;;)、朝、雨音で目が覚めたときのガックリ感に、(既に読んだのは一ヶ月も前ですが)「雨は嫌いだ」の慧慈君のシーンを思い出したもので……

 そうそう、慧慈君と言えば、金曜(10/1)の『八つ墓村』を観て以来、なぜか脳内キャストが藤原竜也君になっています……<笑ってください(汗)
 別に鍾乳洞の中を逃げ回るシーンに触発されたわけではなく(それもあると言えばあるけど)、むしろ「短髪」*の方に、どこかのツボをこう、グイーっと(^^;;)。ナイーブで可愛い系なんだけど、ルックスとしては華美に過ぎず、体付きは長身で男っぽくて……と、(ワタクシ的)ワガママな要望を全部取り込んで、かつ、ワタシの貧弱な想像力では不可能なほど、全体を美しく底上げすると、あんな感じになるかな……と。雑誌記事やトーク番組等で頻見する長髪の彼だったら、こんなこと思わなかったんだけどなぁ……。やはり、「人造人間」とはいっても一応軍人さんですから、髪は短くなくては(笑)。
 で、藤原慧慈だと思ってみると、初読時は普通に通り過ぎてきた既読分のあのシーンやこのシーンが、すっごい萌えシーンになるのを発見(爆)。こ、ここで後ろに戻って読み返したら、また先へ進めなくなってしまうので我慢せねば……

*:公式サイトによると、あの短髪はカツラだったと知ってビックリ。あんなに自然に似合ってたのに……
  んじゃ、もしかして『コータローまかりとおる!』みたいなこと(腰までの長髪を隠す短髪カツラ)も、今はホントに出来ちゃうんでしょうかね?


とりあえず、過去ファイル分離(10/2)

 よ〜〜〜やく、4月〜8月分までの過去日記を分離しました。
 ……と、書くと、結構な分量に思えるけど、4月分:1ファイル、5月〜8月(6、8月は更新なし):1ファイル、しかも後者は追記込みで8K未満のプチプチサイズですが……(^^;;)。9月分も、今月中に(おい!)分離せねば……

 ついでに、リンクページもちょっとお手入れ。「戦闘機の機動用語の基礎知識」として紹介していたサイトが、どうもサーバ移転らしく、行方不明になってしまったので(^^;;)、削除いたしました。
 替わりにどこか別のサイトを……と、ざっくり検索をかけてみたのですが、個人サイト(フライトシミュレーションゲームとか)のコンテンツの一部だったりで、恒常的にリンクを貼ってご紹介するのが難しそうなので、断念いたしました(^^;;)。まぁ、「バレルロール」とか「インメルマンターン」とか、作中に登場する単語を2つほど拾って検索かければ、わかりやすい説明の良サイトがゾロゾロ見つかりますので、各自頑張ってください、ということで……(^^;;)。

 日付は既に10/3ですが、とりあえず2日付でアップ。


上手くいかない日もあるさ(9/28)

 新しく設置したカウンタの表示がおかしかったので、昼休み、職場から設定変えました。今度は大丈夫だといいんだけど……。
  例によって、通勤のお供に携帯した『膚の下』ですが、今日(27日)は、休み前に読み終わったところをおさらいいしただけで終わってしまった(^^;;)。雨の月曜日で、電車混んでたからなぁ……。明日…っつーか、今日はもう少し先へ進めると良いのですが……

 4月から既に半年間、1つファイルに書きっぱなしなので、今夜当たり分割するつもりだったのに、電話がかかってきて出来なかった(泣)。Webでの捜し物につきあわされちゃったんで、長電話しながら作業ってわけにいかなくってさ……

 秋雨のせいだけでなく、なんとも湿っぽい一日でしたが、まぁ、こんな日もあるさ。
 明日こそは、またまた神林語録に追加したくなる名言に出会えますように……


でもって、近況報告(9/27)

 8月終わり頃から、ようやく『膚の下』を読み始めました。
 ダンベルダイエットに使えそうな(^^;;)重さに耐えつつ、通勤途中でちびちびと読んで、現在の所、p.168まで来ました。
 通勤電車の中か、帰宅途中に寄る整骨院の待合室くらいでしか読めないので、1日当たりの速度は4ページ〜10ページ程度の遅々とした歩みですが、それでも、毎回必ずこちらのツボを突いてくる記述があるんですよね〜。なので、1日1回は「神林酔い」というか、自分の中の各種のツボ(ボトムズ者としてか、神林者としてとか、その他親子問題等、自分自身の問題意識とか)を突かれて頭がクラクラとする気分を味わっております(^^;;)。元々が雑誌連載だったんだから、短いスパンで山場が来るのは当然なのかもしれませんが、漫画ではなく、「長編小説」の雑誌連載って、1回毎の盛り上がりとかってそんなに意識して書かれるものじゃない……って、印象があったから、結構ビックリ。

 ……と、短いですが、今夜はココまで。あまりに久しぶりなので、書き方の呼吸を完全に忘れています(^^;;;;)。
 とりあえず、朝の通勤で読む分は、たぶん、数ページ戻らないと話の流れがわからなくなっていると思います(爆)。「主人公が巻きこまれた事件と、作品世界の経済システムの説明」なんて、ちょうど混みいった内容のところで中断しちゃってたからなぁ……


恥ずかしながら戻って参りました……(9/26)

 とりあえず、消滅しているカウンタを新たに設置。


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