2004年10〜12月分(10/13〜10/24)

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がっくり…(10/13)

 また『巖窟王』の録画しそこねた……(がっくり)。
 『MONSTER』見終わってから、予約セットしようと思ってたら、『MONSTER』の途中で眠ってしまって、ふっと目が覚めたら3時15分……。いっそ、朝まで目が覚めなかったら諦めもつくのに〜〜〜!!!
 嗚呼、中譲声もエロエロしい伯爵様にお会いできる日はいつに……。やっぱり、CS加入しようかなぁ……

 えー、以前予定していた「CS入って『ボトムズ』を観よう」プランは、その直後、急遽眼鏡を新調するハメになって無期延期になっていたのですが(^^;;)、そんなわけで、もう一つ強力な動機も加わったところで、再度仕切直しということで……

 あ、そだ。言い忘れてましたが、過去写真部屋、連休中にこっそり更新してましたので、よろしければご覧下さい。


折り返し点(10/16)

 アニマックスの再放送、先程「暗転」(クメン編最終話)が終わったようですね。来週からは、我が最愛の宇宙〜サンサ編か……と思ったら、その前にもう1話総集編があるんでしたっけ(^^;;)。あと、月曜深夜はメンテで放映休みだそうで? ってことは(放映予定をチェックしている)……宇宙編開幕エピソード「二人」は、水曜の深夜ですか。うーん、眼鏡新調してなければ、CS導入間に合ったのか……ちょっと悔しい(^^;;)。

 話は変わりますが、今回のアニマックス再放送のおかげで、あちこちのサイトで感想がチラホラ見られてとっても嬉しかったりするのですが、中にはこんな大物様も! TESTUこと織田哲郎氏のサイト、9月29日付の日記をご覧あれ(リンク先のページを下にスクロールしてください)! 過去ログ[2]の[162] 、2001年06月08日 (金) では「TESTU=自分である」とカミングアウトもなさっています。匿名だった理由も、日記中に。
 実は、既に某巨大掲示板ボトムズスレあたりではかなり前に話題になっていたのですが、ここにいらっしゃる方には某所をご覧にならない方も多そうですから、改めてご紹介(^^;;)。
 ちなみに、件のカミングアウトの記事を探して過去ログを端から端まで読んでいったら、ベーシストの日詰昭一郎さんがお亡くなりになっていたとか、ギタリストの北島健二さんが結核で入院中とか、旧い旧いTMファンには、「うわあぁあっ!」な記事がボロボロ出てきて別の意味でショックでした(涙)。
 でもって、更に余談ですが、東京地方では『ボトムズ』本放送当時裏番だった『魔法の天使 クリーミィ・マミ』では、ちゃんとお名前を出してお仕事なさってるので、サイト内の「History」で1983年を見ると、しっかり載っています(アーティストの欄に「太田貴子」ってある2曲)。わー、「美・衝・撃」(と書いて「ビューティフル・ショック」と読む)は、未だにサビだけは歌えるくらい好きだったんだけど、アレ、オダテツ作曲だったんだ〜。22年目にして知るオドロキ……。B'zの松本や北島健ちゃん他FENCE OF DEFENCEのメンバー(というより、ワタクシ的には「TMのサポート」だったり(^^;;))が参加してるのは知ってたけどさ。>クリーミィ・マミ

 ……はっ! ボトムズのハナシの筈が、何故いつの間にか80年代音楽趣味懐古バナシに(^^;;)


金曜ロードショー(10/22)

 今週の…というより、既に今夜の「金曜ロードショー」は吉川惣司さんが監督・脚本の劇場版ルパン第一作 『ルパン三世 ルパンVS複製人間』だそうです。

「長ぇことモンローとハンフリー・ボガードのファンだったが、今日限りだ!」
(米国大統領の配下に喧嘩売るときの次元のタンカ)

「……行くのか」「行くな、ルパン!」
「俺は、夢を取り返しに行かなくちゃ」←かなりうろ覚えです(^^;;)
「夢ってなぁ、女のことか?」
「……」
「実際クラシックだよ、おめぇってヤツぁ」
「……実際クラシックだよ、おめぇってヤツぁ」
(マモーと対決に向かうルパンと見送る次元との会話)

 ……等々、ジュリー歌うところの「男がピカピカのキザでいられた」時代(そんなものが「映画」の外に実在していたかどうかはともかくとして)そのもののような「名台詞」の数々は、どことなく『ザ・ラストレッドショルダー』や『野望のルーツ』にも通 じるような気がいたします。とりあえず、両OVAに登場するグレゴルーの声は次元ですし(^^;;)。

 吉川ルパンで光っているのは男だけではない。この話の不〜二子ちゃんも、色っぽいというより、むしろイヤらしい(エロいというより、「アク」とか「イヤミ」な部分という意味で)感じで、結構好き。でも、映画冒頭、「シャワー中、浴室のマジックミラーで覗かれていることに気づいた不二子が、鏡を叩き割る」 シーンは、ルパン相手の時とは全然違ったかっこよさがあるですよ。
 そう思えるのは、吉川氏の手になる小説版『ザ・ラス〜』のフィアナが同じことをしているしかもしれませんが……。小説より、該当個所を引用しますと……

 寝台の前には大きな鏡があり、フィアナはその前に立った。
 そして、惜しげもなくその白い裸身を映しながら、彼女はゆっくりと鏡に近づいた。
「恥を知りなさい、キリィ大佐!」
 鋭く右手を突き出すと、鏡は粉々に砕けた。
 以前から疑っていた通り、その奥にはモニター・カメラが隠されていた。フィアナはそれを引きずり出すと、床に叩きつけた。

■徳間書店 アニメージュ文庫『装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー』p.94-95より

 小説版のフィアナさんは、組織にいる頃の寝間着はシャネルの5番だったようですね……じゃなくって(^^;;)。小説の元になったOVAのフィアナは、TV本編よりも良くも悪くも更に一層「女っぽい」のですが、小説版ではそれにプラスして、かなりキッツイ性格になっております。なので、古くからフィアナfanの間でもわりと賛否両論…というより、ぶっちゃけ不評しか聞いたことがないのですが(爆)、わたしは吉川フィアナのエゲツないくらい「我が強い」というか、「弥永和子キャラっぽい」ところが結構好きだったりします(笑)。

 ……というわけで、今日こそは残業早めに切り上げて、金曜ロードショーの時間に間に合うように帰りたいものですが、さてどうなることやら……。<笑えない


追記(10/23)

 22日付で引用した『ルパンVS複製人間』の台詞、あちこち記憶違いだらけだったので、修正しました。……可能な限り、ですが(^^;;)。放映をリアルタイムで一回観た限りじゃ覚えきれなくって……。結局金曜も残業で、帰宅したのが始まるギリギリで、ビデオセットできなかったんですよ〜。どうせカットだらけだから……と思うと、事前に予約してまで録画する気にもなれなくって……
 ……と、言い訳はともかく(^^;;)。とりあえず、次元の台詞、モンローは姓だけだったけど、ボギーは名前付だったとか、ルパンを見送るシーンは、結構アツく引き止めていたとか(^^;;)、最大の勘違いは「クラシック」の評は次元→ルパンじゃなくって、ルパン→次元だったとか……(^^;;)。
 いや、キャラ的にどう見ても「クラシック」なのは次元の方だろうけれど、そういう次元が、「てめぇの方こそ、オレよりよっぽど……」ってニュアンスで言うのかなぁ…なんて、勝手に脳内で記憶をねつ造していたです(苦笑)。

 あと、脚本は吉川さんじゃなくって(あ、一応連名ではあるのかな?)、メインライターは別の方だったらしいとか、なんかもう、うろ覚えの記憶とおざなりな検索で穴だらけの情報を流してしまった……恥。


さらに言い訳(10/24)

 ……↑みたいな言い訳をグダグダ書いてアップしようとしたところで、地震が来て中断。ニュースを見るに、とんでもないことになっていそうで、「こんなときに、こんなヨタ話してていんだろうか……でも、有益なことや気の利いたお見舞い一つ言えるわけじゃないし……」等々、頭グルグル状態で、結局一日延期。
 とりあえず、30時間あまり経過したところでどうにか踏ん切りをつけて、アップしようとしたところで、また揺れが〜〜(泣)。

 「明日は我が身」と思えば、やりたいことや、やろうとしたことは、やれるうちにやっておいた方がいいよな……たとえそれが、どんなに些細でくだらないことであっても……と、自分を納得させることにしてアップ。

 ……と、言い訳だけじゃあまりにも芸がないんで、金曜の吉川ルパンつながりで、吉川さんの最近のお仕事について。『星のカービィ』とかアニメの方は全然みていないんで、厳密には「最新」ではないと思いますが、とりあえずわたしが直に観賞した中での「最新」ということで(^^;;)。

『メアリー・アニングの冒険 恐竜学をひらいた女化石屋』 吉川惣司/矢島道子 [著]
出版社:朝日新聞社 発行:2003-11-25  価格:1,470円(税込)

 もう、1年近く前の発行で、わたしがこれを読んだのも今年の2月(もっとも、途中で何度も中断したので、読了したのは5月頃でしたが)……と、思いっきり時期を外した話題ですが、まだご存じない方もけっこういらっしゃるかなぁ……と思って。
 19世紀前半英国、ひとかたならぬ実績を挙げながら、当時の階級差別、性差別の中で黙殺されていたヒロインの生涯を追う……というのが全体の粗筋。まぁ、『ボトムズ』とはほとんど関係のないハナシなんですが、実在したヒロインに対するシビアながらも温かい視点が、個人的には、アニメージュ文庫版『ザ・ラストレッドショルダー』での、「妙に我が強くてバイタリティのありそうな(それ故にむしろ女性受けが悪くなってしまう)フィアナ」に通じる気がして、すごく楽しく読めた一冊でした。
 本書によれば、実のところ、ヒロイン、メアリー・アニングの再評価は近年になって始まったわけではなく、死後半世紀を経たビクトリア朝期にも既に成されてはいた(らしい)ですが、その「ビクトリア朝的“婦徳”価値観に縛られたメアリー・アニング評」に対する、吉川さんの批判的な記述には思わず拍手。ああ、まったく、『赫奕』でのフィアナの扱いに何一つ反省してないどころか、女性ファンからの不評に自分こそが被害者だって顔する、恥知らずのバカ監督に読ませてやりてぇ!
 ……って、その『赫奕』の脚本書いたのも同じ吉川さんだったりするのが、ワタシとしては救われないところなんですが……(^^;;)。

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